幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2011年12月10日 土曜日

 週初めの月曜日は、ポカポカ陽気で散歩日和でした。屋外遊ぎ場へ出かけましたが、途中 カンカンカンと電車が通過すると「あーあー!」と指さし、ゴミ収集車が通れば「しゅうしゅうしゃ!」と指差し、パトロールカーを見つけると手を振ったりと、いろいろな車を見て楽しんでいました。

 到着すると、目当てのすべり台に直行です。(残念ながら人工芝のつき山は湿っていたのでほかの遊具で遊んだのですが・・・。) 何度も階段を昇って滑っていたTくんが「あれ!」と山の方を指しました。それに興味を持ったKちゃんやMちゃんやFちゃんが「なんだろう?」とやってきました。「あれは、みかんだよ。きれいだね。」と声をかけると「みかん♪みかん♪」と飛び跳ねるなど周囲の自然にも関心を示すようになってきました。また、後から昇ってきた自分より小さな友達に、ひざを折って指差しながら教えてあげる姿は、まるで小さな先生のようでした。大人の後姿をよく見ていますね。

      

 火曜日には、最後の焼き芋ということで、ぴよぴよにも分けていただきました。外でござの上に座り上手に待つ子ども達。もう何回も頂いているので、今から何をするのかわかってきたようです。上手に待っていた子ども達も、保育士が新聞紙に包んだ焼き芋を持ってくると、さっときて口をあけて待っています。「みんなにあるからね!」の言葉には耳を貸さず、早くちょうだい!とどんどん寄ってきます。1口入れてもらうと「おいひー!」と口いっぱいに含んで何とも言えない嬉しそうな表現はあったかくてあまくてみんなの大好きなおいもを、みんなで分けて食べられる嬉しい瞬間です。食べ終わると焼いてくれた先生に「ありがとう!」 「おいしかった!」 などと少し恥ずかしそうにしながらもお礼を言うことができました。少しずつ自分の気持ちを言葉にでき始めた子もいて、思い合ったり、考え合ったりとお兄ちゃん・お姉ちゃんに1歩ずつ近づいているように思います。

      

 7日水曜日の午前中、JAFの交通安全の啓発コンサートがありました。副園長が「ぴよぴよもどうぞ!」と声をかけてくれ、ぴよちゃんも支度をしてホールに行きました。保育士の方が遠慮して後ろの方に座っていると、前の方の席を用意していただき移動です。幼稚園の先生方にサポートしてもらったり、ひざのの上に抱っこしてもらったりしながら、何が始まるんだろうと興味津々です。お姉さんの歌や演奏に手をたたいたり、膝を立てて体を揺らしたりしながら、ノリノリで見入っていました。『森のくまさん』の替え歌で、手をあげて横断歩道をわたりましょう?♪と歌われると、ちゃんと手をあげる姿も見られ、コンサートの途中で立つことも、泣くこともなく真剣に30分間、集中して楽しむことができました。

 子ども達は、日々の体験や経験を繰り返しながら見たり、聞いたり、触れたりして五感を通して、生きる力が育ってくるのですね。

トラックバック
コメント (「たのしいこといーっぱい!」  ぴよぴよ 山口菜実樹 はコメントを受け付けていません)