2025年7月2日 水曜日
今日も1日とても暑い日で、朝1番ピンポンパンポン♪と放送が鳴りました。園長が「今日もとても暑いです。日陰で遊びましょう。水分補給もこまめにとりましょう。昨日収穫したきゅうりで塩ころがし食べてもいいかもしれないね。」と良いお知らせをしてくれました。汗をかいていた子ども達は「やったー!きゅうりだって!」と喜んでいました。塩分と水分を摂ることはとても大切なので美味しく食べて熱中症予防をすることができました。昨日、きゅうりを収穫してくれたさくら組のAちゃんは「きゅうり美味しかった?」とみんなに聞いてくれて、みんなが「美味しかった!」と言うと嬉しそうに笑顔を浮かべて満足そうでした。いつもは野菜を食べないたんぽぽ赤組のI君も「早く欲しいよ~。食べたいよ~。」と両手をおさらにして待っていました。「しょっぱいけど美味しい!」と子ども達はパクパク食べて完食していました。
また、たんぽぽ組も朝の片付けが終わったら外で遊ぶようにしているため、年長から年少までのお兄さん、お姉さんとも楽しく遊んでいる姿が見られます。砂場で遊んでいたらいおん組のOちゃん、きりん組のMちゃんは、水が流れている通り道の川を作ろうと穴を掘っていました。
するとそこに楽しそうな声につられてたんぽぽ組の子が1人、また2人と川に足を踏み入れて、いつのまにかみんなが入っていました。すると、窮屈になっていることに気付いた年長さん達が小さい子のためにスコップで穴掘って川を広げてくれました。たんぽぽ組は大喜びで汚れることも気にせず遊んでいました。教師達はそんな年長さん達の姿を見てそういうところにまで気づけて本当に優しいなと感じました。異年齢児が混じって遊ぶ園庭では様々なことに気づきや成長が見られます。そして、三つ葉っ子達は気にすることなく興味を感じたところに入っていき、いつの間にか仲間になっていて、驚かされたり感動させられたり、教師も共に成長しています。
2025年6月19日 木曜日
ピンポンパンポーン♪
「幼稚園のお友達にお知らせします。今日はとても暑い日です。どれくらい暑いかっていうとね、みんながお熱が出てお医者さんに行ってお休みしなければならない程お外が暑いの。だからそんな時にお日様が照るところで長い時間遊んでいると、日射病という病気になって救急車で病院に行かなければならなくなります。お外で遊ぶ時はテントの下の日陰で遊びましょう。砂場も涼しいね、後は泥場も涼しいかな。お茶を少しずつ飲みながら涼しい場所で遊びましょうね。」
登園後すぐに古森先生からの放送がありました。今日の松山の気温は32℃、快晴の1日でした。そんな日でも涼しく遊ぶ方法があるのです。放送がなってすぐに園庭を見てみるとあちらこちらにテント、テント、テント…2階から見るとどこで子ども達が遊んでいるのか分からないくらい上手にテントの中に入って遊んでいます。
さっそくたんぽぽ組も戸外に行ってみることにしました。戸外に行く時は必ず帽子と水筒を持っていくということが習慣づき、自分で出来るようになりました。階段を降りる時には1列になって手すりを持ち、ゆっくり降りて戸外に出ると水筒を置いて…さぁ遊ぼう!!
