幼稚園の日記(ブログ)

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2010年11月29日 月曜日

冷たい風がピュピュー吹く中、朝早くから教師、保護者がいそいそと準備を進めていきました。あらゆる所からとても良いにおいが漂っているなか・・・小さなお店やさんもせっせせっせと開店準備。さあ!いよいよ待ちに待った作品展・バザーのスタートです。

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 開門と同時にたくさんの方が目に付いたコーナーに一目散。園庭では教師たちの子どもの店と喫茶、後援会からバザー、会議室では即売会が行われていました。教師の喫茶では、今年一押しのメニューのひとつ!にらみそ付きのおにぎりセットをはじめ、体の中から温まる豚汁、キッズフェスタでお馴染みの芋アイス、小さな子も食べやすい蒸しパン、わたがし、コーヒーを販売していました。教師の顔を見て嬉しそうに買いに来て「おいしいね」と食べている子どもの姿がたくさん見られて、作ってよかったなと思いました。子どもの店では、初めてお買い物をする年少児の姿がたくさん見られました。じーっと商品を眺めた後、50円の品物を選んだ年少児が「10円、20円、、、」と一つ一つお金をならべながら数える姿に「茶色のお金だよ。」とそっと声をかけ、見守るおばあちゃんの姿に、このようにすこしアドバイスしながらも待つ姿勢が子どもを育てるのだと思いました。長い時間かけて出したお金で買った商品を大切に持って帰る姿はちょっぴり大人になったように思えました。

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お昼時には、後援会から出店されていたうどん、カレー、おでんなどを家族揃ってわいわい食事をする光景は、寒さを忘れるほど温かい気持ちにさせてくれました。

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 壁にまるで風に散っているかのように貼られた落ち葉。その舞っている落ち葉に吸い込まれるように駆け上がる階段の先には、世界にたった一つしかない大切な作品が展示されていました。我が子の作品をじーっと見て「ふふふっ」と笑うお父さんお母さん。「ここはこうなるんよ!」と一生懸命作った作品をアピールする子どもの姿がどこでも見られました。見に来ることの出来ない家族に見せようと、写真を何枚も撮る方もいらっしゃいました。子どもたちの作品や絵は、どれも楽しんでいる姿が想像でき、とても感動しました。

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 「いらっしゃーい!いらっしゃーい!いかがですかー?」とどこのテントにも負けないほど、威勢の良い掛け声。通りすがりの人も何だろう?と足を止め、立ち寄って覗きにきます。「銀行はあちらです。」とまずは、言われるがままに銀行へ行くお父さん、お母さん、そして子ども達。転入してきたH君も、銀行でしっかり働いていました。たくさんあるお金の種類の中から、窓口から指定されたお金を一枚一枚探すのに時間がかかり、あっという間に行列です。しかし、一人一人に「ありがとうございました!」と深く頭を下げてお礼を言う姿を見た保護者の方もとても感動していました。おもちゃやさんとおすしやさんでは朝早くから絶え間なく子ども達の声が響いていました。持ち場のお店だけではなく、隣のお店へ行って手伝ったり、買い手になってみたりと楽しむ姿が見られました。自分でラッパを作り呼び込みをするMちゃん、鉄板でやきそばを作るH君、年長児がいなくなったすきに店員になり売り込みを始める年少児、長い時間にぎわった子どもたちのお店やさんでした。大人たちと一緒の園庭で大きなテントの下にどんっと構えていた子どものお店やさんは、とても頼もしく、また、嬉しそうに見守り、一緒に楽しんで買いに来る家族やお客さんからたくさんの喜びをもらった子どもたちは、今日も幸せな一日になったことでしょう。作品展までに成長を見せてくれた子どもたち。これからが楽しみです。

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コメント (「作品展・バザー」       くま組竹田 佳那子 はコメントを受け付けていません)

2010年11月27日 土曜日

どの作品も、どれも素敵で、楽しい作品ですが、今日は、その中から各クラス1点ずつ紹介いたします。

年長

         ぺんぎん         自動販売機

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          くま組             らいおん組

         スシロー         中太鼓

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          くじら組           きりん組

