幼稚園の日記(ブログ)

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2025年1月21日 火曜日

今日は晴天!その上、風もない穏やかな小春日和の1日になりました。子ども達は、登園すると、次々と外に出てきて遊んでいました。サッカー、つりかん、長縄跳び、砂場はもちろん正月遊びのこま、羽根つきなど、思い思いに遊んでいる中、年少さんは年長、年中さん達がしているのを横目に見ながらいつもより空いている砂場の奥で砂遊びをしたり、固定遊具で遊んだりしていました。

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今日は、あいテレビさんが収録に来られる日だったので、しばらく遊んだ後、年中、年長さん達は部屋に入っていきました。園庭には年少さん達だけになると、今まで横目に見ていた(年長、年中さん達がしていた)遊びを「さぁ!今から自分達が遊ぶぞ!」と言わんばかりに、サッカーのゼッケンを着てサッカーボールを追いかける姿が見られました。まだ年長、年中さんみたいにルールのあるサッカーではなく、みんなでボールを追いかけて、蹴って楽しむボール遊びで、蹴ったボールは転がって、そのまま守る人がいないゴールに入っていました。

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羽根つきも年中、年長さんを真似て、うとうとするのですが、当たらず、羽子板の上に羽根をのせて、飛ばすという感じで遊んでいました。こまのひもも上手に巻けないので、先生に巻いてもらって、投げてみると、ひものまま飛んでいましたが、見よう見真似で何度も繰り返しているうちに、コツをつかんでできるようになっていくのだろうと見守っています。

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さて今日は、もう一つ幼稚園の園児達の遊びの様子をあいテレビさんが収録に来てくださっていました。年長さん達が中心になって遊んでいる中、ままごとコーナーでは、年長さん達が作ってくれたお料理を横のレストランに年少さんを招待してくれていました。また泥場では泥団子作りを年少さん達が作っていると、それを見た年長さん達も中に入ってきてくれて、さら砂を作って、かけてくれたり、作ってくれたりして一緒に泥団子作りをしてくれていました。

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こうやって三葉の子ども達の楽しい遊びは、年長さんから年中さんに、年中さんから年少さんに受け継がれているのだと思いました。遊びが年長さん中心になっていても、その様子を年少さん達がじっと見ていて、真似をしようとする姿を見て、異年齢児と生活することがとても大切な事なのだと改めて感じました。異年齢児と関わったり、近くで遊びを見ながら真似たりし、いろいろな経験を積んでいけたらと思いました。

2025年1月20日 月曜日

今日は朝から風がなく日差しも暖かい日で、子どもたちは元気に鬼ごっこや羽つきをしたりコマ回しや竹馬に挑戦したりと元気いっぱい体を動かして遊んでいました。

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年長児は部屋に入ると早速劇の練習です。今年も色々な絵本や紙芝居を読んで自分たちで劇の題材も決めたのでやる気満々です。もう発表会まで練習ができる日は20日もないの有意義に時間を使って、楽しく練習していきたいと思います!

しかし、その前に年長組は今週末に卒園記念DVDの撮影があります。練習時間が気になるところですが、これも大事です。と、いうことで今日初めて4クラスが集まって練習をしました。古森先生も一緒にホールに上がって下さって、どうしてDVDを撮影するのか、それは卒園したあと全員がバラバラの小学校へ進学すること、もう三葉幼種園の年長児104人が集まることがないのかも知れないので、大きくなってしんどい時やつらいことがあったときに見返して楽しかったことなどを思い出して元気になれるようにという想いがあることを話してもらって練習が始まりました。まずはみんなで声を合わせて言葉をいう練習です。とっても長い文章をみんな、一生懸命覚えてきていて言うことはできたのですが今ひとつ…また本番に向けて自信を持って元気に言えるように頑張ろうと約束しました。その後は歌、園歌、手話歌と練習が続きましたがみんな声を張り上げて一生懸命すぎて歌声が怒鳴り声になってしまっていました。それを聞いていた園長が「頑張ってうたうこともいいことなんだけど、楽しいときには楽しい声で、悲しいときには悲しそうな声で、キレイな声が出るように心を1つにしてたのしくうたってごらん。」とアドバイスしてくれました。そしてもう1つポイントがあって顔を下に向けると声が低くなるし、上げすぎても声が出にくい。ちょっとだけ顔をあげるとキレイな声が出るようになると、歌うときの気持ちと歌う技術を教えてもらいました。もう104人揃って全員で歌える機会も少なくなってきているので、DVD撮影までの残り2日の練習も大切にしたいと思います。帰る前にも子どもたちにその話をするとさすが年長児でしっかり話をきいていて「発表会も(4クラス)一緒に歌わんもんね」「頑張ろうね~!」と約束しました。卒園までもあと2ヶ月しかありません。1日1日を大切に、そして友達とたくさんあそんでたくさんの思い出を作っていきたいなと思います。

