2021年1月27日 水曜日
雨上がりの園庭は、大きな水溜りが沢山できていました。それに気付いた子ども達は、スコップを持ってきて水路を作ったり、料理ごっこをしたりしていました。また、落ち葉を拾って水溜りに浮かべて船に見立てて競争をしている子もいました。
ちゅうりっぷ組では、節分に向けて、鬼のお面作りをしました。自分の中の悪い鬼をやっつけるという話をすると、「泣き虫鬼がおる!」「怒りんぼ鬼!」「ご飯食べない鬼もおるね」と友達同士で話をしていました。色を塗る時も「髪の毛は赤色にしようかな」と塗り込んだり、恐い鬼にしたいY君、K君は、顔の色をカラフルに塗って恐さを表現していました。可愛い鬼を作りたいRちゃんは、大好きなピンクや水色を使って塗っていました。塗り終わったら子ども達は、お面をつけて鬼に大変身です。「がぉー!こわいだろう〜!」と友達と自慢気に見せ合っていました。それぞれがどんな鬼にしようかなと思い思いに作った鬼のお面は個性が出ていてとても可愛かったです。 お弁当を食べた後も、「おにのおめんをつけたい!」と言っている子もいて、今から節分が楽しみになりました。節分の日には、自分の心の中にいる悪い鬼をやっつけてかっこいいちゅうりっぷ組さんになることでしょう。
今日は、こあら保育でした。ほとんどの子が笑顔で登園するようになり、靴を片付けたり、シール帳を鞄から出して貼ったりと、自分で出来ることが多くなりました。。そして、今日はこあら組さんにとって初めての家庭弁当でした。登園してきた時から「お弁当あるよ」と大切そうに持ってきていた子ども達はみんな笑顔です。待ちに待ったお弁当は、お友達と顔を見合わせながら嬉しそうに食べていて、とても微笑ましく思いました。
2020年12月9日 水曜日
今朝、砂場で年少児達が集まって何かを作っていました。行ってみると、さくら組の子ども達が考えながら長い水路を掘っていました。さくら組のH君は、2つのパイプをどうしても繋げたくて土を上からかぶせて繋げていました。「どうなるのかなぁ」と教師も手伝って水を入れると、漏れることなく水路に流れていきました。教師達が「すご〜い!」と拍手するとH君は満足そうにしていました。
さらに長い穴を掘り続け、水路を長くしましたが今度は水が全然流れてこないという問題が発生しました。「どうしてかなぁ」と考えていると、またもやH君がひらめきます。「坂道じゃないからかなぁ」と言い、平らな道が斜めになるようにスコップで掘っていきます。ようやくみんなで協力をして水路ができると、そこからスコップを水路の間に渡してトンネルを作ったり、といを斜めにして滑り台のようにしたりと工夫をしていきました。
年少児は入園当初、ひとり遊びが多く、友達の近くにいても平行遊びをしている姿がよく見られていました。しかし、最近の年少児は、砂場にいても大きな山を一緒に作ったり、友達を誘ってしっぽ取りや鬼ごっこをしたりするなどみんなで遊ぶことが楽しいと思えるようになり、協同性が身に付いてきました。2学期残り数日ですが、 クラスの子ども達の仲も深めながら1日1日大切に過ごしていきたいと思います。
また、ちゅうりっぷ組の子ども達はクリスマスツリーの壁面作りをしました。ハサミやのりの使い方も教師と一緒に確認しながら自分達なりにツリーの飾り付けをしました。折り紙の星が上手に切れた子ども達は、「できた〜!見て〜!」と見せ合っていてとても可愛らしいなと思いました。金曜日のお楽しみ会を楽しみに明日も楽しく過ごしたいと思います。
2020年10月22日 木曜日
登園してくると、子ども達が口々に「遠足楽しかったー!」と笑顔で話していました。3歳児が昨日の楽しかったことを友達同士で話しているのです。聞いていて嬉しく思いました。
一方、泥場ではあるお店が開かれていました。それはお団子屋さんです!運動会の時に使った退場門を柱にして「だんごやさん」という看板を作ってお店が出来ていました。異年齢の子ども達がそれぞれお団子を作って大小様々な団子が出来上がっていました。そして、そのお団子をお皿に並べて「いらっしゃいませ〜」と声掛けをしているとお客さんがやって来ました。お金のやりとりが分からない年少児達は「お団子下さい」「どうぞ!」と言葉でやりとりをして楽しんでいました。泥団子作りが苦手なちゅうりっぷ組のS君は、教師に教えてもらいまん丸ではありませんが、可愛いデコボコの泥団子が出来上がっていました。そんな中、次第にお店もパワーアップしてきて、鍋に砂を入れたI君は、お店の机に置いて教師や子どもが作った泥団子を中に入れて砂をかけはじめました。泥団子を並べて渡すだけでなく、お店の中で作るという過程も付け加えながらお店屋さんごっこをしていて、お母さん達とお買い物に行った時によく観察しているのかなと思いました。
