幼稚園の日記(ブログ)

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2013年3月26日 火曜日

今日は、6年生の卒業おめでとう会の日です。園庭の五分咲きの桜の花が、今日のおめでとう会を祝ってくれているかのようでした。

9時半開始でしたが、今日の日を楽しみにしてくれていた卒園生たちは、早くから集まって来てくれました。ぐーんと背が高くなった卒園生たちは、次々と門をくぐってくると、「先生ボク(私)のこと覚えとる?」と上から見下ろす卒園生に私たちは「大きくなったね」と見上げながら話かけます。みんな笑顔は、幼稚園の時のまま!すぐに誰だかわかりました。

背も高くなり、大人っぽくなってきた卒園生たちでしたが、園庭を見渡すと「ワァーこんなに小さかったっけ?」と言いながらブランコやままごと、すべり台へと走って行きました。もうすっかり気持ちは幼稚園時代に戻っていました。

そして、懐かしの全員リレー!赤、青、黄グループに分かれてスタートです。もちろん私達教師も仲間に入れてもらいました。私も走るのはあまり得意では無いのですが、成長した子供たちと一緒に思い切り走り、とても気持ちよかったです。子供たちも久しぶりに園庭を走り、大歓声の中、楽しいひとときを過ごしました。

さて自己紹介では、「野球やバスケットなどスポーツを頑張っている」ことや、「中学校になったら勉強を頑張るんだ」と一人一人が抱負を語っていました。

おやつはもちろん手作りです。「ポテトチップス」「うどんピッピ」「みたらし団子」・・・心を込めたおやつを「おいしいんね」とほおばりながら幼稚園の頃の発表会のビデオを懐かしそうに見ていました。

「ワー変わってないね」「かわいいね」の声・・・

ちょっぴり照れながらも、幼稚園の頃の自分達を見ながらとても嬉しそうでした。

あまりに懐かしく楽しいおしゃべりの時間!!楽しくてはしゃぎすぎの場面もありましたが、最後に古森先生の話になると真剣に静かに聞いていました。

小学生から中学生になるこの時期はとても中途半端になる頃。大人や親がうっとうしく思えたり、友達とけんかをして嫌になったり、色々な思いをする頃だよ。誰でも通る道!!

心臓は自分で動かしているんじゃなく、自然が動かしているのだから自然に生かされている私達は命を、自分を大切にしようね。という話を真剣にうなずきながら聞いていました。きっと今のこの子達の思いにぴったりの言葉だったんだなと感じました。

一人一人、副園長からのプレゼントの写真を受け取る時のはにかんだ笑顔はすっかり、幼稚園の頃の素直な心を取り戻したことを物語っていました。久しぶりの幼稚園は、本当に懐かしかったのでしょう。そして、遊び込んだ体と心がまた目覚めたのでしょう。なんとお昼を食べずに2時まで遊んだ男の子3人組。そして、お昼ご飯をすませて、遊びに来てくれた3人の女の子達は4時までままごとをして遊んでいました。そんな姿をみて私達はどれだけホッとしたことでしょう。

何かもし困ったことや、悲しいこと、嬉しいことがあったら、いつでも幼稚園に遊びに来て、いっぱい遊んだことや仲間のことを思い出してくださいね。

幼稚園の先生達は、いつも、いつでも皆の応援団です。今日は、本当に帰ってきてくれて、ありがとう!!

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