テントの中ではしゃぼん玉、魚釣り、盆踊り…そして砂場に泥場、子ども達はちゃんと涼しいところを見つけていました。汗をかいたり、暑くなったりした時は、座ってうちわをあおいで休んだり、水分を摂ったりして、体調に気を付けながら遊んでいます。
そしてそして…今日の暑さのタイミングで本格的な水遊びがプレもスタートです。暑い日にはとっておきの水遊び。お兄さん、お姉さん達が水着に着替えてみんなのひざ程度の水が入ったプールに足をつけて遊んでいるのを見て、「やったぁー!」「するするー!」もうみんなワクワクです。初めての水遊びだったので、たんぽぽ組は今日は服のまま足だけ水につけてみることにしました。「きゃー!楽しいー!」「冷たいー」笑い声、はしゃぐ声、大騒ぎの子ども達。
これからこのような暑い日には様子を見て水遊びをしていきます。プールカードに◯✕の印、そしてプールバックの準備をよろしくお願いします。水着を使わなかった日は園で預かりますが、プールカードはシール帳に挟んで持ち帰りますので毎日持たせてください。熱中症にならないようにこれからもこまめに水分を摂ったり、日陰で遊べるよう配慮したり気を付けて夏の遊びを楽しませたいと思います。
2025年6月13日 金曜日
連日の雨ですが今日は朝には雨が上がり登園した子どもたちから戸外で遊ぶ声が園庭に響いていました。
園庭には夜の間に降った雨のせいで水たまりがいたる所にできていました。その水たまりの水を教師がすくっていると、子どもたちもひしゃくとバケツを持って水をすくう手伝いを始めました。またM先生がくわを持って水が流れるように溝を掘っていると、その後をひしゃくを持った年中児たちが同じようにして後ろをついて歩いていました。その様子を遠くから見ていると同じ姿でとても可愛らしく見えました。子どもたちにとってはお手伝いも遊びの延長。水たまりの水くみも普段の水くみ遊びと同じ、溝を掘るのもどうやったら水がスムーズに流れていくのか考えながら掘っていくのも遊びで実は科学の芽がここにあります。
戸外遊びでは、久しぶりに全園児が集まって今日も泥んこ遊びで賑わっていました。たんぽぽさんも裸足になって、ズボンのすそをめくり上げて元気に園庭に駆け出して行きました。始めは裸足を嫌がっていたS君は、お友達が泥をペタペタと触って楽しんでいる姿を見て恐る恐る触ってみると感触が気持ち良かったようで、そのうち手も足も泥んこにして土を触って遊んでいました。そして、朝M先生と年中児が作った溝は水くみ遊びの場所からうさぎ小屋の所まで続きまるで長い川のようになっていました。その川を子どもたちがピチャピチャと端から端まで歩いて遊んでいました。
今たんぽぽ黄組さんは雨の日は本園の会議室や多目的室で過ごしています。会議室の日はボルダリングをしたり、トランポリンをしたり広いお部屋を走り回ったりと贅沢に使わせてもらっています。そして、今虫に興味津々の子どもたちに虫の図鑑を見せると真剣に見ていたので、本物のカタツムリを見せてあげると「カタツムリ♪」の歌を歌いながら嬉しそうに見ていました。そして、カタツムリの図鑑と見比べてみながら「いっしょやね~」「おめめ♪」「あたま!」など言葉で一生懸命伝えようとしていました。
言葉もそうですが、いろいろな環境に関わる事で日々いろいろな事を覚え、できるようになってきていて一つ一つに成長を感じる毎日です。
2025年6月10日 火曜日
今日は、園の歯科医の長谷川先生に来てもらって園児の歯の検診をしました。昨日降園前に「明日はみんなの歯がピカピカかどうか見てもらうんだよ」と子どもに伝えると、自分から口を大きくあけて見せてくれる子が何人もいました。「歯磨きいっぱいしてくるね」と言って帰っていく子ども達。登園してきた子ども達は、「今日ちゃんと歯磨きしてきたよ!」「泣かない!頑張る!」と元気に登園してきました。トップバッターは年中児でしたが、待っている子達はまっすぐ並んでいて、受診をする子は「おはようございます!〇〇〇〇(名前)です!お願いします!」と挨拶をすることができていました。それを見ていた年児もお兄ちゃん、お姉ちゃんを真似して大きな声で名前やお礼を言っていました。かっこいいお手本として年中、年長児を見て小さい子達は学んで育っていくんだなと思いました。たんぽぽ組は泣いている子も数人いましたが、ᖴちゃんは長谷川先生に大きな声で名前を言うことができていました。外部の病院の先生に見てもらう機会も数回しかないため、チェンスだと思って挨拶をすることやお礼を言うことなど身につけていきたいと思っています。
