幼稚園の日記(ブログ)

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2012年1月17日 火曜日

 昨夜降った雨が今朝は、園庭のあちこちで凍っていてとても冷たい朝でした。  

 「今日は、こあらさんが、初めて一人で来るんだよ。」と話しながら遊具を拭いていると そばで遊んでいたAちゃんが、「こあらさん 泣かないかな」と言いながら手伝ってくれました。

 ひよこ組のB君は、朝来ると毎日のように自分達が植えたチューリップを見ています。草がたくさん生えていることに気が付くと、友達を呼んできて、4・5人せっせと草を抜いています。こんな寒い時期にでもちょっぴり顔を出したチューリップの芽を愛おしく想うのでしょう。

今日も「大きくなあれ」と言いながら水をあげていました。「水のあげすぎに注意だよ」と声をかけながらも自分達の植えたチューリップを大切に想う姿に心が温かくなりました。その後、「年中さんのお兄ちゃん達が植えたチューリップはどうだろう?」と年中さんの鉢を一つ一つ見ていました。

 さて、今日は、こあらぐみさんが「ひとりでようちえん」デビューの日。

                  

 お母さんと離れてバスに乗る時、泣いていたこあらさんもバスの中で、年長さんに頭をなでてもらって、笑顔になりました。またアヒルのブランコに大勢こあらさんが乗っていると、「僕が押してあげるよ」と言って年中組のD君とE君が、優しく押してくれました。

              

 ウサギ小屋の前では、ひよこ組のF君がままごとのところから大根葉を持ってくると、そこにいたこあらさんに1本ずつ配り、「こうやってあげるんよ」と教えてあげていました。

 初めてお母さんから離れて一人で来たときは、誰もが不安でした。そんなとき優しくしてもらったことをそのまま小さなお友達にしてあげていました。私たちの出番だという気持ちになったのでしょう。

 こあらさんの降園時、来年度年長組になる年長組さんには、大きな役目がありました。優しく手をつないでくつを探してあげたり、履かせてあげたり、今まで年長さんがしてきたことをずっと見てきて、次は、自分達が、あこがれの年長さんになるんだということを少しずつ意識し始めているようです。

   

  

 園庭のチューリップが幼稚園一杯に咲く頃、みんな一学年ずつ大きくなっているのです。そしてこあらさんも「みつばっ子」となって園庭を走っている姿が目に浮かび、今からとても楽しみです。

 みんな こうして心もからだもたくましくなっていくのですね。

                

        「イモ天おいしいなー」               「残念!今日は1本ね!」  

        「おかわりちょうだい!」              「次は2本かな!?」

 ひよこ組、にぎやかで元気でみんな仲良し!!

みんなが作った切り干し大根です。園児みんなも、おいしく食べました!

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コメント (「こあらさんも 今日からみつばっ子」 ひよこ組 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)