幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年9月28日 水曜日

 「位置についてよーいどん」の声に「私もよーいどんする!!」と年少児もかけっこをしようとどんどん集まって来ました。友達と手をつないで並ぶ子ども達。年長児はリレーになり、自分の速さが分かりにくいのですが、かけっこでは自分の速さを他の友達と比較しながら競争できます。又、年中児は、速く走る年長児を見て「自分もやるぞ!」とやる気がますますでてきて、張り切って走るようになります。副園長が始めたかけっこはどんどん仲間が増えて、限りなく続いていました。どの子も楽しそうに笑顔でゴール。転んでも誰一人泣きません。年少児は運動会では半周ですが、同じ一周を走り、第三コーナーあたりでは少し足がもつれ気味になりながらも、最後まで一生懸命走る姿にやる気いっぱいの気持ちが伝わってきます。

      

 一方、プールでは年長児がアーチに飾る運動会の絵を描いていました。昨日は教師が描いた絵をアーチに飾っていましたが、やっぱり子どもの手が入ったものがいいということで、副園長が年長児達に呼びかけてくれました。すると年長児達はすぐに、鼓笛隊をしている所やリレーをしている所、体操をしている所など、一人ひとり自分が頑張っている場面や楽しみにしている場面を想像しながら描き始めました。子ども達の描いた絵は、みんなニコニコ笑顔でとても楽しそうで、運動会への期待がいっぱい表現されていました。アーチに飾り入場門に立てると、とっても楽しい雰囲気のアーチになりました。年長児達は自分が描いた絵が飾られると嬉しそうに眺めていました。まだ絵が途中の子もいるので、明日も続きができるように時間を取っていきたいと思います。どんなアーチや退場門が完成するのか楽しみです。

      

      

 年少組の青コース(午前の部)では運動会の踊りの練習をしました。各クラスの一つの円から3クラスの大きな円になることが課題にありました。今日もなかなか大きな円になるまでに時間がかかってしまい、音楽が間に合いません。それを見ていた副園長が水線を引きながら「すみれ組さんはここの線よ」とそれぞれのクラスの子に声をかけながら大きな円を描いてくれました。サラダの踊りということで、「小さなお皿から、みんなで大きなお皿を作るよ」と子ども達がイメージできるように声をかけてくれると、自分で線を見てパッと動き、素早く大きな円を作ることができました。私自身が子ども達を円に連れていかないといけないと思ってしまい、子どもの動きを邪魔してしまっていたなと反省しました。子ども達がイメージできるよう分かる言葉で伝えることで楽しくなって動いていけることをまた改めて感じました。

 お部屋では、踊りのお面を作りました。昨日絵本を見てそれぞれ好きな野菜の絵を描いたので、今日はその周りをはさみで切り取りお面にしました。できあがったお面を「僕はトマト」「これはじゃがいもなんよ」と嬉しそうに友達と見せ合っていました。お面を付けて踊りをするのもまた楽しみです。