幼稚園の日記(ブログ)

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  2008年12月17日 水曜日

今日は待ちに待ったおたのしみ会。朝から子ども達は自分の作った袋を嬉しそうに持ちまわったり、見せ合ったりしていました。ホールに上がる前、約束事など話しているとR君が「サンタさんって来るのが夜だけど今明るいけんこんのやないん?」と心配していました。そして「あれ閉めたらいいやん」とブラインドを指差していいました。ブラインドを閉め、電気を消すと暗くなりみんな安心してホールへあがりました。おたのしみ会が始まり「何があってもお尻をつけてすわろうね」と言う約束をして古森先生から「年長さんはみんなに優しくしてくれてるかな?」「ひよこさんに親切にしてくれているかな?」と年中、年少児にも声をかけていきました。その後はどの子もさっきの約束を守りながら真剣に聞いていました。

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それから先生達の出し物のハンドベル、合奏が始まり、子ども達は音に合わせて手拍子をしたり歌を歌ったりしていました。次の役員さんたちの出し物は羞恥心を歌って踊って子ども達も真似をして歌ったり踊ったりととても盛り上がりました。

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その後は先生達の劇が始まりました。劇の終盤、シャンシャン・・・と鈴の音が聞こえてきて後ろからサンタさんが入ってきたのです。驚いている子や嬉しそうにしている子、「サンタさーん」といっている子など子ども達は総立ちです。はてさて、劇に出てきたサンタとシャンシャンと鈴の音と共にやってきたサンタさん、どっちが本物のサンタかということを知るために「みんなに挨拶をしてください」「どこからいたのですか?」と質問をして答えてもらい一人は偽者の利夫サンタとわかりました。さらにサンタに年長児が質問をしようとすると「古森先生はまだこのサンタさんが本物とは思わんのよね。本物のサンタさんならお髭を引っ張ったら痛がるはず・・・」と言って髭を引っ張りました。するとサンタは「oh!oh!」と言って痛がっていました。Mちゃんは「やっぱり痛いじゃん」と本物のサンタであることを確信しました。年長児は「なんでトナカイの鼻はあかいのですか?」「どうやっておもちゃを作るのですか?」などいろいろな質問をして一つ一つ丁寧に答えていってくれました。サンタが来てくれたお礼にと年長児が「ジングルベル」を英語で、その後全員で「あわてんぼうのサンタクロース」の歌のプレゼントをしました。

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サンタが帰る前に何やらポケットの中から出してきました。それは手紙でした。実はたんぽぽ組のR君が先日サンタさんに手紙を書いて送っていたのです。そしてお返事を持ってきてくれたのでした。R君は思いがけない出来事にとても驚いていました。又三葉幼稚園のみんなにも手紙を持ってきてくれました。古森先生から「みんなが見えるところに飾っておくね」と言われ「見に行こうね」と言う声が聞こえました。「サンタさんは忙しいから次のところに行かないといけない」ということを通訳のピーター先生から伝えてもらいみんなでお別れをしました。さあ、みんなのお部屋の袋の中にサンタさんはプレゼントを入れてくれているのでしょうか?どきどきしながら部屋に帰ると「うわあ!!」「わたしにもある!」と歓声を上げて友達と見せ合って喜んでいました。

おたのしみ会の食事は特別のおたのしみ手作りメニューです。古森先生や先生達、役員さんが一生懸命作ってくれたと言うことを話すと「美味しそう。全部食べておかわりするけん」「今日はデザートが3つもある」とみかんとケーキが2つも入っていることを喜んで残さず食べていました。アレルギーでケーキが食べられない子も古森先生が考えてくれた特製ケーキを食べ、周りの子も「いいなー」と羨ましがっていました。

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子ども達にとって一生心に残るおたのしみ会になればいいなと思いました。やっぱり三葉幼稚園には本物のサンタさんが来てくれました。子ども達の夢がいつまでも覚めませんように。