幼稚園の日記(ブログ)

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2020年4月30日 木曜日

今日は朝からまたまた嬉しいニュースがありました。先日お知らせし、あいテレビのNスタでも取り上げられました善意のマスクの輪が広がって、また新たに保護者から手作りの子供用マスクの寄付がありました。いろいろな可愛い柄のマスクはこんな状況の中で少しでも役に立ちたいと行動してくださる方々がいらっしゃることは、本当にありがたく、これを励みにまた教師一同、一丸となって大切な子供達のために頑張っていきたいと思いました。

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幼稚園で生活している赤コースの子供達は、火曜日に続いてたけのこの皮遊びをしていました。そこでは子供達のステキな発想により、楽しい遊びへと広がっていました。先日園長からカゴの作り方を教わったくま組のAちゃんは、それが嬉しくて嬉しくて、今日も朝から遊んでいました。すると…たけのこの皮に輪ゴムをいくつか結んでいくとそれが人形のように見え始め、ヤクルトの容器の廃材も組み合わせて可愛いたけのこの人形が出来上がりました。Aちゃんの様子を見ていたKちゃんも加わってたけのこ人形のお友達が増えると、2人が人形を動かしながら物語が始まりました。たけのこのカゴがソファーになって「ここに座ると気持ちがいいわ~」とKちゃん。そして、そのソファーとカゴを組み合わせると、素敵なお家になりました。たけのこ物語はさらに続いていきました。その横で遊んでいたぱんだ組のEちゃんは、まるで職人のように黙々と集中してカチューシャにブレスレット、ネックレスを作って全身たけのこの皮で飾って「たけのこ姫」に変身していました。そして、黙々と作業しながら隣で作業している年長児の様子も意識していて、Eちゃんオリジナルのたけのこ人形もできていました。同じ場を共有し、刺激し合って学び合う子供達の姿に、改めてこの保育のすばらしさを感じました。

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この状況の中、登園している子にはできる限り精一杯愛情ある保育を、そして、自粛でお休みしてくれている子の存在も忘れることなく思い浮かべながら、一人ひとりを大切に保育していきたいと思います。

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屋外遊ぎ場の休み明けの今朝、7時朝一番に登園してくるうさぎ組のY君から始まりました。山の上の人工芝に大の字に寝転がり「はぁー、いい気持ち!今日はいい一日やね!」と心の底からの言葉を聞き、朝からほっこりしました。今日は山の凸凹を利用して水を流す遊びが始まりました。年少さんは下から自分たちで色々な容器を使って水を汲み、バランスを保ちながら登り、水を流す、を繰り返し楽しんでいました。それを見ていた年長児達も「えっなんしよん?」「楽しそう」とさすが三葉っ子!楽しいことに、どんどん寄っていきます。水を流していると土がドロドロになり、触ってみると…「ペタペタする〜」「さらさら!」と下側の泥と上側の泥の違いに気付いていました。楽しそうな子供達の声を聞いて私も触ってみると、なんだか粘土のようで、園の泥場とはまた違った土質でそんな小さなことにも子供たちは気付くのだなと驚きでした。

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泥遊びを楽しんでいると、らいおん組のT君とぞう組のK君が先生たちと上の果樹園に行ってきたようで「見てきたんよっ!楽しかった!」と報告に来てくれました。それを横で聞いていた年長児が「えっ、ずるーい!行きたい!」ということでみんなで散歩に出発です!まずは果樹園でみかんの花を見たり桃の実の赤ちゃんを見たり、ぶどうのツルの生長を見たりして普段の生活では見られない植物の変化を見ることが出来ました。

