2023年3月14日 火曜日
昨日の雨のせいてあってか今朝は、寒さが戻って、近くの車の窓ガラスにも霜が降りていました。登園して来たAちゃんが近づいて来て、「先生はチューリップが咲いてるの知ってる?」と言って来ました。「えー!!どこに咲いてるの?」と聞くと、「こっちこっち」っと年中児がチューリープの球根を植えた。鉢が置いてある場所に着くと、Aちゃんが「ほらっ。小さいけど一つだけ咲いているんよ」と教えてくれました。最近子ども達と、チューリップの観察をしていなかったのですが、子ども達は教師に言われなくても世話や観察をしていた事に驚きました。今年の子ども達は、ジャガイモ植え、玉ネギ、菜の花の種きと、沢山の経験が出来たことで花や野菜に興味を持ち関わっている事がうれしく思いました。
今日登園してきた数人の年中児に「明日年長さんの卒園式に使うアーチ作りを手伝ってほしいな」と言うと「いいよ~っ」快く引き受けてくれました。3月に入り、卒園する年長児に喜んでもらおうと園内おわかれ会での進行やプレゼント作りなどを通し、感謝の気持ちや年長児になるという自覚が芽生えているように感じます。
自分のクレヨンを持ってきたうさぎ組のRちゃん達に、「楽しそうにしている年長さんを描いて」とお願いすると、紙の大きさいっぱいに、とても楽しそうな顔を沢山描いていました。手を描く時には、ひつじくみのYちゃんは「1.2.3.4.5」と指の数をかぞえて描いていました。Kちゃんが「年長さん喜んでくれるかな?」と言うと、ぱんだ組のYちゃんが「きっと喜んでくれるよ!!だってみんな楽しそうやん」と言っていました。明日の卒園式には在園児は参加しませんが、子ども達の感謝やお礼の気持ちのこもったアーチもご覧下さい。
明日、卒園する年長さんには、サプライズのプレセントかありました。それは1週間前から、年中児が中心となって考えて年少、プレ年少さんと一緒に作った各フラスの動物のちぎり絵です。どのクラスも、それぞれ違った表情がされていて素敵なちぎり絵にが完成しました。でもよく見ると”ぞうのお尻は耳より小さく、きりんの角はどこにあるのか分からない、くまは遠くから見るとミミズクのようだし、らいおんの足は妙に短い”そんな動物たちですがきですが、子ども達が作った世界に1つだけのプレゼントです。年長さんは「やったー!」と大喜びしてくれました。クラスの1名ずつがプレゼントを渡したのですが、「明日の卒園式頑張ってね」「今まで遊んでくれてありがとう」「小学校に行っても頑張ってね」「生活発表会かっこよかったよ!」と言葉を添えてプレビントを手渡しました。年中児の憧れの年長さんは、いよいよ明日卒園します。子ども達と教師達の心のこもった温かい卒園式になるよう準備をして、明日年長児達を迎えたいと思います。
2023年2月17日 金曜日
昨日発表会が終わって登園した子ども達は、荷物を片付けて園庭に出てくるお広くなったサッカーコーナーや、長縄で回数を競い合っていつものように体を動かして遊んでいました。
子ども達が登園してきて園庭が賑やかになった頃一人の教師が「そろそろ準備をしてみようかな」と言って年中児が発表会て使用したバチや、オペレッタの草や背景などを園庭の移動テント下に並べ始めました。そして、年中児の踊りの曲「どっこい!わっしょい」を流すと、ひつじ組のOくんがやって来てさっそく踊り始めました。実はこのOくんは発表会本番の一週間ほど前に「踊りがかっこいいから変わってもいい?」と担任と話をして「発表会が終わったら踊ってもいいよ」と約束をしていたのでした。踊りだしたOくんは笑顔いっぱいで踊りを踊って満足そうにしていました。
その後に始まったのは年中のオペレッタです。曲が流れ始めるとすぐに自分がお気に入りの役の所に行って教師と一緒に踊ったり、その役を演じた子どもに振り付けを教わったりして踊っていました。しばらくすると、たんぽぽ組の子どもが年中児の振り付けを見ながら踊っていたのでした。それを見た教師が「一緒に踊りに行ってみよう」と声をかけたのですが、恥ずかしがり部屋に帰っていってしまいました。そこで、オペレッタをしたお姉ちゃんに「Mちゃんがオペレッタをしてみたそうだから一緒に行こう」と声を掛けましたが、姉妹ともシャイなので顔を見合わせてただ笑っているばかりでした。しかし、時間が経つと、お姉ちゃんに振り付けを教えてもらいながら踊っていて、周りには他のたんぽぽさん達も集まっていました。
