幼稚園の日記(ブログ)

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2017年11月12日 日曜日

駐車場の畑に、毎年さつまいもを植えています。今年も植えたのですが、必要な時期に水が足りなかったのか葉の成長も悪く全く育っていませんでした。それでもプランターには、幼稚園の先生が2株ずつ植えてくれていて、それは葉は大きく成長していました。そのおいもを掘らせてもらうことになりました。おいもの所まで2歳児は、手をつないで端に寄りながら、しっかりと前を向いて歩いて行くことができました。

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駐車場につくと、いものつるを刈った畑やプランターの前に座りました。プランターは土が軟らかくて掘りやすかったので、2歳児は上手に土をかきながら、掘っていました。普段、土いじりが苦手がAくんは、プランターから、おいもが見えると目の輝きが変わり自分で最後まで掘っていました。そして出てきたおいもを嬉しそうに高く上げると、みんなに見せてくれました。近くで掘っていたBちゃんも、おいもを見て私も頑張ろうと土を掘っていました。畑よりも掘りやすいということもあり、ほとんどの幼児が集中して掘っていました。

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Cちゃん、Kちゃんは1つのプランターに手をつっこんで掘っていました。時々顔を見合わせて「もうちょっと」と言うような表情で何度も掘っていました。少しずつおいもが出てくると、益々嬉しくなって掘るのに力が入ります。そしてついにおいもを掘り出しました。

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畑で掘っている幼児も葉っぱを見つけたり、小さな虫を見つけたりしながら、おいもが出てくるのを楽しみにしていました。すると畑の端からじゃがいもが出てきて、びっくりしていた幼児たちは次々にじゃがいもを掘り出していました。

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1つの畑でさつまいもとじゃがいもの収穫ができた幼児は大満足。実はさつまいも畑には今年の春、収穫したじゃがいもが残っていて、それが見事に育っていたのです。本来なら、みんなで畑のさつまいも掘りをするところでしたが、さつまいもの不作というアクシデントがありましたが、じゃがいもはその分、しっかり栄養を吸収していて掘ることができ、さつまいもはプランターの中で幼児にとっては扱いやすい空間で、遊び感覚で掘って楽しむことができました。自然と共に生きている子どもたちと、自然のアクシデントも上手に活用して、工夫ある生活や経験ができるよう心がけていきたいと思います。

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