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そんな時、ふと山の上に目をやった子供たちが吉本先生の姿を見つけました。「えっ、あそこまでどうやっていくの??」と子供たちの目がキラっと光って…!!山の頂上まで登り探検に出発です!上まで登るのは何度も遊ぎ場の人工芝を登ったりおりたり、転がったりして遊んで来た子供たちにとっては楽々です。上から何度も見下ろしては「やっほー!」と遊ぎ場で遊んでいる友達や先生とやまびこごっこをしたり、涼しい風を感じたりしていました。下り道は細い道でしたがその道中にツツジを見つけたり、竹の子を見つけたり、遅咲きの椿を見つけたりとたくさんの自然を発見して「楽しいね♪」「可愛いお花があるよ。」とみんなで話しながら降りてきました。すると"久枝神社"の横に出てきたのでみんなで『コロナが終わりますように』とお願いをすることにしました。吉本先生に参拝の仕方を教わって「コロナが早くなくなって、みんなで遊べますように…」とお願いしました。みつばっ子ハウスの横を通り学童さんやぴよぴよさんに声をかけてもらい楽しい探検が出来ました。今日は山から下りながらの探検の中で、日頃気が付かなかった自然に触れ、地域の方々との交流もできました。この経験は頭の中に蓄えられ、これからの様々な経験や体験と繋がり、知恵となり、知識となることが楽しみです。

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コメント (「たけのこ物語」赤コース 神岡会里 「探検に出発!!」青コース 今岡美奈穂 はコメントを受け付けていません)

2020年4月28日 火曜日

屋外遊ぎ場では、何やら人工芝を敷いた山に添った森の空間に子どもたちが集まっていました。近寄ってみると奥の立木の根元に穴が空いていました。その穴を見た年長のT君は「穴が空いとる!」と大興奮!「りすとかへびがおるかも」と言いながら中を覗いてみたり、近くに落ちていた木の棒で中をつついてみたりして、なにか住んでいないか気になっている様子でした。その傍では、年長児のY君が地面にも穴が空いているのに気付き「こっちにも穴がある!」と声をあげました。それに反応した年少のYちゃんが「どこ?」と言って、穴の場所を教えてもらうと、興味津々で中を覗き込んでいました。

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茂った森の入口にいた年長のT君とY君がもっと近くで穴を見たいと、そこに入って行きどんどん上に登って行きました。そして穴を見るのではなくそこから続く木の間を登っていくのが楽しくなり、斜面に張り巡らされた木の根っこを上手に足場にして、すいすいと登っていきました。子どもたちの楽しそうな声を聞いて芝生にいた教師や子どもたちが集まってきました。興味津々の子どもたちが必死に登る姿を見て教師が綱を木に結び付け、より登りやすくすると、もっと子どもたちが集まり、年長児だけでなく年中や年少の子たちも登り始めました。年少のT君やYちゃんは綱がついた途端、登り始め、何度も滑り、尻もちをつきながらも諦めずに先を進むお兄ちゃん達の背中を追いかけていました。頂上まで登ることが出来たYちゃんは嬉しそうに、下にいる友達に「おーい!」と声をかけていました。年長児のYちゃんは綱を使わず斜面のでこぼこや土の上に出てきた根っこを足場に使い、滑りながらも登って、頂上に着くとすごく嬉しそうな表情を浮かべ、下にいる教師や友達に手を振ったり声をかけたりしていました。

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隣の人工芝を敷いている斜面では、園長が新たに長い人工芝を2枚敷いてくれて、幅が広くなった斜面を大喜びで転がっていました。1回では物足りなく、上がっては転がりを汗だくになるまで何度も繰り返して楽しんでいました。ひつじ組のAちゃんは山を登った最初は、少し怖がり、友達が転がっているのをじっと見ているだけでしたが、一緒に登ってきたうさぎ組のT君から「一緒にやろうよ」と誘われると、恐る恐る転がり始めました。1度転がってみると楽しかったようで、今までの恐怖心も無くなり、もう一度転がり始めました。教師にも「すごいね!」と褒められたAちゃんはとても嬉しそうでその後も、片付けの時間になるまで何度も転がって遊んでいました。みんなが転がって坂を降りている中、すみれ組のT君は、ハイハイで坂を下っていました。ハイハイを何度か繰り返し、少しずつ慣れてくると、今度は一番下の坂のところだけ転がることが出来ました。一番上から転がるのは、まだ少し怖かったようですが、少しの距離でも転がることを楽しんだT君の姿を見て私も嬉しくなりました。

