幼稚園の日記(ブログ)

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2020年3月18日 水曜日

あたたかい春の日差しが、今日も元気に遊ぶ子ども達を照らし、あちこちで笑顔がキラキラと輝いていました。

昨日、教師たちの話し合いの中で、卒園式が終わり、終園式まで保育する日が2日だということ。この2日間、何も考えなければ何となく終わってしまう。片付けや掃除などしなければならないことだけで終わらせてよいのか。学年の最後になって一年間の積み重ねが実り、芽を出している子どもたちの姿をしっかり見ていくことが大切ではないかというというを話しました。

さて、昨日の出来事になりますが、子どもの「すごいね!」という姿がありました。卒園式の会場に飾ってあった鉢植えの花を戸外に運んでいた時のことです。地面に置くとつまづいてはいけないと園長が「すのこ台の上に置きましょう」と声をかけると、周りの子どもたちが次々に置いていきました。すると、りす組のKちゃんが「ちがう、ちがう」と言い何やら花を動かし始めたのです。

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よく見ると、赤い花と黄色い花が交互になるようにしていました。それが2列になると、縦と横の並び方も考えて、置き換え始めたのです。ただ置けばいいのではなく、こんな風に置いたらいいな…。色が交互になったらもっと素敵だなというようにきっとKちゃんは感覚的にそうしたのだと思うのです。園長がその姿に気付き、「見てごらん」と吉本先生に声をかけ、「先生ー!ちょっと来て~!」と二階テラスにいた私に知らせてくれました。何だろうと思って走って見に行くと、園長がKちゃんの姿に感心され、遊びの中で経験したり感じたりしてきたことが、このように成長の芽として表れてくれることを「これなんだよね」と話し、その場にいた教師たちも同じ思いになりました。大切なことは子どもたちの遊び、その姿をみて、気付くことなのだと思います。

子どもの「すごいね!」という姿に気づき、それを他の先生にも伝えて、子どもの姿の見取り方を学び、喜び合うことができる集団でありたいと強く思いました。そして、「すごいね!」の芽を出す子の側に別の子もいること。その子も影響を受けながら共に育っていることも見逃してはならないのです。

そんなお花を見て、今日は年中児がひとり1鉢で育てているチューリップにも関心を持ち、観察していました。つぼみの中から赤い色が見えている物を発見し、「もうすぐ咲きそう!」と期待を膨らませていました。「これは何?」「このお花は何ていうの?」など園庭の各所にある植物をもって見ていると、イチゴの花が咲いている事にも気づきました。そして、なんと! 以前、りす組のA君がじゃが芋の種芋を切る時に、間違って3つの輪切りにしてしまった「かわいそうなおいも」が芽を出したのです。じゃが芋の生命力の強さに驚かされました。

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さて、今日は昨日卒園児となった年長さんが作っていた大きな2つの山から遊びが始まりました。プレ年少、年少、年中の子どもたちが入り混じり、山に登ってみたり、崩れるのが嫌で「こわさんとってー!」と怒ったり、2つの山を登ったり降りたりを繰り返すことを楽しんだりと様々な異年齢児のかかわりが見られました。

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りす組の女の子たちは、鉄棒ができるようになったことを「先生みよって」と得意技を披露していました。一方では「しっぽとりしたい」と言ったMちゃんの一言から「入れて」「僕もやりたい」としっぽとりグループの人数がどんどん増えていきました。ぱんだ組のNちゃんも「私もやりたい」と入り、しばらくしっぽとりをすると、次はこおり鬼、次はかくれ鬼がしたいと自分から提案していました。鬼の人数が多いとずるいと言う子がいて、どうすればいいか考え、お互いの人数を数え「こっちが多いから移動する。」と自分から調節する姿も見られました。

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最後はりす組、ぱんだ組全員で鬼ごっこをすることにしました。2人の教師が鬼になってスタートして、全員が鬼の白い帽子になって終わりました。

プレ年少、年少、年中の子どもたち全員、明日は新しい帽子がもらえると期待して帰りました。

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明日は年長さんが卒園していよいよ、年中さんは年長組の帽子と名札をもらえる日です。保護者の皆様1年間お世話になりました。来年度もよろしくお願い致します。

