幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年5月12日 木曜日

今朝小雨が降っているので、戸外の遊びをプール前にある固定テントの中に作りました。

バスケットゴールは、「バスケットのゴールにボールが入ると転がっていく道を作ろうか?」と声を掛けると「作ってみる~」と年長児を中心に直ぐに集まってきました。子ども達は直ぐに作業に取り掛かりました。近くの部屋からブロックや柵を持ってくると、ボールが転がる坂道を作り始めました。ダンボールで作った筒を置くと、ブロックを支えに使ってボールが転がるように何度も高さを工夫していきました。

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坂道を作っている子ども達の横では、別の教師と子ども達がトンネルを作り始めました。はじめ米袋の中に新聞紙で作った棒を入れて支えにして作ったのですが、いざ設置してみると米袋の重さに耐えられずペチャンと潰れてしまいました。「トンネル壊れてしまうね」と言うと、N君が「じゃあ今度はもっと棒を作って壊れんようにしたらいいんじゃない?俺作ってくる」と言って作り始めると、近くにいた子ども達も「私も作る」と棒を次々に作っていきました。作った棒をいくつかにまとめて、米袋の中に入れ貼り付け終えるとN君が「よーし、今度は壊れないぞ!」と設置して、ボールを持っていた友達に「ねぇねぇボール転がしてみてよ」と伝えボールを転がしてもらうと、見事にトンネルの中を通って転がっていきました。「やったー。ボールがスーって通った!」と一緒に作った友達同士で喜びあっていました。

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ボール転がしの道が出来上がる頃には、子どもの人数も増えていてボールが足りなくなったので、サッカーボールやバレーボールを追加で出してみました。するとすみれ組のI君が「先生ボールが大きいけん転がっていかんよ」と言ってきました。見に行くと、ダンボールを筒の形を保つようにとつけてた紐に引っかかってしまい止まっていました。その紐を切って通れるようにした事をI君に伝えると、直ぐにボールを持ってきてゴール投げ入れました。そして、レーンを転がって紐があった所を通過しトンネルを通り抜けていく様子を見守るととても嬉しそうにしていました。

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昨日ぱんだ組では、教師が捕まえていたカタツムリを自分達が持っている図鑑を見て飼い方を調べていました。その活動の中で。一人の園児が「先生カタツムリ作りたい」と言った事をきっかけに今日廃材を持ち寄って製作をすることにしました。子ども達は廃材箱や持ってきた廃材から、材料を選び思い思いに作り始めました。子ども達の中には図鑑を持ってきて写真と見比べながら作ったり、カタツムリの渦を表現しようとプラスチック容器を切り合わせたり工夫して作っていました。完成したカタツムリを持って来ると「カタツムリの家も作ってきたよ」「大好きな野菜も沢山作ってみたよ」と個性あふれるカタツムリ達が誕生していました。保育の中で子ども達が興味を持った事を、少しでも深められるようにしていくことも大切な援助になると保育の楽しさを感じることが出来ました。

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