幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年10月18日 火曜日

 今日、子ども達を正門で迎えてくれたのは運動会の入場門でした。教師達は、「今日は子ども達とたくさん運動会ごっこをして遊ぼう!」と考えていたので、いつもと同じ位置に入場門を配置したのですが、「せっかく、入場門を通るなら正門の方がいい。」という副園長の思いつきで正門へと移動しました。登園して来た子ども達は上を見上げて「うわぁー!」と歓声をあげていました。また、空は雲1つない秋晴れで、どこまでも澄んだ青空が広がっていました。そして、西の空には青空にポッカリと白い月が浮かんでいました。そんな空の下で子ども達が描いた顔旗が風に揺れていました。子ども達の顔旗を飾るのも副園長の発案です。子ども達に、このさわやかで澄みきった秋の青空に気付かせたいという思いからです。私達教師は、きれいで季節感のある、その時期にしか味わえない様々な自然の感覚を、子ども達に気付かせ、感じさせなければなりません。この日本晴れの青空も気候の良い秋にしか経験できないことの1つなのです。そうしていると年中児のAくんが「先生!葉っぱが浮いとる!」と驚いた様子で駆け寄ってきました。そこに行くと、本当に葉っぱが空中に浮いているのです。しかし、よく見るとそれは糸のようなもので木とつながっていました。それに気付いたBくんが、「これ、ミノムシやろ!」と得意げです。三葉幼稚園の動植物達も秋の訪れを知らせてくれていたのでした。

                   

 今日は戸外にたくさんの子ども達が出て、運動会ごっこを盛んにしていました。年少、年中児のかけっこから始まったのですが、気が付けば年長児も加わり、いつの間にかリレーに変わっていました。年齢に関係なく、みんな必死に園庭を走ります。それに交じって教師達も負けじと参加していました。片付けの前に年少児の「1・2・サラダ」の曲がかかると、たくさんの子ども達が集まって踊りが始まりました。そして、年中児の「にわとりのチャボ」、年長児の「野球拳」と次々に曲が流れました。ひよこ組や年少組の子ども達も、年長の踊りに加わり、肩を揺らしてリズムをとったり大きな声で掛け声を掛けたりして、運動会ごっこは大盛り上がりでした。

      

 また、今日から作品展に向けて絵の具のお絵かきコーナーを作りました。「友達と遊んでいる絵」や「運動会の絵」、「家族で旅行に行った絵」など内容は、体験したことがほとんどです。これから、さつまいも掘りや乗馬、遠足など行事がたくさんあります。子ども達の体験が、どのように描かれるのか今から楽しみです。