幼稚園の日記(ブログ)

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2024年12月13日 金曜日

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今週の月曜日、年中の部屋の前を古森先生が通りかかりました。嬉しそうに週末にあるお楽しみ会の話を口々にする子ども達に古森先生のいたずら心がむくむくむく…。「そうだよね~楽しみだよね!でも去年のお楽しみ会のことを覚えてる?仮園舎だったからさんさんらんどでお楽しみ会したよね。サンタさんもさんさんらんどに来てくれたんだったよね。あれ?今年も、もしかしてサンタさんがさんさんらんどに来て、だ~れもお友達がいない!って思って病児保育のお友達とぴよぴよのお友達にぜ~んぶプレゼントあげちゃうかもしれない!」と子どもたちに言いました。するとぱんだ組のRくんが「わかった!じゃあ“幼稚園はこっちですよ~こっちに来て下さ~い”って貼っておいたらいいんじゃない?」と見事に古森先生のアタックを打ち返したのです!さすが三葉っ子!!ちょうど火曜日に秀野邸の畑に玉ねぎの観察に行く予定だったので、お出かけついでにさんさんらんどにサンタさんへのお手紙を貼りに行くことにしました。

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それを聞きつけた年長さんたちが、昼食後「ねぇねぇ、年中さんはサンタさんにどんなお手紙書いたの?これ私たちのお手紙なんだけど」と見せに来てくれました。さすが年長さんらしい字や絵で新園舎に来てほしいことや幼稚園への道順のような矢印を描いていました。「じゃぁ、これは私たちが預かって年長さんの分も貼っておくからね!任せてね!」と手紙を預かることにしました。

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翌日の火曜日、それぞれ手紙を持って出発前に古森先生のところに行くと「わ~これは素敵!きっとサンタさんもお空から見てくれるよ。さんさんらんどにいる病児保育の吉本先生達に十分お願いしてらっしゃい。きっとみんなのお手紙を守ってくれるからね。」と教えてくれました。秀野邸に行く前にさんさんらんどに急遽行きました。突然来た子どもたちに吉本先生は驚きながらも子どもたちが「サンタさんがこっちに来たら“幼稚園の方に行って!”って言ってね!!」と必死に訴えるものですから「うん、うん。わかったよ。間違えてきたらアッチアッチ!(英語風に)カモンカモンってバイクで誘導するね」と丁寧に一人ひとりの話に耳を傾けてくれました。手紙を貼るときも子どもたちと一緒に貼ってくれて、さんさんらんどは風が強いにも関わらず今もぴったり張り付いているのは子どもたちの思いを大切に守ってくれている吉本先生達のおかげなのです。サンタさんが空から見える場所を探して、塔のてっぺんに貼ったり、濡れないようにしたりとみんな思い思いの場所に手紙を貼っていました。年長さんのお手紙の矢印の向きを幼稚園の方に向けるために逆さまに貼ろうとしていたけれど、オブジェの裏側に貼ればいいと思いついたRくんや、汽車ぽっぽのえんとつ近くに空の方に向けて貼ったらいいとアイデアを出す子もいました。りす組の普段とっても賢いけれどシャイなSくんは、「風が強いから飛んでいくかもしれない…」と不安に思い、「サンタさんのためなら!」と、ここぞとばかりにお友達が矢継ぎ早に話しかける吉本先生の元へ行き、「たえこ先生、剥がれたらまた貼っといてね!」と大きな声でお願いしていました。そんなエピソードを聞いた年少さんたちも幼稚園のあちらこちらに「ここですよ!」のお手紙を書いて貼りました。今年のお楽しみ会はこんなことをして大人も子どもも遊びながらみんな心待ちにしていたのです。

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サンタさんは夜にしか来ないから…ということで今日はお部屋もホールもカーテンを締めて、カーテンの無いガラス窓には布や紙を貼って、どこもかしこもほんのり光が差し込むほどの薄暗さです。夜の準備をしていると、なぜか子どもたちは肩をすくめてひそひそ声で話し始めました。小さな声で「先生、真っ暗やね。楽しい真っ暗だ。」とつぶやきました。暗い中でも子どもたちの目はキラキラ輝いていたのが印象的でした。

