2021年1月17日 日曜日
先週はいよいよ本格的な冬の訪れと感じる寒さがやってきて、先日は雪もチラチラ降ってきました。それに気づいた子どもたちは、テラスへ走って行って「キャー!」と大喜びで、その場でくるくる回ったり、手を広げて受けようとする姿が見られました。幼児たちはもしかしたら生まれて初めて見た白い粉は物珍しく嬉しかったのでしょう。
お部屋に入ると、この日は新聞バルーンで遊びました。新聞を広げると、子どもたちは次々と新聞バルーンの下に座っていました。保育教諭がそれを上下に動かすたび「キャー」と大喜び。隠れて遊ぶだけでなく、みんなでバルーンを持ってバサバサ動かしてみたり、布団にしてみたり、ちぎったり…とどんどん遊び方は変わっていきました。
最後にみんなでちぎった新聞を雪に見立てて遊びました。雲をつけたかごから「雪だ~‼」と新聞をまくと、子どもたちは舞う新聞に大喜びで目をキラキラさせて上を見上げていました。大きな大きなバルーンがお布団となり、最後は雪になる等、色々な物に変化させて遊ぶことによって様々な楽しさを味わうことができました。
又、別の日には、新聞や広告を両腕につけて鳥になりきって遊びました。「パタパタパタ~」と子どもたちの前で走ると上手に真似をしながらついてきて本物のひよこさんの行列になっていました。
この遊びを通して新聞紙は多様な遊びに利用でき、その中で育つ子ども達の想像力や気付き、知恵、工夫など楽しみながら五感を養っていく素材であることに気づきました。これからも五感を刺激しながら、子どもたちが楽しく遊べる保育を工夫していきたいと思います。
2021年1月15日 金曜日
今日は子ども達と教師達の楽しみにしていた鏡開きの日です。バスから降りてきたこども達も「今日は鏡餅を食べる日〜!」とワクワクしながら登園してきました。おしるこにして食べるのを覚えていたYちゃんは、お餅つきの時に古森先生が作ってくれたあんこがとっても美味しくてほっぺが落ちそうになったのを思い出し、「今日もほっぺが落ちたらどうしよう」と楽しみにテントの所を行ったり来たりしていました。今日のおしるこも古森先生が味見をして、美味しくなるようにと作ってくれました。遅コースの子どもたちも登園し、いよいよ鏡開きのはじまりです♫
はじめに古森先生にどうして鏡開きをするのかを教えてもらいました。鏡餅にはいろいろな神様がいます。”お野菜がたくさんとれますように”、”お魚がたくさんとれますように”、”泣き虫さんもニコニコになれますように”、”優しくて強い子になれますように”といろいろな願いの神様が住んでいるのです。その神様が住んでいたお家を「いただきます」と食べるといいことばっかりになるんだよ!と教えてもらいました。
今日は1月15日。今日でお正月もおしまいの日です。正月が終わったらお空に帰らないといけない!と神様もきっと大慌てです。そしてもう1つ、お正月の間に幼稚園に悪い物が入ってこないようにと玄関に飾っていたしめ縄飾りを燃やして、神様がけむりになって悪い物を連れて上がっていけるようにもしました。ところが、、、。ここで教師のミスに古森先生が気付いてくれました。しめ縄飾りに”だいだい”がついたままだったのです。だいだいは、おじいちゃんもそのまたおじいちゃんも、お父さんもお母さんもいてみんなが産まれたんだよ。代々幸せに暮らせますように!という意味があるんだよ!と教えてもらい、子どもたちも、もちろん教師達もとても勉強になりました。
さあ、鏡餅をわります。「力持ちの先生ー!」と古森先生が呼び掛けると、まずJ先生とN先生が手を挙げてやってきました。さすが力持ち!!お餅が2つにパカッと割れました!
でも2つではみんなが食べる分はありません。またまた先生たちがやってきて4つに!!
そして4つが8つに!8つが16こに!とどんどん大きな鏡餅がみんなで分けっこできるようにと割れていきました!
