幼稚園の日記(ブログ)

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2015年6月21日 日曜日

1、2歳児は保育室と遊戯室に分かれて所持品の始末を済ませます。そして友達が次々と登園してくるのでそのまま自分の好きな遊びを始めます。しばらくしてしきりの戸を開けてもらうと1歳児がトコトコと遊戯室にやってきました。大型の積み木や粘土など、1歳児の保育室にはないものが目に飛び込んできます。1歳児のAちゃんは早速大型積み木のところへやってくるとその上に座ろうとしていました。そしてなんとかバランスを取って座ることができました。するとその姿を見たBちゃんが積み木の上に片足を乗せて後ろ向きになって座ることができました。一方その隣りでは2歳児のCくんDくんが「僕達は立って歩けるよ」とばかりに大小の積み木が並んだところを前を向いたり横を向いたりしながら上手にバランスを取りながら歩いていました。それにAちゃんBちゃんが気付いてその姿を目で追っていました。

また粘土のコーナーでは1歳児のEくんが目を輝かせてじっと粘土を見ていました。保育士が粘土をくるくる丸めて見せるとすぐに手に取り粘土を不思議そうにまわしながら見ていました。そして手の上に乗せると同じように手を動かして丸めようとしますが、手の平に乗せた粘土はでこぼこでくるくると上手に丸めることができません。すると隣りに座っていた2歳児が「こうやってやるんよ」と手の平でくるくる丸めて見せてくれました。そこでまた同じように真似ようとしていますが、思ったようにはできません。いろんな形に変化していく粘土も遊んでいくうちに様々な扱い方や技術を自分で体得していくのです。

普段幼稚園児に優しくかかわってもらっている2歳児は1歳児との遊びの中で幼稚園児にしてもらった時と同じように優しくかかわってあげる姿が見られます。子ども同士のかかわりは想像以上に刺激があり、心身の発達を促すことを1歳児・2歳児合同保育の中で改めて感じました。

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