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先週は屋外遊ぎ場で少し肌寒い山風を感じながら元気いっぱい遊んでいた子どもたちですが、今週から服を脱いで腕まくりをし、裸足で園庭へ駆け出していきました。園庭では、各コーナーで年長、年中、年少、プレの様々なカラー帽子ガ入り混じって遊んでいました。久々の裸足は、冷たさや暖かさをダイレクトに感じることが出来たようです。リレーを、走っている子は「速くなるには裸足やないと!」と、砂場では「この水、気持ちいいー♪」と、様々な感触を嬉しそうに話す子ども達の声が聞こえて来ました。

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園庭で遊んでいると屋外遊ぎ場の楽しそうなニュースが届きました。何やら赤コースがいる時には無かった新しい遊び場やなんと人工芝も今までよりもずっと広がっていると言うのです。それを聞いた子どもたちは「屋外遊ぎ場に行けるの!?」「はやくいこうよ!」と目をキラキラさせて集まって来ました。急いで準備をして園舎を出発しました。「ヤッホー」という明るい青コースの子ども達に迎えられ、屋外遊ぎ場に到着すると、広い芝生の上を楽しそうに転がる青コースの友達に を見てパァッと子どもたちの顔つきが変わりました。今までは狭い芝生で1人ずつ滑っていたのに、広くなった芝生では横になってもはみ出ることなく思い切って滑ったり、2人で手を繋いで「せーの!」と転がったり、また、斜面の変化を楽しんだりしながらキャーキャーと転がっては起き上がり何度も山を登り転がる姿に、下で見ている教師も一緒になって楽しみました。

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一方では春の植物に興味津々の年長児は、帰り道に駐車場のいつも観察して背比べをしているたけのこが見えると走って近寄って行きました。1日1日伸びて、今では自分たちの背よりぐーんと伸びたことに驚きと嬉しさでたけのこを囲み、下から上へ、上から下へと何度もたけのこを見回していました。また、その隣で以前に観察した時よりも大きくなったびわの青い実に気づくと「びわはかわいいきのみだから〜♪」と口ずさみ「はやく黄色くならないかな!」と笑いあって楽しそうに話していました。たけのこがグングンと伸びて、脱ぎ捨てた皮に気付くと大事そうに拾って帰る子どもたちが居ました。どうしてかと尋ねると「実は、、、古森先生にたけのこの皮でブレスレットやあみものが出来るの教えてもらったんよ!」とどうだと言わんばかりにみんなに自慢げに話していました。降園前に完成したものをくま、きりんで紹介すると「いいな!私も作りたい!!」とワクワクしていました。また、休み明けの楽しみが1つ増えました。

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コメント (「てんねんアスレチック!」 青コース ひつじ組西川友理 赤コース きりん組大政由衣 はコメントを受け付けていません)

2020年4月27日 月曜日


今日から青コースは新園舎、赤コースは幼稚園での保育になりました。ぞう組のGくんは新園舎での生活を楽しみにしていて今朝早起きをしてゴミ出しのお手伝いをすると「早く幼稚園で遊びたい!」とお母さんを急かしていたそうです!連休に入ることもあり青コースは先週よりも人数が少なかったのですが、遊ぎ場で子どもたちはのびのびと遊ぶことができました。ひつじ組のNちゃんは山の上から芝生をころころ転がりながら「あー最高!先生、今日って最高やね!○○くん、最高やね!!」と喜びを“最高”という言葉と満面の笑みで表現していました。

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遊ぎ場のフェンス付近に植えてあるイチゴを「赤くなっていないかな〜」と観察していると近所の方が通りかかりました。うさぎ組のHちゃんがそれに気付くと大きな声で「こんにちは!!」と挨拶しました。その声に釣られるようにして他の年中児も「こんにちは!」と挨拶しました。するとそのおばちゃんが「あら、えらいねぇ。元気そうでよかったわ。みんながニコニコでかわいくておばちゃんも元気になったよ。病気にならないように頑張ろうね。」と声をかけてくださいました。先週から幼稚園と新園舎を何度も散歩する中で“自分から挨拶すること”が身についたんだなと嬉しく思うと同時に、近所の方にもあたたかく見守って頂けていること、又子ども達の元気な笑顔は人々に力を与えることができるんだなと思いました。

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自由登園も6日目になりました。赤コースは久しぶりに幼稚園の園舎へ戻ってきました!

