2025年12月5日 金曜日
ここ何日か寒い日が続いていましたが、今日は雲の間から日差しが出てくると暖かく戸外では子ども達が元気に遊ぶ姿が見られました。
寒くなってくると子ども達の遊びも身体を動かす遊びに変わってきて今日もサッカーや縄跳びが人気で子ども達が入れ替わり立ち替わり遊びに加わり賑わっていました。そんな中、砂場を覗いてみるとたんぽぽAちゃんが「ケーキはどうですか?」とカップに砂を入れて友達Mちゃんとお店屋さんごっこをしていました。Aちゃんは年長さんのお店屋さんがとても楽しかったようで閉店した昨日も大事そうにお金の入ったバックを首にかけて登園していました。そんな2人のやり取りを見ていた他の子達も「100円でーす!!」と店員さんのように言うとイチョウの葉を渡してお店屋さんごっこを始めました。年長さんのお店屋さんで買い物をした事で小さな子ども達も影響を受け、ごっこ遊びはあちこちで続いています。
今日は保育園のお楽しみ会があり、ひよこ組の子ども達が可愛い帽子を被っているのを見たので、黄組の子ども達にも来週は幼稚園のお楽しみ会があることを伝えると「えっ!?」と口を手で押さえびっくりした様子で、でも顔はニコニコ!この顔がとても可愛いのです。「じゃあ、サンタさんが来てくれるようにお部屋を可愛くしようね。」と壁面飾りをする事にしました。リースの形やツリー等色々な形に切り抜いた形をのり付けし、貼っていきました。のり付け方も上手になり、全体のバランスを見ながら貼っている子もいて、可愛らしくリースがたくさん出来ました。
たんぽぽ赤、青組ではサンタさんの話をすると、プレゼントを持ってきてもらうために「お家を作ろう!」とKちゃんが提案してくれた事で今日はサンタの家作りをしたそうです。他のクラスにもブロックを貸してもらいサンタさんが見えるようにと窓の近くに大きなブロックの家を作り、最後に三角のブロック(煙突)を置きました。他にもO君が「サンタさんに手紙を書きたい」と提案してくれて大きな紙に教師が字を書きその周りに子ども達が絵を描いて可愛く仕上げていました。
他のクラスの子ども達も来週のお楽しみ会に向けて、どんどんクリスマスの飾り付けをして気分を盛り上げていきたいです。
サンタさんも楽しみにしていてね!!
2025年12月4日 木曜日
朝、バスから帰ってくると、園庭のサッカーコートには木切れや木材、コンクリートのブロック等、いろいろな物が運ばれてきていました。それと同時に子ども館の前には、机が並び、その上には塩水が入った容器が準備されていました。またパンキャリーも置かれ、さらには砂場の水道の所では、大きな泥舟に水が溜められ、さつまいもを藁のたわしで洗っていました。
昨日から急に寒くなりましたが、昨日は吹く風も強く、イチョウの葉達が舞い散るだけでなく、ぎんなんも風に吹かれて、パラパラと落ちてくるほどでした。こんな日には焚き火をすると風で火が飛び、火事になっては大変ということで、風の様子を見ていましたが、今日は寒いけど、風はそんなに吹いていなくて、焼き芋びよりだということになりました。こんな日を逃すのなんてもったいないと、待ちに待った焼き芋。朝から準備し、登園バスが全部到着した頃から、木に火が入りました。さすが園長先生、すぐに火がつき、園長先生の左手横から赤い炎が上がるのが見えました。それと同時に見ていた子ども達から「わぁ〜!」と声があがりました。すぐに子ども達も準備に加わり、さつまいもを洗い、洗ったさつまいもを塩水につけ、濡れた新聞紙に巻いて、その上アルミホイルに巻いていきました。できるとそれを火につけた木々の下や間に入れていきました。それが終わると年長さん数人が、落ち葉を両手いっぱいに持って、火の回りに優しくかけていきました。(そうすることで蒸し焼き状態を作り、さつまいもの中まで火が通るようにするのです。)
火の側で見ていた子ども達は「あったかいね」、寒くて泣いていた子どもも「大丈夫になった」と言って、焼き芋が出来上がるのをじっと見ていました。木や葉っぱを入れると白い煙が出て、「目が痛い」と言いながらも焼き芋ができる方が楽しみで白い煙が来ると下を向いたり、後ろに向いたりしてよけながら待っていました。
