2025年2月14日 金曜日
今朝、園長が「あそこに霜が降っているよ!」と声をかけてくれました。それを聞いて子どもたちと、駐車場に見に行くと周辺の草が真っ白になっていました。「これはね、霜って言うんだよ」と教えてくれました。「空の空気がつめた〜くなると凍って雪やひょう、あられになるんだけど、これは霜で空の上の小さなゴミが凍って降ってきて、地面も冷たかったので凍ってそのまま残っているんだよ」「朝、寒い時に”はーっ”と息を吐いたら白いのが出てくるでしょ?それと同じ」と子どもたちにも分かりやすく説明してくれました。その話を聞いた年長児は「てことは、空より地面の方が寒いってことか!」としっかり園長の話の内容を理解している様子でした。
霜が降った葉っぱを手にして、近くで見せてもらうと「真っ白だね!葉っぱも冷たい!」と葉っぱに付いた霜の様子を真剣に見ていました。また、「雪と違って太陽の光ですぐ溶けちゃうんだよ」ということも聞きました。実際に草むらを見ると、陽が当たっているところは霜が溶けていましたが、日陰のところは真っ白でまだまだ霜が残っていました。しばらく時間が経ってもう一度見てみると、陽向が広がっていて、その分だけ霜も溶けていました。「すごい!本当だ!あっという間に溶けちゃったね」と園長の話を実際に見て、雪と霜の違いを知ることが出来ました。
そして「幼稚園にいる小さい組のお友達にも教えてあげないと!」と霜が付いた大きな葉っぱをもらったAちゃんとKちゃんは幼稚園まで急いで持っていきました。その時も、太陽が当たらないように、背中を丸めて大きな葉っぱを守りながら歩いていました。たんぽぽ組の部屋まで行くのも「お部屋の中が暖かいから溶けちゃう!」「早くしないと!」と、さらに急いでたんぽぽ組の部屋まで行きました。部屋に着くと「聞いてください!駐車場に霜がありました」とたんぽぽ組の子に説明していました?さらに、「空の小さなゴミが凍って降ってきて、地面も冷たいからそのまま草の上で凍ったんよ!」と園長から教えてもらったことも話していました。
このような霜や雪など空のことは小学生や中学生で習うようですが、年長児達は遊びの延長で、間近で見て霜を感じ、学ぶことが出来ました。
2025年2月13日 木曜日
今日は赤コースの園内総練習です。子ども達は昨日青コースのお友達が衣装を着て舞台の上で楽しそうに踊ったり演じたりするのを見ていたので「早く練習した~い!!」と朝から目を輝かせて楽しみにしていました。年中の子どもたちはこの後も練習するというのに戸外に出て「先生CDかけてよ~!!おどりたい~!!」とひよこ組のテラスの前でぴょんぴょん飛び跳ねていました。CDをかけると1番にたんぽぽ組さんのかえるのぴょんぱがかかりました。黄組のお部屋に行こうとしていたCくんRちゃんIちゃんが「ぴょんぱだぁ~!!」と荷物を抱えて走ってきました。3人とも自信をもって堂々と踊る姿がかわいらしくて年中児もにこにこしながら手拍子をして見守っていました。「数年前までお兄ちゃんお姉ちゃんにたくさんかわいがってもらっていたのに、してあげられるようになったんだなぁ。」と嬉しく思いました。自分が小さい時にもらった優しい気持ちを大きくなったときに自然に小さい子にしてあげられるのは、もう長い間三葉幼稚園の伝統的な風習になっています。今日の黄組のCくんRちゃんIちゃんもきっと数年後、同じように小さい子に優しくしてくれるんだろうなと期待しています。
総練習も本番と同じように進みます。プログラム1番は年中の手話・歌「ななつのこ・きみイロ」です。年中は古森先生にかわいく、素敵に見えるアイデアをたくさんもらいました。今日は、「きみイロ」の歌い方についてまた一つかわいいポイントを教えてもらいました。また、一つ一つの演技の後に古森先生は「ここが上手だった」「こういう動きが素敵だった」と子どもたちを具体的に褒めてくれるのです。すると魔法にかかったかのように目をキランとさせてみんながその褒められたことを真似してできるようになるので、節分の怒りんぼ鬼が抜けきれてない教師は「あぁそうだった…」と常に反省です。
練習後、年中の子どもたちが「古森先生って年中さんのことが大好きなんよ。だからかわいくなることいっぱい教えてくれるんよね♪」と話していました。こういう風に考えているんだな~とほほえましく思いました。愛されて育つ環境にある三葉っ子たち。大人たちからの愛を素直にキャッチしてのびのび育っています!・・・と、ここまで書きましたがどういうアドバイスを受けたかは本番まで内緒です。
どの学年も日々成長中!この一年間の生活の中で培った優しさ、賢さ、運動能力、仲間意識をすべてお見せするのが三葉幼稚園の生活発表会です。発表会まであと6日。お父さん、お母さん、ハンカチの用意をお忘れなく!