たった1週間の間でしたが園庭の桜の木は装い新たに若葉が萌え自然の移り変わりの早さを実感させられます。園庭では、連日青コースさんが盛り上がっていたボーリングや色水遊びを楽しみました。そして、遊ぎ場へ行った時はまだ緑色だった苺が少しずつ色付いてきています。早速楽しみにしていた園庭のプランターの苺を観察すると、、、、大変です!、まだ全部が赤くなっていない苺の赤い部分だけが誰かに食べられていることに気づきました。りす組、ぱんだ組の子どもたちは「誰が食べたんだろう。」と話し合っていました。「食いしん坊の先生?」「ムカデじゃない?」「わかった!甘いのが大好きなアリさんだ!!」「あー上からカラスが見てるからそれだー!!」と大騒ぎしながらみんなで一生懸命に推理していました。そして、『赤くなったら誰かに食べられる前にすぐに食べないと!!』と話し合い、また明日の収穫を楽しみにしていました。

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さて、屋外遊ぎ場では山に登って探索するのが日課になっていた子どもたちは「今日はどこか行かないの?」と尋ねてきました。それじゃあ、駐車場のたけのこを観察がてら散歩に行こう!と言うことになりポンタ農園まで散歩することにしました。農園の奥には一面にたんぽぽ畑が広がっていました。綿毛もたくさんできていて、空に向かって、ふぅ〜っと飛ばして遊びました。たんぽぽの花は摘んで花束にして、園に持ち帰ったり、大切にお家に持って帰っている子もいました。

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散々遊んでお腹がすいた頃には、丁度お昼になりました。手洗いを終えた子どもたちは、、、「あれっ?」とタオルドライが新しい物になっていることに気がつきました!このタオルドライは手を乾かすと同時に殺菌もできます。乾かす手順が色で示されていて、赤から黄色になったら手のひらを乾かし、緑色になるまでしっかり乾かすことで殺菌でき、手の表皮も保護できるのです。丁寧な手洗い、乾燥の仕方を指導すると、よく理解して手順通りに乾かすことができていました。

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今日、しばらくぶりに帰った幼稚園はいつもの園庭や園舎も、周りの自然の変化や新たな発見があり、少し新鮮に感じられました。今、自宅待機をして下さっている子どもたちも、幼稚園での発見を参考に日々移り変わる自然の変化にも目を向けてみてください。部屋の窓から見える景色の変化に気づくと少しでも新鮮な気持ちになるかもしれません。

 

今朝、早番の教師が門にかけてある水色のビニール袋を見つけました。その中には、可愛い手作りの色とりどりの子ども用マスクが60枚も入っていました。お手紙がついていて、幼稚園の先生への感謝の文章が書いてありました。教師一同涙が出るほど嬉しく、勇気づけられました。感謝の気持ちでいっぱいです。無記名で幼稚園に手作りマスクを届けて下さった方本当にありがとうございました。このように支えて下さっている方がいらっしゃることは、私達にとって何物にも変え難い喜びです。心よりの感謝の意を申し上げます。

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コメント (バトンタッチ! 青コース うさぎ組 富田瑞穂 赤コース ぱんだ組 濱本果穂 はコメントを受け付けていません)

