幼稚園の日記(ブログ)

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  2014年3月22日 土曜日

3月も残り あと1週間ほどになりました。4月からは、幼稚園に進級したり ぴよぴよにも入園する友達もいて どの子も お兄ちゃん・お姉ちゃんになります。 今まで、月齢が低かったTくんも一時預かりで自分より小さい友達がやってくると持っていた ままごとのみかんやトマトをあげたり頭をなでたりする姿が見られ、自分より小さい子への気遣いが感じられるようになりました。

今週は、気温が上がって暖かく春めいた日が続きました。 子ども達は「お外に出るよ!」と言うと戸外で遊びたい一心で帽子をかぶるより先に靴を持って準備している子がいたり保育士が他の子に帽子をかぶせていると どうにか自分で帽子をかぶろうと頑張っている子もいました。そして、テラスでは靴を履こうと頑張ります。 マジックテープをはがし、左右反対はおかまいなしで足を突っ込んで履こうとします。何でも『自分で』という気持ちが強くなるのが、この時期の子ども達。この気持ちを大切に、見守っているといつの間にかできるようになっています。 月齢の低いTくんは、今、靴を履くことに関心があり遊びの途中でも靴箱の前に行って、始めは保育士の大きな靴をパクパク、次に友達の長靴や少し大きめの靴を履いて、ついに自分の靴も履けるようになりました。何でも遊びになってしまう ぴよぴよちゃんです。


さて、靴を履いた子ども達は、みんなで砂場の方によちよちと歩いて行きました。 砂場には、誰もいなく広々としていて大喜びで、思い々の遊びをし始めました。 砂場・うさぎ・円型ドーム・アスレチック・すべり台など子ども達にとって魅力ある遊び場です。 砂場では、スコップ・しゃもじ・おたま・茶碗・コップ・ポットなど自分の好きな玩具を取り砂を入れていました。 2歳児は「ごはん!」「ケーキ!」と言いながら持ってきます。 友達が、茶碗に入れてスコップの背でペタペタ叩いたり逆さに向けてプリンの型を作ったりしているのを真似して作っていました。 また、月齢の低い友達がポットに砂を入れていると同じぐらいの月齢の子が隣に座り一緒に砂を入れている姿も見られ、ほのぼのとした気持ちになりました。

円型ドームでは、月齢の高いRくんやTちゃんが、綱をもってのぼっているのを見たKちゃんは、自分もしてみたくて綱をもちました。 始めは、保育士の助けを借りてのぼりましたが、そのうち、手に力を入れ足を動かし自分でのぼれるようになり、何度も挑戦していました。 ドームの下では、月齢の低いTくんが、穴をのぞいて「ばぁ!」と言って中に入ろうとしていましたが、足がひっかかって入れません。 それを見たIくんが入り次々に子ども達がコップやスコップを持って入っていき、中で立ったり座ったりプリンを作ったりして、この場所でも、ままごとが始まり楽しんでいました。


火曜日は、幼稚園が卒園式のため子ども達は、お弁当を持ってきました。 久しぶりのお母さんのお弁当とあって登園時もNちゃんが「みかん、入っとる!」とかばんの中から お弁当箱の包みを取り出して見せると「みかんといちごが入っとる!」とRちゃんも嬉しそうに言ってきました。 そして、お弁当の時間。早く開けたくて自分でふたをあける子もいました。「ママが作った!」と言い合いテンションが高かった子ども達でした。アンパンマンやくまの顔を型どっている弁当もありました。 「おいしい!」と言いながら ほうれん草なども食べ「全部、食べたよ!」「ピッカピカ!」と空っぽになったお弁当箱を見せてくれました。箸を使えるようになった子も多く、自分で箸セットの中から箸やフォークなど選んで使って食べています。 食べ終わるとお箸をケースに入れて、月齢の低い子もロッカーに入れることができるようになりました。日々、友達同士、刺激し合って少しずつできることが多くなり成長しています。