幼稚園の日記(ブログ)

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2013年4月17日 水曜日

お母さんと離れるとき、まだちょっぴり不安そうな様子も見られる年少さん。中には少し涙もみられますが、バスに乗ってしまえば「今日も色水をする。」「お母さんにお土産を作って持って帰る。」と自分のしたい遊びを話してくれます。

そんな中、今日は新入児を迎えるなかよし会をしました。もっと幼稚園を好きになり、早く幼稚園に行きたいと思ってもらいたいという思いで教師たちはどうしたら年少さんや新入児さんが楽しんでもらえるか、副園長に指導してもらいながら話し合いました。そして、進級児たちも一人ひとりが年少さんを迎えよう、三葉幼稚園の仲間になってもらいたいと期待いっぱいで迎えることができました。

最初はこあら組の時から踊っている『アブラハムの子』を元気いっぱい踊りました。

そして体と表情がほぐれた後におひっこしゲームをしました。今回は年少さんが視覚的にわかりやすく楽しめるように、年中・年長クラスの動物の家を作りました。そして、「ひまわり組さんおいでー。」と年少さんを招き入れ、おひっこしゲームのスタートです。…とはいかず、年少さんのほとんどは「おひっこし?」と、何の事だかわからない顔。そこで副園長がヤドカリの話をしてくれました。「ヤドカリはね、いつも貝のお家を背中に持ったまま動いているの知ってる?けどね、ヤドカリさんはご飯を食べて大きくなるとお家が狭くなってしまうよね。するとヤドカリさんは『あっ!大きい貝を見つけた。』って大きなお家におひっこしするんだよ。と面白おかしく話してくれ、子どもたちは興味津々。みんなしっかりと話を聞くことができていました。

そして、「おとなりさんへおひっこし?♪」のリズムに乗って今度こそおひっこしゲームのスタートです。ヤドカリの話を聞いた子どもたちは自分もヤドカリになった気なのか、笑顔で移動していました。そして、2度目は教師がそれぞれ動物や果物に変身!今度は「踊りの上手な人!」「好きな先生のところ!」と先生から先生へおひっこしを楽しみました。司会の言葉に教師も必死!子どもに多く来てもらおうとアピールしていました。

その後は明日のドナルドショーでも行う防災ダックの歌です。歌詞の意味をカードを見ながら分かっていきました。親しみやすいカードと曲で子どもたちも楽しみ、明日への期待も高まっていました。

なかよし会を楽しんだ後は待ちに待ったお弁当の時間です!朝から「お弁当持ってきたよ!早く食べたい。」という話題が聞かれていました。早く食べたい子どもたちは、準備するのも早い早い!中には頂きますを待ちきれずに、食べてしまう年少さんの姿も。今回は全員お弁当ということで子どもたちは自分のお弁当を教師に見てもらいたく、なかなか手をつけようとしないで待っていました。また、大好きなウインナーやハンバーグ等を頂きますと同時に口に入れ、「おいしい!」と笑顔を見せてくれる等、お弁当を楽しんでいました。年長のA君は「僕が寝ている間に作ってくれたんよ。」と嬉しそうに自慢していました。「今日は楽しかった。」と降園してくれた子どもたち。毎日楽しいことを見つけられるようにしていきたいと思います。

やっぱりお母さんのお弁当には誰にもできない心の味付けがあるんですね。

明日から家庭訪問です。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

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