幼稚園の日記(ブログ)

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2022年7月31日 日曜日

幼稚園は夏休みに入りそれに合わせたように気温は上昇し続けていて、子ども達には、コロナ・熱中症と厳しい夏になってきました。そんな中でも小さな子ども達は気にすることなく元気に登園してきます。
屋外遊ぎ場での生活も半年以上になり、みかん組・れもん組そして保育教諭達もすっかり生活に慣れ、今では保育園の園舎として心地よい生活を楽しんでいます。

登園してきた子ども達は早々に人工芝の上に出たり長い廊下のようなテラスで行ったり戻ったり、かけっこをしたりして遊び始めます。Aくんは車を持ってくると、ゆっくりと戸外で使っている赤・青・黄のカラフルな椅子を並べて、その上を走らせていました。それに気が付いたBくんもやってきてその様子をのぞき込んでいました。一方では、テラスの隅で汽車をつないで走らせているSくんの横で次々登園してくる友達をじっと見ているTちゃんの姿もありました。そのように朝はゆったりと時間が過ぎていきます。

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先日、もも組の水遊びを見ていた古森先生からたくさんのアドバイスや指導をいただいたと伝達がありました。コロナ感染症のオミクロン株の感染が増加してきていることから水遊びの前後には使うものやたらいを次亜塩素酸で消毒すること、同じ場所で2人以上集まらないこと、時間差で入れ替わること、水道水を使い中が汚れないように気を付けること等、コロナ対策を強化するよう指導していただいたことを聞きました。保育園ではほとんど感染者が発生していないのですが、さらに対策を強化するようにとのこと。早速今まで遊んでいた環境を見直すことにしました。

カップやペットボトル、ジョーロなどは朝のうちに消毒し、子ども達が集まらないようにしました。着替えも一同に集めず、順番に行い、全員が安心して過ごせるよう、保育教諭達はフル回転です。そんな中で子ども達が気にすることなく楽しそうに遊んでいる姿を見ると嬉しくなります。今、コロナ感染症が猛威をふるう中、何も知らない子ども達には伸び伸びと動き回ってこの大切な時期を過ごしてほしいと思える、広々とした屋外遊ぎ場での生活ができることに感謝しながら夏を乗り切っていきたいと思う毎日です。またこの遊ぎ場は水も豊富で水に触れながら遊べる環境でもあることから何不自由なく夏を快適に過ごすことができとても ありがたいと思っています。

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これからも熱中症の心配もある1~2歳はマスクの着用も難しいため、換気や手洗い、手指の消毒には十分気を付けていきたいと思っています。

まだまだ暑さとの戦いも続きますが子どもの笑顔にパワーをもらいながら頑張っていきます。

保護者の皆様、日々のご協力ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

 

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コメント (「水遊びを楽しみたいな」 ひよこ組 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)

2022年7月24日 日曜日

毎日暑い日が続いていますが額に汗をかきながら気にせず子ども達は元気いっぱい遊んでいます。
雨が降って水遊びができなかった火曜日、ビニール袋に子ども達でシールを貼り、その中に水を入れヨーヨーを作ってみました。シール貼りの様子も月例によって様々で、もも組では月齢の高いYちゃん、Kくんはシールを台紙からはがすのも袋に貼るのも上手で早々と貼り終えては「もっとちょうだい!」と言うように何度も手を伸ばしては追加のシールをもらって貼っていました。月齢の低いHくんやSくんはシールが指にくっつくとはがせず手をぶんぶんふってみたり「ん〜!」と声をあげて怒ったりシールと格闘する姿を見守りながら思わず笑ってしまいました。水を入れて輪ゴムをつけ、完成したヨーヨーを子ども達に渡すと嬉しそうに手に取り、ほっぺたに当ててひんやり気持ちよさを感じたり、手でもんで感触を楽しんだり一人ひとりが楽しそうに遊んでいました。次の日は幼稚園の「かがくのひろば」の浅いプールが空いていたので作ったヨーヨーを浮かべて遊びました。保育教諭がひしゃくを渡してみると次々ヨーヨーをすくおうと夢中になってひしゃくを伸ばしていました。また、保育教諭がプールの中の水をひしゃくで混ぜて動かすとヨーヨーが移動していく様子を見たRくんは「わぁ!」と声をあげ、動いているヨーヨーをつかまえようと手で追いかけていました。これからまだまだ暑い日が続くので水遊びを積極的に取り入れ、夏を感じながら遊べるようにしていきたいと思っています。