2020年4月26日 日曜日

幼稚園の庭の空に大きなこいのぼりがあがっています。幼児達は大きなまごいに小さいひごい、ふき流し、あかちゃんこいのぼりが風を受けて泳いでいるのを見上げて手を伸ばしてぴょんぴょんとびはねて嬉しそうでした。そこで新聞紙をこいのぼりの形に切ってうろこの部分は絵の具遊びをすることにしました。絵の具を溶いて準備をし始めるといつものように興味を持って幼児達が集まってきました。順番に名前を呼んで絵の具を落としてあげると初めて絵の具を触ったRちゃんは最初は驚いたような顔をしていましたがだんだん絵の具の感触に慣れ、楽しくなってきたようで立ち上がりトレーを片手に持つと手の平全体をトレーの中に入れ、その手をバンバンと新聞紙にたたきつけ豪快に絵の具遊びを楽しんでいました。その他にも指先に絵の具をつけちょんちょん新聞紙に色をつけていく幼児、指をペンのように操り絵の具でおえかきする幼児など様々な幼児の姿が見られ、個性あふれるこいのぼりが完成しました。まだ絵の具になじめない幼児はシールを貼りました。

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完成したこいのぼりを保育室に飾るとMくんは「先生!」と保育教諭の肩をぽんとたたき「り!り!」と言って指差し、嬉しそうににっこり笑っていました。そこでみんなで集まってこいのぼりの歌をうたうと、歌いながら飾ってあるこいのぼりを指差していました。新聞でカブトを折って一人の子の頭にかぶらせると次々私も!僕も!と集まってきて交代でかぶっては似合う?と言うように見せ合っていました。

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季節の歌や伝承的な行事や遊びなどもさり気なく取り入れたりその季節ならではの自然を感じられる環境作りも大切にしていきたいです。

 

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コメント (「絵の具ぺったん楽しいね」 ひよこ もも組 中野佑衣 はコメントを受け付けていません)

2020年4月24日 金曜日

今日も良い天気の中、屋外遊ぎ場では昨日に引き続きボーリング、山の滑り台などのびのびと好きな遊びを見つけて遊んでいる姿がありました。

ちゅうりっぷ組のRちゃん、りす組のAちゃん、H君、きりん組のC君は、山の滑り台の側に生えている猫じゃらしに気付いて集め始めました。沢山集めたAちゃんは、「うさぎの耳みたいだね、帽子につけたいな」と2本の猫じゃらしを選びました。そして、部屋に帰ると、細長くしたチラシをテープでとめてハチマキのようにして、うさぎの耳のようにつけていました。動くたびにフワフワの耳が揺れて、まるで本物のうさぎさんになったみたいでとても嬉しそうでした。

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又、一方では、H君が風に飛ばされている猫じゃらしをみて、「フゥーってしたら綿毛みたいに飛んでいくかな」と言いながら飛ばして捕まえる遊びをしていました。屋外遊ぎ場には、沢山の植物があり、年少児も今日が最後日ということで果樹園の方までお散歩に行きました。桃の木に小さな実が出来ているのを発見したり、地面に生えているノゲシを見つけて子ども同士で「たんぽぽかな」と盛り上がっていました。持って帰ったノゲシの綿毛は、ちゅうりっぷ組のRちゃん、Hちゃん、Sちゃんと一緒にテラスから吹いて飛ばしました。服にくっついている綿毛を見つけると、「ついてる!ここにも!」と言いながらはしゃいでいました。とても開放的で植物にも沢山触れることが出来る新園舎で1週間過ごすことが出来て、教師も子どもも楽しく過ごすことが出来ました。子ども達の中には楽しいので「月曜日もここがいい!」と言っている子もいました。

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来週から入れ替わる青コースのぞう組の子ども達が引越しの荷物を準備をしていました。その荷物を見てみると、「ゆうぎじょうにもていてください。おねがいします。」という置き手紙がついていて、一生懸命書いてくれたのかなと微笑ましくなりました。IMG_1866