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2020年3月11日 水曜日

今日の園内さよなら会に向けて、プレ年少・年少・年中の子どもたちは、年長さんに内緒で、こっそり準備を進めてきました。さあ、いよいよ今日を迎え、昨日招待状をもらって、朝からそわそわしている年長さんは、教師が何か書いていると、「何してるの?」と様子を伺っていました。時間が近づいてくると、年長さんに先に部屋に帰ってもらって、その間に急いで準備にとりかかりました。太鼓橋を入場ゲートにして飾りつけ、ござを敷き、主役の年長さんには、いすに座ってもらうといいよと古森先生のアドバイスで、子どもたちが、せっせといすを運んで並べていきました。さあ、迎える準備はOK!運動会で歌った「わんぱくマーチ」の曲に合わせて、ゲートをくぐって入場です。年長の担任の先生も、子どものように照れくさそうに笑いながら、子どもたちと行進していました。年中の進行係になった子どもたちが、始まりの挨拶をして、「サンサンダンス」を踊りました。かつて、踊りの代表をした年長さんと、今回、年中から代表になった子が、一緒に台に上がって代表の役を立派に果たしました。まるで、「次は頼むよ!」とバトンタッチしているような感じでした。周りで踊る子どもたちも、久しぶりに感じる運動会の雰囲気と懐かしいダンスに、笑顔いっぱいでした。

今日は、「ぞうチーム」「らいおんチーム」「くまチーム」「きりんチーム」に、プレ年少・年少・年中の子どもたちが分かれ、4つのチーム対抗にしたので、「フレーフレー、ぞうチーム!」など、チームの応援合戦をしました。最初の競技は、玉入れです。4つのかごを準備して、4クラス一斉にスタートです。年少、年中と終わり、年長さんの番です。早く玉入れをしたくて、うずうずしていた年長さんは、張り切って、もう玉を持って構えていました。「楽しかった~!」とここでも満足そうな笑顔が見られました。次は、しっぽ取りゲームです。普段、遊びの中で、しっぽ取りをしている子どもたちなので、ルール説明をしなくても、もう楽しめます。取って、取られての攻防、この時は真剣な顔で走っていました。小さなプレ年少さんは、玉入れの玉拾いをゲームにして楽しみ、しっぽ取りは、取られないように一生懸命走って逃げました。その姿は、とてもかわいらしかったです。

そして、最後のプレゼントを渡すときになりました。一人ひとりが、年長さんのためにと、心を込めて作ったプレゼントです。年中さんは王冠、年少さんはペンダント、プレ年少さんは腕輪をプレゼントしました。もう満面の笑みで、照れて笑い、嬉しくてたまらない年長さんでした。そして、卒園式で飾ってくださいと、プレ年少・年少・年中の共同作品を渡しました。各クラス名になっている動物が、ちぎり絵で優しい表情をうかべています。「ありがとう」と受け取った代表の年長さんは、クラスのみんなに見せて、みんなで喜び合っていました。

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そして、今年度最後の家庭弁当、戸外のブルーシートに全園児が座って食べました。年長さんの中には、お母さんからのメッセージが入っている子がいました。古森先生が読んでくださり、みんなで聞いて、あたたかい気持ちになりました。この場にいる子どもたち、先生、そしてお弁当を通してお家の方から、それぞれの思いが伝わる会になりました。年長さんは、王冠をずっとかぶり、ペンダントを首にかけ、腕輪をしてお弁当を食べた後も、そのままでバスに乗る子もいました。

春・夏・秋・冬そしてまた、春が来て、入園してから過ごした園庭を心に刻んで、巣立っていくことでしょう。思い出がいっぱいつまった、さよなら運動会になりました。

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2020年2月21日 金曜日

 今日、年中りす組は、施設訪問で「デイサービス歩風里」に行きました。生活発表会で歌った「どじょっこふなっこ」を歌い始めると、お年寄りの方も合わせて歌って下さいました。「よさこいカンフー」の踊りは、生活発表会の舞台では、曲に合わせて立つタイミングやポーズを1列目、2列目、3列目で変化させていたのですが、今回は背中合わせの2列の隊形なので、どうするか子ども達と考えて2列を端から数えて5人ずつで区切り、3つのグループにして踊りました。移動は柱を回るようにして、同じ曲でもパターンを変えて踊りました。「お寺のおしょうさん」でジャンケンを楽しんだ後、折り紙でお花を折りました。先日、秀野邸の畑でじゃがいもを植えた時、畑の脇に咲き誇る菜の花やつくしを見つけて子ども達が大喜びで摘んで持って帰りました。そんな風景を1枚の絵にしようと、1人が2つ3つと花を折りました。お年寄りの方も一緒に折ってくださって、できたお花を次々に貼っていくと「お花が咲いたね〜」と声が上がり、出来上がると「飾ってください!」とプレゼントしました。「年長さんになったら、また来ます」と最後の挨拶をして帰りました。