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今、子ども達の間では先月買って頂いた磁石ブロックの玩具が人気です。ブロック同士をくっつけて色々な形を作るのも楽しいのですがMくんはお部屋の前のフロアにある避難扉にこのブロックがくっつくことに気がつきました。そしてどんどんブロックを運んではくっつけ始めました。その様子を見た他の子ども達も次々やって来てみんなで避難扉にブロックをくっつけて楽しんでいました。しばらく見ていると子ども達はより高い所へくっつけようと背伸びしたりジャンプしたりとより高度なことを見つけて挑戦していて驚きました。そしてついにブロックではなくパトカーの玩具を持ってきてKちゃんの挑戦です。もちろんくっつくはずはなく「あれ?」というような顔をして何度も何度も試している姿に保育教諭も応援しながら見守ります。また、Wちゃんはこのブロックがどこにでもくっつくものだと思ったのか避難扉の隣にあるガラスの扉にくっつけようと挑戦です。しかしくっつくはずはなく、少しイライラした様子でバンバンとブロックで扉をたたいて苛立っていました。そんな中Rくんは、その後ろにあった玩具の消毒機にもこのブロックがくっつくことに気が付き、友達の群れから離れ一人磁石遊びを楽しんでいました。このようなどんどん挑戦したり試したり工夫したりしながら遊びを広げていく子ども達を見ているとやはり子どもは遊びの天才だなと思うとともに保育教諭があまり手を出し過ぎず、子どもの遊びを笑顔で見守ることも大切なことだと改めて感じました。これからも子ども達の遊びの様子を見守りながら一緒に楽しんで保育教諭として子ども理解を高めていきたいと思いました。

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コメント (「楽しい遊びがいっぱい♪」ひよこ もも組 中野佑衣 はコメントを受け付けていません)

2022年7月20日 水曜日

昨日の雨が大雨が嘘だったのかと思う程の晴天の中、1学期の最終日を迎えました。

進級・入園して約3か月。今年度の三葉っ子たちは、コロナ禍の中で大人に負けないくらいの知恵や行動力を遊びや毎日の生活の中で身につけてきました。言われなくてもさり気なく置かれた横断歩道の横の旗を見つけると手にして、高く上げ左右を確かめて渡ったり、ピタゴラ水遊びで「ああでもない、こうでもない。」とせっせと役割を分担したり、話し合って調節したり、どこを見ても「三葉っこってすごいな!」と感心させられるばかりです。

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さて、今朝は太陽が照って真夏を思わせる空の下、子どもたちが登園すると、R4年度終園式が始まります。昨日の予定では、コロナ対策として園庭での終園式を計画していましたが、この炎天下では熱中症の心配もあるということで、急遽、会議室に変更し集合です。鼻までしっかりマスクをつけると、目がきりっと変わりかっこいい年長さんになり、背筋をしっかりと伸ばして会議室へ向かいます。

コロナ禍の中で自分の身を守るすべを身に付けてきた子どもたちは、大きな声を出さなくても習いたての手話を使って気持ちを伝えることができるのです。「おはようございます。」「おめでとう♪」「はーい。」どれも小さい声と手話の身振り手振りで挨拶も誕生日の友達へのお祝いの言葉も、そして、お話をしっかりと聞いて「うんうん。」とうなずいたり、どんなに距離が離れていても話をよく理解し、頭の中でイメージができるのです。古森先生から気を付けないといけないことなど、夏休み中のお約束を話してもらいました。子どもたちは、気を付けないといけないことがたくさんあります!!「熱中症に…コロナに…台風!もういっぱい頭使わんと!」と指を折りながら少し慌てるAくん、「よし‼これでコロナは入ってこないぞ♪」とマスクを鼻まであげ、満足そうな笑顔を見せるMちゃん、話を聞いてそれぞれ違った思いを話す姿に大人みたいだなと思わずクスッと笑ってしまいました。

