幼稚園の日記(ブログ)

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2020年11月30日 月曜日

今朝、園庭に出てみると…とっても寒い朝。焼き芋の穴掘りしなくっちゃ!!と思っていると…なんと園庭のサッカーコートの真ん中で園長がたき火を始めたのです。登園してきた子たちが何が始まるんだろう…と次々と集まってきました。

実は、この『たき火』には裏話があるのです。

先週、園庭のネットを張ったサッカーコートの中で遊んでいたりす組のY君がふと立ち止まり、何か思いついた様で園長に相談をもちかけました。[あのね、古森先生ボクね、ここで(サッカーをしてる場所)焼き芋したらいいと思うんだけど。」という提案に園長はすかさず「え~!古森先生も同じこと考えてたんだよ!」と・・こんなやり取りがあったのです。園長は内心、考えていたことが一致したことに驚いて応えていました。私も少しその話を聞いていたので「焼き芋の穴掘りしなくちゃ!サッカーコートの外側かなあ?」と登園してきたY君を待ち構えて聞いてみると・・・・Y君は、焼き芋はサッカーコートの真ん中じゃなくっちゃ!」と言い張るのです。なんでかな?サッカーできないんだけど・・・。と思っていると園長からサッカーコートの真ん中というのは意味があることを話してもらいました。Y君は、今年、ネットの中でサッカーをしていて、この真ん中で焼き芋をすればネットの周りでみんなが焼き芋を見れる!とイメージしたのだそうです。Y君の先を見る目に驚き私なんかよりずっと賢いと思いました。

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そんな話があっての今朝の園長の「たき火」だったのです。松葉、わら、小枝を集めて火をつけるとパチパチっと火が上がり始めました。園長が長い木を四方に置いていくのを見てすかさずひつじ組のY君が「火のおうちができたね!」というその発想力にびっくりしました。

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さあ「火のおうち」ができ、火が上がり始めました。「穴を掘らなくても焼き芋できそうよ」という園長の声に教師たちは大慌て・・・実は焼き芋の準備ができていなかったのです。教師たちがあたふたと準備を始めたのを見てY君を先頭に年長さんたちもみんなでお芋を運んだり洗ったりいそいそと必要なものを集めてきました。

そんなこんなで待ちに待った焼き芋が始まりました。ここからもどんどん子どもたちの学習能力発揮です。子どもたちは、ネットの周りで、火が燃え上がるのをずっと飽きずに見ていました。年少さんは、煙が立ち上るのを見て、「わあ~SLみたい~」「木がお山みたいになってる~」するとすかさず園長が「火は高いほうに上っていくんだよ」と説明してわらに火をつけて見せます。また焼き芋を蒸すために落ち葉をかぶせたとき、火が一度消えたような状態を見ていた年長さんたちに園長が「みんなは酸素を吸って息をしているけど火も同じ!酸素がなかったら火が消えるんだよ。」と言って風を入れるとまた火が起こる事を知らせるために火のついた薪を火ばさみで持ち上げて見せました。すると火が落ち葉の間から燃え上がり子どもたちは「わあ~」と言って興味津々で見ていました。子どもたちはこうやって毎回遊びの中で科学の目や生活の知恵を身に付けていっているということを改めて実感しました。この経験が将来学校で学習する応用科学や物理、理科の基本となり興味深いものとなるのだろうと子どもたちの姿を見ながらつくづく思いました。

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そろそろ焼き芋が焼けたかな~

三葉っ子たちは誰からともなく次の準備を始めます。

イスを並べて食べる準備!!さすがです♪

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その後、みんなで食べた焼き芋の美味しかったこと。!!「ホクホク」「アツアツ」「柔らかくって甘~い」満面の笑顔で分け合った焼き芋をほおばっていました。そして「♬焼き芋焼き芋おなかがグ~♪」の歌もあちこちから聞こえてきました。

明日も又焼き芋日和だといいな~と思います。今日は家に帰って準備するものをお家の人に一生懸命伝えているんだろうな~わくわく幼稚園に来るんだろうな~と思うととても楽しみです。

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明日は『三葉商店街』がオープンして2日目!大売出しです。焼き芋でパワーアップした年長さんたちがせっせと商品作りに励んでいました。

