2011年12月7日 水曜日
今日はJAFの「ドレミぐるーぷ」の方が来て下さって、交通安全コンサートを開いてくださいました。子どもたちは普段、幼稚園では目にすることのない楽器を見ることが出来て大興奮!!
バイオリン、フルート、ピアノの音色に引き込まれて身体を揺らしながら聴いている子、手拍子をする子、子どもたちの様々な姿を見ることが出来ました。そんな中でも、在園児に混ざって一緒に見ていた保育所「ぴよぴよ」の子どもたちは、楽器の音、お姉さんの歌声が聞こえるたびに反応していました。
「音楽は0歳児から」と副園長が話をしてくれ、今日の子どもたちの反応を見て、本当に心にスーッと入って心を落ち着かせてくれるものなんだなと感じるよい機会になりました。途中、交通安全の話になるとさっきまで元気よく歌って盛り上がっていた子どもたちが、シーンとなり、真剣に話を聞いたり、イントロを聞いただけですぐに歌を歌い始めたりして反応の良さに驚きました。子どもたちは、日々過ごしているうちに、しっかりと人の話を聞くという習慣が身についていることが分かり、嬉しく思いました。
コンサートが終わり、保育室へ戻ると「山の音楽家歌いたい!!」と子どもたちが口ずさみ始めたので「どうしてかな?」と考えていると「バイオリンとフルートは同じのやったね」と言うのです。今日、バイオリンとフルートという楽器の名前を聞いて、今までに歌ったことのある「山の音楽家」の歌に出てきた楽器であることに気付いていたのでした。実際に見て聞いた楽器が歌に出てくる楽器と結びつき、はっきりイメージすることが出来た子どもたちは、楽器の音色や弾き方も真似しながら歌っていました。お昼の放送で流れたクリスマスソングを聴いて「あっ!フルートの音に似とる!」と気付く年少児に、こんなに色々なことに関心を持って耳を傾けて聞き分けることが出来るのかと驚きました。
ひまわり組では、昼食後に音楽隊ができ、カスタネットを使っての「幸せなら手たたこう」の演奏が始まりました。自分たちで、歌を歌う人とカスタネットを叩く人に分かれて整列すると、「さんはいっ!!」と息を揃えて合奏します。リズムよくカスタネットをたたいてとても満足そうな姿を見て、子どもたちの成長、気付きの邪魔をしないように私たち教師も気付きを大切にしていきたいなと思いました。
先週から始まった焼き芋は今日でおしまいです。今年最後の焼き芋をみんなでしっかり味わいながら頂きました。