そして、15分ほどの終園式を終えて帰り、「夏休みの約束なんやったけ?」と尋ねてみると…「アイスくれそうでも知らん人についていったらだめなんよ!」「ピンポーンって鳴っても出たらだめ。1人ででかけるのもいかんよ!」「マスクも鼻までしっかりしてね。」と右左右とやって見せてくれました。まるで小さな古森先生がたくさんいるようで、本当に理解力やイメージする力が備わった子どもたちに「さすが‼」と思うばかりの1学期の最後の日でした。

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そして、1学期毎日過ごした保育室も子どもたちと一緒に掃除をしました。「ここ、ホコリたまっとる!」「あそこはまだキレイになりそう。」と子どもたちのお掃除センサーはピカイチです。お部屋も心もキレイに整理して今学期最後の1日を終えることができました。年長児は預かり保育の園児以外は8月のお泊り保育の日に、みんなが揃います。その日がとっても楽しみです♪

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本日の引き渡し訓練では、ご協力ありがとうございました。現実、災害がないことを祈るばかりですが、万一に備えての準備は必要です。幼い子ども達を預かる者として、どんなに頑張っても私たちの力は微々たるものです。保護者の皆様のご協力により、教職員と保護者が両輪となって、子ども達を守っていきたいと思います。

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今後とも保育現場でのご協力をお願いすることがあると思います。よろしくお願いいたします。

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コメント (「1学期 終園式」 くま組 髙松由衣 はコメントを受け付けていません)

2022年7月19日 火曜日

今日教師達は、朝から雨が激しく降ったりする中プール前の固定テントに、休み前に片付けていた小プールやタライなど雨水遊びに必要な道具類を出していきました。朝の環境の様子を見に来た園長が教師達に、子ども達が自分で遊びをイメージして、どんどん道具類を動かしていくから教師がやり過ぎないよう少し離れて見ていること、どうしても手を貸さなければならない時と危険な時に教師の出番になる事の指導をしてくれました。そしてそこに登園して荷物を片付けた年長さんがやってくると、さっそくテントの屋根に雨水が溜まっている所がないか探し始めました。テントの屋根に溜まった水を見つけたHくんは、近くにあった短いといを持って来たのですが屋根に届きません。それを見ていた園長が倉庫から使えなくなった外ほうきを持って来ると、それを受け取った子ども達が雨水が落ちそうな所にバケツを置いて、テントを突っついて水を落としていました。あとから来た他の年長児達も、長いといとほうきを持ち雨水を落としていく係と、桶やタライを落下するであろう所に持っていく係などに別れてせっせと水を集めていました。

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その様子を見ていた年少児のKくんも雨水をバケツで受けようと、年長児の後ろをついて行っていました。Kくんに気が付いていない年長児は、雨水を次々と移動しながら落として行きました。Kくんはバケツを持って後々移動していて落ちる水に間に合いません。それに気が付いたKくんは水を溜めるのを諦めて今度は自ら落とす事に決めました。年長児の真似をしてほうきを使い雨水を落とそうとテントの屋根を突こうとしましたが届きません。するとKくんはブロックを持って来ると、積み上げ階段のようにすると近くの教師に屋根から雨水を落としたいから支えてくれと言わんばかりに「ウンウン」と言って支えてもらい雨水を無事に落とす事が出来ていました。朝園長が言われたように、遊びはじめは教師が環境になるものを遊びのヒントになるようにさり気なく出しておくと、子ども自身で考え遊びが発展していく事を改めて感じることが分かりました。子ども達で考えて行く遊びは、教師達が考えもつかない事が沢山起こり見ているだけでも十分に楽しめます。子どもの遊びが発展する事を邪魔しないようにして自分も関わりを持てるようにしていきたいと思います。