新商品も販売するそうです。!!お楽しみに!♪」
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〈今日のメニュー〉

『パン、具だくさん焼きそば、コーンサラダ、柿、牛乳』

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コメント (「たきび~の焼き芋パーティー」 吉本 多恵子 はコメントを受け付けていません)

2020年11月29日 日曜日

ある日、園庭で遊んだ後、お部屋に帰ってきたI君は、大切そうに落ち葉を握りしめたままで、手洗いをしようとしても離そうとしませんでした。
赤や黄に色付いた落ち葉は、子供達には宝物のように思えたのでしょう。
次の日、沢山の落ち葉を拾ってきて、テーブルの上に並べて見せると、みんなすぐに集まってきて、それぞれが手に取り顔に当ててみたり、並べ替えたりして遊んでいました。
月齢の低い子は、小さく破ったり、カシャカシャと音を楽しんだりしていました。
また、2枚を耳に当ててウサギになっている子もいます。

お面を作って落ち葉を飾って見せると、僕も私も頭に乗せてとアピールを始めました。
待ちきれず落ち葉だけ直接頭に乗せていた1歳になったばかりのT君には、思わず笑いが出てしまいました。
お面が気に入ったI君、K君は給食の時もお昼寝の時も、ずっとつけていました。
家に帰ってからもつけていたと連絡ノートに書かれていました。
また、保育教諭が「おちば」「黄色」「赤」と言いながら並べていると、真似っこで「ちわち」「ちわわ」と言いながら並べているR君の可愛い姿が見られました。
Mちゃんは面飾りの落ち葉を指差し「いっしょ」と教えてくれました。
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落ち葉遊びが発展していき、「もも組 落ち葉号」を作る事になりました。
ダンボールで作った列車にクレヨンで思い思いに絵を描きました。
筆圧が強くなりなぐり描きが上手になってきた子、なんとなく丸らしい物を描いている子、ちょんと色が付いている子、様々ですが、みんなで頑張りました。
その上に、初めてセロハンテープを使って落ち葉を貼っていきました。
セロハンテープは子供が持てるよう2cm位に切ってテーブルに貼っておくと、保育教諭の真似をして、落ち葉の上に貼っていました。
軽く乗せているだけで、セロハンテープのお役目が果たせてない子がほとんどですが…そこがまた可愛いのです。
「もも組 落ち葉号」が出来上がると、早く乗りたい子達がいっぱいで、トラブルになりそうだったので、ソファーを待合室にして、順番待ちをしました。
もも組部屋を「出発」して、みかん組、れもん組、テラスへと列車は走りました。
途中で調理士さんや、幼稚園の先生に「可愛いネ」と声をかけてもらい「バイバイ」と言いながらとってもいい笑顔を見せていました。列車は何度も往復しました。
次の日は「落ち葉号」は「枯れ葉号」になっていましたが、また楽しく走っていました。
そして次の日は、園庭を走りました。小さな1歳児たちにも季節を肌で感じる環境の中で、楽しく遊びながらルールを身に付けていけるように援助していきたいと思います。
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追伸
いつも散歩に出かけていく、お兄さんお姉さんたちに「バイバイ」と見送りをしている1歳になったばっかりの子たちにも、ちょっとだけお散歩を体験させてみようと園庭にカートを出しました。
歩き始めた子、まだ歩けない子を乗せて園庭を散歩していると、幼稚園児が集まってきて「ひよこさん」と声をかけタッチをしてくれました。
そんな様子を見ていたE先生、古森先生から「外に出てみたら」とアドバイスを頂き、出かけることとなりました。
裏山を見ながらどんぐりも見つけました。園バスの駐車場の前では「バスね」と言うと指差したり「バイバイ」と言ったり、まだ言葉の出ない子まで目線はしっかり近くで見るバスの方です。
ローソン前まで行って、電車が来るのを待ちました。カンカンカンの音が聞こえてくると、目をキョロキョロさせていました。近くにいたおばあちゃん達に「可愛いね」と声をかけてもらい、「こんにちは」の笑顔を返していました。
西濃運輸前では、大きなトラックを見て、道交う車を見て誰一人泣く子もなく楽しい道中でした。
あと少しで幼稚園の所でT先生が「おかえり」と迎えにきてくれました。
部屋では見られない子供たちの笑顔に心温かくなりました。
小さな子たちの感性に刻み込まれていくことを思うと、嬉しいお散歩でした。
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コメント (「もも組 落ち葉号 出発」  ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2020年11月27日 金曜日

