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2022年11月7日 月曜日

今朝、緑テントの下では、藁を使って縄作りが行われていました。古森先生が藁を水に付けて木づちで叩いて柔らかくしてくれ、縄や三つ編みの仕方を教えてくれていたのです。

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古森先生がしていることを見よう見真似に始めた子どもたちは三つ編みや、藁をねじりながら編んでいき、輪っかにして王冠にしていました。気付くとその王冠には黄色くなった銀杏の葉や紅葉した桜の葉が飾り付けられていました。また、古森先生が藁の腰みのを作って子どもの腰に巻くと真似て作ってスカートにして楽しんでいる子どもたちがいました。
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それを見て他の子どもたちも集まってきました。すると、最初からその場にいた、らいおんぐみのAちゃんは「強い藁を取ってきて!柔らかいのやなくてね!」「長さが合うようにこうやってするんよ!!」と言ってその藁の束を水に浸して木づちで叩いて使いやすくしていました。古森先生を見て学んだことをすぐに習得し自分のものにして、他の子どもたちに教えてあげていたのです。そして、次から次へと伝わり周りにいた年中さんもやり始め、りすぐみのHちゃんは難しい三つ編みに長い間挑戦していました。

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一方さくらぐみの子どもたちは木工コーナーで遊んでいる子を羨ましそうに見ていました。初めて木工遊びを見る子どもたちは興味津々です。やってみたい!と思ったさくらぐみのSくんは金槌が空くのを待っていました。待っている間、Sくんは木工遊びをしている友達の手元をしゃがんで目線を合わせて真剣に見ていました。そして、金槌があくとすぐに木工遊びを始めたSくんは、待ってました!と言わんばかりに、すぐにくっつけたい木材を2つ選んできて金槌を持って釘を打ち付けようとしましたが、なかなか思うようにいきません。難しいと感じたSくんは、小さな木片を2つの木片の上に持ってきて置いて釘で打ち始めました。真ん中に1つ打ってみましたが、すぐに落ちてしまいます。しかし、今度は両端に釘を打ち込むと2つの木をくっつけてることができました。そして、1つ釘を打つと最後まで打ち込みたいSくんは、どこまで打てたのかしゃがんで確かめては、さらに打ち込むと手で触りながら平らになっていくのを確かめていました。コツを覚えたSくんは明日も木工遊びをすることを楽しみにしていました。

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子どもたちはこうして、小さい子は大きい組さんの姿を見て、自分でやってみて失敗を重ねて重ねて様々な技術と知識を身につけていくのだと思いました。改めて環境の大切さを感じた1日になりました。

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