幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年7月17日 水曜日

夕涼み会まであと3日となり、年長にクラスからは盆踊りの曲に合わせて太鼓を叩く音が一段と力強く聞こえてくるようになりました。テラスでは、年中児達が絵を描いたり飾りを作ったりして夕涼み会の看板を作っていました。又、年少児達は園長が考案した封筒を使ったちょうちん作りに挑戦していて、夕涼み会に向けて子供達も教師と一緒にいそいそと準備しているところです。

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今朝、ままごとコーナーを覗いてみると、今が旬の夏野菜が並んでいました。特に今日多かったのはきゅうりでした。それを見たH先生は、きゅうりを切ったり割り箸に刺したりして動物を作りました。その様子を見ていたらいおん組のWちゃんは、「私も作る!」と言ってきゅうりを色々な厚さに輪切りにしていきました。そして、厚いきゅうりに切り込みを入れたかと思うと、そこに幅の狭い薄いきゅうりを差し込んで耳にしたのです。これには、周りにいた教師や友達も驚きです。自分がイメージした通りのサルができたと満足そうなWちゃんでした。

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昨日から自分で作ったうちわを持って盆踊りの練習をしている子供達ですが、うちわを持つことで手先への意識が変わってきているように感じました。園長から「太陽に届くように手を伸ばしてみて。」「キラキラしてみて。」など、声がかかるとしっかりと手を伸ばして生き生きとした表情で踊っていました。夕涼み会当日にはこの子供達の活気に溢れる掛け声や踊りを保護者の方々に見ていただけることと思います。

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又、盆踊りは踊ること以外にも大切なことがあります。それは、人の話をしっかりと聞くことや太鼓の合図を聞き分けて動くこと、集団行動がとれることなどです。単に踊りを楽しんで踊っているのではなく、こうした教師の思いや願いも込められているのです。特に年少児は4月から初めて集団で生活する子もいました。踊りを踊る姿以外にも集団の中で生きていくための術や力が身についてきている様子も感じとっていただけたら嬉しいなと思います。