2022年7月6日 水曜日
今日もテント下の水遊びは大盛り上がり!くま組の子ども達がせっせせっせと積み木を積み上げて階段を作っていきます。そこに雨どいを並べてボールが転がるか挑戦です。少しでも雨どいがずれるとボールは落ちてしまうので、ボールが落ちるたびに微調整を繰り返す姿はまるで工事現場の職人のようでした。次第にボールを集めるEちゃん、水を流すH君など役割分担をし始めました。Eちゃんはバケツいっぱいにボールを入れて並べ、「1つずつどうぞ〜」と言って渡していました。お店の店員さんみたいでとても可愛らしかったです。H君は、最初はひしゃくでホースの穴に水を入れて流していました。それでは流しずらいことに気付き、プラスチックのボトルに水を入れて流し始めました。年長児になると、自分達で他の良い方法がないか考えるので、教師の想像以上のアイディアが出て面白いなと思いました。
また、最近トマトが赤くなってきたためカラスに狙われており、多数のクラスから被害届が出ております。皮だけ残して綺麗に食べていく姿に驚きつつも、どう対策をするべきか考えています。ぞう組では、ネットをかけた後、Uちゃんが「トマトの前におとりを置いたらいい!」とおとりを作戦が始まりました。チラシで茎を作ったり、クレヨンで真っ赤なトマトを描いていたりと本物そっくりのトマトが出来ていました。古森先生から「このトマトは匂いがないけどカラスは来るかな」とアドバイスをもらい、それを聞いたEちゃんは「トマトジュースをぶっかける」という面白い案が思いつきました。今後、賢いカラス達をどこまで騙せるのか、クラスのトマトをみんなでどのくらい美味しく食べることが出来るのか、ワクワクしながら観察していきたいと思います。お迎えにきた保護者に得意そうに話す子ども達がまた可愛いのです。
明日は七夕です。晴れますように!
2022年6月8日 水曜日
今日は、全日実習でくま組、うさぎ組で廃材を使っての制作をしました。昨日、実習生がその計画を降園前に話をしてくれていたため、クラスの子達が「廃材持ってきたよ~」と元気良く登園してきました。楽しみにしていた子も多く、「こんなの作ろうかなって持ってきた!」と嬉しそうに見せてくれました。
うさぎ組では、実習生が絵本を読んでくれて、服やカバン、帽子、時計など自分が身に付けたい物を作ってオシャレをしようと声を掛けて廃材や紙袋、ナイロン袋を使ってイメージした物を作っていきました。Iちゃんは、赤色チェックのナイロン袋の下をハサミで切って、手提げの部分を肩にかけて洋服を作りました。それだけでは足りず、クレヨンでリボンを描いて可愛く工夫したりとまるでデザイナーのような姿が見られ、とても可愛いなと思いました。O君は、「時計を作りたい!」と大はりきり。自分の腕に合うようにチラシを何回も巻き直してサイズを合わせたり、針が無いからと厚紙を切って3時に合わせて貼ったりしていました。「なんで3時なの?」と聞くと、「3時が好きだから!おやつが食べられるから!」と嬉しそうに答えていました。同じ廃材であっても、その子その子のイメージがあり、そこから何が生まれてくるのか予測もつきません。子どもは教師が思っている以上に多面的な発想を持っていて、制作している子を見ていると驚かされます。型にはまったものではなく、1人1人が自由に作れるというのは子どもも教師も楽しめることなんだと改めて感じました。
くま組では、色々な動物、生物、虫を制作していました。最初は、個人で1つずつ作っていましたが、自分が作った動物の住む所を作ったり、ダンボールをちぎって看板を作ったり、柵を作ったりと周りにある物まで作り始めました。それを見た子ども達は、「私も作る!」と協力して作っていきました。目に見えるように作った物を飾ることで「あっこれが足りない!◯◯ちゃん手伝って!」と共同作品になっていきました。
年中児、年長児、それぞれ月齢は違いますが、その年齢に応じた援助をすることで、自分のイメージした物を作って達成感を感じられるんだと思いました。子ども同士、お互いが刺激し合いながら共に育ち合う姿を楽しんで見ていきたいと思いました。
