2025年2月15日 土曜日
毎日寒い日が続いていますがれもん組の幼児達は外遊びが大好き!外に行くとなるとお片付けもいつもの倍の速さで終わります。この日は外に出るとまっぼっくりをたくさん見つけました。「せんせいみてみて~!まつぼっくりいっぱ~い!」と見せてくれました。Eちゃんは、スマイルハウスのカウンターにうっすら積もった砂の上でまっぼっくりを滑らせると線が描けることに気付き、色んなまっぼっくりで試していました。
又、遊具での遊び方も上手になってきました。ビッグボスでも手助けがなくてもホールドを使って登れるようになった子もいます。手と足の置き場を考えて、だめなら1回戻ってと頭も体も使ってやっと登れると、満足そうな顔でてっぺんからの景色を楽しんでいます。最近一人で登り下りできるようになったAくんが、この日も遊んでいました。「こっちかな、こっちかな」とホールドを持ち替えたり、一歩下がってみたりしながらゆっくり進みます。上に行くにつれ、「あぶない、こわい…」という呟きが多くなってきましたが、いつでも支えられるように下で構えながら励ましていると「がんばる…できる.…」に変わりました。てっぺんに着くとそれはそれは嬉しそうに「せんせいできたよー!!」と教えてくれました。この成功が自信になったようで、時間いっぱい繰り返し登り下りをしていました。
又、ドームに登れるようになった子もいます。登り始めは少し手伝いますが、自分のカでロープを引っぱり、足も使って登れるようになりました。それを見た友達も「やる!」とやってきて次々挑戦者が現れました。「右手でロープ持って、今度は左手を上にして」と手取り足取り伝えていくと、だんだんロープを引いて体を持ち上げるということが分かるようになってきました。足は自然と動くようになり、最後はハイハイで登りきっていました。たくさん身体を動かして遊んだ子ども達、最後は「よーい、どん」でお部屋まで帰り、「おそとたのしかった♪」と満足そうな様子でした。
手先が器用になり、シール貼り遊びでは物足りなくなってきた子のために、紐通し用ストローと毛糸を用意しました。新しいものに興味津々な子ども達はすぐに「それなに?」と集まってきました。「みててね。」と毛糸にストローを2.3個通すと、「やるやる!」と手が伸びてきます。おしゃべりがピタっと止まって、子ども達の目が真剣になりました。スムージー用の太いストローなのですが、2歳の子ども達には少し難かしく、指先に集中していました。通せた!と思ったら今度はストローを持っていた手で出てきた紐を引っぱります。この動作は2歳児の指先では難題です。“ストローはどうするんだ”と言わんばかりの視線、頭の上に?が見えそうなくらい首をかしげている子もいますが、やって見せたり、手を持ったりして何とかここも乗り越えました。ここまでできるようになると、半数の子が自力でできるようになりました。順調に紐を通して「できたよ~」と見せてくれたRちゃんに悲劇が起きました。上下を間違えて見せてしまい。ストローがほとんど抜けてしまったのです…しばらく呆然と見つめていたRちゃん。「どうする?もう1回する?」と聞くと、気を取り直して再チャレンジしていました。さすがに半分くらい通すと「おわりにする。」とやめてしまったので、ブレスレットにすると嬉しそうに着けていました。中には1回見ただけで20cm程の紐にあっという間に通し終える子もいて、驚かされました。今度もう少し紐を長くしようか、ストローを細くしょうか等、得意な子にはもう少し難かしくして楽しめるようにしては?と考え中です。もちろん、今回諦めてしまった子にも“自分でできた”“楽しい”と思えるよう、達成感や満足感が得られるように工夫していきたいと思っています。