2025年3月6日 木曜日
今週に入ってから天気が悪くなかなか戸外で遊ぶことができませんでしたが、今日は朝から雨があがり久しぶりに元気な子ども達の声が園庭に響いていました。
昨日はぼたもちをいろいろなクラスの子ども達が一緒に作ったこともあり、戸外で遊ぶ時もいろいろな学年、クラスの子ども達が一緒になって遊んでいる姿が見られました。年中・年長児達は、出会ったお友達とじゃんけんをして負けたら後ろにつながってじゃんけん列車を楽しんでいました。じゃんけんをする度にれるも長くなって園庭に長い列車が出来ていました。
今朝古森先生が駐車場で育てていたカブが大きくなっている事に気が付いて一本抜いて子ども達に見せてくれました。それを見た年中さんは「だいこん!」と答えましたが、年長さんは「カブ!」と答えることが出来ていました。その後年長さんが駐車場に行ってみると、他にも大きくなったカブが何本かあったので抜いて帰ってくれました。戸外でたくさん遊んだ後、みんなが集まり採れたてのカブを使って三葉恒例のクッキングスタートです!
古森先生が手際よく切っていくと子ども達から「わぁー!」と歓声があがります。「ちょっと静かに聞いてみて」と耳をすますと「トントントントン♪」とカブを切るリズミカルな音が聞こえてきます。じゃあ他の先生は?と聞いてみると「トン・・トン・・あれ?」子ども達から笑いが聞こえてきます。さすが料理上手な古森先生です!あっという間にカブを切っていきます。そして、切り終わったカブはお塩とお酢で二種類の味のカブ料理が出来上がりました。
各クラス集まって「いただきまーす!」と一口食べてみるといろいろなところから「あまーい!」「おいしい」という声が聞こえてきました。そして、あまり食べる事のない葉っぱの部分も細く切ってお塩で味付けをしてもらいました。たんぽぽ黄組のS君は普段野菜が苦手であまり食べないのですが、味見で一口もらうとほっぺに手を当てて「おいしい♪」と笑顔になっていました。
青組のT君はカブと分かると「おおきなかぶのお話?」と聞いてきました。絵本のおおきなかぶと実際のカブが同じという事に気が付いたのに驚かされました。「そうだよ。お話に出てきたね」と話をすると子ども達から「うんとこしょ。どっこいしょ」とかけ声も聞こえてきました。
採れたてのお野菜を子ども達の前で調理して作りたてをみんなで分け合って食べる経験はなかなかできません。昨日に続いて今日もおいしい体験が出来てみんな笑顔になりました。採れたての野菜はみずみずしくて甘みもありそれに口にした子ども達は気が付いていて驚きました。もうすぐ卒園を迎える年長さんもきっと自分達で収穫したお野菜をみんなで分け合って食べた経験は忘れることはないだろうと思いました。