2011年10月25日 火曜日
先週さつまいも掘りに行った高木農園で採って来た数珠玉をテラスに出していると、年長・年中児が「やりたい!!」とやって来ました。それを見て年少児も「何するん?」と言って集まって来ました。数珠玉をしたことのある年長児達は、自分でどんどん針金に通していきました。いつもは「できん。やって!」と言うAちゃんも、針金を真っ直ぐに伸ばし、数珠玉の芯を引っぱって抜くと「できるよ!」と言って時間をかけてやっと1個通すことができました。夢中になって通しているとどんどん口がとがっていく姿に何ともかわいらしく見とれてしまいました。根気強く続けてネックレスにすると嬉しそうに友達と見せ合っていました。
一方桜の木を見ると年中児が集まって木登りをしていました。上の方まで登れるようになっている子も多く、驚きました。ふと足元を見ると、ビックボスから桜の木の根元まで落ち葉を2本の線のように並べて道ができていて、その中で子ども達が並んで木登りの順番を待っていました。自然の変化の中で気付いた自然物、きれいな落ち葉を集めて遊びに自ら取り入れる姿にさすがだなと感心しました。
また、リレーをしたいとやって来た数人の子ども達とリレーを始めると、いつの間にか他の子達も集まって来て列ができていました。始めは2本のバトンでしていたのですが、長い列になっていたので「3人組になるよ」と伝えると、年少児でもサッと3人組に並び変えることができ驚きました。リレーに加わったひよこ組のBくんは、リレーのバトンをもらう時には右手を腰に当て、左手を伸ばしてまるで年長児のような姿勢で走路で待つ姿に驚かされました。
今日は、こあら保育がありました。こあらさんも自分が好きな遊びを見つけ、在園児と一緒に色々な場所で遊んでいます。数珠玉のコーナーでは「懐かしい」と子どもそっちのけでお母さん方が楽しまれていたり、リレーでもお母さんも一緒に走ってくださったり、また絵の具コーナーではこあらさんも絵を描いたりと思い思いに楽しまれていました。こあら保育では、始めての手作り給食がありました。楽しい雰囲気の中で「いつもは野菜を食べないんですよ」とお母さんが驚くほど残さず食べていました。