幼稚園の日記(ブログ)

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2014年9月21日 日曜日

現在ぴよぴよにはもう1つお部屋が増えて幼稚園のゆうぎ室も使っています。通常は2歳児が利用しているのですが1歳児も所持品の始末を済ませるととことこやってきてゆうぎ室はにぎやかになっていきます。

遊びのスペースに大型積み木がならんでいるのを見て部屋の隅に置いている残りの積み木も運び始めました。2歳児のAくんは大きな積み木を一人で運んでいました。その様子を見ていた1歳児のBくんも同じように運ぼうとしましたが自分より背の高い長い積み木はなかなか上手に持つことができず、小さな積み木に持ちかえました。そして次々に運んで部屋の外まで積み木が並んでいきました。いつもは保育室の中だけ並んでいた積み木が今日は部屋から飛び出してどんどん廊下に伸びていきました。2歳児のCくんDちゃんが積み木の上を歩いているとそのうしろから1歳児達も続いて歩いていきます。途中で積み木が崩れても1歳児に2歳児が優しく気使って直していました。

1歳児のBくんは積み木を持ってくると部屋の真ん中のマットの上に立てました。すると今までは並べて遊んでいた幼児達も今度は積み木を持ってきて1つずつ立てていきました。すると今までは並べて遊んでいた幼児達も今度は積み木を持ってきて1つずつ立てていきました。そして2歳児のAくんが「お家ができるんよ」と言うと周囲にいた幼児達も1つずつ立てていきました。小さなすき間に手を入れたり出したりしていた1歳児のEちゃんがさわったとたんに積み木がバラバラと倒れてしまいました。保育室の中にわぁーと声があがりそれが楽しくて何度も積み木を立てては倒しを繰り返し始めました。

1歳児、2歳児が一緒に遊ぶことで1歳児は2歳児から学ぶことがたくさんあります。又2歳児も1歳児の遊びを見てそれを発展させています。そんな異年齢の遊びと学びの姿を今日も見ることができました。

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コメント (「大型積み木に挑戦」  ぴよぴよ 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)

2014年9月19日 金曜日

今朝、子どもたちが戸外に羽の折れたトンボを見つけました。一人の子がそのトンボを優しく手に取って、飛べるように高く上げるとふわっと浮いたものの、すぐに地面に降りてしましました。「羽が曲がっているから飛べんのかな?」「死んでしまうんかな。」と心配そうに見つめていた子どもたちの姿に、「もう一度・・・」と祈るような気持ちで拾い上げ手を高くあげると、子どもたちの思いが通じたのかトンボは空高く飛んでいくことができました。年長のSくんと、年中のYくんは「大丈夫かな?」「行けたかな。」とトンボが見えなくなってもしばらく空を見上げていました。昆虫の命、動物の命、植物の命、人の命、生きているものすべての命について考え、大切に接することのできる三葉っ子であってほしいなと思うと同時に、SくんとYくんの優しい気持ちに教師も心が温かくなりました。

 

今朝、つりかんのそばで「先生、見ててね!」と呼び止められました。一つ目の輪っかに両手でぶらんとぶらさがりRくんが「これしかできんのよね。」とぽつり。それを見ていたAくんが「ぼくできるよ!」とすいすい向こうの端まで行きました。「Rもやりたいんやけど、無理なんよね。」と言うRくんとつりかんの練習をしました。体を支え、手を交互に話す練習、上手にできるAくんや年長のお兄ちゃんお姉ちゃんをよく見て特訓です!すると、Aくんが「魔法の粉をつけたらできるよ!」と教えてくれました。Aくんはいつも魔法の粉をつけて、魔法の手にしてからつりかんをしているとRくんに話して、ぱっとしゃがみこむと地面の砂を手にかけだしました。すぐRくんもAくんの真似をして手に砂をかけると2人とも手が真っ白でした!Aくんに「魔法の粉かけたけんできるよ!」と声をかけられたRくん、なんと一人で真ん中まで行くことができました!「すごい!!」とAくんや教師、周りにいた友だちに褒められたRくんは嬉しくなってその後もしばらくつりかんの練習をしていました。