朝から園庭では、登園してきた子どもたちがフラフープを使っていろ鬼やままごとなどをして思い思いに遊んでいました。ビックボスの横では、うさぎ組のYくん、Nくん、Kくんが何かを始めました。何が始まるのか見ていると、3人は砂場から子ども用のくわやスコップなど砂場セットを持ってきて、線を描いていきました。すると、その何本もできた線が畑に見えてきたようで、器に入れた砂を「種をまこう~」と歌いながらまいていました。「この畑に何ができるの?」と聞くと、3人は「おいもと玉ねぎとにんじんができるよ。」と言いました。そして種をまき終えると水を運んできてかけていました。4月から、いちごやお花に水やりをしていたことでこれまでの経験が生かされているなと思いました。

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年長さんのお店やさんでは、子どもたちが椿号に図書の本を借りに行っている間に事件が起こっていました。実はお店を開きっぱなしでみんなで出かけてしまっていたので、お店に泥棒が入っていたのです。本を借りて戻ってきた年長さんたちは大慌てです。お店の戸締りをせずに行ってしまったことを反省しつつ、泥棒さんを見つけて何とか商品を返してもらいました。古森先生から「11時にオープンできる?」と声を掛けてもらった年長さんたちは準備を進めていきました。オープンの時間が近づいてくると、放送を聞いた年中・年少児達が外にでてきて人気のお店の前には行列ができました。すると手作りの消毒を持った年長さんがお客さん一人ひとりにアルコール消毒をしていました。「いらっしゃいませ~」「今日の夜ごはんにどうですか。」などと声を掛けながら、年長さんのお店で店員さんが呼び込みます。アイスやさんに行っていたすみれ組のMちゃんは、品物を買うときにバックの中からお金が取れなくて困っていました。その様子を見ていた年長さんが取ってあげようとすると、ぞう組のRちゃんが「自分で取れるから」と言ってMちゃんが自分の力でお金が払えるまで待ってくれていました。自分でお金を払うことができたすみれ組のMちゃんは、とても嬉しそうにしていました。どの学年の子どもたちも笑顔で買い物を楽しむことができました。子ども同士で刺激し合い、園や家庭での経験を生かしながらお店やさんごっこを楽しんでいる様子を見ていると、「さすが、三葉幼稚園の子どもたちだな~」と思いました。これからも子どもたちの気付き、経験を大切にしながら保育をしていきたいです。

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★三葉商店街のエピソード紹介(年長組)★

レストランでは昨日、新商品としてぎょうざがメニューに追加されました。しかし、開店後、別の店ではあれだけ行列ができていたのになかなかぎょうざの注文がきません。疑問に思ったM君が考えていましたが「あっ!メニュー表にぎょうざがのっていない。」とビックリ事実が判明しました。その後メニューにのせたものの、出遅れてぎょうざだけがたくさんあまってしまいました。どうにか売ろうと考えたM君とI君は「そうだ!」と荷台付き三輪車の後にぎょうざを積んで移動販売を始めたのです。今時のウーバーイーツ!?行動力に感心させられました。

また回転寿司みつばずしにも困ったことが!!他のお店では泥ぼうに入られたことが話題になり大騒ぎのなか、「寿司はとられてないぞ!」ホット胸をなでおろしたものの、気が付きました。「寿司は人気がないかな。」とオープン前から、お客さんがこないのではないかと心配になってきました。案の定、オープン後、お客さんがきてくれません。教師の間では原因は明白!!立地条件の悪さです。そこに園長の助けが入りました。「すし屋さんにはどこから行けばいいですか?」と放送され「あっ!」と気づきました。あわてて、看板を作り、宣伝しに回り始めました。すると、一気に行列が!そして、活気あるお寿司屋さんになりました。隠れた名店「みつばずし!!」は種類も多く回転してくるお寿司をはしでとる仕組になっています。