その頃には、長イスが並び、客席もでき多くの子どもや教師が参加していました。年中のオペレッタの終盤では、花嫁花むこになった教師が手を振りながら登場すると見ていた年長児と他の教師は大笑いしていました。今日は、年長児が移動図書を借りに行く予定だったので少ししか参加出来なかったのですが、来週は年長児の劇にも学年関係なく参加し発表会の余韻を楽しんでいきたいと思います。
今日年中児は、来週じゃがいも植えに行くので、種芋作りをしました。始めに古森先生が子ども達に「怪我をしてしまった時はどうする?」と問いかけると「水で洗う」「消毒する」と何人もの子ども達が答えていました。種芋にバイ菌が入ってしまうと、芽が育つ栄養が取られてしまい大きくならなかったり、じゃがいもが腐ってしまう事を教えてもらうと驚いたり、そうなんだ~といった表情で聞き入ったりしていました。じゃがいもにつけるお薬は焼き芋や餅つきで薪を燃した後の灰です。灰の付け方では、教師が子ども達に教えるために実際につけて見せました。ところが、切り口の一部についていない部分を見つけた古森先生が子ども達に「これ大丈夫かな?」と聞くと、近くにいた子どもが覗き込んで「ダメ~」「白いのが見えてる~」「もっとつけないとダメ~」などと答えいました。古森先生から教えてもらった後各クラスに別れて切っていきました。日頃ままごと遊びをしていない子どもは種芋を切るというよりは、割るという感じて切っていましたが、よくままごと遊びをしている子どもは力を入れることなくスムーズに切っていて、遊びの中での経験があらゆる場面で生きている事を感じました。来週のじゃがいも植えでは、十一月に秀野邸に植えた 玉ねぎも観察し、年長組になって収穫出来るのを楽しみにしていきたいと思います。
2023年1月30日 月曜日
今朝荷物を片付けた、ぱんだ組のYくんとSちゃんは園庭に出てくると「今日は何個くらい落ちているかな?」「休みだったからいっぱいあるかもよ!」と楽しそうに会話をしながら、滑り台の方に向かって走っていきました。
滑り台の周りには、松の葉っぱや松ぼっくりが落ちていました。それを見たYくんは、砂場の道具が入ってるカゴからお弁当箱を持って来ると「ねぇSちゃんこのお弁当箱に集めていこうや」と言って集めた松ぼっくりを入れて、後から登園してきた友達や教師にとても嬉しそうに見せていました。
しばらくするとYくんが「先生これを土に植えて大きく育ててみる」と言って見せたのは、手の大きさと同じくらいの松の葉っぱが沢山ついている枝でした。Yくんに枝ではなく松ぼっくりは種から育てていく事を伝えると「野菜みたいに育っていかんの?」と困った表情で問いかけてきました。自分自身松ぼっくりから種を取る事を子ども達に得意気に言ったものの、どこが種の部分でどんな形をしているのか知らなかったので、子ども達と一緒に調べてみることにしました。調べみると松ぼっくりのかさの間に種子がある事を伝えると「松ぼっくりを土に入れても木になっていったりせんのや!」と驚いていました。
その後子ども達と落ちている松ぼっくりを拾って見ていったのですが、やっぱり開いている松ぼっくりの中に種は残っていませんでした。種を集めるためには秋になる頃のまだ開いていない松ぼっくりを集めるといい事を教えると「じゃあ、年長さんになったら集めてみたいな」と周りにいた友達と一緒に約束をしました。
ぱんだ組は、降園前に11月の終わりに植えたチュウリップの観察に行きました。子ども達が植えたチュウリップが少しずつ芽が出始めています。まだ芽が出ていないRちゃんは「Nちゃんチュウリップが出てきていていいなぁ~」と羨ましがっていました。「Rちゃんももう少ししたら出てきそうかな?」と声をかけると、「Rのはまだ出てこないかも」とガッカリした表情で自分の植木鉢を見ていましたが、「あれっ。先生何か土の所が少しお山ができていて土が割れてるみたい」と言うので覗いてみると、チュウリップの球根を植えたヵ所の土が十字にきれいに割れていました。
