2021年2月10日 水曜日
今日ちょっぴり肌寒い朝でしたが、いつものように子ども達は元気いっぱい登園してきました。そして持ち物の始末をすると、年中児達が一目散に砂場へ走っていきました。実は昨日から砂場には大きな山が出来ていたのです。それを朝一番に見たうさぎ組とひつじ組の子ども達が「あれ?なんだか鬼ヶ島に見えない?」と言って鬼ヶ島にしました。そこにやってきたひつじ組のK君が「鬼ヶ島の周りに水流したい!」と言うと、「それいいね!みんなで水を運ぼう!」と言ってせっせと運び始めました。初めはジョーロで何度も何度も運んでいましたが、、なかなか水が溜まりません。「他にたくさん水が入るものは、、」と考え、お鍋を持ってきたり、バケツを持ってきたりと水がたくさん入りそうな入れ物を自分達で探して持ってきました。
そしてやーっと!水が流れ始めました。すると遅コースでやってきたぱんだ組のKちゃんとAちゃんが「桃流したーい」と言ってどこかへ行ってしまいました。しばらくすると、砂場に帰ってきて「ほら!もも作ってきた!」と言って見せてくれました。Aちゃんが「あのね、初めももを箱で作ろうと思ったんだけど、濡れたら破れちゃうと思ってツルツルの廃材で作ってきたよ!」と教えてくれました!「よし流してみよう!」「流れるかな、、」と水に浮かべてみると、どんぶらこ♫どんぶらこ♫と流れて大喜びの子ども達でした!
その横でりす組のA君とT君が何か長い山を作っていました。それ何?と聞くと、「これは僕たち動物達が鬼から隠れるための山だよ!」と教えてくれました。
あ!なるほど!、今子ども達はこの砂場で桃太郎のお話を演じているのか!と分かり見ていてとても楽しい気持ちになりました!よーく見ると、それぞれの役の子ども達が、それぞれの場所を作っていておもしろいな〜、さすがだな〜と思いました。もちろん鬼山にも強そうな鬼たちが”俺たちゃ強いぞ赤鬼様だ♫それ♫俺たちゃこわいぞ青鬼さまだ♫と歌を歌いながら鬼ヶ島を作り、誰かを落としてやろうと山の麓に落とし穴を掘っていました。そこにやってきた園長先生が「それはなーに?」と言うと、S君は「落とし穴〜」と言いました。「なるほど!鬼を落とすんだ!」と言うと、S君は、「鬼が自分を落とすわけないやろう!」と言いました。「あーごめん!君たちは鬼だったのか!じゃあ桃太郎を落とすの?」と聞くと「そうだよ!!」と楽しい会話をしていました。子ども達の頭に発表会にする桃太郎のお話の内容がしっかり入っているんだなぁと感じることができました。「先生今日は楽しかったね!また明日もしようね!」と約束をして今日は終わりました♫
たくさん遊んで身体も動かしたあとはみんながお待ちかねのお弁当です!「今日は卵焼き入ってる!お弁当美味しい!」と大喜びの子ども達でした!今年度もお弁当日はもうあと数えるほどしかありません。いつもお弁当ありがとうございます。残りのお弁当日もよろしくお願いします!
2021年1月29日 金曜日
今朝は昨日までの暖かさはなくなり風も冷たく雪もフワフワと降ってきていました。
バスから帰り部屋に戻ると、りす組のN君がみかんの種類が載っているページを見ながら何やら探していました。担任から話を聞くと、今日は保育園の山岡先生から甘平という品種のみかんをいただいたので本に載っていないのか探していたのでした。
りす組さん数人で、たんぽぽ青組のテラスに、甘平を大、中、小と大きさごとに並べていました。そこでは、数人の年長さんが分かりやすいようにと分けて並べていて、ぞう組のY君はどのクラスが取りに来ていないのか一目で分かるように、クラス表示を作ってくれていました。そして、実物の甘平と写真の甘平を見比べていました。