数分後、焚火の中から出たさつま芋を触ると柔らかく、アルミホイルをとり、新聞紙をはがすと中からあっつあっつの焼き芋が出てきました。出来上がったお芋を分けて、小さいクラスから食べ始めました。しばらくして年少さんを呼びに行くとうさぎ小屋の前あたりに松の葉などを集めて、焚火ごっこをしていました。先生たちがしていることをじっと見ていて、実際にしていく姿、三葉っ子らしいなぁと思いました。1クラス、5~6本位の焼き芋を分け合って食べました。「あったかい」「おいしい」と皮まで食べて口の周りを黒くしている子どももいました。1回焼きあがると、次々とお芋を入れていき、火が小さくなると再び木や落ち葉を入れて、焼いていきました。それを3階の窓から見ていたひよこくみさんもそしてここには来られなかったけど、事務所・調理室・バスの運転手さん・ぴよぴよさん・病児・学童、みんなとも分けっこをして食べました。どの子も心から温かくなった1日でした。たくさんのことを教えてくださった園長先生、火を起こして焚火をしてくださった園長先生と先生たち、焼き芋を作ってくださった先生たち、さつま芋のお世話をしてくださった方々、新聞紙やアルミホイルを持って来てくれた子ども達、さつま芋を洗ったり、巻いたり、落ち葉を入れたり等などのお手伝いをしてくれた子ども達・・・・・たくさんの人の手でおいしい焼き芋をいただく事が出来ました。ありがとうございました。皆さんのおかげで幸せをたくさん頂き、体も心も温かくなりました。
2025年12月3日 水曜日
今日は、年長児のお店やさんの閉店セールの日でした。朝から「今日は忙しい日になるぞ〜」と登園するとすぐ持ち場につき、仕事を始める子ども達。(ここ1.2週間毎朝でした。)今日は、園外保育も無いので全園児が交代で買いに来るということで商品が足りなくならないようにいつもより大忙しの1日になりました。お店の商品の在庫を確認し、少ない商品は声を掛け合って作っていきます。
子ども達の商品作りは、本格的でおしゃれショップのMちゃんは、作ったズボンを友達に履いてもらい、ズボンのゴムを合わせていました。
レストランでは、お好み焼きにソース(茶色のクレヨン)マヨネーズ(白のクレヨン)青のり(緑のクレヨン)でアンパンマンやバイキンマンなど小さい子に喜んでもらえるよう絵を描いていました。営業最終日オープンは10時45分から。気持ちをワクワクさせながらギリギリまで準備をしていました。
オープンすると「いらっしゃいませ〜」と大きな声でお客さんを呼び込みます。今まで何回か来店してくれていたお客さんは、「これ買う!」と目的を決めてお買い物をする子がいれば、「沢山あって悩む〜!」とお財布に手を入れてお店を見て回る子もいました。
レストランでは、ストーブで焼いたほかほかあま〜い焼き芋が大人気で次々売れています。(ちなみに、これは事務員さんに教わった焼き芋の方法です。)その隣、寂しく並べられているおにぎりはなかなか売れず、悩んでいるときりん組のRくんが「おにぎり買ってほしいけんおすすめって書くね!」と張り紙をしました。ぞう組のAちゃんは「焼き芋買ったらおにぎりが付いてくるよ〜」とお客さんの注目がおにぎりにも行くように呼び込んでいました。ということでおにぎりも無事完売しました!
うどん、焼きそば、お好み焼きの実演販売も本格的!お客さんの中には食べ歩きしながらお店を回っている子もいてその姿も可愛かったです♪
おしゃれショップでは、前回靴のオーダーをしたA先生がその靴を履いてご来店です。今日は、オーダーの靴に合わせて洋服をコーディネートしてあげるOちゃん。子どもサイズで入らないと前をハサミを切り、羽織えるようにしました。お客さんのご要望に自分達の力でお答えする子ども達。
りす組のRちゃんは、お買い物バッグを忘れていたのでおしゃれショップでカバンを購入!したつもりが、そのカバンには2つの穴が、、それはサロペット付きのスボンでした。そこでRちゃんは、カバンが欲しいとぞう組のHちゃんに相談するとHちゃんはズボンの穴を塞いでカバンに変えてくれました。Rちゃんは大満足!お買い物を楽しむことが出来ました。
銀行は昨日、ATMができ、朝から防犯のためにカメラを付けたり、カメラの映像を見るパソコンを作ったり、お客さんが中に入ってこないように壁を作ったり、どこからその発想が湧いてくるのか、、感心です。
今日は、売りつくしセールということで、お金が足りないお客さんも多く、銀行も大忙しでした。(気前がいいので1000円札〜10000円札とお金を沢山渡してしまう銀行員さん、気が付くと途中からお金が足りなくなっていて大慌てでお金を作っていました。)