また、八百屋さんでは子どもたちが「おでんに大根どうですか?」「トマト食べると元気になるよ!」と自分たちで商品の宣伝をしていました。すると、さつまいもコーナーで「焼き芋にどうですか?」を「焼き芋あります!」と言ってしまったYちゃん。どうするのかと様子を伺っていると、「あちちっ!!」とさつまいもを焼き芋に変身させたのです。ちょっぴりかわいいハプニングがあったさつまいもは、ホカホカのできたて焼き芋に変わり大人気商品となりました。どんなことにも臨機応変に対応できるみつばっ子の力に驚かされ、心もポッとあたたかくなりました。

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今日の給食は、きのこごはん・ちくわの磯辺揚げ・けんちん汁・野菜のとさずあえ・紅まどんなです。

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コメント (「三葉商店街がオープンしたよ♪」 すみれ組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)

2020年11月26日 木曜日

 今日は、年中4クラスで遊ぎ場の果樹園にみかん狩りに行きました。遊ぎ場に行く道中では、先日行った時は咲いていたキンモクセイの花が無くなっていることに気づいて話しながら、急な坂道を友達と手を取り合って一生懸命登っていきました。坂道を登り終えると、海が見える高台に到着しました。「たくさんのお家があるね!」「遠くに海も見えるね」と子どもたちは大興奮でした。高台から果樹園に降りると、いよいよみかんの収穫です。今までビワやゴーヤなどたくさんの果物や野菜の成長の様子を見てきた子ども達は「緑のみかんはまだ甘くない」と言って「オレンジが美味しいみかん」と話していました。そして、りす組のY君は、ゴーヤや渋柿のように熟したみかんを食べたカラスは遠くの場所に飛んだ後、種の混ざったうんちを落として、そこから新しい芽が出てくるという話をしながら、カラスになりきって果樹園を左右に走り回りながらどうやって種が遠くまで運ばれるのかみんなに実演して見せていました。そんな話をしている途中、工事現場の方が「今日は特別に、工事のショベルカーに乗せてあげる」と声をかけてくださいました。それを聞いた子どもたちは「イェーイ!」とさらに大喜び!そうと分かると「はやくみかんをとろう!」と気合いもバッチリです。みんなで木になっているみかんを収穫しました。収穫したてのみかんを「いい匂い!」と鼻を近づけて匂いをかいでいました。

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みかんの収穫が終わると、いよいよショベルカーに乗る時間です。早く乗りたい子どもたちはソワソワしながら友達が乗っている姿を笑顔で見つめていました。ハンドルも触っていいよと言ってもらうと、みんな運転手になったつもりでハンドルを握って動かしていました。運転席が終わると、ショベルカーの先端のすくう所にも乗せてもらい「みて!こんなにたくさん入った!」「温泉みたい!」と、さらに子どもたちの気分も上がり、乗車が終わった子どもたちは直ぐに先端に集まって来ました。今しか出来ない経験をした子どもたちは、工事をしてくれているおじさんに、「ありがとうございました!」と満面の笑みで伝え、遊ぎ場を後にしました。

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ひつじ組の子たちが、遊ぎ場を出てしばらくすると、同じく遊ぎ場から帰っているひよこ組さんと出会いました。そこで、よちよち歩いているひよこ組さんの手をひいて幼稚園まで一緒に帰ることにしました。ひよこ組さんの小さな手をしっかり握りながら、歩幅を合わせて歩いているひつじ組の子ども達の姿を見て、成長を感じました。

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帰る途中、「どんぐりがあるよ〜」と声をかけてもらっていた常福寺さんに寄って、どんぐりを拾うということでひよこ組さんとバイバイをしました。子どもたちは、直ぐに落ちているどんぐりを拾い始め、割れていないどんぐりを探して拾っていきました。りすぐみのYちゃんは「秀野邸で拾ったどんぐりとは違うね」と大きさや種類の違いにも気付き、色んなどんぐりを袋いっぱいに入れて同じように袋を提げている友達と、とても満足そうにしていました。楽しいことをたくさん経験した子どもたちは、満足そうな笑顔で元気いっぱいでした。これからも今しか出来ないことを子どもたちと楽しんでいきたいと思いました。