今日AくんとRくんを見ていて、子どもたちの「いいな、やりたいな。」という気持ちを大切にしたいなと思いました。憧れの気持ちをもって新しいことやできなかったことに挑戦すると意外な結果が出たり、ためていた力を発揮できたりすることができるんだなと実感しました。

運動会の練習でも、副園長から「年中さんに負けないぞー!」と声を、かけられると途端に表情が変わってキラキラした目で「オー!!」と大きな声の出た年少さん。自分より体の大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんに負けない!と張り切っていました。

上手に踊れる赤コースの年中さんがバルーンを使って練習している様子を「いいな。」「ぼくたち、私たちも頑張ろう!」と練習していた青コースの年中さん。今日、バルーンの練習ができて喜んでいました。月曜日からも楽しく「もっと○○したい!」「次は△△したい!」と憧れと期待をもって運動会に向け活動してほしいと思います。

今日の手作り給食は「胚芽米、焼き魚、ジャガイモの煮物、ナスのみそ和え、バナナ」でした。幼稚園の農園で採れた秋ナスもそろそろ終わりです。しっかり味わって秋を感じています。

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コメント (憧れの・・・。          うさぎ組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2014年9月18日 木曜日

 最近、くま組では運動会の練習の合間をみて、廃材遊びをよくしています。運動会の組体操のグループ等で仲良くなったことで、今までは男の子達が中心となっていた遊びに女の子達が入るようになりました。毎日こつこつと作っているのはピタゴラ装置でした。ラップの芯を半分に切ってつないで、球が転がる道を作ると、上手く転がるように廃材を積み重ねて高さや傾斜を調整して工夫しながら作っていました。そこに女の子達が加わるとピタゴラ装置の周りに家やお風呂等ができてきて、街のイメージが広がってきました。限られた時間の中でも、自分達のしたい遊びを見つけてお互いを認め合いながら満足な生活を送っている子ども達の姿に、夏休みを終えて一回り大きく成長していることを感じることができました。

                  

 今日は、悲しいお知らせがありました。園内で育てていた稲が枯れていたのです。全クラスの子ども達が集まって、「なぜ枯れてしまったのか?」副園長と考えていきました。まず、枯れてしまった原因は、水が全くなかったことでした。園内の稲はバケツやプラスチックの容器の中で栽培しているため、どこからも水を得ることができなくなった稲は枯れるしかなかったのです。乾ききったバケツの中の土を出してみると、根を隅々まで張り巡らせている様子がよくわかりました。白く乾いた土の塊を見て、「可哀そうなことをしてしまった。」と子ども達は感じたようでした。枯れた稲の中には、まだ緑色の稲もあったので、水をあげて様子をみるか、このまま刈ってしまうか多数決をとることにしました。すると、子ども達からは「水をあげて様子をみる。」という意見が多く出ました。子ども達と今後の稲の様子を観察していきたいと思います。

           

 くじら組とぞう組は、歩風里とケアフル竹原を訪問しました。そら豆音頭を踊ったり、歌や手遊びをしたりして楽しんだ後、一人ひとりが夏休みに楽しかった思い出を絵に描いて発表して、お年寄りに大変喜ばれました。そして、お土産を園に持ち帰ると、幼稚園のみんなで分け合うことにしました。各クラスに持っていくと、事務所の副園長や事務員さんにも「みんなで分けてください。」と言って持って行きました。そこで副園長は、「みんなで分けるって誰の事?」と聞きました。事務所には3人いるので、平等に分けるためにはどうすればいいか、かなり考えたようでした。その中で、1つの物を3つに分けることが難しく、4つに分けるのは簡単なことを話したそうです。手紙を折った時の経験がここで生きていることに驚かされました。ちょっとしたきっかけ作りが、子ども達の頭を働かせる楽しい時間になることも忘れないでおきたいと思います。

                       

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コメント (「稲の栽培から学ぶこと」 くま組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2014年9月17日 水曜日