先週の職員会の中で紫キャベツで作った色水の中にレモンを搾った汁を入れて、色が変わる不思議体験をさせてみてはということが話題になりました。今週から色水コーナーにレモンを準備しておいて、紫色の色水に搾って入れると鮮やかなピンクに変わることに気付き、驚いたり楽しんだりしていました。昨日のこと、色水コーナーで富田先生が青色の色水を作っていて驚いたのですが、それはアルカリ性の洗剤を混ぜて作ったものでした。そこで、レモンの酸性のように自然物からアルカリ性は出来ないかと考えていてふと思いついたのが、2月に年中児がじゃがいもの種芋を切った部分につけたお薬の役目を果たす木灰でした。「よし!魔法の水を作るぞ!」とコーヒーフィルター、ペットボトル、木灰、水を意気揚々と持ってきた教師の周りに「先生、何するん?」と子ども達が集まってきました。ペットボトルを切って、コーヒーフィルターの中に灰を入れ、魔法の水作りの始まりです。灰に水を入れましたが灰色に濁っている水を見て、「本当に出来るん?」と子ども達も疑いの眼差しで見ていましたが、フィルターを通して1滴ずつ落ちて溜まっていく無色透明の水を見て、「綺麗になっとる!」と不思議がっていました。いよいよ紫キャベツの色水が青色になるか試す時がきました。紫色の色水に魔法の水を入れた途端、紫色がたちまちエメラルドグリーンに変わったのです。子どもも教師もこの一瞬の色の変化にとても驚きました。私自身、この実験が成功した瞬間、心が踊り、子どもの頃の自分に戻っていました。このような喜びを子ども達は日々遊びの中で感じているのだと考えると、これからも心動かされる体験をたくさんさせてあげられる保育者でありたいと思いました。

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コロナウイルスの終息はまだ見えず、永い戦いになるかもしれません。その対策の1つとして幼稚園では昨日、各フロアに最新の手指殺菌乾燥機が設置されました。この乾燥機は、手を洗った後、手をかざすとO-157やノロウイルス等の菌を30秒のうちに殺菌し、乾燥も出来るエアタオルなのです。手洗いとうがい、次亜塩素酸での消毒は今まで通りしっかりと行い、さらにこのエアタオルも使用して今後も衛生面には十分に気をつけていきたいと思います。

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コメント (新園舎生活最終日!&色水の不思議 赤コース ちゅうりっぷ組 岸田亜寿美 青コース ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2020年4月23日 木曜日

今朝、ちょっぴり寂しくて泣いていたちゅうりっぷ組のI君を誘って遊ぎ場のみつばっ子山に登りました。山の一番上まで登ると遊ぎ場全部が見おろせます。

昨日園長が来て大きなこいのぼりを長いロープを張って泳がせてくれました。気持ちよさそうに泳いでいるこいのぼりを見ながらその下でピョンピョン跳ねながらこいのぼりにタッチしようとジャンプしているタンポポさんと年少さんたち。  どこからかこいのぼりの歌も聞こえてきました。

「のどかだなあ~」と思っていると・・・「ピピピピピピ♪ホ~ホケキョ~♪」かわいい小鳥の声が聞こえてきました。そんな気持ちのいい自然の中にいると泣いていたI君もいつの間にか笑顔になり、登園してくる友達に「お~い」と言って手を振っていました。

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さてそんな中、今日は、青空をダイナミックに泳ぐこいのぼりを見上げながら子どもたちがこいのぼりを作り始めました。

ぱんだ組のEちゃんは、何度も何度もこいのぼりを見上げてはクレヨンで何か描いています。見ると・・そこには、こいのぼりの大きな目を描いていたのです。こいのぼりの大きな目に興味を持ったようで何度も何度も見上げながらクレヨンの色を変えながら丁寧に描いていました。また、ちゅうりっぷ組のNちゃんは、こいのぼりのうろこを幾つも幾つも描いていました。子供によって興味を持つところ、目に入るものが一人ひとり違うんだなと改めて子どもたちに教えられました。さて朝泣いていたI君は?というと・・・お兄ちゃんお姉ちゃんたちが楽しそうにこいのぼり作りをしている中に混じって「赤ちゃんこいのぼり・・」「お兄ちゃんこいのぼり」「お父さん、お母さん、おばあちゃんこいのぼり・・」まで・・それは楽しそうにはさみで切ったり、のりで貼ったりしながら作っていました。今日はとても肌寒かったのですがその姿を見ていた私の心は、ぽかぽか温かくなってきました。