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今日の給食は、胚芽米、豚のしょうが焼き、大根の煮物、さつまいもとブロッコリーのサラダ、紅まどんなです。

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コメント (「果樹園でみかんの収穫!」 ひつじ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)

2020年11月25日 水曜日

今日は子ども達が楽しみにしていた劇団バクさんによる人形劇の日でした。うさぎ組のYくんは登園して戸外に遊びに出ようとするKくんを呼び止め「お人形さんたちのバスが来るから気をつけんといかんのよ!」と声をかけていました。「去年もそうやったけん覚えてるんよ」と得意げに話すYくんの記憶力に驚きました。

実は、コロナが急激に流行りだし、人形劇の開催もぎりぎりまで悩んでいました。子ども達に見せてあげたいけどどうすれば良いか前日、園長を始めたくさんの教師で座席や間隔、換気、距離に注意し、環境を作りました。又、全員がマスクを着用して観劇することができたのは三葉の保護者ならではの応援だとありがたく思いました。劇団の方々もこれだけの人数の子ども達が安心して楽しめる場が設けられる園にはそれなりの保護者の信頼があるからこそ、と感動されていました。ありがとうございました。

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子ども達の「もういいかい?」で最初はハタハタさんによる手遊びです。ハタハタさんは男性なのですが、いろんな声色や表情を使い分けて歌ったり踊ったりしてくれるので子ども達はあっという間に劇団バクワールドに引き込まれました。

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今日のお話はイソップ物語の「田舎のネズミ、都会のネズミ」という話です。田舎に住むねずみとそのガールフレンドのねずみとそのおじいさんは人が少なく、自然いっぱいの村で野菜や麦や果物を食べて穏やかに暮らしていました。そこへ都会に行った友達から手紙が届き、急に遊びに来ることになりました。精一杯のおもてなしで、とうもろこしのスープや豆と麦を炒ったものを出したものの、友達には「アレルギーで食べられない」「おいしくない」と拒否されてしまいました。そして都会に来るように誘われました。興味津々で都会に出かけると、そこには今まで見たことない、食べたことのないご馳走でいっぱいでした。ケチャップとタバスコを間違えてたっぷりかけてしまい、とても辛いピザを食べてしまったり、水だと思って飲んだワインで酔っ払ってしまったりしていると、ドンドン!!と足音が!!人間がねずみの家を覗こうと指が出たり、猫がねずみを食べようと捕まえに来たりハラハラする場面がありました。怖い思いをした田舎のねずみは逃げるように都会から村に戻り、自分の住んでる場所の素敵さを再確認したのでした。

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子ども達の反応はとてもよく、マスク越しにも楽しんで大笑いしたり、ドキドキして目が丸くなったりする表情はかわいくて微笑ましかったです。さくら組のMちゃんは人間の大きな指や目が出る場面で、「見たいけど怖い、怖いけど見たい・・・」という気持ちで自分のハンカチを目のぎりぎりまで上げたり下げたりしながら見ていました。りす組のTちゃんは間隔をとって座っていたはずなのにドキドキのシーンでは隣の友達とすっと寄り添っていました。終わってからも楽しい人形劇のことで話は持ちきりでした。

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うさぎ組では人形劇の後、絵を描きました。それぞれ面白かった場面や感じ方が違っていて様々な絵ができました。「ガールフレンドのねずみがいたずらしているところ」「目がギョロギョロしているところ」「タバスコいっぱいのピザを食べているところ」中には「ハタハタさんが面白くて大好きでぎゅ~っと先生とぼくたちがくっついてところ!」と私がハタハタさんにくっついている絵を描いた子もいました!マスクを着けて見ている絵もあり、コロナが早く落ち着いてほしいなと、ちょっと切なく思ったのと、コロナでも子ども達にはたくさんの経験をさせてあげたいと改めて思いました。