年中さんは大が2個、中が2個、小が1個の計5個づつ頂くと、部屋に戻る前にひよこ組の山岡先生に「甘平ありがとう」とお礼を伝えて、途中部屋で製作活動をしていたぱんだ組にも立ち寄り「甘平りす組はもらったよ」と嬉しそうに報告して見せました。するとぱんだ組の教師が「ぱんだ組さんはどうする?」とみんなに声をかけると「取りに行ってくる」と数人の子ども達がすぐに立ち上がって取りに行っていました。
並んでいる中からおいしそうな甘平を選んでいるときに、「この前屋外遊ぎ場に行って皆で採ったみかんは何だったかな?」と聞くと子ども達はすぐに反応して「いよかん」と大きな声で答えました。次に「給食で食べたみかんは?」と聞くと、「温州みかん」とこれもすぐに答えました。最後に「ポンタ農園さんからいただいて、魔法をかけて皮を取りやすくしたのは?」「ネーブル」と返ってきました。「今日甘平を食べたら4種類も食べれているね」と言うと、子ども達は笑顔いっぱいで嬉しそうでした。降園前に皮を剥いて子ども達にひと房ずつ渡すと匂いを嗅いで「甘い匂いがする~」「美味しそう~」と待ちきれない様子でした。そして、みんなで「いただきま~す」と言って口に入れた途端「甘~い」「一番好きかもしれな~い」と近くの友達と伝えあっていました。
今日は、昼食前に避難訓練をしました。前回までは、園長の放送を聞いて避難する際の約束事や対処の仕方を教えてもらってからしていたのですが、今回はクラスやホールなどでの活動中に警報が鳴り、とっさに自分達で行動し教師の指示を待って次の行動に移ることが出来ました。突然の放送でしたが、子ども達は落ち着いて話を聞き園庭に素早く集まる事が出来ていました。今後も様々な訓練を通して、どんな時も落ち着いて避難できるよう備えていきたいと思います。
2021年1月15日 金曜日
今日は子ども達と教師達の楽しみにしていた鏡開きの日です。バスから降りてきたこども達も「今日は鏡餅を食べる日〜!」とワクワクしながら登園してきました。おしるこにして食べるのを覚えていたYちゃんは、お餅つきの時に古森先生が作ってくれたあんこがとっても美味しくてほっぺが落ちそうになったのを思い出し、「今日もほっぺが落ちたらどうしよう」と楽しみにテントの所を行ったり来たりしていました。今日のおしるこも古森先生が味見をして、美味しくなるようにと作ってくれました。遅コースの子どもたちも登園し、いよいよ鏡開きのはじまりです♫
はじめに古森先生にどうして鏡開きをするのかを教えてもらいました。鏡餅にはいろいろな神様がいます。”お野菜がたくさんとれますように”、”お魚がたくさんとれますように”、”泣き虫さんもニコニコになれますように”、”優しくて強い子になれますように”といろいろな願いの神様が住んでいるのです。その神様が住んでいたお家を「いただきます」と食べるといいことばっかりになるんだよ!と教えてもらいました。
今日は1月15日。今日でお正月もおしまいの日です。正月が終わったらお空に帰らないといけない!と神様もきっと大慌てです。そしてもう1つ、お正月の間に幼稚園に悪い物が入ってこないようにと玄関に飾っていたしめ縄飾りを燃やして、神様がけむりになって悪い物を連れて上がっていけるようにもしました。ところが、、、。ここで教師のミスに古森先生が気付いてくれました。しめ縄飾りに”だいだい”がついたままだったのです。だいだいは、おじいちゃんもそのまたおじいちゃんも、お父さんもお母さんもいてみんなが産まれたんだよ。代々幸せに暮らせますように!という意味があるんだよ!と教えてもらい、子どもたちも、もちろん教師達もとても勉強になりました。
さあ、鏡餅をわります。「力持ちの先生ー!」と古森先生が呼び掛けると、まずJ先生とN先生が手を挙げてやってきました。さすが力持ち!!お餅が2つにパカッと割れました!
でも2つではみんなが食べる分はありません。またまた先生たちがやってきて4つに!!
そして4つが8つに!8つが16こに!とどんどん大きな鏡餅がみんなで分けっこできるようにと割れていきました!