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その後、幼稚園で古森先生が何か楽しいことを始めているという情報を聞きつけた河野先生が幼稚園に偵察に出かけ、また新たな遊びをお土産に持ち帰ってくれました。「野外ボーリング」です。

またここでも後に年長さんたちの驚くほどの知恵に感動することとなるのです。

ボーリングをする人によって(年齢に合わせて)ピンの立て方を変えたり、ボールを戻すとき、ボーリング場のように木の枠の上を転がせてみたりなどイメージや工夫、知恵が次々と飛び出し本当にびっくり!します。教師の私たちは、子どもたちにイメージの広がる環境をポンと用意し、子どもに任せてみる。すると必ず子どもたちが教えてくれる!といつも園長が言います。それがこのことなんだと又改めて感心するのです。

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☆ボーリング大会をしたよ!        ☆青コース(幼稚園)西川由里より・・・

 

園内では、新しくボーリングコーナーができました。朝、園長がプールからメガホンを取り出すと、それをピンに見立てて並べてくれました。ボーリングあそびが始まると、らいおん組のH君とK君とすみれ組のHちゃんが「ボーリングしてますよ~」とメガホンを持って園庭中に呼び込みをしていました。それを聞いた子供たちは、続々とボーリングコーナーへと集まってきました。最初は、地面の上にピンを並べただけのボーリングでしたが、教師が木の棒を持ってくると本当のボーリング場のようにレーンが出来上がりました。それを見て子どもたちの気分もますます上がり、ボーリング大会は、大盛り上がりです!!倒れたピンを直していたぞう組のG君は、教師に三角形に並べることを教えてもらうと数を数えながら丁寧に並べていました。らいおん組のK君は、ボーリングが始まってから終わりまで遊んでいました。ストライクを取るたび拳を突き上げて「よっしゃあ!!」と言って飛び跳ねながら喜んでいました。ひまわり組のE君は、ピンが倒れるまで何度も何度も挑戦していました。

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ボーリングに慣れてくると今度は、ボールを転がすときの力の強さを変えながらどれくらいの力で転がすとピンが倒れるのか、考えながら遊びを楽しんでいました。又、自分の番が終わると、自分の倒したピンを立ててから次の友達にボールを渡している姿を見て、入園して間もない年少さんたちも今までのたくさんの遊びの中からいろんなことを経験しながら学んでいくんだなと改めて感じるとともにひとつひとつの経験を大切にしてあげたいと思いました。

ボーリングに慣れてきた園長が新しく2回投げることと一つのピンを倒すと2点入るというルールを加えてくれました。2本倒すと~?何点?・・4点・5本倒すと~?10点・・・

そうです!ここには算数の掛け算が登場しました。子供たちは何点入ったのか指を使って必死に数えていました。「誰が何点とったのか」を書く表が出てくると自分の名前が書けるようになった年長さんは、自分の名前が書きたくてボールを投げ終わるたびに「先生、〇点とったから書いていい?」と言って嬉しそうに書いていました。

教師は、遊びの中からひらがなや算数の勉強を自然と学べる環境を意図しながら作って子どもたちに提供することが大切なことを実感しました。

 

 

 

 

 

 

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コメント (青い空・緑の山・鳥の声・青空を泳ぐこいのぼり  吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2020年4月22日 水曜日