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ホールに上がるとお楽しみ会の始まりです。寒かったらいけない、と古森先生達が出してくれたストーブやマットのおかげでホール全体があたたかい空気でした。

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まずは古森先生のお話。古森先生が「今朝ね、古森先生のマンションのベランダから遠くのお空が見えたんだけど、お山があってね、ねずみ色の雲が見えたの。その上に、白い雲があって、そのまた上にふわふわの綿みたいな真っ白い雲が見えたのよ。」と話すと、あちこちで「サンタさん?」「サンタさんがいる雲や!」とつぶやく声が聞こえました。そして続けて「運動会にこにこ頑張ったお友達いるかな?『はーい!!』じゃぁ、お外で遊ぶときに仲良しこよしで遊べたお友達は?『はーい!!』お片付けできたお友達は~?『はーい!はーい!!』それじゃぁ逆も聞いてみようかな?何か悪いことをしてしまったお友達はいるかしら…?」と問いかけると、ぱんだ組のMちゃんがおずおずと手を小さく挙げました。「お掃除ちゃんとしなかった時がある。」とぽつりつぶやくMちゃん(いつも一生懸命お掃除してくれるとってもよいこです)に古森先生が「あら、そうだったの?でもMちゃんは正直に言えたから大丈夫だよ。素直で正直なことはいいことなんだよ。」と教えてくれました。Mちゃんもほっとしたように笑いました。

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「お・た・の・し・み・か・い!!はじまりはじまり~!!」の掛け声で先生たちの出し物が始まりました。まずは、ハンドベルの演奏、“ハンド”で持ってる“ベル”でハンドベル。きれいな音色のハンドベルで「きよしこの夜」を演奏してくれました。静かなメロディーに耳を澄ませてしんとした様子で聞いていました。一度幕が閉まったと思ったらアンパンマンの名犬チーズがキャンディーを持って出てきました。その後ろからドキンちゃんとバイキンマンが出て来てチーズに意地悪をし始めました。ドキンちゃんとバイキンマンは三葉幼稚園のお友達にも意地悪をしています。食パンマンもカレーパンマンも大暴れのバイキンマンとドキンちゃんには太刀打ちできません。

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その間も子どもたちは「だめ~!!こらー!!きゃー!!」と大歓声!やりがいのある良いお客さんです。最後にアンパンマンが出てきたものの、ドキンちゃんは強いです。ドキンちゃんに水をかけられて力が出ないアンパンマン…そこへジャムおじさんとバタコさんが来てくれて新しい顔を取り換えてくれてアンパンマンは力を取りもどし、バイキンマンとドキンちゃんをやっつけました。そうしてみんな仲直りの演奏です。楽器紹介をしてアンパンマンメドレーの合奏をしました。プレ年少さんや急遽参加が決まったれもん組さんから年長さんまで、み~んな知っているアンパンマンの曲で子ども達が大合唱してくれました。

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次は、先生たちの劇です。「サンタさんからきた手紙」は、ねずみの郵便屋さんが雪にすべって手紙を落としてしまい、その中の一通が濡れて宛名が読めなくなってしまったところから始まります。しょんぼりしながら他のお手紙を届けるねずみさんを心配して森の仲間たちが一緒に宛先を考えてくれました。

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仲間のおかげで、サンタさんからねずみさんに宛てた手紙だとわかり、中をあけると、一緒にプレゼントを配ってほしいというお願いのお手紙が入っていました。劇の途中で子どもたちからの合いの手が入ります。そんな参加型の劇に夢中になって見入っていました。

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劇の終わりで古森先生がみんなにおやすみなさいの声をかけてくれました。サンタさんは子どもたちが寝ている夜にしか来れないこと、ということでホールの電気も真っ暗。目をつむって静かにしていると、シャンシャンシャン…と鈴の音が聞こえてきました。だんだん鈴の音が近づいてきます。シャン、シャン、シャン…とゆっくりになったと思うと、ゴトン、ゴトンとブーツの足音がしました。目をあけるとステージにふわふわの真っ白い髪、髭、大きなおなかの真っ赤なお洋服を着たサンタさんが立っていました!