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今日は、駐車場で収穫したキュウリやゴーヤ、ポンタ農園さんからいただいたナスなどを調理してもらって食べました。ゴーヤは古森先生特製のゴーヤチップスにして頂き大好評でした。ぱんだ組のYくんとSちゃんは、代表でゴーヤチップスを調理室に取りに行くと、古森先生から「いいものをあげる」と何かが入った小皿を渡されました。「これは最後に出来るゴーヤチップスの宝石なんだよ。とても美味しいから食べてみて」と教えてもらいさっそく食べてみる事にしました。口に入れると二人とも大きく目を見開き「う〜んあま~い」と口をそろえて言いました。その正体はゴーヤチップスの時に出来た天かすでした。天かすを見ると小さい宝石の様にキラキラと輝いていて、口に入れると何とも言えない歯ざわりと甘さが口の中に溶け込んでいきました。部屋に戻った二人は、待っていたクラスの子ども達に伝えようとした第一声は「宝石食べたら甘くて美味しいよ」でした。それを聞いた子ども達は何のこと?と言った表情でしたが、改めて説明をすると「どれなん?」と興味津々。ゴーヤチップスを手にするとすぐに頬張っていました。食べ終わった子どもの中には、ゴーヤチップスを食べるのに使ったお箸を何度も口にふくんで味わっていました。今年度初めてのゴーヤチップスはとても甘く、子ども達から次の催促がある程でした。

 

一学期も明日で終わりです。明日は災害時の引渡し訓練があります。お迎えメールが10時30分頃きますので、必ずお迎え方法と返信をお願い致します。

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コメント (「雨の日も楽しいぞ~」 ぱんだ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)

2022年7月17日 日曜日

コロナ禍のなか本園のひよこ組の2クラスが屋外遊ぎ場の第2園舎に引っ越したあと、もも組さん1クラスだけ残っていてその代わりにぴよぴよの子ども達がれもん組に移動して生活しています。そして「おはよう ございま~す。一緒に遊ばせてね~。」ともも組さん達が次々とやって来ます。

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「どうぞ~」と迎え入れるとなるべく間を空けて密にならないようにしながら遊び始めますが顔見知りになってきた子に近づいて「何してるのかな?」と覗き込んだり、同じおもちゃが気になり互いに手に取ったりすることもあります。そんな中おもちゃを取り合うちょっとしたトラブルが起きました。Aくんは持っていたおもちゃで目の前にいたМちゃんの頭をポコンと叩いてしまったのです。側で見ていた保育教諭が思わず「あー!!」と声を上げて二人の間に割って入ろうとしたのですが「これはマズイ事をしてしまった!」と思ったのかA君はあわてて手に持っていたおもちゃをMちゃんにハイと差し出し、近くにあったおもちゃを全部渡していったのです。

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そのとっさの行為にあっけにとられた保育教諭でしたが次第に笑いがこみ上げてきました。その後MちゃんとA君は何事もなかったかのようにまた遊び続けたのでした。わずか1歳半のAくんとMちゃんまだ言葉のやりとりは出来ませんが互いの気持ちは伝わっているのかな?とほのぼのとした光景でした。

暫く部屋で遊んでいると外から太鼓のリズムにのった盆踊りの曲が流れてきました。すると一目散にテラスに出て園庭を見渡す子ども達の何人かはすぐ手拍子をしながら体を大きく動かし始めました。

踊っていない子ども達の目はペットボトルを手に伸び伸びと踊る年長のお兄さんお姉さんたちに釘付けです。曲が変わるとまたノリの良い曲に一段と気持ちも高まるようでした。その後のペットボトルの水鉄砲大会は圧巻の迫力!

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時々冷たい水が自分達にも跳んできて「きゃーっ!」と歓声があがります。そしてテラス前にまかれた水で地面が濡れていきそこに風が吹くととても涼しく感じてきました。テラスから見てるだけで楽しい水鉄砲ですが園庭に幼稚園児が居なくなった時間帯を狙ってぴよぴよの子ども達と遊びに出てみました。すると始めはペットボトルで水を飛ばしていましたがどうやら子ども達は園庭に出来た水たまりが気に入ったようで裸足で水たまりに入っていきました。それからは手も足も水と土にまみれ思う存分泥んこ遊びを楽しんだのでした。

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さて、このところ人工芝の遊び場が「かがくの広場」になっているというのでまた空き時間を狙っておじゃますることにしました。その日、室内ではあまり動きがなかった2歳児のKくんはその場所にきたとたんそれまで遊んでいた幼稚園児の遊ぶ様子を見ていたかと思うとそこに混じってひしゃくを手に水を汲み始めました。