今日は、登園して身支度をすばやく済ませた年長の子どもたちがすぐに園庭にでてきていました。ふと見ると幼稚園に咲いていた朝顔の花が終わり種ができていました。そこで教師が「一緒に種を採ろう」と誘うとすぐに年長児がやってきました。高くて背の届かない所は背の高いAくんに「Aくん採ってよー」と頼んでいました。一つの袋の中に複数の種が入っていることに気づいたMちゃんは「何粒入っているかな」と数えていました。「7粒入ってた」と教えてもらうとKちゃんも数えて「6粒しか入ってない。大きいのならたくさん入ってるかな」とたくさん種の入っているのを探していました。「お家の朝顔は種が採れた?」と聞くと「もうとっくに採れたよー」と応えてくれました。「また来年植えようね。」と言うと「次は年中さんに植えてもらわなきゃ」と年長である自分の立場をわかっているようでした。

 

ひまわり組では廃材遊びや自由画帳におえかきをして遊びました。最近クラスで「とんぼのめがね」の曲を歌っているので「とんぼを描く!」とRくんは張り切って言いました。同じテーブルにいたYくんは「ぼくは水色のとんぼのめがねにした」と言って水色のとんぼを見せてくれました。Yちゃんは「私は、水色とピカピカと赤色が描けたよ!」と自慢げに言いました。ピカピカのとんぼは黄色で描かれていました。色を使うのが楽しくなったYちゃんは様々な色でとんぼを描きはじめました。Yちゃんが一つとんぼを描くたびにRくんとYくんが「緑は葉っぱをみたんよ!」「木をみたんかもしれん」「青は絶対海や!」「オレンジはみかんだと思う。」と色でイメージするものを思い浮かべていました。そして、ピンク色のとんぼは何かなとみんなで悩んでいるとYちゃんが「これはYちゃんのほっぺをみたんだよ。」と言いました。なるほどと思い、子どもたちの想像力に驚かされました。秋の訪れを感じる場面でした.

 

今日は青コースが手作り給食でした。2学期になってから、苦手な野菜を少しでも食べようと頑張る子どもたちが増えました。又、同じバスの友達と同じテーブルに座ったり会話したりして食事を楽しんでいる様子がみられました。楽しく食事をして元気いっぱい遊びたいなと思いました。

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コメント (とんぼは何をみているの         ひまわり組 濱本果穂 はコメントを受け付けていません)

2014年9月16日 火曜日

連休明けの今日、園庭の銀杏の木の下にギンナンが一面に落ちて、朝日にあたってとてもきれいに輝いていました。

子ども達とひとつ、ふたつと拾い、かごの中に入れていきながら、秋はそこまで来ていることを感じました。

   

又、空を見上げると、澄み切った真っ青な空・・・・・・・その空高く飛行機が飛んでいるのを見つけたひよこぐみのAちゃんは、「あっ!ひこうき!」

その声に気がついて集まってきたひよこぐみのみんなは、大きな声で「バイ・バーイ!」と飛行機が見えなくなるまで手を振っていました。

みんなで心地よい空間を共有したかのように清々しいひとときでした。ちょっぴり涙ぐんでいたBちゃんもいつの間にか笑顔になっていました。

      

さて、真似っこ大好きのひよこ組さんは、大きい組さんがすることをいつもじーっと見ています。そしてかっこいい大きい組さんのまねっこ遊びが始まるのです。

ひよこ組さんも少しずつ運動会の練習にも参加するようになりました。踊りや入場行進、応援合戦・・・どれも毎日見ているおかげで、気持ちまでお兄さん、お姉さんになり、堂々と歩いたり、踊ったりするので本当に驚きです。

先頭に並ぶ事が好きなRちゃんとH君はいつも一番前に張り切って並びます。ところが今日は、少し行進して回れ右をすると一番後ろになるということに気づいたのです。はっと気がついたRちゃんとH君は、すぐに走っていって一番前に並んだのです。

         

子ども達は、色々な場面に出会ったとき、そこで頭をくるくるっと働かせて、考えるんだな。本当にすごいことだと思いました。こうやって子ども達は、生きていくための知恵を積み重ねていくのだととても頼もしく思いました。

又、年長児は、砥部焼きの絵皿制作に出かけました。砥部焼きセンターまでの道のりでは,道路の標識を見て、距離を計算したり、バスの窓から見える松山城やくるりん、砥部動物園などを見つけたりしました。砥部焼きセンターに到着すると、センターの方々が温かく迎えてくださいました。