 年少の時、年中の時と施設訪問を経験し地域社会に出てお年寄りと関わり親しみを持つようになってきました。これから年長になる子ども達が、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、社会と繋がっていけるようになれるといいなと思います。

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2020年1月27日 月曜日

りす組の子どもたちは、3学期になってから文字に対する興味・関心が出てきました。自分が読めるようになったことが嬉しくて、黒板に書いてある文字を読んでいます。お正月遊びにと出してあった「かるた」は、毎日人気の遊びで、朝の支度が終わると真っ先に「かるた」で遊んでいます。2畳のたたみに子どもたちが頭を寄せ合い、広げてある絵札を見つめていました。読み手になりたい子も多く、自分たちで順番を決めていました。取った枚数を数えて、勝負を楽しみ、1枚も取れなくても、「とれんかった~」と笑っている子もいて、友達と一緒に同じ目的をもって遊ぶだけで、こんなにも楽しいんだなと感じました。かるたに書かれた文字が自分の名前の中にもあると気づいて、名札の文字を指さして友達に教えている子もいました。

りす組には、お当番表があり、名前が書いてあるので、食事の支度や片付けの時など、表を見て自分の名前があるかどうか確認したり、友達の名前を見つけて「○○くんとうばんよ~」と教えたりしています。生活の中で文字に親しみ、文字の役割に気づき、必要性に気づいていけるといいなと思います。

生活発表会では、年長さんがプログラムを読みます。そうした姿をこれから見て、文字を読むこと、書くことに興味をもち、それが人に伝える手段であることを知っていくことでしょう。

AちゃんとYちゃんは、自分たちで絵本を作っていました。絵を描くことが好きな二人は、毎日、自由画帳に絵を描いていたのですが、廃材の中から空き箱を見つけ、おもてに絵を描き、裏にそれを説明する文を書いていました。遊びの中から、様々な表現が生まれていくのだなと思いました。

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2020年1月14日 火曜日

冬休みの間、毎日登園していた預かり保育の子どもたちが楽しく遊べるようにと、園庭の中央付近にジャングルジムを設置し、その周りに道のようにラインを引いていました。すると、三輪車に乗って、道沿いに走る子どもたちや、ジャングルジムに登って辺りを見渡す子がいました。また、日の当たる所には、ままごとコーナーを移動させ、柵で囲うとお家のような雰囲気になり、そこで落ち着いて遊んでいました。

そして、冬休み明けの今日は、とても寒い朝になりました。ところが、今日の環境は暖かかった冬休み中の環境のままスタートしていたのです。朝一番に戸外環境を見た古森先生から、「こんなに風が冷たいのに、ジャングルジムを園庭の真ん中に置いて、子どもたちが遊ぶかしら?」とひとこと。周りにいた教師が集まり、実際にジャングルジムに触れると、びっくりするほど冷たくなっていました。「こんなに寒い日は、しっかり身体を動かして遊べるようにしてあげないと」と古森先生から指導を受けながら、ジャングルジムを端に移動し、サッカーゴールを出しました。ボールを出すと、待ってましたとばかりに子どもたちが一斉に集まり、それぞれにあちこちにボールをけり始めました。すぐに柵を持ってきて、サッカーコーナーを作り、ビブスを用意すると、チーム分けができて試合形式で遊びが始まりました。

いつもは、日が当たって暖かかったままごとの場所も、今日は吹きっさらしで寒く、そこも古森先生の指導のもと、図書館の下に移し、風よけのカーテンを閉めました。風をよけて、落ち着いて野菜を切ることができ、ぞう組のTくんとHくんは2人で素敵なワンプレートを作っていました。

 

三葉幼稚園の園庭環境は、季節や時期、その日の気候によって、くるくると変わります。環境の変化に応じて、子どもの遊びがどんどん変わるのを、私たちは今まで見てきました。しかし、いつも古森先生の後をついて行くことが多く、「気づく」ことができていなかったと思います。もっと気持ちを張って、敏感になっていかなければならないと思いました。そして何より、子どもの様子を見ればわかるという事、保育に携わる者として「見る目」を持たなければならないと思いました。

 