2025年2月12日 水曜日
今日は、青コースが生活発表会の園内練習をしました。年中・年長児は、昨日が祝日でお休みだった為、前々日に教師と一緒に自分が着る衣装や大道具などの準備をしっかりして臨みました。全員が衣装を着て演技するのは初めての為、たんぽぽ組の子ども達も「これ着るの~?」と嬉しそうに着替える姿がありました。赤コースの子ども達は今日はお客さんです。いつもはたんぽぽ組だけでの練習が多いので、他のお兄さんお姉さん達の演技をみることが少なかったので、今日は異年齢の子ども達の踊りや劇を手を叩いたり、体を揺らしたりして楽しそうに見ていました。
くま組、きりん組さんは、いつものように10時頃、おみそ汁を飲むと「パワーが出たー!!」と言いながら、はりきって劇の練習をしに会議室に行っていました。年長児は、プログラムの進行という大役もあります。ホールで出番を待っていると「ドキドキするー!!」と言う1ちゃん。年少さんに「がんばってね!!」と優しく声を掛けてあげたY君。とても頼もしく、そして思いやりのある素敵な年長さんに成長しているなと感じました。
総練習は、一通りの流れを通して行いますが、古森先生をはじめいろんな先生方に見てもらいアドバイスをもらう場でもあります。”こうしたら、もっと良くなるのでは?”と言ってもらうと少しでもより良いものができるように改善、そして練習を重ねていきます。生活発表会は、年度末の集大成です。
たんぽぼ組も例外ではありません。アドバイスをもらうと、早速部屋に戻って練習です。嫌な顔をする子は1人もいません。当日、お家の方に見てもらおうと日々頑張っています。
運動会の時、お家の方と離れるのが嫌で泣いていた黄組の子ども達も大きな声で「今度は泣かない!!」とはりきっています。何しろ2才の子ども達なので、しかも大きな舞台で見たこともないお客さんです。当日は、どうなるか教師の方がドキドキ、ハラハラです。温かく見守っていただけると幸いです。明日は赤コースの総練習です。「明日もがんばるぞ!!」と気合いを入れて降国していきました。「発表会、楽しみにしてるよ~。がんばって~」と励まして送り出して下さい。
2025年2月10日 月曜日
先週の土曜日のインスタグラムでも紹介しておりますが、8日は今シーズン初めて松山市で積雪が観測されました。朝一番の園庭は雪化粧されていて、太陽の光の反射がとても眩しく感じました。それを見た古森先生は雪を集めて小さなお団子を作り、雪の上をコロコロと転がして小さな雪だるまを作りました。それに気づいた預かり保育に来ていた子どもたちは園庭に飛び出してきて、待ってましたとばかりに雪を丸めて雪合戦をしたり、スコップで雪を集めたりして思い思いに雪遊びを始めました。そうこうしていると、古森先生が段ボールでソリを作ってくれ、子どもたちはソリ滑りも楽しむことができました。「さんさんらんどに行ってみてもいいよ。」と古森先生が言ってくれたので、28名の子どもたちはバスに乗ってさんさんらんどにも遊びに行きました。芝や築山に積もった雪はとてもよく滑り、子どもたちはキャーキャーと歓声を上げて、思いっきり楽しんだのでした。今しか体験できないことを逃さずに子どもたちに体験させることができる三葉の保育を大切にしていきたいと感じる一日でした。
今朝も登園してくると園庭で伸び伸びと遊んでいたみつばっ子たちですが、リズムよく軽快になわとびをする年中児たちの姿が目に留まりました。前跳び、後ろ跳び、交差跳び、駆け足跳びまで、本当に上手に跳ぶのです。その隣では長縄跳びを「1、2、3、4・・・」と数を数えながら跳んでいる子たちがいました。「あ~ぁ、10回でひっかかっちゃった。」と言うとMちゃんは表の自分の名前のところに『10』と書いて「よし!次はもっと跳ぶぞ!」と言って長縄跳びの列に並んだのでした。他の子どもたちも「Yちゃんは30回も跳んどるよ!すごーい!」「じゅうご(15)ってどうやって書くん?」などと数字や数量に関心をもっているようでした。