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バクさんたちが帰る時、テラスや門から見送っていると、ぱんだ組のSくんは「あれ~?ねずみさん達は先に帰ったんやね。お手伝いの人だけが帰りよるね」とつぶやきました。「かわいい~!!」と嬉しい気持ちで降園のバスに乗ると、くま組のSちゃんは「あの大きな目はきっと後ろから棒で動かしよるんよ!」と自分たちの劇につながるようなイメージを持ったするどいつぶやきも聞かれました。

それぞれの学年で子ども達の感じ方、見方が違うんだねと教師間で楽しく話しました。

今日の観劇の仕方についてはバクさんにも「たくさんの配慮がされてあって、できる限りの対策をしてくれた」とお褒めの言葉を頂きました。安全、健康が一番なのでこれからどうしてもできないことが出てくるかもしれませんが、今日のように私たちのできることを万全に備えた上で子ども達にとって良い経験をさせてあげたいなと思いました。

ハタハタさんが「今日見られなかったお家の人にも教えてあげてね」と宿題をもらいました。ぜひ子ども達の言葉で「田舎のネズミ、都会のネズミ」をお楽しみください。

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コメント (人形劇「田舎のネズミ、都会のネズミ」      うさぎ組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2020年11月24日 火曜日

今日は、赤コースの年中・年少児が屋外ゆうぎ場へいくということで、園庭も密ではなくなることから、朝からプレ年少児も外に出ることにしました。するとテラスに皮を剥いた渋柿が籠に入って、お日様にあたっていました。その上には竹の竿に渋柿が吊るしてあります。どうやら吊るし柿を教師達が作る準備をしていたようでした。

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一昨年、昨年と経験している年長・年中さん達は、「渋柿やろ?」「干し柿作るやろ」と話しかけてきました。本当なら子ども達と一緒に皮を剥いだり、お湯につけるのを見たリしていたけど、今年はコロナが流行していることもあり、子ども達が見える所で教師達が作り始めていたのでした。

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しかし年長の教師達は、年長児にはやはり作ることの経験をさせたいという思いがあり、急きょブルーシートの上を片付けて 、年長児を集め始めました。

年長4クラスで園庭に集まり、渋柿について話しました。教師が用意した話は、渋柿と甘柿の違いや渋柿が干し柿になり、渋柿が甘味になる不思議という、毎年伝えていることでした。因みに朝、先生が渋柿を剥いていると、くま組のN君が「渋柿は細く渋く、甘柿は丸く甘いのが特徴だよね」と話しているのを聞き、「あれ?今日話す予定にしていたことだけどなぁ」と思い、少しドキドキしていました。そしてみんなの前で話を始めると、やっぱり覚えていたのはN君だけではありませんでした。みんながみんな渋柿を知っていて、食べると渋いことも分かっていたのです。教師が困った顔をしながら、みんなが知ってる話を進めようとしていると、園長の助け舟‼︎「みんな渋柿こと良く知ってるよね!」とマイクを持ってくれました。そして形の色が濃く赤色に近くなった柿を見せてくれて、「この柿は何柿でしょう」と質問させると「渋柿?」「甘柿?」とクレスチョンが沢山飛んでいました。続けて「みんなゴーヤが熟したら何色になったか、どんな味だったか覚えてる?」と言われると、これはすぐに「オレンジ!甘くなってた」と答えていました。「そうたよね!ゴーヤが熟したら赤く、甘くなってカラスさんに食べてもらって、ウンチと一緒に種を運んでもらうんだったよね。」と言われると、子ども達のクレスチョンが輝きに変わりました。「そう!この渋柿も同じなんだよ!割いてみようか?」と言って、皮をずるっと剥くと『ボトン』とまさしくゴーヤの時と同じように、トローリとした赤い実と一緒に中から種も現れました。そして「食べてみようかな?」と園長が一口食べると、「甘〜い」と園長の甘い顔につられてみんなも甘い顔になりました。そうなのです。渋い柿も熟すと甘くなって、カラスさんに食べてもらって、ウンチと一緒に種を運んでもらうのです。この話には教師みんなもまたまた「なるほど」と沢山の自然が繋がる驚きが沢山ありました。この繋がった学びが子ども達のこれから学びにも繋がる事に違いないと強く感じる事も出来ました。