           うま

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          ぞう組

年中

       かきごおりやさん   さんがいだてのおうち

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         ひつじ組            うさぎ組

        おばあちゃん        じてんしゃ

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         ぱんだ組            りす組

年少

          ロボット      お父さんとお母さんとかなむと赤ちゃん

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         たんぽぽ組           さくら組

         どうぶつ          おいもほり

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         すみれ組          ちゅうりっぷ組

         ママとパパ        ロボット

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        ひまわり組           ひよこ組

みなさん、是非いらしてください。お待ちしています。

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コメント (「明日の作品展の事前紹介★」  うさぎ組 河野ゆい はコメントを受け付けていません)

2010年11月26日 金曜日

 昨日から頭の中はお店屋さんでいっぱいの年長児たち!バスに乗ってきたS君は「見てみて!お店屋さんで売るこまを作ってきた。」と言って家で作ってきたおもちゃを見せてくれました。

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 今日は子ども達が準備ができる最終日!昨日と同様、自分たちで必要なものを調達しながらお店屋さんの準備を進めていきました。昨日準備した品物を店頭に並べながら新たなアイディアを出し合っていました。洋服やさんでは副園長がかわいいナイロンを用意してくれ、洋服作りのアドバイスをしてくれました。副園長にアドバイスを受けながら仕上げた一番最初に作ったリボンで飾った洋服を着たNちゃんは嬉しそうに自分のサイズに合わせながら何枚も作っていました。昨日のブログでも紹介した銀行では、ATMの使い方が少し変わっていました。自分たちでキャッシュカードをいつ渡すのか、お金を書いてしまうと2回目は使えないといった問題点を解決しようと「お金はいくらいるのか聞くことにしよう。」「キャッシュカードはここから出そう。」と話し合っていました。また、今日は練習ということで先生たちや年少、年中さんがお客さんとしてきてくれました。そこでのやり取りで「どこでキャッシュカードはもらえますか?」と言われると、ATMに、『ここからカードを取ってください』と書いたり「順番がわかるといいね」と言われたことに反応し『カードを取ってください』『取ったカードをここに入れてください。』と書いたりと要望に応えようと頭がフル回転している様子が見られました。

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 また、今日はお店屋さんの中に、年少さん、年中さんの姿も見られました。実は、昨日先生たちに副園長が「年少、年中さんも良いのがあれば作って持っていけば売ってもらえるんじゃない。」と話してくれていたのです。それを聞いた子どもは、どさくさにまぎれて、お兄ちゃんお姉ちゃんの真似をして商品を作り、お店に置いてもらおうと行商している姿がとてもかわいく思えました。最後に「品物ができてきたけど100人くらいはお客さんが来るかもしれないよ。そしたら足りなくなるかも。どうしよう。」と副園長に言われると「家で作って持ってくる。」とやる気満々の子ども達。当日もお客さんとのやり取りの中で面白い発想や工夫が見られることがとても楽しみになりました。

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 そして、昼食後、展示している部屋に作品鑑賞へ行きました。まず、自分の作品と絵がホールと年中フロアにあること、作品が壊れていないかを確認!その後はほかの学年の展示も見ながら、兄弟の作品を見て、友達に「これ弟の!すごいやろ!」と自慢をしたりかっこいいと思う作品を見つけて「これすごーい!」と感心したりしていました。「明後日はおじいちゃんもおばあちゃんも来るけん案内してあげる。」と張り切っています。今回は今までとは一味違った作品展を期待していてください。

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コメント (「いよいよ 日曜日は作品展!!」  ぞう組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)

2010年11月25日 木曜日

作品展も間近にせまり、作品展示も進んできました。

今年は園庭のテント下でのバザーのお店に年長児のお店を出すことにしました。プールの制作工場で商品を作り始めていましたが、まだ具体的なプランが出来ていなかったので、今日はテントをセットして年長児 全員が集まって話し合うことにしました。 副園長が「お店の場所はさくらひまわり組前のテント2つを使っていいからここで開店する準備をしてね」と話しました。 そこはいつも、お絵描きやわら遊びなどで子供達が使っているなじみの場所でした。

