幼稚園の日記(ブログ)

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2011年5月9日 月曜日

 先週は保育日が金曜日一日のみで、その後土日の2日間お休みだったことから生活に逆戻りがみられるのではないかと教師たちは、子ども達が楽しく過ごせるよう気持ちも新たにして迎えました。 私達の心配をよそに半袖でも動くと汗ばむ位の気候のなかでほとんどの子どもが所持品の始末を終えるとすぐに裸足になって園庭に出て行き、砂場で水を運び始めたり、ままごとコーナーや色水作りをしたりして開放的に遊ぶ姿が見られました。

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そんななかで今週末が親子運動会ということで子ども達が集った頃からコース別にプログラムにそって練習を始めました。 春の運動会は親子で活動することがほとんどなので子どもたちは今まで遊びのなかで集まったり並んだり踊ったりしてきたことを順序だてて動く練習です。教師達は全体で順番にしながら保護者にどのように動いて頂くのかを確かめていきました。 しかし子ども達にはそのなかでみんなで一緒に動くことやお約束を守ることなど本当に大切な部分を伝えないままに活動を進めようとしていたのです。 そのことに気づかない私達に古森副園長はただ走ったり親子ゲームをしたりするのではなくその活動内容に沢山の意味があることを教師自身がしっかりと分かって進めなければならないこと、もっと生き生きと楽しく子ども達が活動できるように言葉をかけたり誘ったりしていくことなどを指導してくれました。

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年少さんの「ここまでおいで」では一生懸命走ってくる子ども達がお母さんお父さんの胸に飛び込んでいくその感情を理解したり、園で不安な気持ちもスタートラインで背中をポンとたたいてもらうだけで喜びになり「さあ走ろう!!」という気持ちを高めていける。 年中さんの「くっつきむしくっつけ」では日ごろ忙しく家事をするお母さんに自分からかじりついていってどんなに動いても振り落とされないように腕も足もしっかりまわして自分の力で頑張ろうとする気持ちはやがて生きる力へとつながるのでははいか・・・そういった事を保護者に伝えていけるような運動会にしなければ親子運動会の意味が無い事も教わりました。

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今日は年長さんにお父さんお母さん役を手伝ってもらって踊りやかけっこをしましたが、私達自身がもっと動いて子ども達の気持ちを受け止めていけるような練習方法、活動にしたいと思いました。

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さて、6日(金)に種まきをしたかいわれ大根ですが食事の後に子ども達と牛乳パックのふたを開けてみると黄色の小さい芽が沢山出ていました。 古森副園長が放送で「みんなのかいわれ大根はまだ芽がでたところだけど金曜日にみんなで見た調理室のところにあるかいわれ大根の葉っぱは緑色になり広がってハートの形になってるよ!」と教えてくれていました。 たんぽぽ組の子どもたちはすぐ目の前の調理室にある成長したかいわれ大根と自分達が種をまいて出てきた芽の様子を見て「色がちがう」「まだ小さいね」「うわ、いっぱい芽がでとる」と口々に言いました。 そして土の代わりの脱脂綿にプリンカップですくった水を少しつづあげてまたふたを閉めて黒いビニールのなかに戻しておきました。 一日おきに観察しながら光にあてる日を楽しみにしています。

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今日のパン給食の付け合せはキャベツとコーンがたっぷり入った塩味のお好み焼きでした。 副園長が冷めても固くならず美味しいお好み焼きを作ってくれたのでした。(昨日の日曜日においしいキャベツのお好み焼きの作り方を研究してくれたそうです)そしてメニューのバナナとりんごの付け合せをみんなで頂ました。

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