年少児も入園当初は泥団子の作り方も分からず、教師や年中児、年長児に作ってもらって持って帰ることが多かったのですが、少しずつ作り方も覚えて自分達でも作れるようになりました。遊びを通して主体性も育ち始め、成長を感じることが増えてきて今後の成長がとても楽しみです。
今日の献立は、胚芽米、鶏つくね、きんぴらごぼう、野菜の甘酢和え、リンゴでした。
2020年9月18日 金曜日
今日は雨が降ったりやんだりの不思議な天気でしたが、子ども達は雨の合間を見て泥遊び楽しんでいました。
また、今日はみんながおじいちゃん、おばあちゃんのために書いたハガキを投函する日でした。書いている時からちゅうりっぷ組のSちゃんは「一緒に映画を観てくれたの」と絵を描きながら嬉しそうに話したり、M君はみんなが笑顔で手を繋いで遊んでいる絵を楽しそうに描いたりと、コロナで会うことが出来ないおじいちゃんやおばあちゃんとのことなど楽しかったことを思い出しながら描いていました。「あそんでくれてありがとう!」「ごはんをつくってくれてありがとう!」等と呟きながら描く姿も見られ、子ども達の思いが伝わってきました。
年長児が椿号の移動図書の本を借りて幼稚園に帰ってくると、園庭のテントの下に”まつやまにしゆうびんきょく“という看板とポストが出来ていました。子ども達はポストに気付くと、本を持ったまま一直線に走っていきました。「なにこれ!」「ポストができてる!」とワクワクしてそれぞれが口走っていました。「なんで幼稚園にポストがあるんだろう?」「古森先生に聞いてみる!」と事務所に行って古森先生に聞くと、「雨が降っているから郵便局が三葉幼稚園にお引越ししてくれたんだよ。みんなのハガキを集めて届けてくれるんだよ。」と話してくれました。それを聞くと、「年少さんも年中さんもたんぽぽさんも知らないかもしれないから教えないといけない!」と小さい子への心配りをしてくれている子もいました。
11時、園庭に赤い郵便車が入ってきて子ども達は大盛り上がり!真っ赤な車を見たちゅうりっぷ組の子ども達は、「ちゅうりっぷ組と一緒の赤色だ!」と帽子と郵便車を見比べて興奮気味に教えてくれました。ポストにハガキを入れる時も、大事そうに両手で持って「お願いします!」と言っている子や、入れた後に両手を合わせている子もいたりと、おじいちゃん、おばあちゃんのところに届くのを楽しみにしている気持ちが見ていて伝わってきました。
みんながポストに入れた後、郵便局の方がポストの鍵を開けて、緑色のバックにハガキをどさどさっと入れるところまで目の前で見ることが出来てとても嬉しそうでした。
特別に幼稚園に郵便局の方が来てくださったおかげで、経験をした事がない事まで目の前で見ることができ、子ども達にとっては夢のような1日だったと思います。おじいちゃん、おばあちゃんのハガキも届くのが楽しみです♪
今日の青コースの給食の献立は、胚芽米、ししゃもの天ぷら、麻婆茄子、ナムル、スイートコーンでした。
2020年7月15日 水曜日
久しぶりの晴天の日で、子ども達も「外で遊べる!」「外行ってもいい?」と笑顔で聞いてくる子が沢山いました。広い園庭には、あちこちに遊べるコーナーが出来ていて、異年齢同士で楽しそうに遊んでいました。釣りのコーナーでは、雨の日に沢山遊んでいたのもあって、年少児でも、片付け方やルールが分かってきている子が増えてきている様子でした。ボールすくいコーナーでは、ひしゃくでボールをすくってはバケツいっぱいになるまで入れて満足そうに返していました。また、新しいコーナーも出来ていて、ボールを火ばさみや長い竹のお箸で挟んで移す遊びが出ていて、そこではとれるまで根気強く挑戦している姿が見られました。らいおん組のR君は、青色のボールが欲しくて、とれるまで追いかけて、友達や教師の応援もあってやっととることが出来ました。別のボールすくいでは、りす組のRちゃんが紐がついているボールは「当たりなんよ」と遊んでいました。
もう1つの新しいコーナーでは、(仮名)“ゴミ拾いゲーム”が出来ていました。園長が桶の中にヤクルトの容器、幼稚園で育てている小さくて食べられないきゅうりやトマト、落ち葉などを入れていきました。そして、それらを火ばさみや竹のお箸を使ってバケツに入れるゲームが始まりました。ちゅうりっぷ組のK君は、教師の真似をして落ちて食べられない緑色のトマトを沢山拾っていたりと一生懸命見よう見まねで準備を手伝っていました。
年少児も野菜だけを上手に火ばさみで掴んで同じ所に集めたり、年中児から「こっちの方が良いよ!」と使いやすい道具を教えてもらったりと挑戦しながらやり方を覚えている子もいました。さくら組のH君は、「きゅうりがとれたよ!」と掴めるたびに嬉しそうに教えてくれました。火ばさみの開いたり閉じたりという動きもコツをつかんでしていました。このゲーム名は後で「クリーンクリーンゲーム」と名付けることにしました。
子どもだけのなつまつり本番でみんながどんな反応をしてくれるのかとても楽しみです。教師も一緒に子ども達と盛り上がれるように準備を進めていきたいと思います。
