幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年7月19日 火曜日

今日教師達は、朝から雨が激しく降ったりする中プール前の固定テントに、休み前に片付けていた小プールやタライなど雨水遊びに必要な道具類を出していきました。朝の環境の様子を見に来た園長が教師達に、子ども達が自分で遊びをイメージして、どんどん道具類を動かしていくから教師がやり過ぎないよう少し離れて見ていること、どうしても手を貸さなければならない時と危険な時に教師の出番になる事の指導をしてくれました。そしてそこに登園して荷物を片付けた年長さんがやってくると、さっそくテントの屋根に雨水が溜まっている所がないか探し始めました。テントの屋根に溜まった水を見つけたHくんは、近くにあった短いといを持って来たのですが屋根に届きません。それを見ていた園長が倉庫から使えなくなった外ほうきを持って来ると、それを受け取った子ども達が雨水が落ちそうな所にバケツを置いて、テントを突っついて水を落としていました。あとから来た他の年長児達も、長いといとほうきを持ち雨水を落としていく係と、桶やタライを落下するであろう所に持っていく係などに別れてせっせと水を集めていました。

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その様子を見ていた年少児のKくんも雨水をバケツで受けようと、年長児の後ろをついて行っていました。Kくんに気が付いていない年長児は、雨水を次々と移動しながら落として行きました。Kくんはバケツを持って後々移動していて落ちる水に間に合いません。それに気が付いたKくんは水を溜めるのを諦めて今度は自ら落とす事に決めました。年長児の真似をしてほうきを使い雨水を落とそうとテントの屋根を突こうとしましたが届きません。するとKくんはブロックを持って来ると、積み上げ階段のようにすると近くの教師に屋根から雨水を落としたいから支えてくれと言わんばかりに「ウンウン」と言って支えてもらい雨水を無事に落とす事が出来ていました。朝園長が言われたように、遊びはじめは教師が環境になるものを遊びのヒントになるようにさり気なく出しておくと、子ども自身で考え遊びが発展していく事を改めて感じることが分かりました。子ども達で考えて行く遊びは、教師達が考えもつかない事が沢山起こり見ているだけでも十分に楽しめます。子どもの遊びが発展する事を邪魔しないようにして自分も関わりを持てるようにしていきたいと思います。

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今日は、駐車場で収穫したキュウリやゴーヤ、ポンタ農園さんからいただいたナスなどを調理してもらって食べました。ゴーヤは古森先生特製のゴーヤチップスにして頂き大好評でした。ぱんだ組のYくんとSちゃんは、代表でゴーヤチップスを調理室に取りに行くと、古森先生から「いいものをあげる」と何かが入った小皿を渡されました。「これは最後に出来るゴーヤチップスの宝石なんだよ。とても美味しいから食べてみて」と教えてもらいさっそく食べてみる事にしました。口に入れると二人とも大きく目を見開き「う〜んあま~い」と口をそろえて言いました。その正体はゴーヤチップスの時に出来た天かすでした。天かすを見ると小さい宝石の様にキラキラと輝いていて、口に入れると何とも言えない歯ざわりと甘さが口の中に溶け込んでいきました。部屋に戻った二人は、待っていたクラスの子ども達に伝えようとした第一声は「宝石食べたら甘くて美味しいよ」でした。それを聞いた子ども達は何のこと?と言った表情でしたが、改めて説明をすると「どれなん?」と興味津々。ゴーヤチップスを手にするとすぐに頬張っていました。食べ終わった子どもの中には、ゴーヤチップスを食べるのに使ったお箸を何度も口にふくんで味わっていました。今年度初めてのゴーヤチップスはとても甘く、子ども達から次の催促がある程でした。

 

一学期も明日で終わりです。明日は災害時の引渡し訓練があります。お迎えメールが10時30分頃きますので、必ずお迎え方法と返信をお願い致します。