たのしいやさんでは、「小さい子(音が鳴るから)マラカス好きだよね!」「おもしろメガネ、自分も欲しい!」と楽しい!面白い!から考えたおもちゃやゲームがありました。金魚すくいを担当していたらいおん組のIくんは、小さいお客さんがやってくると何も言わず、後ろからすくう手を支えてあげていてそのIくんの自然な優しさに心温かくなりました。他の場面でも優しく分かりやすくルール説明をしたり、小さい子にグイグイ言いすぎると怖がられてしまうかもと少し控えめにしたり、子ども達なりに接客していました。
あっという間に時間が過ぎ、まもなく閉店の時間になり、残っている商品を移動販売し始めるすいーつやさん。友達が売っているのを見てくま組のSくんは、「もっと大きな声出さんと聞こえんよ」とアドバイス。Sくんのアドバイスにより、お客さんは次々寄ってきました。
無事、営業終了!お仕事を終え、お弁当を食べていると「ピンポンパンポーン」放送です。「レストランのみなさん、社長(古森先生)におにぎりのウーバーイーツをお願いします。」という放送がありました。急いでおにぎりの準備、リュックに入れておもちゃの車に乗ってお届けに行きました。
社長からチップの代わりに(本物の)どら焼きを頂きました。「え!こんないいものもらっていいの!?」と思いましたが、貴重な1つのどら焼きを年長100人で分けて頂きました。手のひらに乗った小豆程のどら焼きを口に入れ、ぞう組のSくんは、「こんなに美味しいどら焼き初めて食べた〜!」と声をあげ、他の子も今日の達成感と喜びをこの一口のどら焼きで満たされたようでした。
先週からのお店やさんづくり。連日のお客さんでアルバイトの教師も大忙しでした。この子達の素敵な活動、楽しさ、皆様に届いたでしょうか。長くなり、すみません。沢山お話を聞いてあげて下さい♪
2025年12月2日 火曜日
今日は年中、年長赤コースのアイススケートがありました。
昨日、一足先にアイススケートを楽しんだ子ども達から「めっちゃ楽しかった!」「滑れたよ!」と、たくさん話を聞いていたので、「早くアイススケート行きたい!」「明日、めっちゃ楽しみ!」と昨日からの子ども達のワクワクはますます高まっていました。
そして今朝、登園してからも「見て!」と嬉しそうに手袋を見せてくれたり、「何時になったらアイススケート行くん?」と聞いてきたり、早く行きたくて仕方がない様子でした。
手袋があるか確認し、アイススケートの注意事項をしっかりと聞いて、いざ!アイススケートに出発です!幼稚園にいる子ども達も「いってらっしゃーい!」と、元気いっぱい見送ってくれました。
イヨテツスポーツセンターに着くと、駐車場に氷があるのを見つけて「うわ~!氷がある!!」と、さらに気分が上がっている子ども達でした。スケート靴をはいて手袋を付けて、準備ができると、ヒョイッ!と立ち上がっていました。昨年も経験していた子ども達は、リンクに入ってからも難なく立ち上がり、スイスイ滑っていました。年長児は昨年も経験しているので、どの子も数回練習しただけで、立つことができていました。くま組のD君は「立てたー!!!!!」と、とっても大きな声で嬉しそうに言った後、「去年より上手に出来たー!去年は泣いたのに!!」と話し、子どもなりに自分が強くなったことを感じている姿があり、可愛らしく思いました。
また、立てたことが余程嬉しかったのか、転んでもすぐに立ち上がり、教師が近くに来る度に「先生、写真撮って!!」と、ポーズを決めていました。きりん組のT君は最初、立つのが難しいと少し諦める様子が見られましたが、周りの友達や近くに来た教師に「頑張れ!」「こうやってカエルみたいになるんよ」と、声を掛けてもらったことで、何度も何度も挑戦していました。諦めずに練習したT君の頑張りが実り「先生、見て!できたーー!!」という、とっても嬉しそうな声に振り向くと、満面の笑顔をしたT君がいました!!「やったやん!出来た!おめでとう!」と褒めてもらってさらに嬉しそうにしていました。その後もコツを掴んだようで、難なく立ち上がり、氷の上を歩いていました。終わりの時間になり、最後は、「よーいどん!」で反対側で手を振っている古森先生の所まで競走です。
どの子も、立って歩いたり、転んで何度も立ち上がったりしながら、何とか古森先生のところに行くことができていました。リンクから上がった子ども達のヘルメットの下は、頑張った証の汗が流れている子もいて「楽しかったー!」と、最後まで笑顔が絶えないアイススケートになりました。
帰りのバスの中でも、何回立てたか、何が楽しかったか、幼稚園に着くまで、ず~と話していました。「また行きたい!」と話す子ども達の表情は、とっても可愛く、心の底からアイススケートを楽しんでくれていたんだなと嬉しい1日となりました。
