2011年12月20日 火曜日
今週に入って二日目、いよいよ今日は終園式。2学期も終わりです。赤コースの子ども達は登園すると、少しの時間でも遊ぼうと所持品の始末を素早く済ませて、園庭に駆け出していきました。園庭はたちまち元気いっぱいの子ども達でにぎやかになりました。時間を惜しんでサッカーをしたり、縄跳びをしたりして遊んでいました。しかし、今日は持って帰るものがたくさんあるので、早い片付けになりました。赤コースの子ども達は持ち帰る物を一つ一つ教師と一緒に確認しながら、降園準備をしてから終園式に参加しました。
終園式では、まず副園長の話です。その中では、冬休みに向けての生活の仕方や安全な過ごし方について約束をしました。
・早起きをする
・9時には寝る
・一人でお出かけしない
・食べ過ぎない
副園長が約束することを話していると、子ども達は「一人で出かけると車が来る」「怖い人がおる」と口々に言っていました。次になぜ早く寝なければならないのか、と言う話になりました。寝ている間に、人間の脳は働くのだそうです。、昼間たくさん遊んで、たくさん勉強しても、夜寝なければ、昼間学習したことが全部逃げてしまうことを教えてもらい、みんな9時に寝ることを約束しました。
その後、12月の誕生日会をしました。みんなの前に堂々と立って祝ってもらった後は、そのまま前で、歌を歌い、手のひらを太陽にの手話をしました。みんなの前ですることが出来ることがとても嬉しそうな誕生児たちでしたが、人前で恥ずかしがらないで発表するチャンスになったなと思いました。そんな時、舞台の上の年少児のK君が後ろに下がってしまい、他の友達の蔭に隠れてしまいました。それにすぐに気が付いた年中児のK君が、「こっちよ」とさっと自分の横に入れてあげる優しい姿が見られ、とても温かい気持ちになりました。
終園式の後、赤コースの子ども達は間もなく降園時間になりました。青コースの子ども達は降園準備です。ちゅうりっぷ組でも降園準備をしていると、通りかかった副園長が突然「あれ?地震?地震かな!?」と声を掛け、とっさの避難訓練です。突然な出来事に子ども達は大慌て!!椅子につけてある防災頭巾を被ろうとしますが、なかなか上手くいきません。そうなのです。地震は時間も状況も選んでくれないのです。とっさの時に動ける子を育てなければならない。自分の命を自分で守らなければならないときもあるのです。いつでも出来る訓練を重ね、とっさにできるようにしていきたいと思いました。昨日お土産で持ち帰ったおもちの話がいろいろなクラスで出たようで、きな粉もちをつけて食べた子、砂糖しょうゆをつけて食べた子など、おうちで美味しく食べたそうです、1月の月刊絵本にはおもちの話が載っていて、昨日おもちつきをした子ども達は関心を持って見ていました。実体験とつながり、興味を持ってお正月のおもちや行事に触れることが出来ることでしょう。
お休みの間、楽しかったことやしたことを、今日渡したお絵描き帳に描くと言う約束もしました。気軽にいつでも描きたいときに書いてみましょう。
皆様どうぞ、良いお年を迎えください。