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目も口もまんまるにしてサンタさんを見る様子はまるで夢のような世界でした。

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サンタさんへの質問を年長の4人のお兄ちゃんお姉ちゃんがしました。サンタさんを前にちょっぴり緊張しながらも嬉しくてたまらない様子で質問しました。英語で「Merry Christmas!」とサンタさんに言われて咄嗟に「メリークリスマス!」と言い返すことができました。さすがです。

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サンタさんが、さんさんらんどの上を通ったときにみんなが描いてくれた矢印やたくさんのお手紙を目印にして幼稚園まで来れたこと、みんなが準備してくれたことが本当にうれしい、ありがとう、と言っていると通訳のピーター先生が教えてくれました。その瞬間、合奏の時のまま、ステージ上のピアノにいた私に向かってぱんだ組のRくんが親指を立てて「よかったね!」と言わんばかりの笑顔でグッドのサインを送ってくれました。なんだかその瞬間あまりのかわいさに涙が出そうになりました。子ども達が純粋に信じているサンタさんの世界を大事にしたい古森先生と教師たちが一生懸命作り上げる夢の世界です。

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「おやすみなさい」、でサンタさんを見送って、鈴の音が遠ざかるのを聞いた後は、それぞれお部屋に帰って待ちに待ったプレゼント探しです。今年は自分たちでプレゼントを入れる袋を作ったので“絶対にそれに入っている!”と信じる子ども達。いやいや、ふふふ…と思いながら部屋のドアを開けると、袋はぺっちゃんこ。「え!」と衝撃的な顔をする子、「おれ、さっきトイレ行きなさいって言われたときにおしっこせんかったんよ!」と泣きそうな顔で訴える子、残念そうな表情を見せる子が多い中「あ!ここにあるよ!!」とサンタさんのプレゼントの入った大きな白い袋を見つけた子が声をあげました。リボンをといて、中をあけると、あれれ?ゴミ袋・・・?英語のお手紙が入っていてそこには「あなたの素敵な幸せいっぱいの魂が詰まったバッグ(袋)を受け取りました。空に送ってくれてありがとう。サンタクロースより」と書いていました。

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11月13日のブログにも書いたのですが、年長と年中でさんさんらんどにミニ遠足に行った時にゴミ袋の風船遊びをしました。ぴゅうっと強い風が吹いて一瞬で風船が空高く舞い上がり、遂に風船は戻ってこなかったのです。

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その手紙を読むと「ハッ」とその光景が蘇ったようで目がきらっと輝きました。子ども達が実際に見た現実と夢のようなサンタさんの世界がつながって子どもたちの感激もひとしおです。

風船を飛ばしてしまったYくんはニコニコが止まりません!年長のKちゃんやMちゃんは、「これって本当にすごいことじゃない?風船が外国まで飛んで空まで登ってサンタさんがキャッチしたってこと?キャッチなのかな?マジックパウダーで取ったのかな?すごいすごい!」と興奮気味に話していました。

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プレゼントを受け取った子どもたちが次々とテラスに出て来て空に向かってありがとうを伝えていました。どの子も本気でサンタさんが空にいると信じています。どの子の表情を見てもかわいくてかわいくて、それを見ているだけで心があたたかく、幸せな気持ちになりました。

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今日、私たちは朝から“子どもの夢の世界を絶対に壊してはいけない”という緊張感をもっていましたが、あの子どもたちの顔を見るとそれが全部飛んでいく気がしました。子ども達のために全力で頑張る三葉幼稚園、子どもも大人もみんな幸せな一日でした。