神様の住んでいたおもちをみんなで分けっこして、甘くて美味しいおしるこの中に入れて食べました。
おしるこを食べていたS君は、「美味しい!美味しすぎて僕おしるこになりたい!」とお椀がツルツルになるまで飲み干していました。あんこの好きなうさぎ組の子ども達は、T先生がおしるこを食べながら「美味しくてほっぺたおっこちそうだね!」というと、「先生!美味しすぎてもうほっぺた落ちてるよ!!」と嬉しそうに話しながら頂いていました。鏡餅にいた神様!三葉っこたちはおしるこにしておもち(お家)を頂きました。きっとみんなは優しくて強い子になりますよー!ごちそうさまでした。
今日の給食は、農林水産省実施、ゆめモグ南海放送の愛顔の子ども食堂企画によるナカフードさんの鯛給食の日でした。そしてもう一つ、三葉幼稚園のみんなに食べてほしいなと、愛媛県の方がメロンも持ってきてくれました。この今、コロナウイルスというものにたくさん悩まされている世の中ですが、美味しいときにみんなに食べてもらおう!と動いてくださった漁業、農家さんに感謝して美味しく頂きました。作ってくれた人も食べてもらえて嬉しいし、美味しい物を食べれたみんなも嬉しいね!と今日は美味しい物をたくさん食べれた1日でした♫
2021年1月14日 木曜日
今日は、先週の寒さが嘘のように暖かい1日となりました。
戸外では、友達と縄跳びをしたり正月遊びを楽しんだりしていました。年中・年長のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちがこままわしや羽根つきなどをしている姿を見ていた年少の子どもたちもいつの間にか交じって遊んでいました。ひまわり組のKくんとJくんたちも羽子板と羽根を持ってつき始めました。最初は羽根が板になかなかあたらず苦戦していた2人でしたが、何度もしているうちにあたるようになっていました。空高く羽根を飛ばすことができたKくんとJくんはとても嬉しそうでした。
また、テラスではいろいろなクラスの子ども達が交じって凧を作っていました。すると、すみれ組のSちゃんとRちゃんも「作りたいな~!」と言って、広告やひもを使って凧を作り始めました。SちゃんとRちゃんは、自分だけの凧が完成すると園庭に駆け出して、飛ばしていました。季節や行事ならではの伝承遊びに親しみを持って関わっていけるようにしていきたいと思います。
戸外遊びが終わってから、すみれ組はシール帳折り紙で「こま」を作りました。戸外の遊びでなじみのある「こま」ということで子どもたちもイメージしやすく様々な色のこまができあがっていました。作り方が分からず困っている子には、友達が「こうやってするんよ。」と教えてあげていました。友達同士の関わり・助けあいもだんだん増えてきて、子どもたちの成長を感じ嬉しくなりました。感染症の予防に気をつけながら、子どもたちとたくさん遊んでいきたいと思います。
※お願い
幼稚園では毎日体温を計って登園して頂くこと、体調のよくない子やコロナの感染が不安な子はお休みさせること、咳の出ている子は必ずマスクを着用することなどをお願いしております。保育園児や幼稚園児は、感染しにくく、かかっても軽症であること又、運動量が多い子はマスクをすることで息苦しくなることなどの理由で健康な幼児にはマスクをさせてもそのような時ははずさせて、呼吸を保つことが必要です。そのような理由で、必要に応じて着用を保護者に判断して頂いております。
厚生省や学校指導関係機関からの指導に基づいて、マスクの使い分け、又消毒、換気、オゾン機による室内消毒等十分注意しながら、お子さんを預からせて頂いております。医療従事者の方々のご苦労を考えると支える立場の私達もしっかり正しい知識を持って判断を間違えないよう気を付けて保育にあたっています。
どうぞご理解ご協力をお願い致します。
2021年1月13日 水曜日
今日から通常保育が始まりました。園庭では冬休み中に会えなかった友達と久し振りに顔を合わせ嬉しそうに遊ぶ姿が見られました。砂場では、年少児3人が力を合わせて穴掘りをしていました。Kちゃんが穴を掘っている横でC君が「こっちにも穴作るね!」と言って掘り始めるとB君も手伝って最後は三人で作った大きな穴に大喜びで入っていました。また、別のグループはパイプを繋げて水の道を作ると水を流して盛り上がっていました。
一方では、正月遊びも賑わっており、羽根つき、こま回し、カルタ、凧揚げと楽しんでいました。羽根つきでは何度も空振りをして笑いながらも「もっかい!」と言って友達の所まで何とか飛ばせるようになっていました。「カツン、コツン」と音が鳴る羽根の音に「やった~」と喜んでいる子を見て教師も嬉しくなりました。また、手作りの凧では2階から写真を撮っていると「凧上がったよ~!」と言う元気な男の子の声も聞こえてきて、正月遊びを楽しんでいる様子が見られました。
また、各クラス版画や月刊絵本等をしている中、たんぽぽ組は生活発表会に向けての活動をしました。たんぽぽ組はオペレッタ『大きなかぶ』をします。初めに教師が登場する役をあげていくと「おばあちゃん」「猫さん」等と出てくる役の名前を言いながら真剣に見ていました。物語を楽しみ、理解できると役決めが始まりました。衣装を見て自分で何をしたいか考えていた子ども達はなかなか決めることができず「あれもしたい~これもしたい~」と迷っていましたが無事に決めることができました。そして、最後は「みんなで頑張るぞ~」と手を大きくあげてクラスに戻りました。
今日は、3学期最初のお弁当の日です。子ども達は大喜び!