話し合いが始まると、最初出したいお店を口々に言っていましたが、そのうちまとまって7つのお店を作ることに決めました。   それもクラスにとらわれず、自分達でやってみたいお店を選んでグループを作りました。そのグループにクラスで一人でも気にせず自分のしたい所に入っていく年長児もいて教師たちは嬉しい気持ちになりました。

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話し合いが終わってそれぞれ分かれて準備が始まると、誰がリーダーシップをとると言うわけでなく一人ひとりが自分の動きを考えて材料集めや机の確保をしていく姿が見られました。その素早い動きには担任もびっくりしていました。

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銀行をすることにしたグループでは、ATMの機械を作ったけれどそれをどう使うか説明しないといけないから機械の中に入って「ここにカードを入れてください」と言う事にしました。どうやらのぞき窓から外の様子を見ていてしゃべるようです。          この銀行ではカードに出したい金額を書くとその分のお金が出てくるようで、カード1枚1枚には¥の記号が書いてあります。   その記号がハートのようだったので考えていると副園長に「これ、ほらお金の数字の前にあるやろ・・・」とS君が言いました。¥の記号だと分かって思わず笑ってしまいましたが、本当に感心したそうです。

他のお店も子供達が頭をいっぱい働かせた動きが見られ帰りのバスの中でも、お店作りの話でもちきりでした。

年少、年中児も興味津々で様子を伺いながら作品展示場の飾りにしようと、わらのリース作りをしている姿が見られ、わらで作った輪っかに落ち葉やどんぐりをつけて楽しく作っていました。

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子供達の無限の発想とどんな風にしようかと目標を決めてそれに向かっていく意欲的な姿に感心して明日もまた続きが楽しみです。

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コメント (「お店のプラン 」   すみれ組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2010年11月24日 水曜日

 「落ち葉のじゅうたんやー!」という、りす組のY君の声に誘われて振り向くと、辺り一面赤や黄色の落ち葉だらけ。一昨日の雨で、桜の木の葉っぱが落ち、園庭がとても鮮やかになっていました。その上を踏むと、『サク、サク、サク』と音をたてるので、嬉しくなって踏んだり、両手いっぱいに落ち葉を集めてふわっと投げて落としたりしながら、みんな興奮ぎみでした。いちょうの葉もまぶしいくらいに黄色に染まっていて、あまりの美しさに、クラスで集合して写真を撮りました。そして、みんなが散らばっていた後も、その場所に残っていた5人組。3人がすのこの椅子に立ち、それを真剣な表情で撮影するマネをするS君とT君。手でカメラの形を作り、「こっちからがいいかな。」「あっちかな。」と、いい角度を探しながら左右に動く姿を見て、くすっと笑ってしまいました。

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 そして今日は、年長・年中・年少児全員で、北斎院町の畑に、さつま芋掘りに行きました。畑に着くと、広い畑を見て、「これ全部お芋?ぜーんぶ掘るん?」と言って目を丸くしていましたが、「大きなお芋は手作り給食に、中くらいのお芋は焼き芋にしようね。」と聞くと、袖をまくって「よっしゃ。」とやる気十分の子どもたちです。 今年2度目のお芋堀りですが、高木農園で収穫してから1ヶ月。こちらの芋や土は、少し違っていました。バナナの形のように曲がった芋がたくさん掘れました。大きくなろうと成長する芋たちですが、真ん中の芋にぶつかって、その横にくっついている芋は少しずつ曲がって形を変えていったのです。教師が芋になって説明しながら曲がってみると、「なるほど。」と、子どもたちもうなずいて納得していました。また、こちらの畑の土は、少し粘土質になっています。手でぎゅっと握っただけで、簡単にお団子が作れます。元はやわらかい土だけど、芋が大きくなって、土がぎゅっぎゅっと詰まっており、芋を掘るのもなかなか大変。「終わった人はこっち手伝ってー!」と、友だち同士声をかけながら、協力して掘っていきました。掘ったお芋を見て、「あ、バナナの形や。」と言って、さっき聞いた話を思い出して見せに来たり、大・中・小の表示を見て、1個ずつ分けたりしました。途中、ナメクジやミミズを見つけて、「ぎゃっ。」とびっくりする場面もありましたが、「虫は枯れ葉を食べてくれたり、フンが栄養になったり、土の中にトンネルを掘って空気を入れたりするんだよ。優しいね。」という副園長の言葉を思い出して、そっと土ごとすくって「おやすみ。」と、逃がしてあげる姿が見られました。また、トカゲのしっぽをつかむと、びっくりしてトカゲがしっぽを切って逃げたので、子どもたちもびっくり。自分の身を守るために、しっぽを切り離して逃げるトカゲの強さに、『生きるための知恵』が感じられました。 掘った芋は、日当たりのよい畑にそのまま1日広げて干して、夕方持ち帰りました。雲一つない青空の下、おひさまパワーをたくさん浴びて、甘い甘い芋になるのが楽しみです。帰りのバスの中、子どもたちの片手には、粘土質の土で作られた泥団子が握られていました。いつも幼稚園の泥場で泥団子を作っている女の子は、「古森先生の言う通り、とってもきれいなお団子ができた!」と、嬉しそうに話していました。様々な自然に触れ、命のつながりを感じたり、たくさんの気付きがあったりと、楽しい1日になりました。

