2011年11月17日 木曜日
登園して来ると年少児達が先日植えたチューリップに向かって「おはよう」と元気よく挨拶をしていました。昨日、子ども達にチューリップはみんなの声が聞こえて、声をかけてもらうと嬉しくなって早く大きくなろう、きれいなお花を咲かせようって頑張るんだってという話をしていたので、よく覚えていて挨拶をしていたのでした。年中組の教師に、「チューリップさん声が聞こえるんよ。」「お水いっぱいあげたらいかんのよ。」「みんなが年中さんになったら咲くんよ。」と嬉しそうに話す姿がとてもかわいらしくて思わず笑ってしまいました。
そして、今日は人形劇の日でした。岡山から劇団バクのお兄さんやお姉さんが今年も来てくださったのです。子ども達はとても楽しみにしていて昨日は「花さかじいさん」の話をお家の人に素話で聞いていた子もおり、期待が更に高まっていました。私達教師も昨日の職員会で花さかじいさんがどんなストーリーだったかを話していましたが、知っているつもりが意外と細かいところがあやふやで私自身もとても楽しみにしていました。
人形劇が始まる前の手遊びでは、劇団バクのムラッチさんが盛り上げてくださり子ども達は一瞬で引き込まれていきました。子ども達も内容に入り込んで見ており、場面が変わるごとに拍手をしたり、「すごい」「かわいそう」など色々なところで反応していました。園児の座席の横に放送設備があり、担当の方が操作されていました。ライトがチカチカする時には、そこで機械を上げ下げしている様子が見え、いつもは見ることができないこんなところにも興味を持って見ていました。放送の方も子ども達の反応を振り返ってにこにこと見てくださっていました。
お部屋に帰っても子ども達は興奮状態でそれぞれ色々な感想を話してくれました。お話の中から、「良い考えができる人は良いことが返ってくること、良くないことを考えている人は良くないことが起こること」を教わりました。
お部屋に帰ると子ども達はお手紙を書いたりプレゼントの首飾りを作ったりして様々な方法で感謝の気持ちを示そうと楽しそうに活動していました。すみれ組の子ども達も友達と「イヌがかわいかったね」「桜がきれいに咲いたよね」と色んな場面を思い出しながら寄せ書きを描いていました。子ども達は「ありがとう」「また来てね」と自分の気持ちを伝えながらプレゼントを手渡していました。昼食もとらないで人形劇の片付けの後、子ども達の相手をしてくださり、ありがとうございました。