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2025年1月18日 土曜日

部屋の中にマットを敷くと子ども達はロッカーに片づけている大型積み木を出し始めます。いつもマットの上で積み木遊びをしているので、何も言わなくても自分達で遊び始めるのです。

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園庭側の入り口の近くに大型積み木を出していると、なにやら園庭のブルーシートの上に雪の山が・・・?それに気づいたれもん組の子ども達はすぐに遊びを中断し、入り口のガラスにおでこをくっつけて物珍しそうに見ていました。そしてテラス前の人工芝を見ると様々な器に小さな雪だるまが並んでいました。わくわくしながら見ている子ども達の姿を見て近くで見せてあげたくなりました。そこで戸を開けるとひとり、ふたり、とテラスに出てくる中、立ったまま見ていたAくんはそのままその場に座り込んで顔を近づけて不思議そうに見ていました。テラスでは近くにいた年長さんが保育園児の手の上に小さな雪のたかまりを乗せてくれました。するとBちゃんは手のひらの雪を見るとにこっ!と笑って恥ずかしそうに受け取っていました。ほとんど初めて雪を見た子ども達は「触ってもいいのかな?」と少し戸惑いながら見ていました。そんな中、Cちゃんはおかまいなしに雪だるまに触ると「冷たいっ!」と目を細めていました。すると次々に子ども達が雪だるまの周りに集まってきました。遠慮がちにちょんちょんとちょっと触ってみる子、飾りの葉っぱを触ってみる子など興味津々でした。

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そして園庭の雪の山へ行くとすぐに手を伸ばして触っていました。足元は雪が解けてぬかるんでいましたが、上手に歩いていて雪山の周りをぐるっと周っていました。面白くなって触ってみたり、ちょっとつまんで手のひらにのせてみたりと、普段見ることのない雪に大感激でした。

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しばらくして幼稚園の先生が手を洗う温かいお湯を持ってきてくれるとお兄ちゃん、お姉ちゃんと同じように手をお湯の中に入れた子ども達からは、自然と笑顔になって「あったか~い」と声が聞こえてきました。

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いつも思うことですが、幼稚園児の姿を見て同じ体験ができるこの環境をありがたく思います。このような新しい体験や刺激を受けて言葉を覚えたり、肌で感じたりできる子ども達にとっては、環境による育ちは何よりも大きいものです。考えるよりも見て学ぶこと、気付くこと、真似て身に付くことなど、環境の大切さを感じると共に、この環境を大切にしたいと思うのです。

2025年1月17日 金曜日

14日(火)に三葉幼稚園に届いた雪も、毎日少しずつ溶けていよいよ今日が最後かな。と話しながら朝の環境を準備していました。後で聞いた話ですが、この雪は先週の12日(日)に久万に降った雪で、本物の雪だからこそ今日まで溶けず遊べたんだと、人口で作った氷(かき氷も)はすぐに溶けるでしょ。と豆知識を教わりました。

いよいよ今日で最後かな、と出していた雪に一番に興味を持ったのは古森先生でした。「もう少しになった雪で何をして遊ぼうかしら。」と遊び始めると、1人、又ひとりと年長の女の子がやってきて、遊びに加わります。初めは、葉っぱで目を付けてたぬきを作ったり、雪のトンネルを掘ったりしていました。それでも十分楽しんでいたのですが、古森先生は何をしでかすかわかりません。おもむろに花瓶にさしていたサザンカの木を持ってくると、雪山に「ブスッ」とさしたのです。古森先生の行動に僕はこの後どうしようとイメージを広げられずにいましたが、古森先生の周りで遊んでいた年長の女の子達はさすがの三葉っ子、次々イメージが湧いてきた様でせっせと手を動かし始めました。

