幼稚園の日記(ブログ)

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2022年6月19日 日曜日

梅雨入りが発表されたばかりですが、雨の日もありつつその合間になんとか戸外でも遊ぶことができるお天気で、体力があり余る子どもたちは汗をかきながら元気いっぱい戸外遊びを楽しんでいました。しかし体力的にはまだ暑さに慣れていないこの時期は、熱中症などの心配もあり十分な注意が必要です。子ども達の表情や動きを観察しながら、換気、水分補給などを行いながら時間を考えて遊ばせています。

最近のれもん組の戸外遊びメニューは汽車の遊具から幼児用波型滑り台、そして築山へのフルコース!波型の滑り台は、順番に滑ることも覚え座って待っていたり、保育教諭の合図を聞いてから滑ったり、簡単な約束事も守ることができるようになりました。

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滑り降りると築山に向かい、自分で靴を脱いで我先にと登っていきます。今ではすっかり慣れて手をつかずに登ったり、腹這いや後ろ向きなど好きな滑り方をしたり、時には立ったまま歩いて降りようとするなど、ヒヤヒヤさせられることもあります。頂上では、TくんやYちゃんが「せんせー、みてー。」とコロコロと気持ち良さそうに転がっていました。

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そして、テレビ撮影があった木曜日は幼稚園児たちがたくさんさんさんらんどに遊びに来ました。Tちゃんは築山の頂上からさんさんらんどを見上げて「おーい!」と手を振っていました。「どんな気持ちで手を振っているのかな~。」と思って眺めていましたが、ひよこ組さんたちも幼稚園に進級してお兄さんお姉さんになったら、展望台から手を振ってくれるのかな~と、その時が楽しみになりました。たくさん遊んで「よーいどん!」で園舎に帰りながら、今月初めに本園舎に帰るという話もありましたが、のびのびと身体を動かして遊ぶ様子を見ていると、もうしばらくこの遊ぎ場での生活を楽しみたいなと改めて思いました。

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身体を動かすことが大好きな幼児たちですが、室内ではクレヨン、廃材遊びなどにも興味を持って楽しんでいます。また絵本も大好きでよく見ています。電車・食べ物・虫など様々ですが、「せんせー、これなに?」「これは?」「みてみてー」と同じものでも何度も聞いてきます。「これはね・・・。」と答えると、満足そうに立ち去りそしてまた同じことを聞いてきます。乳幼児期は知りたい!の気持ちもあるのですが、保育教諭との言葉のやりとりを楽しんでいるのです。このような時は面倒くさがらないで何度でも相手をすることが大切です。絵本の中に食べ物が出てくると、指でつまんで口元に運んでくれます。「おいしー。」と言うと、エンドレスで食べることになりお腹いっぱいになるまで終わりません。1~2歳児ならではのそんなやりとりもかわいらしいものです。また、1人が壁にもたれて座り絵本を広げると次々に絵本を持って集まり並んで座って同じように開いて見始めます。それぞれの絵本を見て、何かやりとりがあるわけではあまりありませんが、互いの様子をちらちら見ながら真似したり、一緒にいる安心感を味わったりしています。この日は突然Sちゃんがアンパンマンの手遊びを始めました。「アンアンアンアン・・・」と始めると隣にいたKちゃんもつられるようにやり始めました。最後の「ビーム!」をするとまわりの子たちも一緒になって笑い合っていました。

れもん組では給食前やお昼寝前などに、保育教諭が絵本を読んでいます。単調な言葉の繰り返しにある絵本や乗り物、動物が出てくる絵本が子ども達のお気に入りです。何度も同じ絵本を読みますが、初めて見るかのようにくい入るように見ていたり、反応も毎回違っていたりと読んでいてとても楽しくなります。ご家庭でも、お忙しいとは思いますが、梅雨のおうち時間に子ども達と絵本の世界を楽しんでみませんか?

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これからの雨の季節、園でも室内で過ごすことが多くなりますが、1人ひとりの体調や感染症予防に気を付けながら、子ども達の興味や好奇心を満たすことができるような遊びを考えていきたいと思います。

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