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またカラーボールも自分の好きなところから転がしてスタートの位置を色々と変えながら遊んでいました。見て楽しむ、試して楽しむ、様々な刺激を与えてくれる遊びの環境がすぐ目の前にあることは子ども達の心も弾みます。

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その遊び場の準備をしてくれている幼稚園の先生達と子ども達に感謝しつつ空いている時にはちょっとおじゃまして1,2歳児なりの遊び方や楽しみ方ができればいいなと思っているちゃっかりのぴよぴよです。

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コメント (「ちょっとおじゃましま~す」  一時預かりぴよぴよ 日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2022年7月15日 金曜日

今日は、待ちに待った子どもだけの夏祭り『ウォーターランド』が開催される日!!ですが…数日前の天気予報では雷マーク付きの雨マーク!!

教師は延期にするべきではと騒ぐ中、園長は「まぁ、前日まで待ってみましょう。」となにやら自信あり気です。そして前日、ハラハラしていた教師をあざ笑うかのように雷マークも雨マークもなくなっていたのです。そして、今日の早朝の大雨が嘘のようにやみ「よし!いける!!」といって教師の準備にも力が入っていました。

その準備を見ながら登園してくる子ども達は、気になってワクワクが止まりません!急いで所持品の始末を済ませた子ども達が一人、また一人とテラスの所に座り「まだですか~」と開店を待つ行列ができていました。

その横では、ウォーターランドの開店前に唯一プレオープンで遊ぶことを許された科学の広場では今日も遊びが盛り上がっていました。今日の盛り上がりの理由の一つに、西川先生のお父さんからのパイプの提供がありました。周りの方から助けてもらっていることに感謝です。もらったパイプを長いトンネルにすると、プールからプールにつながり、また次のプールに向かいます。その様子を見た園長がビニールプールとすのこを追加してくれさらに遊びが広がりました。

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そうこうしているうちに、全園児が集まり、園長と年長の子達が「そろそろ水着を着ようか。」と話していると、その声がお日様にも聞こえたのか、「待ってましたー。」と言うように「ピカ―!」と三葉幼稚園を照らしてくれました。すると、タイミングを合わせたように年長児の開会宣言「9時30分から子どもだけの夏祭りを始めます。水着を着て、密にならないように集まってください。」と放送があると一斉に準備開始です。

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水着に着替え、うちわと今日一日のフリーパスカードをもらい、とびっきりの笑顔で子ども達が集まってきました。うちわをもらった子ども達は嬉しくてパタパタと扇ぎます。園長のウォーターランド開始の話を待っていると「シーッ!誰かの声が聞こえるよ!」と口に指を当てました。耳をすませると聞こえてきたのは「せみ~!」だそうです。『開始時間に合わせて照らしてくれたお日様といい!!』『夏を感じさせ、ウォーターランドを盛り上げてくれるせみといい』自然が味方してくれる三葉幼稚園です!!

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いよいよウォーターランドのオープンです。ウォーターランドのアトラクションと遊び場を紹介します。

【科学のひろば】

冒頭にも紹介しましたが、科学のひろばは広がりが無限です。子どもが変われば遊びも変わります。プレ年少・年少児は年長さんが作ったレーンで遊ばせてもらいました。

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【ウォータースライダー】

今日限りのウォータースライダー!後で聞くと「シューンって言って手もバシャーンってなったんよ。」と興奮気味の擬音語で表現してくれました。

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【はじまりのすなば】

今年は大量の砂を入れてもらったこともあり、普段の砂場をそのまま残してみました。ふんだんの砂と井戸水を贅沢に使って川や山を作ります。地球の全てを感じる三葉の砂場です。

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【さかなつり】

三葉の夏の定番『さかなつり』年長さん手作りの魚も泳ぎます。1匹釣れるたびに「釣れたー!」ととってもいい笑顔です。気が付くとバケツ山盛りのお魚を持ち上げる子どもの笑顔がまた、たまりません。

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【かいてんスイング】

実はこれはなかなかうまく行かず、なかなか『回転』しないのです。結果、水をかさにためて「びしゃーん!!」という遊びになりました。来年は名前を名前を変えるか、回転するように工夫が必要で課題です。