2024年12月12日 木曜日

園庭で,年中児が鉄棒で逆上がりをしていたので行ってみると、一番高い鉄棒にいたひつじ組のSちゃんが「先生見てて」と言って、クルンと上手にまわっていました。「Sちゃん上手にまわれるんやね」と声をかけると、そばで見ていたYちゃんは「私もできるんよ!」と前まわりをして見せてくれました。また、Kちゃんは「まだ出来んけどみてて!」と逆上がりを見せてくれました。しばらくすると、Hちゃんが鉄棒の近くに来たのですが何やら表情が優れないので「どうしたの?鉄棒する?」と声をかけると、「鉄棒したいけどまわれんのよ・・・」と言いました。「何度も練習してたらすぐにできるようになるよ」とはげますと「じゃあしてみる」とちょっぴり笑顔になり練習をし始めました。Hちゃんの練習を見ていたKちゃんが「もっと足を早くあげたらいいんよ!」と声をかけるとHちゃんは、教えてもらったように試してみましたがうまくいきません。「全然できんやん」と言うと「違う!もっとびゅんって足をするんよ!!」と力のこもった声をかけてもらいました。すると、足を早く上げることを意識して練習をし始め、だんだんとコツをつかみついにクルンと廻れるようになっていました。「すごーい!逆上がりできるようになったやん!!」と声をかけるとちょっぴり恥ずかしそうにしながら「できた」と喜んでいました。

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たんぽぽ青組は、昨日クリスマスの袋作りをしてたり、部屋やホールに飾る絵や輪飾りを作ったりしました。友達が輪飾りを作っている様子を見ていたAくんが「先生、Aちゃんも一緒にする」と言ってきたので作り方を教えると、「のりをちょんちょん。トンネル入ってクルン」と教師がAくんに教えたように歌いリズムに合わせて繰り返し言いながら輪飾りを作っていきました。後から来た友達にも「のりはちょんちょんよー。のりいっぱいはだめよー」と教えていました。

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絵や輪飾りを作り終え、ホールに飾りつけに行き、3階の廊下に上がると窓にカーテンがしてあり暗くなっていました。子どもたちは「まっくらー」「こわいね」などと初めは言っていたのですが、カーテンに飾りつけられていた靴下を見つけたYくんが駆け寄り中を覗き、手を入れて「プレゼントないよー」と言うと子どもたちは、靴下を叩いて確認したり他の靴下の中を覗いたりしていました。ホールに入ると、他の子どもたちが作った飾りが付けてあるのを見て「わー綺麗」と目を輝かせて見ていました。入口の正面にサンタクロースが飾ってあることに気がついた子どもたちは「サンタさーん」と駆け寄って見ていました。自分で描いた絵をカーテンに貼り終えるとNちゃんが「とってもきれいになったね先生。明日楽しみだね!」と明日のお楽しみ会を楽しみにしていました。

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2024年12月11日 水曜日

 お楽しみ会に向けて戸外の環境や室内の壁面づくりなど着々と準備を進めているところですが、園全体の雰囲気もクリスマスモードになってきています。戸外でも子どもたちが元気よく遊んでいる姿を、サンタさんとトナカイの人形たちが優しく見守ってくれています。

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登園してきた子どもたちは、ひとしきり戸外で遊ぶとお部屋に戻り、今度はどんな楽しいことがあるのかと教師のの話に耳を傾けます。

「お楽しみ会にサンタさんが来てくれると思うんだけどプレゼントを入れる袋がないね〜!どうしようか〜!」すると子どもたちから「作るー!」「作りたい!!」と即座に答えが返ってきました。「サンタさんも皆が袋を作ってくれたら“よかった〜”と喜ぶと思うよ。作ろう作ろう!!」その教師の励ましのひと声に子どもたちもノリノリです。

たんぽぽ組、年少組はあらかじめ教師が作っておいた袋に各自自由に飾り付けをしました。折り紙を折ったり、シールを貼ったり、絵を描いたり、其々クラスカラーが出ておりどれも可愛らしい袋になりました。

年少児は自分のハサミを使って上手に切り貼りする姿もみられました。

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年中、年長組は袋作りから始まりました。袋の折り方を教わると、どの子もとても上手に作ることができていました。年中組ともなると、絵も細かくなり、ハサミの使い方も上手なので、個性豊かな、とても素敵な袋が出来ていました。また袋とは別に、サンタの帽子をお面にしたり、廃材でサンタを作ったものを頭に付けたりして面白いグッズを作る子たちもいました。

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各クラス、お楽しみ会に向け、お部屋の飾り付けやプレゼント袋を作ることで期待も高まってきています。

どうかサンタさん!子どもたちのプレゼントを忘れずに持って来て下さいね。楽しみに待っています!