2025年12月1日 月曜日
今日は青コースの年長と年中がイヨテツスポーツセンターへアイススケートに行きました。年中児は初めてなので不安になっている子や楽しみにしている子と様々でしたがひとまず落ち着いて荷物の確認や手袋の着脱の練習、スケート靴のサイズを覚えるなど、教師の話を聞きながら一人ひとりの意識がもてるように進めていきました。一番嬉しそうだったのは手袋をつける時です。今日のために新しく買ってもらった子やお兄ちゃんお姉ちゃんが使っていた物を借りてきた子等、手にはめると、「見て見て!!」と嬉しそうに友達と見せ合って早くスケートをしたくてたまらない様子でした。そんな中園長や教師の話をしっかり聞いて行動することを約束して園を出発しました。バスの道中、平和通りのイチョウ並木がとても色鮮やかに色付いていてバスに乗っていた男の子達が「めっちゃ綺麗!」「綺麗やなー」とどこまでも続くイチョウ並木に見とれていました。景色を楽しんでいるとあっという間にイヨテツスポーツセンターに到着しました。
年中児達は興奮がおさまらない様子でしたが、スケート靴のサイズ事に並ぶよう声を掛けると、落ち着いて並んで靴を受け取り、役員さんや運転手さん達に手伝ってもらって、スケート靴とヘルメットを装着し手袋をつけて、準備完了です。
スケート場の指導員さんの指導のもと、まずはその場で足ぶみをしていよいよスケートリンクへまずはハイハイして真ん中に集まりました。ハイハイで進む子ども達はとても可愛らしく壁につかまって立ち上がる時も必死でしたが手拍子に合わせて足ぶみができるようになるととても嬉しそうでした。その後、転んでからの立ち上がり方やスケート靴の刃でリンクを削らないことや友達に刃を絶対にむけない事を約束してメインのスケートリンクで実践しました。転んでも何度も何度も立ち上がってチャレンジする三葉っ子!!ほとんどの子ども達が自分で立つことが出来ました。立つことが出来るたびに「先生見てー!!立てたー!!」とあちこちから元気な声が飛び交って、素敵な写真を沢山撮る事が出来ました。家に帰ってきっと滑ったり立ったり出来た事を話していることと思います。明日は赤コースの年長、年中がアイススケートに行きます。防水の手袋等もう一度準備物の確認をお願いします。
うさぎ組、ひつじ組が久しぶりに全員揃ったのでみんなで仲良くにっこにっこに〜♪
2025年11月28日 金曜日
今日は子どもたちが楽しみにしていた人形劇の日でした。「昨年はヘンゼルとグレーテルやったよね」「今年は何の劇なの?」「少しドキドキするけど楽しみ!!」と子どもたちは心待ちにしていました。時間になってホールへ上がると、いつものホールがまるで劇場のように大変身していました。
劇団メルヘン王国のハタハタさんが登場すると、「ひげじいさん」の手遊びが始まりました。しかし、同じ歌なのにいつもの手遊びではありません。ハタハタさんバージョンで、ひげが落ちたり、鼻がポキっと折れたりと大笑いの子どもたちです。そして劇の始まりです。今年は3匹の子ぶたのお話でした。
3匹の子ぶたたちが出てくると子どもたちの目がキラキラ輝きトーンもあがります。大ぶたさんは藁のおうち、子ぶたさんはレンガのおうち、もう1つ、中ぶたさんはみんな知ってる木のおうちではなく、お菓子のおうちでした。オオカミがぶたをおいかけるシーンでは、ハラハラドキドキ!!年中さんの男の子はオオカミが出てくる少し怖いシーンでは古森先生の方にピタッとひっついてくるなどかわいいシーンもありました。
小ぶたさんから中ぶたさんのおうちに逃げたことを「秘密にしていてね!」と言われ、オオカミに場所を聞かれても、「あっち、あっち!」と違う方向を指差して、誰かが子ぶたのほうを指さそうとすると、「ダメよ!!」隣の友達から怒られている姿も見られました。最後にはオオカミもやっつけることができ一安心の子どもたちでした。
そのころ反対コースでは、おみせやさんがオープンしていました。
おみせやさんがオープンするまでに子どもたちは何を作るか色々考えて種類を増やしていました。また、参観日ではお父さん、お母さんをアルバイトに雇って商品作りをしていました。家に材料を持ち帰り、内職をしてきたりと一生懸命商品作りを頑張っている子もいました。昨日のお客さんは、お母さん、お父さんだけ限定販売でしたが、今日は幼稚園の小さいお友達も購入できます!