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コメント (「ひろーい畑でお芋掘り!」  りす組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)

2010年11月22日 月曜日

 作品展まであと6日。くま組のSくんは毎朝登園するとすぐにわらをなって縄を作っていました。わらを足してどんどん長くしていくと、何か動物を作りたいと思い始めていたようです。そのうち「ぺんぎんに決めたよ。」と言って、図書室へ行き、ぺんぎんの本を探し始めました。「見つけた!」と持ってきた本のページには絵描き歌のぺんぎんがありました。Sくんの中では1本の縄で作り上げていくというイメージがあり、それは絵や写真では参考にはならず、線でできた絵描き歌がよりイメージしやすいものだったようです。その絵を見ながら形を作っていくと、以前副園長がしていたことを思いだして、くくるところや外れそうなところを補強していく姿も見れれました。頭を使って自分の経験から考え出していくというSくんの姿にさすが三葉っ子!と今日も感心させられました。

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 今日から作品展示で保育室を使うため合同保育になりました。年少児も年中・年長のお兄さん、お姉さんと一緒に過ごしていくのを楽しみにしていて、年長児も張り切って世話をしてくれていました。トイレが変わって戸惑っているりす組さんに、くま組のRくんは「こっち。ここは大人用だから気をつけてね。」と声を掛けていました。また、らいおん組のAくんは年長児が並んで待っている水道の所に年少児が来ると、「たんぽぽさんが来たよ。みんな寄って。」と声を掛けていました。そんな子ども達のさり気ない気遣いに驚かされ、「本当に心が育ってきているな」と子ども達の姿から学ばされることばかりでした。私達教師は、子ども達の育ちに毎日感動し、その姿をそばで見ることができることを幸せに思います。

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 また、副園長に声を掛けてもらい、年長児は作品展でお母さん達のテントと並んでお店を出すことにしました。子ども達は、わくわくしながら商品を作り始めています。プールが工場となり話し合いながらお店の商品を作っており、どんどん出てくる子どのたちの発想に感心させられました。値段が高すぎるものがあったり、何の商品か分からないものがあったりするので何の品物かわかるものを作ろうという課題を出すことにしました。。どんなお店になるのかとても楽しみです。

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 パン給食に今日は副園長特製の玄米スープがつきました。「あったかいまま食べましょう。」とうことで放送があるとみんな急いで給食の準備を始めました。「おいしい。」とにこにこ顔であっという間に完食しました。「まだおかわりがありますよ。」という放送に「おかわりする!!」と言う子ども達が集まって来て「おいしいね。」とたくさん食べて満足顔の子ども達でした。写真のパンの横にある豆は、先日の手作り給食で使ったかぼちゃの種をオーブンで焼いたものです。

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 ここで大人気の玄米スープのレシピを紹介します。

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材料は、玄米ごはん、さつまいも、にんじん、玉ねぎ、カレー粉、花かつお、ローリエ、今日はニラも入れました、そして塩です。