ひまわり組のSちゃんは、今日の自分の誕生日を楽しみに登園して来ました。「帰ったら、ユニコーンのケーキを買いに行くよ。」と嬉しそうに教えてくれました。教師に勲章を付けてもらうと喜んで戸外へ出たᏚちゃん、勲章の威力は絶大で、学年を問わず沢山の子どもたちや教師に「おめでとう!!」と言ってもらい、今日はいつにも増して人気者でした。そして今日は水曜日!お弁当日です。昼食の時間、Ꮪちゃんはドキドキしながらお弁当箱のフタを開けるとびっくり!とても素敵なHAPPY BIRTHDAY弁当でした。嬉しくて嬉しくてみんなの愛情に包まれて笑顔いっぱい幸せいっぱいのᏚちゃん!Ꮪちゃんにとって忘れられない4歳のお誕生日となりました。

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2024年12月10日 火曜日

今日も園庭では、子どもたちが寒さに負けず、元気いっぱい遊んでいました。ままごとのコーナーでは、年長さんたちが楽しそうに野菜を切っていました。野菜をたくさん切っていたので、「何を作っているの?」と聞いてみると、「うさぎのつきちゃんにあげるご飯を切ってるの!」「つきちゃんは、かぼちゃが好きなんだよ〜!」と口々に話してくれました。そして何個か切ると、嬉しそうにうさぎ小屋に走っていって、「つきちゃん、食べていいよ〜!」とあげていました。

 

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また、ままごとコーナーにいた年中さんは、野菜を切って組み合わせて自分がイメージした物を表現して遊んでいました。ひつじ組のKちゃんは細く大根を切って、「お母さんを作ってみようかな?」と言って、作り始めました。顔と手足を大根で作ると、「次は洋服を作りたい!」と言って、持ってきたかぼちゃを扇型に切っていきました。すると、それがオレンジ色のかわいいワンピースに見えてきました。Kちゃんは、もう1つ同じような物を作ってお皿に2つを並べて、「こっちがお母さんで、これが私なの。2人でお出かけしているところだよ。」と嬉しそうに話してくれました。

 

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たんぽぽ赤組では、お楽しみ会に向けて部屋の飾りを作ったり、アルバム整理をしたりしました。アルバム整理では、絵を描いたり、折り紙を貼ったりして、一人ひとり違うかわいいアルバムができていました。また飾りでは、輪飾りをみんなで作りました。のりの使い方も上手になってきていて、作り方が分からなくなって困っている友達がいると、作れる子が優しく「こうするんだよ!」と教え合いながら、なが〜い輪飾りを作ることができました。普段の何気ない遊びや活動の中で、子どもたちの成長を感じる機会が多くなってきています。「自分たちでやりたい!」という気持ちを大切に、関わっていきたいと思います。

 

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2024年12月9日 月曜日

今日は火災を想定した避難訓練があり、松山西消防署から3名の消防士さんが消防自動車(化学車)で来て下さり、避難の様子を見た後、火災時の避難について説明をして頂きました。今年度も何度か避難訓練はしていたので、非常ベルが鳴った後、静かに放送を聞き、泣いたり慌てたりする事なく落ち着いて避難することが出来ました。しかし、年長児~年少児が同じ場所に集まったことで混雑した場面があり、他の階段を使うなど臨機応変に即座に対応していかなければいけなかったという反省も見られました。

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また、火災という事で少しでも園舎から離れた場所に避難し、煙を避けるように反対を向いて話を聞くなど誘導する私達教師にとっても学ぶべき事が多々ありました。消防士さんから避難する際に気を付ける事で「おかしも、お(押さない)、か(駆けない)し(喋らない)も(戻らない)」の話をして頂き、安全に素早く避難することの大切さを学びました。年長さんからの「幼稚園に来ている時、他の場所でも火事があったらどうするんですか?」「なぜ消防士になろうと思ったんですか?」などの質問や普段は間近で見る事のできない消防自動車の付属品を見て「あれは何ですか~?」「どうやって使うんですか?」という問いにも丁寧に答えて下さった消防士の皆様、本当にお世話になりました。古森先生からは子ども達がイメージしやすいように先週の焼き芋を例にあげ、火を扱う危険性について話して頂きました。これから寒くなり暖房を使用する際も十分気を付けていかなければいけない事を改めて感じると共にこれを機にご家庭でも子ども達と話して頂ければと思いました。