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そして、気付けば5人いた女の子達が話し合う間もなく、『雪のお城』というテーマができていたのです。雪のお城を整えるSちゃんとOちゃん、お城の前の城壁を整えるNちゃんとRちゃん、サザンカの木に雪を降らせて、なんとも幻想的なお城にするMちゃん、5人の協同作業に驚かされました。日が当たるとキラキラ光り輝く雪のお城が完成しました。しかし、年長さんは大忙しで気付けば椿号に絵本を借りに行く時間です。古森先生と5人の女の子達はこの雪を何とか月曜日まで置いとけないだろうかと作戦会議をして、お日様が当たらないよう段ボールで屋根や壁を作り、置いておくこととしました。月曜日にどうなっているのかまた一つ楽しみが増えました。

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今日は生活発表会に向けて座席のくじ引きを行いました。年少児の中でもプレ年少で発表会の経験ありの子ども達は、「たんぽぽの時もしたよね。」「お父さん、お母さん見つけれたんよ。」と期待が膨らみます。初めての子ども達は、『くじを引く』ということが嬉しくて、引いた後教師に「Aの13です」と言われると、どのくじでも当たりくじ!?で「よっしゃ!」と喜ぶ姿がなんとも微笑ましく感じました。

年長児になると、この発表会のくじ引きは意味が変わってきます。お母さんお父さんの座席が決まると、ピリッと背筋が伸び「私はお父さんもお母さんも来てくれるから頑張らなくっちゃ。」「お母さんの席決まったけど、劇も合奏もまだ出来てないよね。」と子ども同士で顔を合わせ『頑張らなくっちゃ!』と気合が入ります。らいおん組のK君は「先生!劇でくわを使うんやけど本物のくわってどんなになってるの?」と勢いよく聞いてきて、本物のくわを見せると「わかった!!」眼をキラキラさせて作っていました。発表会まで1ヶ月!!三葉の発表会は正に子ども達の創る生活発表会です。ご期待ください。

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2025年1月16日 木曜日

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三葉っ子は風の子!元気な子!今日もつめた~い風が吹く中、子ども達は元気いっぱい戸外で遊んでいました。年長児たちは「寒い寒い」と縮こまる私に「先生オレ暑いわ!」とほかほかした笑顔で言いに来ました。鬼ごっこをしていたようです。寒さに負けないたくましい子どもたちです。

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一昨日、三好香織先生が持って来てくれた雪で作ったかまくらが実はまだ残っています!昨日は小雨も降ったのに…松山は比較的暖かいと言っても氷が残っているところを見るとやはり寒いようで、「先生!まだ溶けてないよ!」とかまくらの周りで子どもたちが驚いていました。かまくらから溶けだした水たまりにも薄い氷が張っていてそれを割れないようにそっとすくいあげたり、氷の筋のような模様を指でなぞったり冬の不思議を楽しむ子ども達の姿がありました。

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また、昨日のかまくらを触るとカッチカチに凍っていました。一昨日作ったときはまだふわふわの雪のかたまりで、指をずぼっとさすと穴があいて、面白そうに穴ぼこだらけにしていたのに、今朝は氷の塊くらいカッチカチで、それに気付いた子どもたちが周りの友達や先生に教えて次々とカチカチのかまくらを触りに来ていました。「かった(固っ)!」と揃って同じ事を言ってニヤニヤしながら立ち去るので見ていて笑ってしまいました。固いものを触ると人間は老若男女みな同じ反応のようです。

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2年前のちょうど今頃、コロナ真っただ中の時、三葉幼稚園で「お味噌汁大作戦」が始まりました。コロナウイルスが園内で感染拡大しかけた時古森先生がどうにか感染を防げないか、と調べた時に発酵食品である味噌を取り入れた食事、また体を温めて血流を良くし、内臓機能を高めることで免疫力を上げるということがつまり感染拡大防止に役立つのでは、と考えたことが始まりです。当時、お味噌汁大作戦に望みをかけて毎日おいしく楽しくいただいていたら、不思議なことに感染拡大が止まったのです。

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三葉幼稚園のお味噌汁大作戦も今年で第三弾!大所帯の三葉幼稚園、人数の割に欠席者はあまり多くないのですが、中に数名インフルエンザ、コロナウイルスの子がいるので今年もお味噌汁大作戦で元気においしく防いでいきたいと思います。ちなみに初日の今日は、「豆腐、わかめ、にんじん、長ネギ」のお味噌汁でした。「お腹があったか~い」とみんなぺろりでした。

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お腹をぽかぽかに温めてから、今日は年中児がさんさんらんどの果樹園に伊予柑狩りに行きました。さんさんらんどまで「♪いよかん、いよかん」とオリジナルソングを歌いながら足取り軽やかです。