周りで一緒に見ていたKちゃん達が「この割れている所からチュウリップが出てくるんやない?」と話しかけると、「えっ。じゃあ、明日幼稚園に来たらチュウリップ出てきてるかな!!」ととても楽しみにしていました。先週年中児達は、菜の花の種を駐車場にまいたり、発表会のたき火の歌詞に出てくるさざんかの花をさんさんらんどに見に行ったりしました。11月には玉ねぎ植え、来月の下旬にはじゃがいもを植えます。年中児達はたくさんの植物を植えて育てる経験をしていて、身近な様々な花や野菜の成長に興味を持ってきています。春になって年長になった頃、花が咲き野菜が育って味わえる日を楽しみにしています。
2022年12月20日 火曜日
朝バス登園をしてきたぱんだ組のHくんは、荷物を片付けると一目散に砂場に行きスコップとすのこを持って来ると壁に立てかけて水路を作り始めました。メインの水路の横にも砂で山を作ってパイプを置きましたが、作った山のてっぺんではなく斜面側に設置をしていたので「1番高い所に置かないの?」と聞いてみると「こうやって斜めにして置かないと水が出ていってしまうんよ」と言いました。そして、メインの水路の上に短いパイプを置くと水を流し始めました。すると、先程斜面に傾けて置いたパイプの中に勢いよく水が流れていってもこぼれないようになっていました。水を流し終えたHくんは「ほらこぼれなかったでしょ」ととても満足そうに言っていました。水を流す前からこぼれてしまうことや、そうならないように事前に考えていた事に驚きました。今日は終園式があるので早めの片付けになってしまい、Hくんは「もっといっぱいしたかったのに~」ととても残念そうにしていました。「3学期にまた作ろう」と声を掛けると「もっと沢山作って遊べるように考えてくる」と楽しみにしていました。
朝は曇っていて寒かったのですが、終園式で子ども達が園庭に集まる頃には、雲はなく青空になって太陽の日差しがまぶしい位照ってポカポカと暖かくなっていました。
終園式では古森先生が鏡もちの由来などの話をしていただきました。こんぶ=よろこぶ、ウラジロ=表は緑で、裏は白く裏表のない心、だいだい=おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、自分達が幸せに暮らせるようになど教えてもらうと、へ~そうなんだと興味深気に聞き入っていました。年が開けて1月の16日頃に鏡開きをしておしるこを食べようねと古森先生が話をすると「ヤッター」と喜んでいました。
降園前には11月に作った干し柿をみんなで食べました。この干し柿ですが、本当は吊した縄をくるくると回しながら、まんべんなく太陽の光が当たるようにしなければいけなかったのですが、すっかり教師が忘れてしまい黒っぽくなった柿や、まだオレンジ色の柿など出来上がりが様々になってしまいました。そんな干し柿ですが、一口食べて見ると、子ども達はニッコリ!!「あま~い」「全然渋くない」と顔を見合わせながら自然と笑顔になっていました。それもそのはずです。干し柿を作った時に渋い柿を味わっていたのですから。こんなに甘く変身していることに「太陽のパワーってすごいね!」「美味しくしてくれるパワーもあるんやね!」と太陽パワーに驚いていました。まだ出来上がっていない干し柿はお正月を越して、美味しくなった時に食べられることを楽しみにしている子ども達です。
3学期には、第2回お餅つき、発表会などの行事もあります。子ども達と一緒に楽しみながら沢山の経験をしていきたいと思います。今年の幼稚園の日記は本日でおしまいです。皆様どうぞよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。
2022年11月18日 金曜日
昨日落葉から始まったお店屋さんごっこは、年長児からプレ年少児までが加わり銀行屋さんまでできて今朝も年長児を中心に始まっていました。しかし、年長児達は、昨日お店屋さんの話し合いをして年長だけでお店を開店することになっていました。そして、今日は必要な物を用意して持ってくることになっていたのです。
