2011年11月25日 金曜日
今日は午前保育で短い保育時間をどのように使っていくか昨日から教師達は半日の流れを話合っていました。せっかく昨日サニーマートでお買い物をする貴重な経験をした子ども達にお店屋さんごっこを園内でも楽しめるようにしていきたかったのです。
ところが廃材の箱やテープ、はさみ、様々な材料を用意しただけで準備できたと思い込み肝心なことを見逃していました。 年少や年中児がここ2,3日続けてきたお店やさんとは違って年長ならではのお店作りに必要な空間や道具、物がそろっていませんでした。
そして副園長は子ども達が話し合った後、座って落ち着いて作れるように場所を広げたり教師自らが働きかけて興味を引き出すようにその場で服を作って見せてくれたりしました。すると子ども達の方から「こんなお店にしたい」「これを売りたい」という声が出てきて年長全クラスの子ども達が入り混じりながら個々の活動ができるようになっていきました。 くま組のYちゃんが作ったレジスターは昨日サニーマートで見たそのままを真似たり買い物に必要なお金はキャッシュコーナーから出そう!、そうだ、銀行を作ろう!!と言う案も出たりしました。
お互いの思いが違って上手く進まないこともあったのですがそこは年長さん、これからどう解決していくのか・・・その過程を見守っていくのが楽しみです。
さて年長児よりひと足先に年中、年少児達は片付けて作品の展示を見てまわりました。自分達の絵や作品がどこに飾ってあるか確かめて当日お家の人に教えてあげようという目的と他の学年の作品はどんなのが出来たのか知りたいということでした。
それぞれクラスで全部の展示を見て回ろうとしましたが、どうしても立ち止まってそこから動かなくなってしまうことがたびたびありました。それはやはり年長児の作品でした。 当日のお楽しみということであまり詳しく書けませんが、その細かい観察力と作り込でいった集中力そういったことが小さい子ども達にも分かるのか「すごい!!、これすごい!!」の連続でした。年長児への「あこがれ」「尊敬」そして自分も・・という意欲へのつながりが三葉っ子たちお互いが刺激し合って育っていく良い環境なのだと思いました。
そして今日は帰る前にフリースクールで作った干し芋「ひがしやま」を皆でたべました。日がたって固くなり過ぎてしまったのでレンジで少し熱を加えると噛めば噛むほど甘いお芋を味わうことができました。