年長児が本物の店員さんのように「いらっしゃいませ〜」と商品を売ります。
今日は自分より小さい子が相手なので優しく「これはね〜こうやってするんよ!」と遊び方を説明したり、「こちらにもお店がありますよ!」と手を引いて案内したりと、手厚く接客したりしていました。
午後からは劇団メルヘンの方たちもおみせやさんに来店してくれました。
らいおん組のRくんは「ハタハタさん来ないな〜」と私服に戻ったハタハタさんに気付いてないようで、接客をしているうちにやっと気付いて「ハタハタさんやん!」と大喜びでした。そして、劇団メルヘンさんが帰られることを知った幼稚園の子どもたちはいつもの「さよならコール」で園庭に出て「また来てね〜!ありがとう〜!」と車が見えなくなるまで手を振っていました。
2025年11月27日 木曜日
気温が低く寒い朝でしたが日差しが強まるにつれ温かく雲一つない晴天に恵まれた一日となりました。早くから登園したこども達はまだ誰もいない園庭に飛びだすとフラフープの輪投げや長縄跳びを始め、中央のサッカーコートでは、次々と子ども達が集まりかっこよくビブスを着てボールを追いかけ、寒さに負けず元気いっぱい身体を動かして遊んでいました。最近、年少児達はつりかんや太鼓橋、鉄棒など色々な固定遊具に挑戦する姿が見られるようになりました。園庭の隅にあるのぼり棒の所ではちゅうりっぷ組のMちゃんが上からぶら下がっているロープを掴み、足に挟んで上手に揺れていました。すると、その近くでRちゃんが「できん」と一言。それを聞いたひつじ組のTちゃんがお手本を見せてくれてみんな憧れの眼差しでじっと見ている姿が何とも微笑ましいかったです。園庭では異年齢児達が入り交じって遊んでいます。沢山の刺激を受けて影響し合いながら遊んでいる子ども達を見て楽しみながら挑戦できる環境作りをしていくことの大切さを感じています。
園庭の片付けが終わる頃、年長児からお知らせのアナウンスが流れました。先週から準備を始めていた『年長さんのお店』がプレオープンするとの事で、子どもや参観に来られていた保護者は、そのアナウンスに耳を傾けました。プレオープンは大人だけ買い物ができるとの事。プレ年少、年少、年中の子ども達は見学のみできるので各クラス見学の予約をして下さいとの事でした。すると、古森先生から「見学って?予約ってどういう意味ですか?」との質問がありました。その質問に年長児が「見学は見に来ていいよって事です。」「予約は来る時間を約束する事です。」とわかりやすく答えてくれました。私達教師は、「はい。」と返事をしたものの、子どもの立場からすると確かに意味のわからない言葉です。古森先生のとっさの質問で小さい子どもにも理解する事ができたようで、部屋に戻る途中、お店やさん前に貼っていた予約表に早速予約をしました。あのまま流していたら子どもにとって意味がなく、教師目線で進めてしまうところだったと反省し、学ぶ事ができました。予約時間までお部屋でいくつか約束事を話し合い、ワクワク、ドキドキしながら、お店やさんに入りました。すると、「いらっしゃいませ!!」と元気な掛け声が響き、子ども達は圧倒されながらも色々な商品に目が釘付けです。『おしゃれションプクローバー』では、リップを欲しがっていたKちゃんが、お姉ちゃんの参観に来て買い物をしていたお母さんにリップを買ってもらっていました。すると、それを見ていたR君は一緒に見学に回っていた自分のお母さんに「買って。」と、こっそりおねだり。お店やさんの案内で、『みつばぎんこう』でお金を受け取り買い物をしていました。部屋に戻って買い物をしたお母さん達から品物を見せてもらい話を聞くと、子ども達の期待もグンと高まり、給食を終えた子から、次々とバックや財布作りが始まりました。「リップが買いたいけどお金がわからん。」と困っていたIちゃんは、お店やさんに聞きに行き、1000円だとわかると、「〇が何個?」と教師に尋ねながらお金を作っていました。すぐにでも買い物に行きたい気持ちをグッとこらえ、「いつ買えるん?」と心待ちにしています。『年長さんのお店』のオープン、みんなで待ってま~す♪
自由参観の3日間沢山の保護者の方に来て頂き楽しく過ごせました。どうもありがとうございました。
コメント (「サンタさん来てくれるかな?」 たんぽぽ黄組 藤原 愛梨 はコメントを受け付けていません)