2025年3月8日 土曜日
おゆうぎ会が終わり、休み明けの今週、各保育室ではまだまだおゆうぎ会の余韻を楽しむ姿が見られました。みかん組では舞台上にあった草をいくつか置いていると、子ども達が集まってきて草の向こう側に並んで座ったり、「おーい!」と手を振ったりしていました。そこでおゆうぎ会の曲を流すと、元気いっぱい踊ったり手遊びをしたりし始めました。みかん組の曲だけでなく、れもん組・もも組の踊りや歌も完璧!というくらいとっても上手!特にれもん組のリトミック遊びではいろんな動物になりきり、表現の仕方にも個性があってかわいらしいやら、おもしろいやら、楽しませてくれました。
別の日には、朝、保育室のコーナーを草で囲むように置いていると、Hちゃんがコーナーのベンチ上に立ち、手を振り上げたり足をドンドンしたり、どうやら「にこちゃんたいそう」をしている様子。頭の中では曲が流れていたのかな?ベンチをステージ代わりにリズム感たっぷりに全身を動かしていました。すると1人、また1人とステージに集まってきたので「にこちゃんたいそう」を流すとますます盛り上がり、保育室の一角が舞台となっていました。
今週は寒さが戻り、天気も悪かったので室内で過ごすことが多い一週間となりました。室内遊びの時はいくつかコーナーを作り子ども達が好きな遊びを選びながら遊ぶことができるようにしています。(ままごとや積木、絵本、ひも通し、ブロックなど)
この日はスポンジ積木をいくつかマットに置いてみました。興味を持った子ども達は取り合いながらなんとなくつなげて、道のようになったので、少し手を加えて危なくないようにしてみました。すると1人が端から上がって歩き始めると、後から他の子ども達も続きます。なんとなくここから上がって、歩いて、最後なジャンプで降りる、いうルールができていきました。押し合いや順番の取り合いなどもありますが、待ったり、思い通りにいかない気持ちをぐっとこらえる様子も見られました。最後は積木を並べ直して、「ばすごっこ」をしました。曲に合わせて「ごーごー!」と言ったり「右にまがっりまっす~♪」でおもいきり転げたり、みんなで楽しい時間になりました。
木曜日は、園庭の隅で古森先生や幼稚園児たちが集まって何やら始まる様子。月齢の高い子だけですがれもん組さんと一緒に見に行きました。そこでは駐車場で収穫されたかぶを切ったり塩もみしたりしていました。「かぶー?」「どこー?」と興味津々のSくん。古森先生が「ひよこさんもどうぞ。」と分けて下さり、みんなで少しずつ頂きました。手を洗うと両手の平を上にして揃え、『はやくちょうだい!』と目で訴えてくる子ども達。ひと口食べると「ん~。」「うまーい。」などと言う子もいたり普段野菜嫌いな子もパクパク。「おいしかったね。」とみんなで『ごちそうさまでした!』をしました。
そして金曜日の「園内さよなら会」(改め「楽しいことを思い出す会パート2!」)をテラスから少し見させてもらいました。お兄さん、お姉さんが盛り上がる様子を見て一緒に身体を動かし、一緒に楽しい雰囲気を味わうことができました。来年度にはみかん組のほとんどの子ども達が進級します。自信を持って進級できるよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。