2025年1月28日 火曜日
先週の暖かさから一変、昨日からの冬の寒さに今朝、登園してきた子どもからは「さむーい!」「雨と雪がまじっとった!!」という言葉が聞かれました。いつもは登園するとすぐに外遊びに出ていた年長さんが雨天でお部屋遊びをしている所へ「ちゅうりっぷもどうぞ。」とぞう組さんとらいおん組さんのお部屋へ誘ってくれました。年長さんのお部屋で粘土遊びをしたり、一緒にブロックや折り紙遊びなどをして楽しんでいた顔はとても満足そうでした。私が「そろそろ ちゅうりっぷのお部屋に戻ろう」と言っても「嫌だ!!まだ遊びたい!」となかなか戻って来ない子もいましたが、みんな「ありがとう!」とお礼を言う事ができました。年長組と同じフロアのちゅうりっぷ組さん、素敵な時間を過ごすことができて良かったです。
ちゅうりっぷ組のお部屋で粘土遊びや廃材遊びを楽しんでいると♪ピンポンパンポ~ン♪と園内放送が流れてきて「今お外に綿雪が降っています。」と古森先生が知らせて下さいました。その放送を聞いたとたんあんなに楽しそうに遊んでいたのにみんな一斉に窓から外を見始めました。そして、ベランダに出ると寒さも気にせず降っている雪に手を伸ばしていました。そこへ吹き込んできた綿雪が服にくっついたのを見て「うわー、フワフワ!」とつぶやいたり、友達の髪の毛に付いてすぐに溶けたのを見て「キラキラしてる。」と言ったりして大喜びしていました。その数時間後、2階の廊下を通りながら「見て見て―。」と声を掛けて下さった古森先生の視線の先には、テント上に降り積もった雪があり、またまた一斉にベランダに出てひとはしゃぎしていました。そのテントの上に溜った雪を集めようと「長い物!!長いほうき!!」と探していると「ほうき」という言葉に反応したちゅうりっぷ組の子ども達がお部屋にある子ども用の短いほうきやちりとりを持って「とどかん」と言いながら手を伸ばしていました。雪を取ろうとするその必死さがとても微笑ましくついつい笑ってしましました。そんなことをしている内にあっという間に雪は溶けてしましましたが、そこに残った氷がキラキラ輝いてとてもきれいでした。
今日は雨や雪が降ったりやんだり、陽が差したりとコロコロ変わるお天気でしたが、古森先生が何度も気づいて教えて下さった事で色々な自然の変化を体験することができました。松山は比較的温暖でなかなか雪を見る機会がありませんが、自然が与えてくれる少ないチャンスを見逃さないように視野を広く持つよう心掛けていきたいと思います。