幼稚園の日記(ブログ)

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2013年10月6日 日曜日

朝の片付けが終わり「アブラハムの子」の曲をかけると部屋のあちこちで遊んでいた幼児達がマットの上に集まってきました。しかしソファの上にちょこんと座って一等席を確保したKちゃんは、ガンとしてその席から離れず手だけを動かしていました。幼児達はこの曲が大好きで笑顔がたくさん見られます。またお集まりで「トントントンアンパンマン」とピアノをひくとAちゃんが「今度は早くなるよ」と手の動きはまだおぼつかないけれど、気持ちはスピードアップします。「おつかいありさん」の曲では両手の人さし指を出してありを表現しています。「あっち行ってちょんちょん」と自分の指で拍子をとっているBちゃんや友達の指をちょんちょんとさわっているCちゃんもいます。歌詞は全部覚えていなくても曲のリズムは体で覚えているようで、自然に身体が動いています。さっきまで泣いていた子も曲が流れると泣き止めて友達の様子を見たり、笑顔になったり、歌い始め力いっぱい歌う姿も見られます。2歳児のDちゃんなどは保育士の真似をして前に座わり大きな声で歌っています。「手をたたきましょう」の曲の時は笑いましょアッハッハと大きな声で笑ったり、怒りましょプンプンプンとほっぺたをふくらませて怒ったり泣きましょエンエンエンと泣いたりと歌詞に合わせて様々な表情をつくって見せてくれるのです。そんな中で月齢の小さいEくんも両手をばたばたさせて大喜びしていました。

そんなお歌大好きな幼児達は部屋の中で遊んでいる時も好きな歌を口ずさみながらブロックをしたりままごとをしたりする姿が見られます。まだ歌詞がはっきり言えない乳幼児ですが発達が著しいこの時期耳で聞いて身体で覚えることができる幼児の歌にぜひ触れさせたいものだと思います。毎日くり返しながら、歌うことで幼児達の心も豊かになることを感じました。

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