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お日様のパワーを貰って、甘くなぁ〜れ‼︎「赤くなると 甘くて美味しいよね」と柿を吊るしているのを見て、年少さんが言ってました。楽しみですね。9月29日南海放送さんの呼びかけで、愛媛県産の鯛を使っての給食がありましたが、今日は愛媛県産伊予牛を使った特別メニューの昼食がありました。12時過ぎに園長先生からの放送があり、みんなが食べているお米、野菜、魚、牛、豚、鶏等など全てが勝手に育っているわけではなく、それらを育ててくれている人がいる事、その方は1日もお休みなくお世話をしてくださっている事、そしてその育ててくださった命を私達がいただく事等を話してくださいました。食べないと生きていけない私達、食べる事でパワーを貰って、元気に過ごす事が出来る私達、だからこそ大切にお世話をして育ててくれた方や命をくれた動物や野菜等に”ありがとう”"命を頂きます"と頂きました。「美味しいねぇ」「おわった 見て」と空っぽのなったお弁当箱を見せてくれました。"食べることは生きること"大切な事を学んだ昼食でした。

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コメント (今日は、自然の恵みがいっぱい! たんぽぽ組 谷川幸実 はコメントを受け付けていません)

2020年11月22日 日曜日

運動会、作品展を経験した子どもたちは何だか少し大きくなった様に見えます。朝、晩は冷える日もありますが日中は暖かく過ごしやすい日がまだまだ続いているので、子どもたちは毎日元気いっぱいです。

幼稚園のお兄さん・お姉さんの遊びの様子を伺いながら、園庭が空くのを見届けて子どもたちに園庭に行く事を伝えると、そんな時にいつもする順番を覚えていてすぐに片付けを始めます。そして、お茶を自分たちで飲みに行き、帽子をかぶって靴を持ち今か今かと園庭に出るのをいい子で待っています。中には帽子をかぶるのが難しいくて反対にかぶっておすまししている子もいます。なかなか自分で頑張っても出来ない子には友達が手伝ってあげる姿も見られるようになりました。靴もほとんどの子が自分で履く事ができるようになっています。園庭に出ると、慣れた様子で遊び始めます。犬のすべり台は大人気でみんなが競う様に滑っています。階段を登り、滑る前にひょこっと顔を出して「おーい」とニコニコの笑顔で滑っている姿にはとても癒されます。また、園庭に広がる赤や黄色の落ち葉を見つけると、色を覚えた子どもたちは「赤!」「黄色!」と言い合ったり、「大きい!小さい!」と大きさを分けている子もいてとても驚きました。色や大きさが分かるのは、スポーツダンスでしている事がしっかり身に付いているんだと感じます。お絵描きが大好きな子どもたちは、砂に絵を描き始めました。最近まで丸や線しか描く事が出来なかった子どもたちが、いつの間にか目、鼻、口を描く事が出来るようになり、中には手や足も描いている子もいます。子どもたちは小さな体で毎日いろいろな事を吸収して、昨日出来なかった事が次の日には出来るようになっている事がよく見られます。時々、子どもの思いを押しはかる事が出来なくてあーでもない、こうでもない、と悪戦苦闘することも度々ですが、これも必ず喜びに繋がり、それも楽しいのです。そんな子どもたちのキラキラした芽を私達が摘んでしまわない様に共に楽しみ、伸ばしていけたらいいなと思います。

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テラス前で玉入れをして遊んでいると子どもたちのボールが柵の外へ出てしまいました。それに気が付いたバスで登園して来た幼稚園の年少さんが気が付いて拾ってくれました。すると、それが嬉しくて数人がわざと柵の外にボールを出しては、幼稚園のお兄ちゃんに拾ってもらっていました。何度もしているうちに遠くに投げる子もいました。何回でも相手をして走って取りに行って「どうぞ!」と渡してくれるお兄ちゃんたちに保育園の子どもたちはとっても嬉しそうでした。拾ってくれた子の中には、保育園から幼稚園へ上がった子もいて、投げて取ってもらっている子も後1,2年後には拾ってあげている側になるんだと思うと、子どもたちの成長がすごく楽しみになりました。

これからまだまだ寒くなってきます。子どもたちの体調の変化を見逃さず、安全に生活できる様、表情や動きの確認をしていきたいと思います。

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