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【スワンボート】

これは三葉のウォーターランド定番アトラクションになりそうです。冷たい水を浴びながらゆれるスワンボート!スワンも子どもも気持ちよさそうです。ウォータースライダーと人気を競うNO1、NO2の遊びです。

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【ポテト屋さん】

暖簾の代りにすだれが下りたポテト屋さんは10時オープンの張り紙が貼られていました。ポテトが揚がる番が気になりながらも遊びに夢中の子ども達にオープンの放送があると、そこは、大人気店!!たちまち行列ができました。三葉自慢のカリカリポテトをみんなでおいしく頂きました。

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【アスリートそうめん】

食事はこれも昨年好評により、アスリートそうめん再び登場です。子ども達が育てたトマトやきゅうりもふんだんに使ったメニューでパワーアップです。初めての年少児から「アスリートそうめんって何?」と質問されて「栄養満点のそうめんでパワーいっぱいになって、走ったり、泳いだりが速くなるんだよ!!」と答えています。

最後は食事が終わるころ「今日は特別におみやげがあります。カードを持って来てください。」と放送がかかりました。今日のお楽しみのフリーパスカードを首からかけていそいそと並びます。年少児も「おみやげください。」と自分でカードを見せて嬉しそうにもらっていました。

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内容盛りだくさんのウォーターランド!!「子ども達はお母さんやお父さんにも教えてあげる!!」と言って楽しかった自慢話をするそうです。ブログも参考にしながら聞いてあげてみてください。

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コロナが拡大しています。連休中も十分注意してください。夏休みまでの登園日もあと2日になりました。みんなの笑顔が火曜日に見られることを楽しみにしています。

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コメント (「待ってました!!夏のウォーターランド!!」 ちゅうりっぷ組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2022年7月14日 木曜日

朝から砂場では、年長・年中児達数名がスコップを使って何やら探していました。しばらく見ていると次第に道のようになり、水を流すと水の通り道が出来ました。そのまま様子を見ていると、その道はとうとう砂場を一周していました。水をながして砂場の乾いた砂と湿った砂とを触って手触りを試していた遊びが変化して、「どうすれば水の通り道になるのか」話し合って遊んでいたのでした。そんな中きりん組のYくんは、水の通り道になっていない盛り上がった砂山から雨どいを斜めにして大きなボールを水の通り道に置いて塞き止めて「これ、僕が作ったんだよ」と満面の笑みで言いました。その後、すみれ組の子ども達がその砂場に遊びに来ました。砂の川に足を踏み入れたAくんは足がズズズーと入っていく感覚に驚き、何度も足を入れたり引っ込めたりして砂の感触の違いを肌で感じていました。天気や気温によって肌に触れると冷たく感じる時もあるので、そういった違いも楽しめたら良いなと思いました。

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ちゅうりっぷ組・さくら組では、子ども達が廃材遊びをしていました。ちゅうりっぷ組のKちゃんは、楽しそうに一生懸命何かを作っていました。

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さくら組のHくんは、大きい廃材をパソコン型にくっつけて上の方にトイレットペーパーの芯を二つ左右につけて鬼を作っていました。作品展を経験してから廃材で作ることが楽しくなってきているのかなと思います。自分が表現したことが相手に伝わり、認められたり、誉められたりすることが自信となり喜びに繋がるのだと改めて思いました。

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ひつじ組のNくんとSくんは、ペットボトルのキャップを縦につなげてセロハンテープで固定しボタンにしました。私はボタンに見立てる子どもの発想に思わず「それ、面白いね!」と声をあげました。私にはペットボトルのキャップにしか見えないですが、子ども達には動物の目だったり、ボタンだったり更に車のタイヤだったり、柔軟にイメージできるのです。そんな子供の感性と柔軟な能力を潰さないよう、見守り、援助していけるよう配慮していきたいと思いました。そんな事を考えながら廃材箱を覗くと、見方によってその姿、形が違って見え、面白さが何倍にもなり、子どもの廃材が大好きな気持ちが理解できたように思いました。これからも子どもの目線になって楽しんでいきたいと思います。

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コメント (「水って楽しいな!」 ひつじ組 太田菜美子 はコメントを受け付けていません)