そして、お正月遊びとして出している、こま回し、羽根つき、たこあげについても、板の上で回そうとしていたこまを、「地面で回してみたら」と古森先生からアドバイスがありました。すると、こまの軸が着地した地点から、ず~っと動いていく線ができて、一番回りやすい所で止まって回り続けると、そこに穴が掘られていくのです。この現象が、”ドリルで穴を掘る”という原理とつながるのです。

子どもが、やりやすいようにしてあげるというのは、考える力を奪ってしまうということに気づかされました。こまを地面で回していると、今までしなかった、回っているこまの上に砂をかける子が出てきました。回転するこまの上に砂をかけると、ねずみ花火の火花のように、砂が散るのです。

このように、環境によって子どもたちの遊び方と、そこからの学びも違ってきます。子どもたちが感じる力、考える力、つまり豊かな感性と思考力を遊びによって育てていくことが、私たちの役割だなと強く感じました。そしてそれは、私たちの環境の与え方が左右することも強く感じた一日でした。

 

さて、今日は未就園児保育こあら組さんの一人登園が始まりました。今まで保護者と一緒に来て、幼稚園には慣れていたので、楽しく過ごすようすが見られました。帰るときは、年中児が手をつないで、バスや歩きの場所に連れて行く役割をもらい、来年は幼稚園の最年長児になるという事で、やさしく靴を履かせてあげて、手をつないで誘導する姿が見られました。お迎えのお母さんが来ると、ほっとして涙が出る子もいましたが、「バイバイ、また遊ぼうね」みんなで見送ると、にっこり笑って帰っていました。

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2019年12月5日 木曜日

今日、年中組は秀野邸にある農園に出かけて、玉ねぎの苗を植えました。子どもたちが集まると、古森先生が「ゴリラさんがね~」と話始めました。何でゴリラ?!と思いながら聞いていると、「皮むいて皮むいて、なくなっちゃったのは何でしょう?」とクイズを出してくれました。子どもたちは、元気よく「たまねぎ~!」と答えました。これから植えるのは玉ねぎとわかると、苗を見せて玉ねぎの赤ちゃんで、大きくなると”ねぎぼうず”という子どももできるんだよと話してくれました。そして、みんなが知っている玉ねぎは、白い根の所が大きくなってこんなふうになるんだよと本物の玉ねぎも見せて説明してもらいました。玉ねぎは、ねぎの仲間だけど、ねぎと玉ねぎは違うということも子どもたちは知ることができました。玉ねぎの苗と普通のねぎを両方見せて、「どこが違うでしょう?」とまたまたクイズです。「根っこの長さが違う」と答えた子がいてびっくりしました。もう一つあるけど、何かなと考えていると、りす組のOくんが「いろちがい」と答えました。お味噌汁に入れるねぎは、これで出来上がりだけど、玉ねぎの赤ちゃんはこれから大きくなるから、「(年中)りす組さんの帽子の色(きみどり)みたい。ねぎは(年長)きりん組さんの色(みどり)だね。」と子どもたちの身近なものに例えて話して下さいました。

次に植え方です。畑の畝には、子どものこぶし二つ分くらいの間隔で、植える位置を示してあります。もし、間を開けないで植えるとどうなるでしょう?古森先生の右に左にと次々に先生がくっついていきました。「わあ~、ギュウギュウだよ~大きくなりたいのになれないよ~」と玉ねぎが困っている姿を実演しました。先生が順に離れ、間が開くと「あ~よかった大きくなれる」とほっとした表情で言うと、子どもたちもにっこり笑顔になりました。苗を土の上に寝かせると、「みんなが寝るときみたいにね。」「寝ただけじゃ、どうかな?」子どもたちは「ふとんかける」と言い、「そう、これがお布団だよ」と土をやさしくかけて「おやすみなさい」と声をかけながら、苗の植え方を教えてもらいました。そして、玉ねぎの苗は自分で起きてくるのです。古森先生が、「朝、自分で起きる人~」と子どもたちに聞くと、あまり手が挙がりません。「玉ねぎの方がえらいね~。本当に自然の力は不思議です。

古森先生のお話は、子どもたちによく伝わります。大人に説明するように、手順だけを伝えるのは簡単です。まだ、4~5歳の子どもたちが、今から自分が何をしようとしているのかを知り、その扱うものについて知ること、やがて自分達の口に入る食物が、そのように育つのかを知ることは、とても大切なことだと思います。子どもたちに身近なことから、親しみのあることから話すことで、子どもたちもどんどん話に引き込まれていきます。心に残る体験は、この大切なお話があってこそだなと思いました。