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果樹園に到着すると三好美佐子先生が伊予柑の世話をしていました。伊予柑は太陽にあたってぴかぴか、鮮やかなオレンジ色でした。それを見たぱんだ組のAくんは「輝いてるね!」と言いました。

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三好先生が今年の夏はとても暑く、水やりがとても大変だったこと、運転手の山本さんが手作りスプリンクラーを作ってくれたこと、小鳥やハクビシンが伊予柑を狙っていることなどたくさん話してくれました。だんだん畑という畑の形状について初めて知った子どもたちと、どうして段々にするのか考えてみました。ぱんだ組のHくんは「段々になっていると、その段ごとにいろんな果物を植えることができるから!」と答えました。“なるほど~!デパートみたいに階ごとに分けるって考えね~おもしろいねぇ!”と話していると次はひつじ組のRちゃんが「段々になっていると収穫した果物を転がして下まで運べるから!!」と言ってみんなで大笑い!転がしていったらなくなっちゃうよ~!!でもそんなこと思いつくなんてさすがいたずら大好き三葉っ子♪そんな横で、これまでにイチゴやキュウリがダンゴムシにいっぱい食べられたことを思い出したRくんが「坂道になっていたらダンゴムシが転がって行くからいいんじゃない」とぼそっと一言。みんないろんなひらめきをつぶやいていて面白かったです。するとりす組のIちゃんが「段々になっていると太陽の光が段にあたるからいい」と言いました。“本当だね~よく思いついたね!”とみんなで感激です。また何人か伊予柑役の子どもたち数名に前に出てもらってまっすぐ並べるのと、段々に並べてどちらが海風に当たるか考えて、昔の人のアイデアってすごいんだなぁと感じました。そんなことをしていると伊予柑の木の横に若い「早生みかん」の木があってその下に薄茶色の粉が撒かれていることに気付いて質問しました。それはスーパーの長いもが運ばれる時に使われるおがくずだと教わりました。スーパーにお願いして頂いて、雑草が生えないように撒いているそうです。「それって玉ねぎ畑にある黒いマットと一緒じゃない?」と以前玉ねぎの苗植えの時に山本さんに教わったことを思い出しました。「ま、ま・・・マルチ?」となんとか頭をひねって名前も思い出しました。「マルチは人間が作ったものだけどおがくずは自然の物だね。」と言うと「自然…!?ということは、地球が作ったもので守られているんだね。」とYくんが言いました。100点満点のつぶやきです。

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いざ収穫!という時に収穫した伊予柑を入れやすいように緑のカバンをお腹側に抱えよう!と声をかけると「この伊予柑は宝物みたいに大事だから赤ちゃんを抱っこするみたいに大切にしよう」と言う子がいました。みんなとても大切そうに両手でくるくると回して伊予柑を収穫することができました。

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海風が吹いてくると聞いたのでさんさんらんどの上のお墓の方まで上がり、海を見てから帰ることにしました。

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上にあがるとちょうど飛行機とカラスが飛んで、大きな船が3隻見えました。遠くの海も幼稚園から見るとすぐ近くに感じます。海風のおかげでおいしくなると聞いたので大きな声で「うみ、ありがと~!!」と叫んでいました。

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幼稚園までの帰り道、ぱんだ組のIちゃんとRくんが手をつないで歩きながら「ねぇねぇ、伊予柑ってどんな気持ちかなぁ?」と二人で話していました。“なんだ?そのかわいい会話は?”と思ってこっそり聞いていると「伊予柑は嬉しい気持ちよ」とIちゃんが言いました。続けて「いっぱいお世話してもらって大切に育ててもらって、おいしいって食べてもらえるから伊予柑は嬉しいんよ。」と言いました。食べ物を大事に思えているからこその会話だな、と思いました。

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幼稚園に帰ってから、伊予柑をカバンから出して10個の列に並べたり、数えたり大忙し!でも働いた後のご褒美の伊予柑のお味は格別です!薄皮を上手に剥いてゼリーのような実を食べて「ジューシーだ!」と話していました。

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昨日は、お正月の間、神様が来ていた鏡餅を使ってパワー全開のおしるこを頂きました。今日はあたたかいお味噌汁、ビタミンたっぷりの伊予柑を頂きました。みんなの元気は食べ物でできているんだねと、子ども達と話しました。なんでもおいしくありがたく頂いて、元気いっぱい体を動かして遊ぶ!三葉っ子の健康の秘訣です!