また、今日は雨ということもあり、室内で新聞紙遊びをしました。子ども達の前に新聞紙を広げてビリビリと破ってみると、「やりたい!」「ちょうだい!」ととびついてきました。細長く破って見せてくれたO君、クシュクシュと丸めたボールを沢山作って抜げて遊んでいたA君などそれぞれが自由に表現して遊んでいました。細長くちぎれた新聞を見つけて頭にまいてかんむりにしていた女の子もいました。片付けも少しずつ上手になってきたたんぽぽ組さん。散らかっている新聞を友達と競走しながら集めていました。いつの間にか部屋もきれいになっていて自分達で給食の準備もできました。又、園の駐車場に実ったビワと生石農園のビワを収穫して教師達が皮をむいて凍らせていた「びわアイス」も今日子ども達と食べました。シャリシャリ、ヒンヤリしていて「つめたい!」「美味しい!」と笑顔で食べていました。さつまいもの苗植え、じゃがいも、玉ねぎの収穫。そして、きゅうり、ナス等々春の栽培、収穫もほぼ終わり、残すは年長児の田植えで夏を迎えます。次は桃の収穫楽しみです。
2025年5月23日 金曜日
4月、5月に幼稚園たんぽぽ組に入園した子ども達も今は泣くことなく笑顔で登園するようになりました。週明けに泣いていた子も週末になるにつれてリズムを取り戻し笑顔いっぱいです。朝お部屋まで連れてきてくれる年長さん、年中さんと離れる時に不安になり泣きそうになる子もいましたが、今では「バイバーイ!」「ありがとう。」「またあとでね~タッチ!」と笑顔です。お姉さん達がお部屋まで連れてきてくれて、荷物まで持ってきてくれてたんぽぽ組の子ども達は嬉しいのはもちろんですが、連れてきてくれる年長さん、年中さんもなんだかとても嬉しそうです。教師達も小さい子をいつも助けてくれて、可愛がってもらってとてもありがたいです。子どもは子ども同士、すぐに仲良くなりお兄さん、お姉さんに今日も一緒に遊んでもらったり教えてもらったり1日1日 目に見えてしっかりしてきて驚かされます。
一足先に戸外で遊んでいる年長、年中、年少さんの中に自然と入って遊ぶようになったのもみんなが優しく迎え入れてくれるからだと思います。砂場で大きい山をたくさん作り、水を流しダムを作っていたところに入っていったIくんは、その山をくずして工事のように砂をけずっていましたが、誰一人として怒るどころか一緒に手伝っていました。お兄さん、お姉さんのすること、作るものがとても魅力的で一緒に遊ぶのがとても楽しいたんぽぽ組さんです。
戸外で遊んでいると年長さんが「いちごのお世話だよ」と誘ってくれました。先日決めたいちごのお世話当番に入っていないたんぽぽ組さんのことを誘ってくれたのです。水は鉢の下に滴り落ちるほどまであげることを、「見て見て〜下見てて〜お水がでてきたでしょう。」「みんなも水を飲むとおしっこしたくなるでしょう」と、とてもわかりやすく古森先生が年長さんに教えて下さったことを、次は年長さんが先生となりたんぽぽ組さんに教えてくれていました。「おしっこー!!」ちょうど今トイレトレーニングを始めているたんぽぽ組さんは、「あっ、おしっこ!」と、自分のこととも重ねてニヤリと笑いなから見ていました。
その後、いちごも取らせてもらってみんなご機嫌です。年中さんが畑で摘んできたシロツメクサ、ねぎぼうず、そらまめ、さやえんどう、イモ虫などを見せにお部屋まで来てくれました。年長さん、年中さんは今日、ぽんた農園までお散歩に行ったのです。自分達が体験して楽しかったこと、発見したことをいつも教えてくれます。
体験できていないたんぽぽ組さんにも教えなくちゃ、知らせてあげたいと気にかけてくれること、仲間に入れてくれることとても嬉しく思います。三葉幼稚園は年齢単位でもなくクラス単位でもなく、様々な学年やクラス、そして教師達と関わり、いつも大家族です。笑顔いっぱい、元気いっぱいでこれからも楽しく過ごしていけるようにしていきたいと思います。
2025年5月20日 火曜日
5月も後半になり子どもたちも園生活の流れが分かってきて、自分たちで所持品の始末をしてシールを貼ると水筒を持って戸外へ遊びに行けるようになりました。そして、大好きなシャボン玉や色水遊び、アスレチック、水汲みなど自分の好きな遊びを見つけて学年関係なく仲良く遊ぶ姿が見られます。
たんぽぽ黄組のお部屋は園庭を挟んだところにあり、少し離れているのですが年長さんや年中さんが荷物を持ってくれたり、手をつないでくれたりしてお部屋までやってきます。その道中「手をつないであげる」「荷物持とうか?」「手すり持ってね」などたんぽぽさんの目線になって優しい言葉をかけてくれる年長さんの姿がとても頼もしく毎朝助けられています。
