幼稚園の日記(ブログ)

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2021年6月20日 日曜日

梅雨の合間にのぞく太陽は真夏を思わされる日もあり、子供達は額に汗しながら遊ぶ姿が見られます。
ひよこ組のあこがれの場所、幼稚園たんぽぽ組前のテント下のフリースペースでは、幼稚園のお兄さんお姉さん達の真似っ子遊びができます。
この日は初めて見たであろう藁とびわの葉があり、藁で作った家もありました。
さっそく手に取ると帽子や洋服に貼って欲しいとアピールが始まりました。
帽子に二枚貼りうさぎになる子、お皿にした葉に藁をのせている子、手や腰に巻いて勇者になっている子、ほうきを作ってもらって清掃らしきことをしている子、様々な形で遊びが展開されていました。
そんな中でびわの葉にかたつむりがいるのを見つけたS君は、びっくりした様子で見せてくれました。
「つの出せ、やり出せ、めだま出せ」の歌の通りのかたつむりにみんな集まってきてしばらく観察が始まりました。
少しだけ動いた時「かたつむりどこに行くのかな?」と質問してみると「さんぽ」「おうち」「バイバイ」とかわいい答えが返ってきました。
先日部屋で読んだかたつむりが、お散歩する絵本の内容を覚えていたようです。

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また、色水コーナーもあり、年少さんがしている横でじっと見ていたK君とCちゃん。見様見真似ですり鉢の中に入れた花をすり始めました。
水をいれるのを手伝ってもらい出来上がるとナイロン袋に入れお姉さん気分で満足顔で何度ものぞき込みながらしっかり握りしめていました。

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雨が降った日、今日は屋外やテラス遊びは難しいなと思っていると、古森先生の知恵袋からステキな環境が出てきました。
部屋と並行してくつ箱と遊具のついた衝立で楽しい遊び場が出来ました。
すぐに集まってきて衝立に付いている遊具をくるくると回していました。衝立の反対側はバスが見え「バス、バス」と興奮気味のI君、Y君。
バスから降りてきた幼稚園児に手を降る子、衝立の隅っこに座って口に手を当てて「しっしっ」と言いかくれんぼをしている、OちゃんとKちゃん。
朝泣いてしまったIちゃんは雨の中ですずめが遊んでいるのを見て、いつの間にか笑顔になっていました。
雨の日だからできた体験に心温まる場面が色々ありました。

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みかん組の今のブームは伝承遊びの「ああぶくたった」です。
1ヶ月前やり始めたときは、手を繋いで輪になる事は難しく、2〜3人で切れたり動くと座り込んだりだったのに「横、横」の掛け声で動いていると、輪になって動けるようになりました。
振り付けも可愛くでき、歌詞もところどころ覚え…「トントントン何の音?」「雨の音」「ああよかった」の時、Y君が外を指差し雨の音を教えてくれました。傘をさす真似もしていました。
今日身近に雨を感じながら遊んだ環境の中から育った感性に嬉しくなりました。
自然との触れ合いを大切に環境づくりをしていきたいと思いました。

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