一生に残る記念品のお皿に一人ひとりが、二色の色を使い分けながら、筆を立てて慎重に絵を描いていました。どのお皿もとても素敵で、中には、芸術家のような作品もあり、出来上がりがとても楽しみです。

         

絵付けのあとは、クラスごとにセンターの中を見学させていただきました。砥部焼きが出来上がる過程を細かく説明してくださり、実際にお皿を作る様子を見せてもらった子ども達は自然と拍手が出ていました。砥部焼きの材料は、砥部の山にある石で、限られた資源のため、その石がなくなると砥部焼きは作られなくなります。地域の特産物である砥部焼の絵皿制作の体験がいつまでもできるよう、資源を大切にしていきたいものです。

「本日の手作り給食のメニュー』・・・♪

♪胚芽米・野菜のかき揚げ・筑前煮・キャベツの胡麻和え・果物(りんご)♪

野菜揚げの中にはいくつ野菜が入っているかな?と名前をあてっこしながら美味しそうに食べていました。

      

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コメント (   まねっこ遊び大好き                 ひよこ組   吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2014年9月15日 月曜日

ままごとの好きな1歳児のAちゃん・Bちゃんは、お皿におもちゃのトマトやリンゴ、人参などを置くと箱のフタをお盆にし、その上に並べて遊んでいました。その姿を見た1歳児のCくんもお皿にブロックを並べ同じように箱をお盆にして保育士の所へ持ってきてくれました。その様子を見ていた他の幼児達もお皿に野菜やブロックを乗せて、保育士の所へ持ってきました。

又、園庭に出て砂場へと行くと1歳・2歳が関わりながら、自分の使いたいお皿やコップをカゴの中から持ってきて、ままごとを始めました。中には戸外のままごとコーナーへ行き本物の野菜でコンロや鍋などを使って料理を作る幼児もいました。

2歳児のDちゃんは、保育士からもらったキャベツを小さく千切り、それをコップの中へ入れました。すると、それを見ていたEちゃん・Fちゃんも、まな板の上に並べるだけでなく、自分の切ったものを用意していたお皿やコップの中に入れて遊び始めました。そして、小さく切った野菜を鍋に入れてコンロで炒め物にしたり、レンジの中に入れ料理したりして楽しんでいました。2歳児は、幼稚園のお姉さんたちが野菜を切ったりお皿に入れたりして遊んでいる姿をよく見ているので、自然に真似て遊ぶようになっていきます。1歳児もまた、2歳児の遊んでいる姿を見て同じように真似ようとしています。

1歳児・2歳児それぞれが、幼稚園児の遊んでいる姿を見て、覚えて真似ているのだと改めて思いました。そして、1歳児・2歳児なりに遊びを工夫し考えながら発展させていく姿に成長を感じています。

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コメント (「お料理楽しいね」   ぴよぴよ 松浦万実 はコメントを受け付けていません)

2014年9月13日 土曜日

今日は27年度の入園面接がありました。

1学期からこあら保育に参加していた未就園児達は幼稚園に着くとすぐに自分のしたい遊びに一直線!!ままごとでは慣れた手つきで上手に包丁を使い、細かく野菜を切ったりかわいらしく盛り付けたりしていました。

また、ぴよぴよから入園する幼児たちは今日が面接と知ってか知らずかいつもよりちょっぴりお兄ちゃんお姉ちゃんの顔で活発に遊んでいました。

今日、初めて来園した子たちもいて、大勢の人に少し緊張気味でお母さんの手をキュッと握ってお部屋に入ってきていました。

お母さんやお父さんから離れるときに泣いてしまう子もいましたが、4月までの未就園児保育などを通して、少しずつ幼稚園に慣れ、楽しくなってくれると良いな思います。

4月から入園してくるこの子たちとの出会いを大切に、無限の可能性を持っている幼児たちをお預かりするということを実感し身の引き締まる思いがした一日でした。

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コメント (「入園面接がありました ♪ 」   河野拓成 はコメントを受け付けていません)