幼稚園の日記(ブログ)

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  2007年11月21日 水曜日

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今日は朝から、子ども達が長いズボンを見せながら「きょうは、じょうばよね?ちゃんとながズボンはいてきたよ!」とはりきって登園して来ました。昨日から、乗馬に行く時の服装や馬を乗り下りする時に足を広げる練習、馬小屋に入る時の約束事を子ども達と話していました。そのことを覚えていて、お家の方にもちゃんと伝えることができたようでした。

そしてバスに乗って乗馬クラブに着きました。バスが馬小屋に近づくと、窓から馬が顔を出して子ども達を迎えてくれました。子ども達もそれに応えるように「おうまさん、こんにちはー!!」と手を振りました。

年少児はどの子も初めての乗馬で、楽しみな反面、緊張している様子も見られました。すみれ組では馬に乗る前に馬小屋見学をしました。丁度、馬がエサを食べている所で子ども達の目の高さのところに馬の顔があったために、馬小屋の入り口で少々戸惑っていましたが、教師と一緒に入っていくと安心して見ることができていました。間近で馬の顔を見た子ども達は「おうまさんの目っておっきいね。」「やさしそうね。」「はがすごい!おおきいは。かまれたらいたいね。」とよく観察していました。

いよいよ馬に乗ります。いつもはこわいものなしのS君は台の上に登ると「うわぁ、ドキドキする。」と言いながら待っていました。馬に乗るとどの子どももニコニコの笑顔で怖がらずに楽しめたようでした。S君は馬から下りてくるなり「馬の背中って気持ち良かったぁ!毛がチクチクして痛かった。それとね、背中と首が硬かったんよ。ぼくの首のうしろも硬いんよ。R君も硬いね。馬のここんとこ(首)なんで硬いのかな?ぼくのもなんで硬いのかな?」「それは骨があるからじゃない?」「そうか!ぼくのも骨か。馬にも骨があるんだね。ぼくと一緒やね。R君も一緒。」と友達の首や教師の首をさわりながら確認していました。人間にも馬にも背骨があって、首があって、みんな生きている同じ生き物なんだということに気が付いているようでした。

乗馬が終わった後、乗馬クラブの隣りの土手を歩くと、そこで畑をしているご夫婦に会いました。「こんにちは」とあいさつをすると笑顔で「こんにちは」と返して下さいました。そこの野菜は無農薬で野菜についている虫を一匹一匹捕るのだそうです。虫や鳥よけの風車やつるしたカンカンが風を受けて動いている様子やきれいに咲いたコスモスや菊の花など、すてきな自然にも触れることができました。バスの中でも楽しかったことや感じたことを子ども達はいっぱい話し合っていました。

ご家庭でも子ども達の話を聞いて、生き物や自然について考えてみて下さいね。