神様の住んでいたおもちをみんなで分けっこして、甘くて美味しいおしるこの中に入れて食べました。
おしるこを食べていたS君は、「美味しい!美味しすぎて僕おしるこになりたい!」とお椀がツルツルになるまで飲み干していました。あんこの好きなうさぎ組の子ども達は、T先生がおしるこを食べながら「美味しくてほっぺたおっこちそうだね!」というと、「先生!美味しすぎてもうほっぺた落ちてるよ!!」と嬉しそうに話しながら頂いていました。鏡餅にいた神様!三葉っこたちはおしるこにしておもち(お家)を頂きました。きっとみんなは優しくて強い子になりますよー!ごちそうさまでした。
今日の給食は、農林水産省実施、ゆめモグ南海放送の愛顔の子ども食堂企画によるナカフードさんの鯛給食の日でした。そしてもう一つ、三葉幼稚園のみんなに食べてほしいなと、愛媛県の方がメロンも持ってきてくれました。この今、コロナウイルスというものにたくさん悩まされている世の中ですが、美味しいときにみんなに食べてもらおう!と動いてくださった漁業、農家さんに感謝して美味しく頂きました。作ってくれた人も食べてもらえて嬉しいし、美味しい物を食べれたみんなも嬉しいね!と今日は美味しい物をたくさん食べれた1日でした♫
2020年12月16日 水曜日
今日も冷え込んだ朝となりすれ違う人の息が白くなっていました。
朝赤コースの子ども達と幼稚園に着くと、年長さんが「何かしよるよ。煙出てるし。」言うので園庭を覗き込むと、プールの前のテントの中には数人の教師と園長が何か準備をしていました。バスを降りた子ども達は、急いでテントに集まっていきました。するとテントの奥には、薪が出ていてかまどには釜に蒸し器がかけてありました。今日は気温が2、3度ととても寒かったので、園長は焚き火をしたかったのですが、焚き火を教えると家でも寒い時は焚き火で火遊びをしてはいけないので蒸し芋をすることにしたのでした。すると、釜の周りには保育園や幼稚園の子ども達がすぐに集まり、手を伸ばし「ポカポカするね。」「暖かくなってきたね。」と暖かさを楽しんでいました。
蒸し上がってきたサツマイモを確認するために釜の蓋を取ると、サーっと湯気が上がりサツマイモの甘い匂いが立ち上がりました。出来上がるのを今か今かと待ちわびていた子ども達は「今美味しい匂いがしたよ。」「サツマイモ出来たんじゃない?」と目を輝かせていました。そして、お芋が蒸し上がると学年ごとにシートや長椅子に座り、アツアツのサツマイモを教師が配っていくと隣の友達と大きさを比べあったり、貰ったサツマイモの香りを楽しんだりしていました。蒸したサツマイモは掘りたての時より甘くなっていて、食べた子ども達は「柔らかくて美味しい。」「あま~い」と満面の笑顔でした。
食べ終わったうさぎ組さんが準備をしてくれた園長や教師にお礼を言いに来ると、園長がまだ蒸している蓋を取り勢い良く吹き上がる湯気を子ども達の方になびかせて、「魔法だよ~う。」と子ども達を喜ばせてくれました。すると、Yちゃんが本物のサツマイモを食べるように、大きく口を開けてパクッと食べる真似をしました。その姿は、とても可愛らしく周りの教師も皆も笑っていました。
園庭の片付けを少しすませてりす組の部屋に帰ると、カルタを作るために用意した紙に子ども達が絵を描いていました。描いているHちゃんの手元を覗き込むと、恥ずかしそうに隠していましたが完成すると、「桜の木と花弁を描いたんよ。」と見せてくれました。皆がそれぞれ絵本やてんとう虫など好きなものを描いて、りす組オリジナルのカルタが完成していきました。
今日は手作り弁当の日でしたが、昨日もち米と一緒に届けてもらっためあか芋と大根を調理師さんに調理してもらって頂きました。子どもの中には、以前に里芋を貰った時に親芋から子どもの芋が沢山出来ていたことを覚えていて「このお母さん芋にもいっぱい子どもの芋あったかな?」と話し合っていました。
昼食後年長さん達は、明後日のもちつきに備えて自分達で田植えをして収穫したもち米を洗いました。お泊まり保育でお米を洗うことを経験している子ども達は、慣れた様子でお米を洗い研ぎ汁を流す際には米粒が落ちないように慎重にしていました。このもち米を使ってもちつきをするのを楽しみにしている子ども達です。明日又は明後日空のお弁当箱に名前を書いて持たせてください。お箸も必要です。
2020年11月17日 火曜日
今日は、朝から暖かく子ども達が登園する時間になると日差しが強く園庭で遊んでいる子どもの中には汗をかいている子がいました。
年中児は、チューリップの球根植えをしました。教室でチューリップの球根について話をすると、子ども達はサツマイモはつるを植えてお芋ができていた、ジャガイモや里芋は親芋を埋めてそのお芋から子どもの里芋が生える事、又夏休み前に生石農園にコスモスの種をまいたことなどを話植物には色々な方法で増えたり花が咲いたり、実がなったりする事を理解していました。