さて、生活発表会当日まで残りわずかとなってきましたが、年長児たちの劇の進み具合もまずまずのようです。くま、きりん組の「おにとふくのかみ」の劇では、子どもたちが台詞のやり取りをできるようになり、更に台詞を1つ、2つと重ねて言葉のやり取りの面白みが分かってきたようでした。また、劇の演出家でもある古森先生から「こうやってみたらお客さんが楽しくなるんじゃない?」とアドバイスしてもらうと、それをすぐに理解して表現することができるようになってきました。「次はこうよね?」「〇〇ちゃんの番よ!」と子ども同士で助け合う様子も見られるようになって『みんなで力を合わせて劇を作っていこう!』という気持ちが強くなってきていることに嬉しくなりました。
プログラムのみどころを後日、保護者の皆様に配布する予定です。こうしたみどころを参考に本番までの過程を踏まえて、当日の表現活動を楽しみ、温かく応援していただくと共に、今年度1年間でのお子さんたちの成長をお確かめください。また、来年度に期待を持てるよう励ましの言葉をかけていただければと思います。
2025年2月8日 土曜日
2月3日、幼稚園では豆まきがあったのですが、ひよこ組の子ども達は豆まきはありません。なぜなら、まだまだ生まれて1・2年、嘘も欲もなく全て純粋で心の中に鬼は住んでいないという判断で豆まきは行いませんでした。もう少し大きくなって、幼稚園のお兄さん・お姉さん位になったらもしかすると、泣き虫鬼や怒りん坊鬼が心の中に住み着いてしまうかもしれません・・・。またその時まで、ひよこ組の子ども達にはどんな行動も受け入れ、純粋な心で過ごしてもらいたいと思っています。
もも組に2月から新しい友達が増えました。初めての環境に戸惑い、泣いている新しい友達にもも組の先輩の子ども達は、近くに行ってあげたり、そっとおもちゃを前に持って来たり、渡したり・・・その優しさ、心使いが出来る様になっている事に驚きと感動をもらっています。最近は少し言葉が出るようになった子どもも多く、その友達を指差して「だあれ?」と質問してきます。名前を覚えている友達もいて、お互いに呼び合っている姿は微笑ましいです。この時期の幼児は1つ1つ身近な所で必要な言葉を耳で聞いたままをマネしながら覚えていきます。今だけの“言葉“を私たち保育教諭もたくさん聞いて、たくさんお話をして、一緒に楽しみたいと思っています。
節分を過ぎ、暦の上では春ですが、最強寒波がやって来て寒い日が続いていますが、“子どもは風邪の子“みんな元気に遊んでいます。火曜日、外を見ると雪がたくさん降っていたので窓を開けて「雪だよ〜」と声を掛けると、みんなが大急ぎで窓ぎわまで集まって来ました。少し風があったので中にも少し雪が入って来ていて、頭にくっついた雪を触ってみようとする子もいたり、外をじっと見ていたりしていました。初めて雪をみる子が多く、大人は寒かったのですが、子ども達は寒さを感じる事なく、大喜びで雪を感じていました。もも組の子ども達は、いろいろな初めての体験をしていきますが、この日は松山ではめったに体験できない雪に触れる事が出来ました。見たり、聞いたり、感じたり。分かっていないようで、分かっているんだと感じる事が多くなってきました。これからも、たくさんの初めてを感じて、体験して、たくさん楽しんで後約2ヶ月、もも組の子ども達と私たち保育教諭も成長していきたいと思っています。
2025年2月7日 金曜日
登園して所持品の始末を終えた子どもたちに「さぁ、今日はホールで古森先生やお客さんに見てもらうよ!」と声をかけると、「やったぁー!するする!!」「嬉しい〜!」と、今日もやる気満々です。それぞれ自分の役のお面をかぶり、道具を持ち、そしてなんと今日は発表会で着る衣装も着ることになりました。「わぁ、私の服かわいい〜?」「私も着る。」「ねぇねぇみてみて。」子どもたちは満面の笑顔になっていました。「お客さんに聞こえるくらい大きな声で歌いながら踊ってね。」「手は大きくパーって開くんだよ。」とお部屋で話していると、「うんうん。」「ぼく、歌える!」と”分かっているよ!!できるよ!!”と自信満々の表情で応えました。並んでホールへと行き、前のクラスの順番を待ち、いよいよたんぽぽ組の番です。すると、どうでしょう。とても大きな声。大きなパー。