幼稚園の日記(ブログ)

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  2012年2月23日 木曜日

今日も朝から雨。子どもたちは外で遊べず残念そうにしていたのですが・・・。ところがところが、園庭を見た年少児、そして2階テラスの上の年長児の目がキラキラ輝き「古森せんせーい!!」の大合唱!!園庭にぞくぞくとトラックやショベルカーが入って来たのでした。

年少児たちは冷たいテラスも気にせず、体操座りをして見入っていました。「お尻が冷たいよ?」とあわてて子どものお尻の下にマットを敷くと、「楽しくて今日はおうちに帰りたくなーい」と大興奮のA君の姿もありました。どうなるのかな?と2階テラスから見ていると、どんどん泥場がなくなり、泥場の枠がなくなっていきます。「あーぁ・・・」と、残念そうに言っているともう一台ショベルカーが乗ったトラックが入って来ました。しばらくすると、トラックの後ろの枠が開き、ショベルカーが動き始めました。「え?え?え?落ちるよー!!あのショベルカーどーなるん?」と、子どもたちは息を飲みました。すると、ショベルカーはショベルを伸ばして地面につけて支え、少しずつ進んで、タイヤを斜めに地面につけてクルっと一回転反対に回り、今度はトラックの上にショベルカーのスコップを置いて支え下まで降りました。それを見た子どもたちは、「すっごー!!あーやってトラックから降りるんやね!!」と感心して言っていました。

  

  

すると、らいおん組のR君とYちゃんが自由画帳とカレンダーを持ってきて、ベンチに座りスケッチを始めました。その後、きりん組のTちゃんとHちゃんたちも来ました。「先生?泥場がすごいことになっとるね」と言って、工事をしている全体の絵を描き始めました。すると、「あの青いやつは何?」「あれは、移動するトイレよ」「あー工事現場によくあるやつや」と会話をしていました。そして、「これ、毎日変わるけん、毎日スケッチしたらおもしろいかも」とつぶやいたR君は、そのページに?と書きました。そのアイディアに私たち教師は、とても驚いたのと、すごいなぁと感心しました。

  

途中クラス活動が入り、「じゃあ続きはお昼が終わったらね」と言って終わり、昼食後も続きを始めた年長児たちでしたが、また午後の風景は午前中とうってかわって、泥場はきれいにならされていました。「午前中と違う?」とそれに気付いたR君は、変わった風景にすぐ気がつき、次のページには?と書きました。このように刻々と変わる風景を描きつづっていく姿に、興味を持ったことを大人以上に表現する力が育っていることに驚きました。実は、今週から園舎増築工事が始まったのです。工事中は園庭が狭くなり、不便になりますが、その代わり子どもたちは毎日工事風景を楽しみます。工事中は園庭が狭く、何でも興味をもち、自分たちの体験を学びにしていくことを、楽しみにしています。

 

今日久しぶりにくま組・ひつじ組がミキスタディーさんとの交流がありました。英語のお買い物では、自分たちのTシャツやズボンを買ったり、グーチョキパーの手遊びを英語でしたりして、楽しく遊ぶことが出来ました。子どもたちもいつの間にか英語で買い物を楽しんでいる姿が見られ、よかったなぁと思いました。