自分一人の鉢を貰い嬉しい子ども達は、笑顔いっぱいで駐車場に行きました。教室でチューリップの植え方を聞いていた子ども達は、スコップで土をすくって鉢いっぱいに入れていきました。あふれんばかりの土が入った鉢を持ち上げると、「重た~い」「手が痛ーい」と言いながらも嬉しそうに運んでいました。
次に球根をもらうと、自分の手が隠れるくらい穴を深く掘るんだよと聞いていた子ども達は、両手で穴を掘ると手をグーの形にして手が隠れるのかどうかを確かめていました。球根を入れて、土を被せる際教師から「優しく土をかけてフワフワの布団にしてあげてね」の声掛けに、指で少しずつ土を被せている子や調味料を振りかけるように上からパラパラと土をかけている子がいました。
園庭に持ち帰ったチューリップに、ジョウロや砂場のフライパンなどに水を入れてかけながら「大きくなってね」「綺麗な花が咲きますように」と話しかけていました。みんなが年長さんになる頃、花が咲くことを聞いてチューリップが育ち花が咲くことを楽しみにしている子ども達でした。
2020年10月27日 火曜日
朝は肌寒かったのですが、日中は暖かく少し体を動かすと汗ばむ程の1日でした。
今日は、6月にレインボーファームの田んぼに年長さん達が植えたさつまいもを、赤コースの年長児と年中児で掘りに行きました。
レインボーファームに着くと、沢山の方々が温かく迎えて下さいました。今年は、芋ずるが育つ時期に雨が少なく根っこが長くなっていることを園長から教えていただいたあと根っこを見せてもらうと、子ども達の中からは「お髭みたい」「そうめんみたい」と色々な意見が出ていました。
お話のあと、畝ごとにクラスでわかれて年長児は1人2株、年中児は1人1株掘っていきました。子ども達が掘る所は分かりやすいようにと残してあった茎の周りを掘り、さつまいもが少し見えると「お芋見つけた!!」と声が上がりそれを聞いた他の子も覗き込むように見ていました。掘る場所によっては土の中深くまでかくれんぼをしているさつまいももいて、なかなか出てきません。りす組のK君は「絶対に土の中にまだある」と言って、自分の膝位まで掘っていくとさつまいもがありました。役員さんに少し手伝ってもらいながら、何とか大きなさつまいもを掘りだすことが出来ていました。
さつまいもを掘ったあと、年長さんがこの前稲刈りをした場所を見に行きました。年長さんが刈って稲木に干してある稲を見た年中児は、年長さんになったら田植えをしに来ることを教えてもらい年長さんになる事を楽しみにしていました。その後、みんなで田んぼの土を触って見ることになりました。触ってみた子ども達は「なんか粘土みたいやね」「土がちょっと硬い」と砂場や泥場の土との違いにすぐに気が付いていました。土がすぐには壊れないので、普段作ることの出来ない小さい団子を沢山作っていたり、乾燥し割れている土のところに手を入れて土を掘り出したりと田んぼの土を存分に楽しんでいました。
その間にレインボーファームの方々が、新芋を大学芋風に調理してくださった出来たてのお芋をいただきました。ほのかに甘く子ども達は「美味しい~」「あま~い」と大喜びで舌鼓を打って食べていました。帰る前に、さつまいもを大切に育てていただいたレインボーファームの方々にお礼を言って帰りました。帰りのバスや園に帰ったあとも大きなお芋が掘れたことを笑顔いっぱいで話していました。
2020年9月16日 水曜日
今日は一日曇り空でとても涼しくすごすことができました。そんな中で運動会の練習を遊びを取り入れながらしてみました。
青コースの年少さんは、ダンスを踊っていました。それを見ていたりす組の女の子達も,楽しそうに踊っている年少さんを見て一緒に踊りだし終わった後も「イェーイってするところ可愛いね。」「また練習していたら一緒に踊りに行こうね。」と他の学年の踊りにも興味を持っていました。
その後年中4クラスが集まって年中組の踊りの並び方や隊形移動をしてみました。そして,その後初めて園庭で踊った子ども達は、部屋の中で踊るのとは違い体を大きく使ってのびのびと踊る姿が見られました。次に「クラスのお友達と大きな円を作ってみようか。」と言うと近くの友達とすぐに手を繋いで「○○くんこっちに来て。」と教師が援助しなくても自分達で考えて集まってあっという間に大きな円が2つ出来上がりました。三葉の子ども達は、教師の指示も誰かがとっさに判断して動き、それが全員に広がりたちまち形に出来るので驚きです。
「次はかけっこしようか。」の教師の声に「いえー」「やったー」と大喜び。いつも年長さんに混じってリレーをしているりす組のTくんやAくんは「一番に絶対なってやる。」と意気込んでいました。走っている子ども達はどの子も笑顔いっぱいでした。
運動会の練習が始まりましたが、残暑の中子ども達の体調管理を十分にしながら進めていきたいと思います。
今日の給食は胚芽米、とり肉と野菜のケチャップ炒め、野菜と豆のスープ、ジャガイモとツナのサラダ、りんごでした。
コメント (「ももたろう」 りす組西森華 はコメントを受け付けていません)