登園したくま組のY君は「家から毛糸持ってきたけど何作ろうかな?」と友達と楽しそうに話していたり、きりん組のRちゃんは昨日の夜お家にあったビニール袋とボタンで洋服を作っていて教師や友達に見せていました。またカレンダーやクレヨンを持って来た年長児は看板に新しい商品の値段を書き加えていました。
一方では相変わらず年長さんのお店屋さんを忘れて葉っぱ屋さんをオープンしていた女の子たちでしたが、しばらくするとお客さんがやってきて葉っぱが売れていき商品が少なくなっていきました。「葉っぱがなくなってきたね~。どうしようか?」「葉っぱあんまり落ちてないよ」と話していました。園庭に落ちている葉っぱは、砂場やままごとなどの遊びなどでも使っているので少なくなっていたのですが、砂場の方にまだ沢山あることを伝えると駆け出して行って探しに行っていました。砂場近くには、焼き芋で使うために落ち葉を集めていたキャリーを見つけて、その中にある葉っぱを見ながら「この葉っぱ色が綺麗だからこれと。これはパリパリだからダメ」と二人で色や形、状態を見て選んで販売していました。
そんな年長さん達は葉っぱ屋さんに夢中で、昨日話し合ったお店の商品作りも忘れているようでした。そこで、もう一度古森先生が年長児を集めて「お店にせっかく商品を買いに来たのに、一つしか商品がありませんってなったら小さい組のお客さんは買い物が出来ないよね」と声を掛けられ我にかえってグループに別れて商品作りを始めました。すると、商品作りをしている年長児のもとに、たんぽぽ青組のY君やSちゃんはお菓子の袋を、すみれ組のSちゃんは廃材を売りにやって来ました。「一つ五千円だけどどお~?」と付き添いの教師の声に年長児は「う~ん」と少し困った様子でも「一万円で買うよ!!」と気前の良い売り買いが見られていました。年長児以外の子ども達は、お店屋さんの開店を待っているだけでなく準備の時から関わっていき、年長さんのお店屋さんのオープンを楽しみにしたいと思います。
陽が昇ってすっかり暖かくなった園庭では、子ども達と教師が去年の発表会の踊りやオペレッタをして楽しんでいました。来週にはお店屋さんが開店し、その後も子ども達にはアイススケート、お楽しみ会、おもちつきと楽しい行事が待っています。朝晩は一日一日寒さも厳しくなってきて、つるし柿を作るにはよい気候です。これからも元気いっぱいの子ども達と共に楽しんでいきたいと思います。
2022年11月1日 火曜日
今日は第2回運動会がありました。昨日教師たちの間で、前日までの天気予報を見て「明日の朝方に雨が降るのかな?運動会が出来たらいいなぁ」と思っていました。すると今朝は、曇り空で一時的にパラパラと小雨は降ったものの、天の神様も2回目の運動会を見たくて雨を降らさずにいてくれたのでしょうか。運動会は全プログラムこなすことが出来ました。
園庭で教師達がテントを張っていると、登園してきたらいおん組のHくんが砂場から鍋を持ってきて、友達と会話をしながら小石を拾っていました。近くに行って会話を聞いてみると「ねぇ。この石も拾った方がいいかな?」「それは貝殻みたいに小さいからいいよ」と大きさを確認しながら拾っているようでした。その他でも、トラックに水線を引いたり、コーンを並べたり運動会で使う道具を友達と協力しながら準備を進めていました。
全園児が登園しいよいよ運動会の始まりです。
今日は赤コースだけではなく、全園児での運動会となりました。
オープニングの体操でも全園児がそろってすると迫力満点!!コース別でするのもいいですが、全園児だと子どものパワーは2倍、3倍にもなります。いきなりだったのですが、応援合戦でも全園児でクラスの順番を決めないで始まりました。その事を古森先生が放送で見にこられていた保護者の方に伝えてくれました。一番はじめにきりん組が言い終わると、ひまわり組の子ども達が「ひまわりぐみ~」と大きな声で立ち上がりました。子ども自身が考えて発言したことに驚きました。私自身大勢の前であんなにも大きな声で発する事を得意としないので3歳児がとっさの判断で立ち上がったこと、それにみんなが続いたことに感動すら覚えました。