沸騰したお湯に(作りたいスープの量より少し多めのお湯)に花かつおを入れてだしをとる。(かつおぶしは、味噌こしなどに入れてだしをとるとよい。)                                                                  

のだし汁に野菜とローリエを入れて柔らかくなるまで煮る。

ローリエを取り出し、塩と味醂で好みの味で少し薄めの味をつける。                                

カレー粉を辛くない程度に入れて混ぜる。                                                                                                                     

最後に玄米ご飯とニラを入れて煮立ったら火を止めて蒸らす。(玄米ご飯を入れて煮過ぎるとドロドロになるので注意!)               

ぜひ、ご家庭でも作ってみてください。温かいうちにいただきましょう。

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コメント (「さすが三葉っ子!」 ちゅうりっぷ組 立川留美 はコメントを受け付けていません)

2010年11月19日 金曜日

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「外でおもしろいことが始まるよ♪」と声を掛けると、さすが三葉っ子!さっと帽子をかぶってお部屋から飛び出していきました。ひよこぐみさんから年長まで全クラスが集まって園庭は大賑わい!そこでお引っ越しゲームスタート!!学年なんて関係ない!小さな年少さんも年長児に混じって元気に踊って歌って…。シャッターをきる私も早く仲間に入りたい!とカメラをさっとしまって仲間入りしました。もうすぐしたら保育所組のぴよぴよちゃんもこの輪の中に仲間入りすることを考えるとなんだかわくわくしてくるなぁと思いました。

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 さぁ、みんなが集まってきて干し柿作りスタート!!子ども達の呼びかけにやっぱりすぐに反応して調理場から出てきてくれる副園長…の手にはキレイなオレンジ色のまぁーるい柿がありました。その甘柿の切り口をみると半分に切れた種を発見しました。「この白いのは根っこがでるまでの栄養で根がでたら自分で育っていくんだよ。それは人間の赤ちゃんと同じだよ。お母さんの中にいる時にお母さんからへそのうで栄養をもらっておぎゃーと産まれたら自分の力でおっぱいを飲むんだよ。」と副園長がお話してくれました。ひよこ組さんも上手に座って興味津々に聞いていました。

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 子ども達の応援の元教師達が渋柿の皮むき競争をしました。細くながぁーく皮がむけた先生。キレギレだった先生。切れなかったけど太い先生。さてさて、一等賞になったのは誰だったでしょうか?

 次に「今日の手作り給食には甘い柿がついています。それでも渋い柿の方が良い人?」の声にバッと手を挙げたきりん組のS君。ちょっと前にでておいでと呼ばれてみんなの前で渋柿と甘柿の味比べに挑戦しました。はじめの甘柿を口に入れるとにっこり笑顔♪次に渋柿を口に入れると思わず眉間にシワができ「にがぁ」っと一声。お部屋に帰るとすぐにこっそりお茶を飲んでいたようです。

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 今日は手作り給食だったため干し柿作りは各クラスがお昼から挑戦しました。ぞう組でも包丁やピーラーを使って順番に皮むきに挑戦し、自分達でなった縄につるしていきました。また、干ししいたけ作りにも挑戦し、出来上がりをとても楽しみにしているようでした。

 手作り給食は豪華メニューで子ども達はもちろん教師達も大興奮!!すぐにおかわりもなくなった頃副園長の「まだおかわりがちゅうりっぷ組の前に…」と放送が鳴りやまないうちに年長組の子ども達はいそいでかけつけていきました。ニラと玉ねぎの天ぷらや豚肉のから揚げ、柿の入った器をかかえてこっそりつまみぐいをしながら年長フロアまで持って上がってきました。

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この手作り給食は本当に体に良い自然の新鮮なものを使っていて、これを食べて育つ三葉っ子達が20年後、30年後の未来も健康で明るく元気な三葉っ子であって欲しいと願う副園長の子ども達を想う心があります。その姿をしっかりと見習っていきたいと思います。

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コメント (「あーまくなぁれ♪」 ぞう組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)