今日は、昨日年長児が生石農園へ行って収穫してくれたビワをお土産で持って帰っています。三葉の農園で育ち、実った甘くて美味しいビワです。家族みんなで食べてみてください。
2022年5月26日 木曜日
今日の天気予報はくもり後雨。雨が降る前の午前中は涼しく、子ども達は園庭を元気いっぱい走り回ったり、アスレチックに挑戦したり、自転車でトラックを散歩したりと楽しそうに遊んでいました。
砂場では、きりん組のKちゃんが「お山を作ろー!」と友達や教師を誘って、スコップでせっせせっせと砂を盛っていました。そしてKちゃんが、ただのお山じゃつまらないなと考えていると、「うさぎ山にしよう!」と思いつきました。耳にぴったりの長い葉っぱを見つけてきて耳にし、クルンと曲がっている木の枝を2本見つけてきて口にして、ヒゲは材料が見つからなかったので手で描きました。年長児が協力して「うさぎ山」が完成すると、「穴を掘ってトンネルを作ろう!」とくま組のHちゃんが提案し、両サイドから小さなスコップを持って掘っていきました。「まだ手が見えない」「Kちゃんの手と握手できないよ」と言いながら根気強く両側から掘っていました。Hちゃんが目印に穴の中間に入れていたしゃもじが見えるとみんな大喜び!「やったー!」「つながったね!」と嬉しそうにしていました。穴の中にホースを入れると長いトンネルの出来上がりです。最初はジョロで溢れないように少しずつ水を入れていましたが、きりん組のRちゃんがペットボトルに水を入れて流すと、早く水が流せることに気付き、効率よく水を流してプールを作っていました。
まわりにいた年中児、年少児は、年長児が山のトンネルで水路を作っているのを見て、自分達なりに真似をしている姿がありました。ひまわり組のS君は、ホースの小さな穴にやかんで水を流して水が出てくる様子を楽しんだり、ぱんだ組のA君、りす組のY君は山にスコップを2つかけてトンネルにしたりと工夫をして楽しんでいました。年齢によって遊び方も違いますが、お友達の遊びを真似しながらそれをヒントにして更に遊びを展開する様子を見て、子ども同士が育っていくものだと頼もしく思いました。今後の遊び方にも注目していきたいと思います。砂1つでこんなにも遊びこめて、工夫次第で何でも作れる砂場はやっぱり人を育てる素敵な遊び場だと思いました。
2022年4月28日 木曜日
昨日、年少さん、たんぽぽさんがこいのぼりを作っていましたが、今日は青空の下、その大きな手作りこいのぼりが沢山泳いでいました。それを見ていた年少さんは、登園するたびに「みんなで作ったこいのぼりだね」「ちゅうりっぷ組のマークもある!」ととても喜んでいました。年中児もそれを見て「大きいのが作りたい!」「このぐらい!」と両手を体いっぱい広げて表現していました。「Mちゃんのお父さんぐらい!」と言いながら自分とこいのぼりを背比べして大きさを確かめながらのりで貼りつけていったり、ハサミで包装紙を切って模様をつけていったりと友達と協力しながら楽しく作っていきました。まだまだ各クラス未完成のところはありますが、5日のこどもの日にさんさんらんどに子ども達手作りのこいのぼりが沢山泳ぐ姿を子ども達と見ることができるようにしていきたいと思います。
また、園庭ではやじろべえ玉入れや、アスレチック、踊りなど沢山の遊びコーナーがあって、夢中になって遊んでいました。やじろべえ玉入れのところでは、年長児が「どっちが重たいかな」「もっとこっちに入れないと!」と友達同士声を掛け合いながらボールを入れあっていました。アスレチックでは、跳び箱からジャンプをして、どこまで遠くジャンプできるか競っていました。子どもだけの運動会に向けて、子ども達と遊びながら「何が楽しいのか」「何をみんなでしたいのか」考えていきたいです。今日はうさぎ組vsひつじ組で玉入れ競争をしました。うさぎ組では、1番背の高いT君が背伸びをしてひょいひょいと確実に入れてくれたため、大勝利をおさめました。年中児になると「どうやったらいっぱい入るのか」ということを考えながらしているんだと感心してしまいました。ゲーム感覚で色々な遊びに挑戦していきたいです。
5日のこどもの日は、「さんさんらんど」を開放します。晴れますように!