らいおんぐみのMくんは、家からラップの芯を持って登園してきました。カバンを片付け、園庭に出るとMくんはラップの芯をバントにし、友達と受け渡して遊んでいました。そこで教師が園庭にトラックの線を引き始めるとその後をついて歩く子ども達や大きな円周辺に集まる子どもの姿がありました。園長先生は廃材の中からMくんとおなじような筒を2つ持って来て、Aくんに渡すとAくんは、2つのうち1つの筒を「これじゃない」と返してきました。柔らかくて太い筒は「持ちにくく、力が入ったらつぶれる」と言うのです。固い細いラップの芯をバトンにしてやっと始まりました。Mくんと同じクラスの子とのスタート、次をつなぐのは教師です。走っていると「やりたい」と次々子ども達が集まって来て、バトンが繋がっていきました。チームを決めない任意のリレーでしたが、自然と白帽子、色帽子に分かれ、学年も問わない自然参加のリレーは盛り上がっていました。気合を入れて袖をめくりあげる子、裸足になる子、年少児もバトンを受け取り、1周息を切りながらも走り切り次につなぐなど、みんなが夢中になる熱いリレーでした。その後、遊技場で活動しているくま組、きりん組がリレーをしに園にやってきました。年長全クラスでリレーをしましたが、人数が少ないクラスは、1人2回走り、新しいクラスの友達を応援し、リレーを楽しみました。教師達も一緒になり、盛り上がっていました。これからもリレーやかけっこなど、子ども達は元気いっぱい新しい遊びに挑戦していくことでしょう。楽しみです。

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屋外遊ぎ場では、昨日竹にこいのぼりを2匹結び付け、新園舎テラスの柱に結んで立てていました。風が吹いているものの小さく活気のないこいのぼり、それを見た園長先生が元気に泳いでいるのを見せたいと、ロープを持って来て大きな真鯉や吹き流しの加えて結び付けてくれました。それだけで子ども達は大喜びで地面まで垂れ下がったこいのぼりのしっぽを引っ張って楽しんでいました。縄が引っ張られて上に上がっていくたびに歓声があがり、今度はあがったこいのぼりを触ろうとぴょんぴょん飛び上がる姿が見られました。吹き流しや真鯉を吊り、にぎやかになったこいのぼりは、園舎と電柱では上がりきらないので、バスの運転手さん達にも手伝ってもらって、園庭内にある電柱と電柱に繋いで高く上げることになりました。そして園庭内を横断するようにあがったこいのぼりは、元気いっぱい泳いでいました。それを見た子ども達も元気いっぱいこいのぼりのしっぽを追いかけていました。そして先生たちが作った手作りこいのぼりも木の陰や遊具の陰でひっそりと泳いでいました。誰が見つけるかとても楽しみに見ていると、目ざとい子が「先生 桜の木にこいのぼりがあったよ」と教えてくれました。

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屋外遊ぎ場の南の端に豆、じゃがいも等の畑があります。そこですくすく大きくなった皮が紫のさやえんどうを年長さん達が見に来ました。その時に試しに何個か摘んできて皮をむいてみました。豆はままごとコーナーに、皮は色水コーナーに出しました。話を聞いて、実際に収穫した年長さん達はすぐに紫色の豆の皮をすり鉢に入れ、水を入れるとすりこぎで擦りっていきました。するときれいな紫色の水が出来、「見て」と見せてくれました。外が紫色の豆は、皮をむくとなんと中の豆は緑で、皮とつながっている腺の所は紫色でした。外側の紫色の皮は、豆が大きくなっていくにつれ、紫から緑へと変化し、豆は炊くと紫色に変化するそうです。この実験も正常保育になったらしてみようと思います。その後年長さん達が本園に出掛けた後、空いた色水コーナーで年中さん達が同じように楽しんでいました。異年齢児がしていることをよく見ていて、いなくなると自分達もやってみる姿をここでも見ることが出来ました。

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また、春の草花遊びの本を見ていると、しろつめくさでの遊びが載っていました。新園舎の山の中ほどにしろつめくさがあることを知っていた先生と年長さん達でブレスレット作りを楽しんでいました。

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山に出来ている芝生の滑り台に色々な学年が滑っていて、なかなか滑れなかったプレ年少さんが、今日誰もいなくなった芝生の滑り台にみんなで行って滑ったり、転がったりして楽しみました。その後、その近くにあるからすえんどう、しろつめくさ、へびいちごを見たり、つんだりして、伊予柑畑に行きました。桃の花はもう終りかけていましたが、みかんの花のつぼみが膨らんできているのを見ることが出来ました。両手に草花のお土産をもって、新園舎に戻ってきました。今日も自然に沢山触れることが出来ました。

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