そうして、一人五本の苗を近くに咲いていた菜の花を区切りの目印にしながら植えていきました。もう一つ、楽しい体験をしました。秀野邸の周りには、茶色いじゅうたんのように、ものすごい量のどんぐりが落ちていました。みんな一斉に拾い始め、ポケットはすぐにいっぱいになりました。あんまりたくさん落ちているので、どんぐりでころっと滑って転んでしまう子もいました。まさに”どんぐりころころ”です。「あった、あった」といくつ拾ってもなくなりません。古森先生が大きなシランの葉を曲げて、小枝で止めておたまのようなものを作ると、近くにいた子は、そこにどんぐりを入れて遊び始めました。自然に親しみ、思う存分遊ぶこの経験こそが、これからの子どもたちの見えない力となっていくことでしょう。私たち教師がそれを見失うことなく、大切に思い、気付き、子どもと共に楽しんでいくことが一番大切だなと感じました。IMG_1642 IMG_1645 IMG_1646 IMG_1649 IMG_1654 IMG_1655 IMG_2973 IMG_2976 IMG_2977 IMG_2980 IMG_298991997B46-AD4D-4A58-99B9-7923D2EC0F4353FD4D3E-D3D3-4C9B-8065-DA702EED98AD

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2019年11月5日 火曜日

今日のお買い物をするにあたって、前々から年長さんと年中さんでグループを作り、遠足の時に一緒に手をつないで歩いたり、お弁当の日にそのグループで食べたりして、お互いの顔と名前を覚えて交流してきました。リーダーのお兄さん、お姉さんの話を聞くこと、グループで行動することを話してバスに乗りました。お店に着くと、入店前に古森先生から値段を見るときは、大きい方の数字ではなくて、カッコ( )の中の数字を見ることを教えてもらいました。おかしは、幼稚園で待っている年少さん、プレ年少さんも食べられるように、みんなで分けられるものを選ぶこと、パンコーナーにも分けられるものがあることも教えてもらいました。そして、年長のリーダーの子どもたちは、古森先生から100円玉を受け取り、お家から持ってきた財布に大事そうに入れました。年長の副リーダーさんは、カゴを持ち店に入りました。

野菜・魚・肉・惣菜など店内を一周してから、おかしコーナーに行きました。年中のOくんが「これがいい」と取ろうとすると、「高いけん買えん」と言われていました。税込99円のおかしを一つ買ったグループ、二つを足して100円以内になるようにして買ったグループ、パンコーナーでパン、シュークリーム、お団子など分けられると思ったものを買ったグループなど様々でした。

レジで支払いをする時、袋持参だと2円引きになるので、99円のおかしを買ったグループは、100円を払って3円のおつりをもらいました。税込で102円のおかしを選んだグループは、袋持参でぴったり100円で買い物ができました。

園に帰ってからは、100円をもらって何を買ったのか、年長さんが報告書を書きました。鉛筆でグループ全員の名前を書き、買ったものの名前、値段、おつりはいくらなど書きました。財布からレシートを出して確かめていると、その中に”袋値引-2”と印字してあり、「これが2円引きましたということだよ」と伝えました。四苦八苦しながら報告書を書き、年中さんもあいている所におかしの絵などを描きました。

年長のリーダーさんは、その報告書を古森先生の前で読み上げました。園内放送で「みんなでお買い物したおやつを食べましょう」と知らせてから、全員が外に出て、シートの上で食べました。

今日の活動には、”幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”がいくつも含まれています。「自立心」では、自分で考えて行動する。「協同性」では、買うものを選ぶという目的を共有して、協力して買い物をする。「道徳性・規範意識の芽生え」では、公共の場でのルールを知り、他のお客様に迷惑をかけないようにする。「社会生活とのかかわり」では、地域社会に出て、お店の人とのやりとりをする。「思考力の芽生え」では、何を買うか、意見が食い違ったときに、友達の考えにも気付き、悩んで考えて一つに決める。「数量・図形・文字等への関心・感覚」では、値札の数字、商品名を書いたPOP,帰ってから報告書を書く。「言葉による伝え合い」では、何を買うか、自分の思いを伝えたり、レジでお礼を言う、報告する。

一つの活動を通して、子どもたちが何を経験し、何を身につけることができるか、何が育っていくか、私たち教師はしっかり考えて保育していかなければならないと改めて考えることができました。

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