幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2013年6月11日 火曜日

今日は、気温も高く蒸し暑い一日となりました。

幼稚園では、夏に向けての遊びの環境の中で、「水くみ遊び」が始まっています。今日も大きな泥船の中に水を入れ、様々な廃材の「入れ物」を使って水くみを楽しんでいました。

「水くみ遊び」とは、副園長考案の遊びで水に触れる気持ちよさを味わいながら、容器から容器への移し替えをする遊びです。

子どもたちは、ただ、水の移し替えだけををして遊んでいる訳ではありません。ひよこ組から年長さんまでどの学年も楽しめる遊びです。学年によって様々な遊び方が見られます。年少のAちゃんは、小さなカップからペットボトルの口への移し替えを集中してやっていました。

年長さんになると「このペットボトルの水は、どの入れ物と同じくらいの水がはいるんかなぁ」と考え選んだ大きなカップに移し替えてみると、なんとピッタリ!!見ていた子たちから、大きな拍手がわきました。一見単純そうに見える遊びの中にもこんな風に理科的、算数的概念を楽しみながら学んでいるのです。

遊んだ後は、みんなで野菜やお花に水やりをしました。大きなペットボトルやマヨネーズ容器など様々な入れ物を使っての水やりは、一段と楽しいものになりました。

また今日は、年長児のS君がオリジナルダンスを園庭で披露してくれました。S君が音楽に合わせて楽しそうに踊り始めると、いつの間にか園庭のあちこちから子どもたちが、S君を取り囲む様に集まってきました。あまりに生き生き楽しそうに踊るS君を見て一緒に踊り始めたのが、さくら組のH君でした。リズムに合わせてステップを踏みながらの自分なりのオリジナルダンスが輝いて、ステキに見えました。

いつの間にか手拍子が起こり、S君、H君の「ダンスショー」となっていました。

そして、今日、入園日を迎えたひよこ組のT君にも「お祝いダンス」を踊ってくれました。T君は満面の笑顔で手拍子をして見ていました。その後T君はひよこ組の部屋に帰ると、なんとSちゃんを誘って同じようなステップで踊っているではありませんか。本当に子ども同士の影響力の大きさに驚く毎日です。

これからも、こんな風に自分たちを表現できる場面を見つけていけるといいなと思います。

トラックバック
コメント ( あこがれのオリジナルダンス                ひよこぐみ    吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)