幼稚園の日記(ブログ)

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2012年6月1日 金曜日

 今日は一日夏日を思わせる一日でした。園庭に出ていたりす組の子ども達は、アヒルの遊具の陰になるところで涼しんでいました。ぱんだ組の子ども達は、所持品の始末を終えると、昨日遊んでいた砂場に走っていき、「今日も続きをしよう!」と集まってきていました。昨日の遊びがとても楽しかったようです。

 たたき染めに使う葉の裏にカタツムリがいるのを教師が見つけました。それを見たりす組の子ども達は、「カタツムリのことを調べに行こう」と行って、張り切って図書室に行きました。図書室に入ると、早速カタツムリの本を見つけ、読んでいくと、カタツムリのことがたくさん書いてありました。その中で、子どもたちが興味を持ったのは『食べた物でウンチの色が変わる』というページでした。「凄いね!」と言いながら、実物のカタツムリをまじまじと見ていました。とても静かできれいな図書室。子ども達が「調べたい!」「読みたい!」と思える場所だからこそ、どんどん利用していきたいと思いました。

 今日は、みんなの大好きな手作り給食。朝からとても良い匂いが、年中フロアにまで漂っていました。今日は、みんなで収穫した、しいたけが入っていました。しいたけの生長に興味を持っていた子ども達は、すぐに気が付くと、野菜が苦手な子どもも「美味しい!」と言って食べていました。これこそ食育だなと思いました。植物の成長を楽しみに、世話をしたり、観察をしたりして、それが食べられるようになることで、子ども達も嬉しさは格別なのであろうと思いました。これからまたどんどん色々な植物が出来るのを楽しみに、子ども達と世話をしたり、観察をしたりしていきたいと思います。

 今日は年少児のじゃがいも掘りがありました。とても楽しみにしていたようで、朝のバスでは「今日、じゃがいも掘りに行くんよね?」と嬉しそうに話していました。年少児は、三葉幼稚園の近くにある゛さんや市場さんの畑゛に行きました。途中さわやかな風と自然、そして、とても良い風景を見ながら歩いていきました。電車が通ると「あ!〇両の電車だ!」と会話を楽しんでいました。じゃがいも掘りのところまでの道のりは、本当に大自然がいっぱいです。ちょうちょがとんでいたり、虫がいたり、色々な野菜が植えてありました。子ども達はそれに気付き、口々に話していました。

じゃがいも畑に行くと、黄色い葉が横たわっていました。副園長に「駐車場の畑のじゃがいもの葉はまだ緑だけれども、ここのじゃがいもは黄色くなっているね。それは、じゃがいもが出来ていると言う印だよ。」と教えてもらいました。畑の土が思ったよりも掘りやすくて子ども達が自分の力で次々出てくるじゃがいもを嬉しそうに掘り上げていました。

次に玉ねぎを抜きに行きました。玉ねぎ畑に付いた瞬間思わず玉ねぎを抜いてしまう子どももいましたが、一人一個の玉ねぎを抜いた子ども達は、しっかり手に握りしめて園まで持って帰りました。

帰り道にはやぎにえさをあげました。「玉ねぎも食べるのかな?」と子どもから質問があると、畑のおじさんが「何でも食べるんだよ。」と教えてくれました。やぎのメイちゃんは、みんなが会いに来てくれるから、と可愛い水玉の赤いリボンをつけて待ってくれていたそうです。今日のじゃがいも掘りで、様々な学びがあったなと思いました。帰りのバスの中で「とても楽しかった!」と嬉しそうに話してくれました。

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