今日の運動会で年中さん達はかけっこではなく、4クラスでリレーをしました。年長さんのリレーに憧れている年中さんは、いつも年長さん達がリレーをしていると一緒に参加していました。そこで、年中さんもかけっこではなくリレーをする事を子ども達に伝えた時は大興奮でした。年長児のリレーをよく見ていたので、教師が何も言わなくても自分達で考えてスタート位置に並んでいました。まだ、年長さん達と違い競争よりもバトンを繋ぐことが嬉しくて笑顔で楽しんで走っている姿も見られました。
踊りでは、子ども達が空いているスペースを自分達で見つけて円を作るのですが、別のクラスの中に入っている子もいれば狭い所で数人の円を作っている子、何となくそこいらで集まっている子もいましたが、自分で考えて対応出来ている事が大切なので合格です!!それに比べて年長さんはさすがです。踊りで円を作った際には一年しか違わないと思えない位、綺麗な円が出来ていました。
今の年中さん達も年長さんになった時には、今の年長さん達と同じようにそれ以上に成長して欲しいと思います。
明日も運動会です。第1回から3週間ですが、更に大きく成長した子ども達をご覧下さい。
2022年6月1日 水曜日
今日は年長さんと年中さんは、秀野邸の農園にじゃがいも掘りに行きました。一番に秀野邸に向かったのは年長さんです。今日は私も年中さんのバスではなくて、年長さんのバスに便乗して一足先に行くことになりました。そこで、バスの中で昨日のじゃがいも先生達(年長さん)に質問をしてみることにしました。「じゃがいも植える時って種からだったっけ?思い出した!苗を植えたんだった」と言うと「違うよ!!お母さん芋を切って植えたんだよ」とすぐに答えが返ってきました。秀野邸に到着すると、年長さん達はもう一度掘り方など確認して掘っていきました。
年長さんが掘り進めていくと、年中さん達を乗せたバスが到着しました。バスから降りてきた年中さん達は、年長さんが掘り出したじゃがいもを盛ってある所のそばを通ると「すげー!!いっぱいじゃがいもがある」「ねぇねぇ。あのじゃがいも凄く大きいよ!!」と次々に興味津々で覗き込んでいました。
年中さんもじゃがいも掘りをする前に、昨日年長さんに教えてもらった掘り方を確認していきました。「昨日、じゃがいもの赤ちゃんが沢山いたよね」と言うと、「10人だったよ」とうさぎ組のMちゃんがすぐに答えていました。子ども達は昨日のじゃがいも先生や古森先生から教えてもらった事をしっかりと聞き、覚えていました。そして、玉ねぎを抜きに行こうとしていたぞう組さんに「ぞう組さん、どうやって掘ったらいいか教えて!」と言うと、両手を大きく動かして「こうやって掘るんだよ!」と教えてくれました。その姿を見ていた年中さんの中には、年長さんと同じように真似て、手を動かしている子もいました。
じゃがいも掘りが始まると、子ども達が「先生見て!大きいじゃがいもが掘れたー!」と、両手で持つくらいの大きなじゃがいもを次々に掘り出して見せてくれました。掘っていく中で、黒くなったお母さん芋を見つけると「これがお母さん芋だね。沢山赤ちゃん芋を作ってくれてありがとう」と言って、土の中に優しく埋めていました。じゃがいもと玉ねぎを掘り終えた年長さんに「年中さん後はよろしくね~」と頼まれると、年中さん達は「は~い!」「頑張るよ!」「まかせて!」と元気よく答えていました。
年長さん達を見送った後、順番に玉ねぎを抜いていくことになりました。今年の玉ねぎは、じゃがいもに負けないくらい大きく生長した玉ねぎが沢山ありました。子ども達が抜こうと引っ張りますが、なかには全く抜けない玉ねぎがあり、他の玉ねぎを抜き終えた子どもがそれに気が付くと、「手伝ってあげる!」と反対側から玉ねぎを押して協力しながら抜いている姿が見られました。
今日みんなで収穫したじゃがいもと玉ねぎを使ってカレーパーティをする事を今から楽しみにしている子ども達です。
コメント (「明日は卒園式」 ぱんだ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)