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先週、保育園のひよこ組さんがお楽しみ会をしましたが、今週はいよいよ幼稚園でもお楽しみ会があります。12月に入ってイルミネーションが輝き、室内でも至る所にツリーやリース、サンタさんやトナカイの人形が期待を高めさせてくれています。ちゅうりっぷ組でも、みんなで飾りつけしようと輪飾りを作り始めました。家から作って持って来てくれたIちゃん、Tちゃん、U君がみんなに作り方を教えてくれながら僕も私もと、みんなが作り始めると「15個も作った」「こんなに長いよ」と長さを比べたり「違う色だけで作った」とこだわったりして輪飾り作りが盛り上がっていました。のりの付け方や輪っかに通しながら繋げて根気強く集中して作る姿に成長を感じました。いつも本当に賑やかで元気いっぱいのちゅうりっぷ組ですが、みんなで顔を寄せ合いながら真剣に作る姿が微笑ましかったです。明日はそれぞれが作った輪飾りを長く繋いでみたいと思います。みんなで一つの事に取り組んだり、助け合ったりしながら仲間意識が高まるよう励まし見守っていきたいと思います。

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2024年12月7日 土曜日

もも組では、12月から新しい友達が増え、今まで以上に賑やかになりました。もも組の子ども達は、最近いろいろな事が分かり始め、自分より小さいお友達が分かるようになりました。まだまだトラブルはありますが、自分の持っている物を貸してあげたり、泣いている子がいると顔を覗き込んで見たり、頭をよしよししてあげたり、驚かされる事がたくさんあります。又、友達と取り合いをしていると思うと、次の瞬間にはもう仲良く声を出して笑いながら遊んでいます。大人には分からない子どもの世界に毎日とっても楽しくなります。そんなもも組の子ども達は、片付けがとても上手になりました。時間はかかりますが、1つずつ遠くのおもちゃを運んで来て手渡してくれます。落ちているおもちゃを一生懸命探している姿は、すっかり小さなお兄さん、お姉さんです。毎日いろんな発見があり、笑いが絶えないもも組です。

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12月6日に保育園のお楽しみ会がありました。もも組の子ども達へ「行くよ〜」と声を掛けるとすぐに嬉しそうに後ろを付いて来たので、階段大丈夫かな?と振り返って見ると、子ども達はハイハイで楽しそうに登っていました。そして、会議室へ行くと、何が始まるんだろう?とキョロキョロソワソワしていました。最初にみんなが大好きな「からだダンダン」を踊りました。音楽が始まると体が勝手に動く様で、大喜びで踊っていました。保育教諭が手遊びをしていると、年長さんのちびっこサンタが来てくれました。子ども達はちびっこサンタを見てマネをして楽しんでいました。そして、ちびっこサンタの出し物になると、たくさんのサンタさんが次々出て来ると、泣いていた子もピタッとやめてちびっこサンタにくぎ付けになっていました。とっても可愛い「赤鼻のトナカイ」と「アンパンマン」の手遊びは、途中で子ども達に鈴を持たせてもらい、たくさん鳴らしてみんなで楽しんでいました。体を揺らしたり、手を叩いたりしてみんな自分なりの楽しみ方でノリノリでした。とっても可愛いちびっこサンタに子ども達は大喜びでした。最後に「ありがとう‼︎」とちびっこサンタに手を振ってバイバイをしました。保育教諭の出し物は「3びきの子ぶた」のペープサートをしました。実は前日までただ絵を描いた物を動かしていただけだったのですが、古森先生に「わら、木は幼稚園にあるよ。子ども達が分かるには本物の素材を見せてあげたらいいよ。それが三葉っ子の第一歩だよ。」とアドバイスしていただき、何なら「子ども達と一緒に作ってみてもいいよ。」と言っていただきました。「三葉っ子の第一歩」本物に触ってみる事はとても大事だと感じました。そして本番‼︎少し不安だったのですが、子ども達はオオカミが出てくると「だめ!」もも組の子ども達は「めっ!」と言いながら参加しながら楽しく見ていました。木の家と磁石ブロックの家は子ども達も一緒に参加する事にしました。どうなるかな?と思っていましたが、たくさんの子が僕が!私が!と次々と出て来てくれました。木も上手にペタペタ?トントン?くっ付けてくれて、上手な木のお家が完成しました。オオカミに飛ばされてしまうと「あーあ。」と少し残念そうな子ども達でしたが、次の磁石ブロックの家ではまたたくさんの子ども達が出て来てくれて一緒に作りました。磁石ブロックの家は飛ばされないと「やったー!」と大喜びの子ども達。れもん組の子に「だめよ。」「食べないで。」と言われてトボトボお家に帰って行くオオカミに「バイバーイ」と手を振っていた子ども達でした。初めて子ども達が参加して、素材に触れながらしたのですが、子ども達は大喜びでした。これでひよこ組の子ども達は三葉っ子への第一歩を経験できました。本物に触れる事の大切さを感じる事が出来、私達も子ども達と一緒に成長出来たのかなと感じます。最後に古森先生が、サンタさんの人形にプレゼントを持たせてくれて、「お利口さんにしていた子にはサンタさんがプレゼント持って来てくれたんだって!」と子ども達に言ってくれると、子ども達の目がキラキラ輝き始めました。「いい子にしてた人〜?」と言うと元気に「は〜い!!」とたくさんの手が上がりました。ドキドキワクワクのお楽しみ会でしたが、子ども達の笑顔いっぱいの会になりました。“サンタさん“が分からない子もたくさんいるのですが、今日の事で少しは分かる様になって夢が大きくなるといいなと思いました。