そんなたんぽぽ組の子どもたちも先週から所持品の始末を終えるとお兄さん、お姉さんたちに混ざって戸外遊びをしています。初めは砂場や滑り台などで遊んでいたたんぽぽさんも、少しずつ行動範囲が広くなってきてアスレチックや水汲み遊びにも挑戦しています。アスレチックでは、恐る恐る慎重に渡りながらも回数を重ねていくうちにコツを掴んできて、自分で渡りきることができる子もでてきました。できない子も教師や年長さんに手をつないでもらって渡ることができると「やったー!」と喜んでいました。
たんぽぽ黄組のS君はいろいろな事に興味津々でお兄さん、お姉さんがしていることが気になってよく年長さんの後ろをテクテクとついて歩いています。年長さんたちが虫探しをしていると、一緒になって覗き込んで探したり、水汲み遊びをしているところではあまどいをつないでいるところにカップで水を汲み 流したり、ボールを転がしたりなど真似をして遊んでいます。ある時は、年長さんが一列に並び指さしで並んでいると、そっと隣に行ってそれを真似をしてドンピッピッと指さしをして一緒に並んでいて驚かされました。
たんぽぽ組の子どもたちも、他学年との関わりが増えた事で良い刺激になり、日々いろいろな事ができるようになってきています。
今日はたんぽぽさんだけで初めて駐車場まで歩いて、野菜やびわを見に行くことになりました。たんぽぽさんだけで手をつないで歩けるかな?と心配していましたが、「行ってきまーす!」と友達と手をつないで上手に歩くことができました。駐車場では、植えてある野菜を見たり、たんぽぽさんのために植えたじゃがいもを見たりしました。そしてびわの木のところでは、先週びわを食べたこともあり「何色になったら食べられる?」と聞くと「オレンジ!」と答える子もいて驚かされました。実際に木にできているびわを見たり、小さな苗から生長してじゃがいもができるまでの過程を見たりすることで、2、3歳児でも植物の生長や食べることへの興味を感じられるように関わっていきたいと思いました。
たんぽぽ黄組よトマトに赤ちゃんトマトができました。黄組の子どもたちも「赤ちゃんトマト!」と嬉しそうに毎日観察したり、水やりをしたりしています。赤いトマトになってみんなで収穫できる日が楽しみです。
2025年4月15日 火曜日
通常保育が始まって2日目。初日は大泣きできていたたんぽぽ組のᖴ君ですが、外遊びが大好きで、今日は幼稚園にくると『公園いこう!』と教師を誘って園庭に遊びに行く姿がありました。バス登園の子ども達もお母さんから離れる時は泣くこともありましたが、バスが出発すると、どんどん変わる外の景色が面白いようで気付くと泣きやんで笑顔になっていました。園に着くと自分の靴箱、ロッカーの場所も覚えていて、教師に確認しながら靴やカバンを始末することもできていました。
今日はプールの部屋を使ってトランポリンや車、ボール遊びをしました。Ꭲ君はボールを投げるのが得意でバスケットゴールめがけて何度もボールをシュートしていました。そして、入る度に『上手?』『できたよ!』と嬉しそうに教師に報告していました。Ꮶちゃんは投げるとゴール板に当たって跳ね返るのが楽しくてもどってきたボールを追いかけてはとりにいっていました。トランポリンで遊んでいたEちゃんは教師に手を持ってもらってジャンプをして楽しんでいました。春休み中もよく遊んでいた遊具なので使い方もよく分かっていて楽しんでいました。
また、踊りも大好きで部屋でエビカニクスやアブラハムの子などを流していると自然と集まって子ども達で踊る姿がみられます。『はーおっちょこちょいだな』は保育園の時からよく聴いていて踊っていたこともあり、踊れる子が沢山いて驚きました。保育園からあがってきた子達は、テラスから幼稚園児の遊びを興味を持って見ていたんだなと感心します。
大好きな給食も『いただきます』の挨拶を待てずに食べ始めてしまう子達がいるぐらいよく食べています。お皿がピカピカになるくらい完食しておかわりもして元気いっぱいの子ども達ですが、新しく入園してきた子ども達は初めての環境、初めての友達、はじめてだらけの毎日です。少しずつ慣れてきて楽しいことも増えてきています。『幼稚園楽しい!』がいっぱいいっぱい増えるよう子ども達と関わっていきたいと思います。
コメント (「きゅうりの塩ころがし美味しいね」 たんぽぽ赤組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)