卵焼きやミートボール、唐揚げなどお母さんの手作り弁当を楽しんでいました。そして、子ども達は満足そうな笑顔いっぱいの顔で降園しました。
2021年1月12日 火曜日
年が開けて久しぶりの登園の今日、子ども達は「おはよう!」「あけましておめでとう!」と元気いっぱい挨拶する姿が見られました。あいにくの雨で準備していた、凧揚げ・羽根つき・コマなどのお正月遊びは出来ませんでしたが、明日からは寒さに負けずみんなで楽しみたいと思います。
始園式では冬休みの間、鏡餅というお餅にいろいろな神様が来てくれて、幼稚園のみんながニコニコ笑顔で元気いっぱいになりますようにと幼稚園を守ってくださっていたことを話してくれました。そして、1月15日には鏡餅を包丁で切らないで割って鏡開きをすること、そのお餅をおしるこにしてみんなで食べることなど話してもらって、子ども達はその日が来るのを楽しみに帰っていきました。(もちろん教師も…笑)
また、3学期にはそれぞれの学年の締めの時期になります。年長さんはあと3ヶ月でお別れして小学生になること、その他の学年のみんなもそれぞれ一つずつ大きくなることを話してもらい、発表会も頑張ろうと約束しました。
そして、コロナウイルが流行している世の中で神様だけでは守ることができないので手洗いや消毒をしっかりとしたり、頭をくっつけたり、大きな声でしゃべったりしないように気をつけていくことも約束しました。コロナウイルの感染者も増加しており、より一層感染予防をしながらも楽しい保育を行っていけるようにしたいと思います。保護者の皆様もご理解ご協力よろしくお願いします。
2021年1月11日 月曜日
お正月を家族で過ごしたひよこ組の子ども達は元気いっぱい登園し、何事もなかったかのように園生活に入っています。
もも組では廃材を使って、お正月遊びのこまを作ってみました。小さな手と、小さな力でまわせるよう工夫したこまに興味を持ったIくんとYくんは、保育教諭の手つきを真似て上手にクルクルと回転させていました。又、TちゃんとSちゃんはゆっくりだけどまわすことができていました。Kくんは羽の部分を勢いよく押してまわしていました。遊び方は様々ですが、まわせた時の顔はみんな同じ笑顔で、満足そうでした。
みかん組は、羽子板を作って「はねつき」をしていました。羽根を打とうとする顔は真剣です。しかし1.2歳児には難しくなかなか当たりませんが、振っていると羽根が羽子板にカチッと当たり、自分でもビックリ顔の場面もみられました。
れもん組はナイロン袋にシールを貼り付けて、自分だけの凧作り。「せんせー!見て!」「いっぱい貼った」と会話を楽しみながら作っていました。もも組も他の部屋のお正月遊びやままごとなどに一緒に参加させてもらい、異年齢児と関わる事で、良い刺激を受けています。3部屋とも、それぞれお正月遊びを楽しんだ一日でした。
(幼稚園児との触れ合い)
また、ある時はテラスで遊んでいると、外で遊んでいる幼稚園児が気になるひよこ組です。テラスギリギリまで行って、座ってその様子を見ている幼児もいます。「おーーい!」と手を振ると、幼稚園のお兄さんお姉さんもテラスまで来てくれて、ひよこ組の相手をして遊んでくれます。小さい幼児を相手にするのに慣れている園児は、しっかり目線を下げて、優しく語りかけてくれます。幼保連携型ならではの光景だなと、微笑ましく見守っています。
(室内ボール遊び)
幼児達が大好きなボール遊びをしました。もも組は、ボールをそっとタライや箱に入れる事を楽しんだり、投げて転がるのを追いかけたりしていました。そこで保育教諭が輪っかにナイロン袋をかぶせてバスケットのゴールかのようにして持ち、目標にしてみました。すると、最初は近くまで行き、背伸びしてボールを入れていましたが、Kくんが少し離れた所から輪に向かって「えい!」とボールを投げました。「うわー!凄いね!Kくん」と保育教諭に褒められているのを見た他の幼児が「ぼくも!」「わたしも!」と、輪に向かってボールを投げ始めました。ボール入れから、ボール投げへと変わり、目標に向かって投げる遊びへと発展しました。ボールを投げるフォームも上手で、勢いもあり保育教諭も「お~~!」と驚く一面でした。
ボールを投げると誰かに当たってしまうこともあります。そんな時、幼児の投げたボールが保育教諭に当たってしまいました。そこで、本当は全く痛くないのですが、大げさに痛がるフリをすると、ボールを投げた幼児が寄ってきて保育教諭の頭をナデナデすると、他の幼児も数名寄ってきてナデナデしてくれました。優しい気持ちが育ってるなぁと嬉しく思う瞬間でした。幼いながらも、優しい気持ちや思いやりの心が育つ保育を心がけていきたいなと思いました。
コメント (「新聞紙って楽しいね♪」ひよこ みかん組 小笠原美湖 はコメントを受け付けていません)