今日の献立は、胚芽米、鳥の照り焼き、切り干し大根、かぼちゃサラダ、リンゴでした。
2020年6月16日 火曜日
今日も良い天気で子ども達は涼しい所を探しながら色水、浸し染めなどをして遊んでいました。自分のクラスのミニトマトを毎日気にかけて友達と水やりをしている子もいて、自分のクラスのものを自分達で育てるというのはとても大きな意味があることなんだと改めて感じました。少しずつ緑色の実も増えてきて大きくなってきているのが目に見えるので毎日様子を見ながら、ミニトマトの成長を子ども達と喜んでいきたいと思います。
また、今日、先日から出来ている水くみ遊びのために作られたテントの中を覗くと、広くて涼しい海の家になっていました。子ども達は気持ちが良いござの上に寝転んだり、テントから外の様子を見ていたりと楽しく過ごしていました。すみれ組のK君は、ままごとコーナーに行くと、ぬいぐるみの前の机にお皿を1つずつ並べて、果物を入れてお家ごっこをしていました。準備が出来ると、「先生!今ね、ぱんださんとこあらさんのご飯作ったんよ!」と嬉しそうに見せてくれました。「美味しそうだね〜」と言うと、「先生にも作ってあげるね!」とフルーツジュースを作ってくれました。
自分の部屋で遊んでいる時は、同じクラスの子と遊ぶようになってしまいますが、海の家だと、色々なクラスの子が休憩に来たり、遊びに来たりして自然と関わりが出来てきます。この海の家は言わば子ども達のコミュニケーションの場となり新しい遊びも生まれて刺激し合える憩いの場となっているのです。海の家なのである時は水遊びコーナーになり、ある時は釣り堀になったりと、とても便利な遊び場なので大切に子ども達と使っていきたいと思います。
今日は初めて水着を着て水遊びをしました。年少児でも保護者の方が用意して下さった水着が早く着たくて頑張って着替えをしていました。ボタンなども1つずつ時間がかかりながらも自分でしようとする姿も見られるので見守りながら「出来た!」という思いを共感していきたいと思います。
2020年5月15日 金曜日
平常保育が始まって5日目、今日も登園してくると出席スタンプを自分で押すのですが、園長の提案でコロナウイルス対策で密集を防ぐ為に白線を引いて並ぶようにしました。バスから降りてきた子ども達は、「お店みたいだね」と口々に言いながら間隔を空けて順番に並んでいました。これからの社会ではコロナが収まっても手洗い、マスク、人と人との間隔は少なからず残るであろう事を考えると子ども達にも友達とくっつかずに広がって活動することが習慣づくように注意していきたいと思います。
今日も園生活に不安を持たせないよう年少児は室内で落ち着いて過ごしていましたが、園庭からとても楽しそうな声と音楽が聞こえてきました。「何かな?」とテラスに出てみると年中、年長児が玉入れ対決をしていました。お姉ちゃん、お兄ちゃんがいるY君、M君、Sちゃん達は、「きりん組出てきた!」「Kちゃんがおるよ!」と友達同士で言い合って盛り上がっていました。みんなで玉が何個入ったのか数えている時にも、テラスの上で見ているちゅうりっぷ組、さくら組の子ども達は大きな声で一緒に数を数えていました。10までの数なら分かるかなと思って見ていましたが、30まで数えることが出来ている子もいて感心しました。その時、園庭から園長が「年少さんもおいで〜」と呼んでくれて、年少児も園庭に出て玉入れに参加しました。出番を待っている時も密集しないように飛行機のポーズをして両手を横に広げて子ども達自身で間隔が空けられるようにしました。分かっている子ども達は「コロナやけん離れて!」「ひっついたらいかんのよ!」と友達同士で声を掛け合っている姿も見られました。玉入れの様子を見ていると上にあるカゴに向かってジャンプしながら投げている子もいて、制限時間が短く感じるぐらい楽しそうに夢中になってしていました。カゴの高さも変えながら難易度を上げて運動会本番も楽しく参加出来るように工夫をしていきたいです。
実はこの「うんどうかい」は年長児が中心になって進めています。降園前にはくま組さんがお部屋に来てくれて応援合戦の練習を一緒にしてくれました。「ちゅうりっぷ組さん大丈夫かな?応援合戦出来るかな?」と心配して来てくれましたが想像以上に大きな声で応援が出来て、くま組さんから「すごいね!」「上手だね!」と沢山拍手をしてもらいました。子ども達はとても嬉しそうでした。かっこいい気をつけの姿勢や行進の仕方まで教えてもらって、少しかっこいいちゅうりっぷ組さんになれたかなと思います。
また、本番までの残り数日、教師と子ども達で盛り上げていきたいと思います。残念ながら保護者の皆様にはご覧頂けませんが、当日のブログでの速報でご覧ください。
コメント (「おにのおめんを作ったよ」 ちゅうりっぷ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)