幼稚園の日記(ブログ)

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2013年5月18日 土曜日

 雨の予報で心配されていた運動会でしたが、昨日の子ども達の頑張りのおかげで神様が味方についてくれて、良いお天気に恵まれました。

    

 入園してから一ヶ月半の年少児達ですが、ほとんどの子ども達がしっかりと自分で並んだり、踊ったりすることができていました。涙を見せていた子ども達もきっと秋の運動会ではかっこいい姿を見てもらえることと思います。

 この春の運動会では、どの競技にもそれぞれ親子でする目的や意味があります。どの学年の踊りも親子で踊った時に子ども達と向かい合って、目線を合わせることで子ども達は嬉しそうでした。

      

年中児の「くっつきむしくっつけ」や、年少児の「ここまでおいで」では、競技中にも説明がありましたが、子ども達の「あのね」に、「ちょっと待ってね。後でね。」と言ったまま…なんてことはないでしょうか?でも、その「あのね」に本当は「今」耳を傾けて欲しいのです。「待っててね」と言って30分待たせた後よりも、その時の1分が大切なのです。今日この競技のたった一瞬の間ですが、あの子ども達の素敵な笑顔はきっと一生心に残るものになったのではないでしょうか。あの子ども達の笑顔は教師にも見せてくれない、保護者のみなさんだけに向けられたとびっきりの笑顔だったと思います。

      

 年長児のリズムあそびでは、今年の子ども達は良い子なのだけれど、自分の気持ちをうまく表現できなかったり、すすんで行動できない傾向にあるということで「表現」をすることをテーマにしました。昨日、副園長に魔法の言葉をかけてもらった子ども達は、今日も自信満々に演技をしていて、その姿を見て感動で胸がいっぱいになりました。「ありがとう運動会」ということで、最後に「ありがとうございます」と言ってまわった時には、たくさんの拍手をいただいて誇らしげな表情でした。

      

 ぼうしとりでは、白熱した戦いを見ることができました。保護者の方と子ども達が共同で同じ方向を向いて、同じ目的に向かって作戦を立てながら競技に参加していました。並んだときに親子でどうしようかとヒソヒソ話していて、競技が始まると正面から帽子を取りに行く組や、様子を窺って後から回り込む組などいろいろな姿がみられました。

    

 かけっこでは、年中児も年長児もとても速くて、見応えがあったと思います。転んでもすぐに起き上がって走りきる子、転んで泣いている子の手を取って一緒にゴールした子など、子ども達の素敵な一面を見てもらえたと思います。

      

 最後の「カマキリ」の踊りでは、カマキリになりきった元気いっぱいの子ども達が、鋭いカマをふりかざしてポーズを決めていました。月曜日からも日々の保育の中で、教育的意図を考えながら保育していきたいと思います。

      

    

  

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