かわいいにっこり笑顔。お客さんに見てもらうと、やる気が倍増するたんぽぽ組です。古森先生に「みんなとってもかわいいよ。にっこりしてかわいいよ。」と言ってもらえると、更ににこにこ笑顔になっていました。また、年少さんや年中さんにもたくさん拍手をしてもらい、更に嬉しくなりました。「上手だった?」「楽しかったねぇ。」「またする?」と口々に話しているなかで、「(お客さんの中に)お母さんがいなかった。」という子もいました。先日、発表会の案内状を持ち帰る時に、「19日の発表会の時にはたんぽぽさんのお部屋ではなくて、広〜いところでするんだよ。お家の人が見に来てくれるからね。」と話したことを覚えていて楽しみにしているのです。今日は衣装も着て、広いホールでして、他のクラスのお客さんもいたので、お家の人もいるかと思ったのでしょうか。たんぽぽ組さんにとっては、ホールは十分広い大きいところ。お部屋とは違い、踊るところの広さや前へ出るまでの距離も違います。本番ではもっと広い舞台でたんぽぽ組さんは初めての発表会です。リハーサルまであと4回の練習、本番までは6回。本番でもかわいい笑顔で楽しく歌ったり踊ったりできるといいなと思います。
さて、そんな練習の後、戸外でもたくさん遊びました。砂場では、アイス・カレー・ケーキなどのお店やさんが開かれ、お椀やお皿に砂を入れて、「いらっしゃいませ〜」「何にしますか?」と大盛況でした。
そうこうしていると、年少さんも戸外に出てきたので、マラソンに混ぜてもらい何周も走って楽しみました。ホールで踊り、戸外で走り、寒くても元気いっぱいの子どもたちです。室内へ戻ると、上着を脱ぐこと、畳むことも練習中です。かっこいい年少さんになれるよう頑張ります。
2025年2月6日 木曜日
山沿いにある家の周囲は、今朝起きると、とても冷え込んでいました。「あれ?」と思って、外に出てみると、雪が降っていて、あたり一面、銀世界でした。「わぁ!持っていけるなら、持っていきたい。」と思うと同時に、幼稚園に行けるのだろうか?と下の道路まで降りていきました。「凍っていないからゆっくり行けば大丈夫かも?」と思い、出発しました。
園に着くと、園庭・テラスはうっすら雪が積もり、固定遊具にもちらほら残っていました。朝、バスに乗って行く時も7時40分頃には道路の隅や家の屋根に少し雪が残っていました。しかし園に着く頃には、雪がどこにも見られなくなって、「1時間で跡形もなく消えてしまいました。園庭にもほとんど雪がなくなりかけていましたが、子ども達は廃材の箱からカップなどの容器を持って来て、あちらこちらの雪だまりを見つけて、集めていました。薄っすらの雪なのにすくっていくと、雪?土?といった感じで白と土色が混じっていました。あまり降り積もることがないこの地方の子ども達にとっては、宝物で、ボールに集めて、蓋をして、「雪はねぇ、寒いところがいいんよ」と話してくれました。
その後、生活発表会まで2週間ほど、それぞれの学年が会議室、ホール、保育室等で練習をしていました。また練習できるのも後わずかということもあり、どの学年も熱がこもってきています。園長先生に見ていただき、「こうするともっと良くなるよ」「楽しくなるよ」等とアドバイスをもらって、少しずつ楽しくなり、上手に動けるようになってきました。年少赤コースも練習後、ホールに行き、年中がしている踊りやオペレッタを見せると、さすが年中さん、自分達で大道具を出したり、片づけたりすると共に、「こうするといいよ」と指導してもらうと、すぐに直せている様子を見て、子ども達も驚いていました。
年少さんの歌の番になると集中力がもたず、歌の1番、2番、3番がごっちゃになったり、「笑顔で歌ってね」と言ってくださっているのに、大声で叫んで歌う子には、「お母さん達が耳を塞ぐかもね」と注意されたり、「きをつけ‼」と言われているのに、ふらふら、だらだらしてしまい、ついには「横の子と手をつないで」と言われてしまいました。
年中さんのかっこいい姿を見せてもらったので、明日はしっかり頑張れるように励ましていきたいと思います。今日、指導してもらった部分もしっかりできるようにしていこうと思います。