2021年3月1日 月曜日
今日は松前町総合文化センターで、生活発表会のリハーサルがありました。先週の園内総練習から各学年゛もっとかっこよくするために゛と課題意識をもって練習してきて゛発表会と同じ゛リハーサルを楽しみにしていました。今日は、レンタルバスも借りて来てそれぞれのバスに乗って分かれて出発しました。到着して会場に入ると、ぞう組のRちゃんは目を丸くして「うわ~広い!」と周りを見渡して驚いていました。
プログラム一番は年中組の歌なので早めにステージに上がりました。リハーサルが始まるまでの数分間、広い客席や天井にたくさん吊るされているライトを見上げてうさぎ組のNちゃんは胸に手を当ててドキドキする!と話していました。すると「おーい、みんなー!!こっちだよ」と古森先生が客席から手を振ってくれました。本番はライトがチカチカしても、後ろがピカピカ光ってもキョロキョロしない事を話し、リハーサルでは古森先生が皆のお母さん代わりだよと声をかけてくれました。「かっこいいお友達のお母さんになりたいな~」と言われるとハイ!ハイ!と手を挙げて「私を見て!」と言わんばかりに胸をはってアピールしていました。そこで子ども達のやる気にスイッチが入ったようでした。発表会はにこにこ競争だよと教わっていたので、緊張してちょっぴりひきつったような笑顔の子もいましたが、どの子も楽しんでいました。
青コースから始まり、午後は赤コースです。先に帰った青コースの子ども達は、赤コースの友達が頑張っているかな?○○くんは踊りやったよ、○○ちゃんは△△役よ!とかなり大勢の友達の名前を出して話題にしていました。その頃赤コースの子ども達も様々なハプニングがあり、子ども達のとっさの機転ありで一生懸命頑張りました。練習ができるのもあと一日、どうすればもっと良くなるか放課後教師間であーでもない、こうでもないとたくさん話し合いました。
子どもも教師も、今年一年間の子ども達の成長を保護者の方に見て頂きたくて、みんな一生懸命です。゛かわいい~゛だけでない一人一人の個性あふれる知恵や努力、表現があるのです。今日のブログはこれで終わりです。生活発表会まであと一日、首を長~くして楽しみにお待ちください♪
2020年10月7日 水曜日
10時になってみんなが集まったら清住皆さんによる獅子舞の演技を見ました。獅子舞の迫力に子ども達も目をキラキラさせながらみいっていました。
赤コースの子ども達も賑やかな雰囲気のなか屋台で買い物を楽しんでいました。
今日はお祭りの特別給食です。みんな嬉しそうに今日の事をお話しながら食べていました。
2020年6月28日 日曜日
梅雨入りをし、蒸し暑い日が続いていますが、ひよこ組の子ども達は水分補給や衛生管理をしっかりする中で、元気に過ごしています。
そんな子ども達が関心を示しているのが、小さな生物です。
トマトのプランターにいたダンゴムシや、園庭でみつけた アリやカタツムリに、そっと手を伸ばしたり、動きを見つめたりしています。
W君、F君は絵本や図鑑から虫を見つけると笑顔で保育教諭に見せてくれます。
小さなもも組さんにも生き物に関心をもつ三葉っ子魂が芽生えています。
最近は、特にカタツムリに興味を持っています。
でんでん虫、虫の歌を歌うと、両手を合わせて可愛いカタツムリを作ります。
両手で作るチョキとグーの組み合わせが両方共グーの子、グーの上に指を1本だけ乗せている子、グーを横に並べている子、表現の仕方は様々だけど、それがまたとっても可愛いのです。
組み合わせた手を動かして、かたつむりのお散歩を楽しんだり、友達に見せたたりしています。
そこで、カタツムリを作ってみることにしました。
以前シール貼りをして遊んだトイレットペーパーの芯(その時は、転がしたり、並べたり、のぞいたり)を使って、その上に丸く切った廃材氏を乗せて、目玉を付けました。
出来上がると、とっても喜んだW君は、窓辺に持っていき這わせていました。
バスの運転手さんが来ると、「たたつり」と言って教えていました。
J君は、ソファーに座らせて自分の手で表現しているかたつむりと遊ばせていました。
M君は、大切そうに持ち歩き、みんなに見せていました。
次に保育教諭が天井から吊るすと、風が吹くたびに揺れて、本当に動いているように見え、子ども達はキラキラした目で見ていました。
次の日、F君が泣いていたK君を見て「たたし」「たたし」と言いながら揺れているかたつむりを指差すと、K君は泣き止め手を伸ばしていました。
K君をあやすF君の優しさに助けられ、とっても心温まるひと場面でした。
また天気や水温と相談しながら水くみや砂場遊びも楽しんでいます。
砂場は涼しい風が吹き、開放的でお気に入りの場所です。今日もご飯を作ってはスマイルハウスに運ぶHちゃんRちゃんの姿が見られました。
遊びが日増しに発展している事を嬉しく思います。
1日1日を大切に子ども達と楽しんでいきたいと思います。
コメント (「ピタゴラスイッチ♪」 うさぎ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)