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2011年6月17日 金曜日

 今日のバスの中では、「見て見て!私のプールバック!」「私のも見て!」と言ってお互いにプールバックを見せ合っている姿がありました。すみれ組のSくんは、「昨日自分で用意したんよ。」と嬉しそうにバックを見せてくれました。うさぎ組のFちゃんは「昨日お家で水着着てみたんよ。」と話してくれるなど、たくさんの子達が楽しみに登園して来ました。

 今日は、プール開きの日です。プールの初日で雨降りで気温が低いという条件ということで副園長のアドバイスのもと、教師は意識の統一をはかりました。水着の着替えの練習と、水遊びでの約束事をしっかり伝えること、水着の上にスモックを着てプールに足をつけて水の冷たさと、お湯をいれた小プールの温かさの感覚を楽しめるようにしようということになりました。いつものお片づけも今日は大張り切りの子ども達。話を聞いて、着替えをすることになると嬉しそうにバックを持って来て着替えを始めました。たんぽぽ組とちゅうりっぷ組と合同で順を追ってひとつずつプールに関する一連の流れを伝えていきました。興味津々の子ども達は説明をよく聞き、約束事をひとつひとつ真剣に聞いて行動していました。

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今日は、足だけ入るので足をきれいに洗っていよいよプールに入ります。プール室に入ると、なんとプールの中には赤、青、黄色の色採りどりのボールが流れていました。副園長が、プール開きだという期待や水の流れに気付いて水の不思議に興味を持つようにとたくさんのボールをプールに放ってくれたのでした。それだけでなく、ろ過装置が水を吸ってその中で水をきれいにして水をまた返しくれていることを理解して、ろ過器に触ったりホースを動かしたりしてはいけないこと分かるようにという意図もあったのです。ただろ過装置を触ってはいけないと指導するのではなく、なぜいけないのか、どういう意味があるのかということを第一に子どもの興味の中で伝えることが大切であるということをまた今日改めて教わりました。また、大きいプールの水の冷たさでは、水遊びは出来ないけれど、暖かい日に今日の小さいプールの水のようにお水が温かい時に水遊びができるということも実際に感じながら学びました。

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 水遊びを楽しんだ後、ホールの作品展を見に行きました。一人一人の作品を紹介すると嬉しそうな顔で観ていました。「すごい」とお互いを認め合う姿も見られました。

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 お部屋に帰ると子ども達のもう一つの楽しみである役員さん方の手作りカレーライスの準備ができていました。カレーに入っているじゃが芋と玉ねぎは以前に自分達で収獲したものです。子ども達も嬉しそうに食べていました。野菜が苦手な子も自分で収獲したものということで少しずつ食べようとする姿がありました。

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 来週は、自由参観日です。子ども達の元気いっぱいの姿といっぱい遊んで作った素敵な作品をぜひ見に来てください。

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