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2024年12月6日 金曜日

昨日の焼き芋が本当に楽しかったようで、子どもたちは登園するなり焼き芋の話をたくさんしていました。「お母さんにも話したんよ」「また新聞もらってきたよ!」と次回の焼き芋も楽しみにしている様子がうかがえました。

今朝はとても寒く、厚着の子が増えてきましたが、中にはポロシャツ1枚で園庭で遊んでいる子もいました。寒くないか尋ねると、「ぜーんぜん寒くない!寒くなっても走ればいいんよ!」とへっちゃらで、さすが子どもは風の子だなあと思いました。そして腕まくりをして「見て見て〜」と言ってフラフープをしていた年中の女の子たちは、腰を振って器用に回して寒さなどまるで感じていない様でした。フラフープを回しながら移動する子もいて、年少児と1歳違うだけで出来ることがたくさん増えていることに驚きました。

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さらに、園庭のまんなかにはサッカーコートがあり、そこでも年中さんたちが盛り上がっていました。昨年さんさんらんどの広いコートでお兄ちゃんたちに教えてもらいながらしていた子たちが、自分たちで考えて「こっちこっち!」「次は青チームから!」と言っていて、見ていて嬉しくなりました。

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今日、年少児はどんぐり拾いに近くのお寺の境内にお散歩を兼ねて行きました。最近さんさんらんどに行くことが何度かあったため、歩くのも上手になってきて、間を空けないように歩く姿がありました。お寺に到着すると、「いらっしゃい、待っていたよ」とお寺のおばさんが出てきて下さいました。「いっぱいどんぐりあるからね」と言ってもらうと、子どもたちは目をキラキラさせて拾っていました。自分たちで持って来た廃材に大きなピカピカのどんぐりを入れて「これはお父さんどんぐり、これは赤ちゃんどんぐり!」と大きさを比べたり、廃材に入れてシャカシャカ音を出して楽しんだりしていました。どんぐりの帽子を見つけたSくんは、どんぐりと一緒に卵パックに1つ1つ入れていき、満足そうに見せてくれました。「どんぐりも寒いけん帽子があるんかなあ」と言っていたAちゃんは、どんぐりと帽子をくっつけて大事そうに持って帰っていました。たくさんあったどんぐりも、みんなで拾うとすぐになくなり、お寺の方も嬉しそうに見守って下さっていました。

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昨日の焼き芋に続き、どんぐり1つでも発見することや気付くことがあり、毎日勉強になることがたくさんあります。

残り少ない2学期も、子どもたちとたくさんのことを学び、日々成長していきたいと思っています。