幼稚園の日記(ブログ)

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2010年5月19日 水曜日

 今日包丁ままごとコーナーに農園で育てて大きくなったにんじんの葉っぱがありました。その葉っぱはまるで木のように伸びて丈が5060cm程のものもありました。教師たちは「ままごとに使えないかも・・・」と思いながら出していました。すると遊びの名人古森先生登場!葉っぱを手に取ると茎を折って伸ばして、次に反対側に折って伸ばしてを繰り返し、あっという間ににんじんネックレスを作ってしまいました。そこにいた教師たちもまるで魔法のようと大喜びで教えてもらいながらにんじんネックレスに挑戦!引っ張りすぎるとちぎれてしまうため集中力が必要です。そこへやってきた年長組のT君はやっていくうちにやりやすいものとやりにくいものがあるのに気がつきいくつも作っていました。集中しないと作ることができないにんじんネックレス。何人もが完成させることができていました。

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 また、昼食後農園で収穫した空豆とぶんどう豆の皮むきをしました。以前、ぶんどう豆の皮むきを経験したことで豆ならびを覚えた子どもたち。今回は豆ならびができるようになっての皮むきでAちゃんは、豆の真ん中のところをつめでそっと開け、「見て見て!豆が一列に並んでいるところ。」と言って自分たちのリトミックと重ね合わせていました。空豆では少しかたい皮を開けると中はフワフワベッド。「さわってさわって。すごい気持ちがいいよ。」「こんなベッドで寝たいよ。」と、大興奮!そして豆と皮の間に黄色いものが。「先生、ベッドにバナナみたいなのがあるよ。」と気づいたM君はすぐに図書室で調べていました。今日は結局分からず終わってしまいました。あとで古森先生に聞くと、『人間のへその緒と同じだと思うよ。』と言って『あとで調べてみよう。』と言われました。一つの教材がこれまでの経験とも重なり、いくつも学ぶものがあることを実感し、これからもたくさんのことを子どもたちと発見して学んでいきたいと思いました。

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 6号車バスに乗り始めて約一ヶ月、一ヶ月の間にバスの中では保育室と違ったいろいろな表情を子どもたちは見せてくれています。曜日によって違う顔、乗っている教師によって違う顔、その日の気分によって違う顔。今日はどんな顔をして乗ってくれるのか楽しみにしながら迎えにいきます。ちなみに今日はパワフルが売りの水木先生と迎えにいきました。水木先生が元気よく子どもたちを迎えるとみんな朝のバスからいつも以上に元気いっぱい。物語クイズをしようと昔話を当てるクイズをしたり、周りの景色を見たりして楽しんでいました。また、敏感な子どもたちは新採の先生が乗ったときは、間違わないようにと緊張して乗っている教師の気持ちが伝わっているのか、静かにきちんと乗っているのです。そんな子どもの態度に人的環境、空気による影響の大きさに驚くばかりです。今日の帰りのバスでは思わぬお客さんが!K君のバス停に着くとお母さんが「すごい!バスにバッタがとまっているよ」と、飛ばされないようにバスに必死にかじりついているバッタを見つけて声を上げました。子どもも教師もお母さんも大興奮!「なんでとまったのかな」「いつからとまっていたのかな」と、大騒ぎでした。いつも古森先生から「バスに乗っているときも保育。」ということを教えてもらっている私たち。子どもたちがバスの旅を楽しめるよううにこれからも子どもの目線でいろいろなものを見て、感じて、気づけるようにしていきたいと思います。

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 遊びのお部屋にもみんな慣れてきて楽しくなってきています。

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