幼稚園の日記(ブログ)

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2012年12月5日 水曜日

昨日、ちゅうりっぷ組では明日は人形劇という話をしていたのでHくんは、「どんな人形かな?指でするん?棒でするん?」と楽しみにしていました。お部屋で人形劇を観る時の約束を話すと、とても真剣に聞いていました。

ホールへ上がるといつもと違う雰囲気に子ども達の表情が緩みました。始めに劇団バクのお姉さんとお約束をした後、手遊びを一緒にしました。子ども達は次第に引き込まれていって手拍子や歌う声が大きくなっていきました。今回は「ぶんぶくちゃがま」の人形劇です。最近の子ども達にはあまり馴染みのない物語で私自身もどんな話だったかと楽しみにしていました。劇が始まると大きな人形の迫力に驚いた年少児が泣きだす場面もありましたが、どんどん物語が進んでいくにつれ、子ども達の方から自然と手拍子や歓声、声援が上がりました。たぬきが木にひっかって「誰か助けて!!」と言うとパッと手を挙げて助けたいという意思表示をしたり、ちゃがまになったたぬきが綱渡りをする前に緊張していて震えている場面では「頑張れー!」と声援を送ったりする子ども達の姿に思わず教師達も笑ってしまいました。途中楽しくなって身を乗り出して思わず立ち上がりそうになる子もいましたが、しっかりと座って約束を守って楽しむことができていました。終わると「おもしろかったね!」と口々に話していました。

お部屋に帰るとみんなでお礼の手紙を書きました。自分の楽しかった場面をそれぞれ描くと「たぬきをやすべいさんが助けたところ」「ちゃがまからしっぽがでているところ」「踊っているところ」と教えてくれたり、「『ありがとう』と描いて。」「楽しかった」と自分の気持ちを伝えようとする姿がありました。また、「帰ったらお母さんに話そう。」と言っている子もいて今日の人形劇が楽しかった様子がうかがえました。

今日の人形劇にはこあらさんも参加しました。こあら組さんも怖がることなく集中して観ることができていました。そして、こあら組さんも今日は焼き芋をしました。登園して来た順に芋を新聞紙とアルミホイルに包んでおいて、人形劇の間に焼いてもらっていました。ホールから降りるとできあがった焼き芋に大喜びで舌鼓を打っていました。

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