2025年1月15日 水曜日

今日は、ホールでみんなで鏡びらきをしました。

初め、古森先生に「今日は15日だから、今日でお正月が終わり」ということを教えてもらいました。そしてもう一つ”みんなで助け合う大切さ”について教えてくれました。「みんなは、綺麗な息を吸って次、吐く時に体の中の汚れているものを、一緒に出してくれるんだよ」「みんなが出した汚れている空気は、木が吸ってまた綺麗な空気を出しているんだよ。だから、人だけじゃなくて植物とも助け合って地球に住むことができているんだよ」と教えてもらいました。世の中は、すべて循環していること、人だけでなく太陽や木など、いろいろな自然が助け合って人間も生活することができているなど、とっても大切なことをまた一つ学ぶことができました。

いよいよ鏡開きです。まず、鏡もちの中には神様がいるという話をして下さいました。草も木もお日様も人も動物も自然を神様に生かされていて、仲良く助け合って過ごせること、この鏡もちをみんなが元気で居られるようにと願って食べるんだよと、話して下さったので部屋に帰った子ども達は、「今日食べるのは神様のおもちだよね。」と話している子もいました。

「鏡もちは、包丁で切ったらだめなんだよ」と、先生達が手で割りました。子ども達は、自分の先生が自分達のおもちを分けてくれるのが、とっても嬉しくて、「○○先生頑張れ!!」と大声で、応援していました。割っている途中、先生があーんと割ったおもちを食べる真似をしているとその姿を見つけた年長児達は、「ダメ!!ひとりじめしないで!!」と、先生達を注意しました。しばらくすると.Mちゃんがマイクで、「先生達みんなのおもちを、食べないで下さい!」「みんなとわけっこして下さい!」と、先生達に注意していました。先生達の謝る声がちいさいと「もっと大きな声で謝まって下さい!」と、再び注意する、少し厳し目はMちゃんにホールのみんなは笑顔になり、先生達がひとりじめすることなく幼稚園みんなで分けることになりました。

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鏡開きが終わってしばらく部屋の活動をしていた子ども達に「おしるこができました」という放送が流れてきました。それを聞た子どもたちは「やったー!」と大喜びで、食べる準備を始めました。出来たての古森先生手作りの熱々おしるこを大切にもって「いいにおい!」と、笑顔があふれている子もたくさんいました。「めっちゃおいしい!」とあっという間に食べる子、おいしいからとすこしづつ大切に食べる子、またおわんについたあんこを舐めて、 ピカピカになるまで食べる子など、みんな神様のおもちが入ったおしるこを完食していました。今日食べたおしるこパワーで、みんなと仲良く助け合って過ごし、生活発表会も頑張る!と、とても張り切っている子ども達でした。三葉幼稚園の手作りおしるこパワーが子どもたちにとっていつか心のパワーとして支えになると嬉しいなと思いました。

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2025年1月14日 火曜日

 今日の朝、昨日スキーに行っていた先生が久万高原町で除雪した雪をトラックの荷台いっぱいに積んで持ってきてくれました。山のように積まれた雪に大興奮の子ども達!先日、寒い日にちらほらと降る雪を見たぐらいで積もった雪を初めて見る子も沢山いました。小分けにしてケースに入れて遊んでいる雪を丸めて遊んでいる子を見て古森先生がビニールシートの上に積み上げて雪の山にしてくれました。みんなで大きな雪山を固めると、かまくらを作ろうと色々な大きさのシャベルを使って大きな穴を掘っていきました。

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 もうそろそろかな〜と試しにすみれ組のKくんが座ってみることにしました。そのまま座るとズボンが濡れてしまうと古森先生は、あるものを取りにその場を離れました。持ってきたのは藁の束です。雪の上に敷くと座っても安心!ふわふわの敷物に生まれ変わりました。満足気なKくんの表情がとても可愛かったです。

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 シャベルで削ったり、手で握ったり、雪遊びは別のところでも広がっていました。お皿には様々な大きさの雪だるまが並びました。それを見にきたひよこ組さんがツンツン!と不思議そうに触っていました。

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 時間が経ち、溶けてきた雪はふわふわな雪とは触感も違い、りす組のEちゃんは、なんでふわふわの雪は白いのに溶けてきた雪は透明なのか不思議そうに呟いていました。そして、太陽が出てくると雪の小さな粒に光が反射し、キラキラし始めると丸めた雪を手に持ち、太陽にかざして見ていました。「私もやりたい〜!」と自然に体験の幅が広がる三葉っこは流石です!

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 子ども達にとってとても楽しい冬の1日になりました。今しかできない経験を大切にしたいと思いました。

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